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仕事でやらかしたらクビ?失敗したときの対処法や立ち直り方を解説
この記事のまとめ
- 仕事でやらかしたからといって、クビになることはほとんどない
- 電話対応や書類作成のミスなどが、職場でやらかした失敗の例
- 仕事でやらかしたら、速やかに上司に報告し冷静に対処して原因を突き止める
- やらかした原因を分析しておけば、仕事での失敗を減らすことができる
- 対策しても失敗が減らない場合、自分に合う仕事に転職するのも一つの手
仕事で「やらかした!」と思うような失敗をしてしまい、落ち込んだ経験をしたことがある人もいるでしょう。失敗を反省することはもちろん大切ですが、さらに重要なのは気持ちを切り替えて前に進むことです。
このコラムでは、仕事での失敗例と対処法、気持ちを切り替える方法をご紹介しています。また、やらかした経験を成功につなげるコツ、失敗が減らないときの解決策も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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仕事でやらかしたらクビになる?
「仕事でやらかしたらクビになるのでは」と不安になることもあるかもしれませんが、業務でミスをしただけでは職場をクビになることは基本的にありません。ただし、以下の場合はクビになる恐れがあるので、注意して仕事に取り組みましょう。
- ・わざと会社に損害を与える行為をした
- ・懲戒解雇や普通解雇に相当すると判断された
- ・罪を犯した
- ・会社が経営不振になった
なお、上記に該当する場合でも、いきなり仕事を失うことはありません。労働基準法の「第20条」では、従業員を解雇する場合は30日前に解雇予告を行う必要があると定められています。また、解雇予告がない場合は30日分以上の平均賃金を支払う義務があるため、会社から「今日でクビ」と宣言されることはまずないと考えて問題ないでしょう。
普通解雇と懲戒解雇の違い
普通解雇とは、就業規則で定められている解雇条件で、会社によって異なるものの「能力や成績不足」「就業不能」などが該当します。懲戒解雇とは、普通解雇よりも悪質性の高い行為を対象としており、「不正行為」「ハラスメント」「業務命令の無視」などが該当するようです。参照元
e-GOV 法令検索
労働基準法
やらかした!仕事で失敗したエピソード例
ここでは、職場でよくある失敗をまとめました。どのような内容で失敗する人が多いのかを確認し、対策をとる際の参考にしてみてください。
- 【電話対応】
- ・保留ボタンを押し忘れ、相手に知られたくないことを聞かれてしまった
- ・相手の話をよく聞き取れなかった
- ・相手に指定された日時や名前を聞き間違えた
- ・電話を折り返すのを忘れて放置してしまった
- 【書類関連】
- ・誤字脱字に気づかないまま作成した書類を印刷してしまった
- ・重要な書類を間違えてシュレッダーにかけてしまった
- ・会議の日時を間違えて覚えていたため、必要な資料の作成が間に合わなかった
- 【遅刻や欠勤】
- ・社員全員参加の会議の日に寝坊してしまった
- ・取引先から指定された場所を間違えてしまった
- ・取引先との商談の約束を忘れてしまった
- 【パソコン関係】
- ・外出で持ち出したパソコンをカフェに置き去りにしてしまった
- ・お客さまからいただいた重要なデータを誤って削除してしまった
- ・メールを違う相手に送ってしまった
- ・BCCに入れるべき宛先をすべてToに入れてメール送信してしまった
上記以外にも、大事な用事があるタイミングで体調を崩してしまったり、書類上のミスがトラブルにつながったりすることもあるでしょう。
業務で失敗してしまう原因はさまざまですが、ストレスで思うように仕事に集中できない場合や、単純に確認不足でミスを起こしてしまうことなどが考えられます。「失敗した時の対処法とは?ミスが起こりやすい状況と繰り返さないコツを解説」のコラムでは、このほかの仕事で失敗した例を解説しているので、確認してみてください。
仕事でやらかしたあとは気持ちを切り替えることが大切
仕事で失敗したあとすぐに気持ちの切り替えができず、「メンタルが落ち込む…」「仕事に行きたくない…」と思う人もいるでしょう。
職場での最初の失敗を長期間引きずった状態でいると気持ちの回復が遅くなり、さらなる失敗を誘発する可能性も。失敗して落ち込んだ場合も、「反省して次に活かし失敗を減らすこと」を意識すると、失敗に対する見方が異なってくるでしょう。
業務でミスした後は、失敗を嘆くよりも自身の成長へつなげられるかを考えたほうが建設的です。「失敗した」ことを事実としてしっかり受け止め、同じことを繰り返さないための対策を考えましょう。
仕事でやらかして職場に行きたくありません。この気持ちはどのように解消したらいいでしょうか?
失敗は成功の素!改善点を探して成長につなげましょう
本文:誰だって失敗はするもの。そう頭でわかっていても、実際に「やらかした!」ときには、気まずさや自己嫌悪で職場に行きたくなくなりますよね。そんなときに、気持ちを軽くする方法をいくつかご紹介します。
【1】まずは冷静になる
失敗直後は感情が揺れがち。でも、一晩経つと「意外と大ごとではなかった」と思える場合も。まずは深呼吸して、少し時間を置いて考えてみましょう。
【2】失敗を客観的に分析する
「なぜ失敗したのか?」「次にどうすれば防げるか?」を整理することで、落ち込む時間を減らせます。失敗は成長のチャンスです。
【3】自分を責めすぎない
過去は変えられなくても、未来の行動は変えられます。ときには「もう終わったこと」と区切りをつけることも大事。「この失敗をどう生かせば未来が変わるか」を考えてみましょう。
【4】いつも通りに出社する
たとえ気まずくても、普通に出社することが一番の解決策。案外、周囲はあなたが思うほど気にしていないこともあります。
【5】シンプルに謝る
謝るべき相手がいるなら、シンプルに「昨日はすみませんでした」と伝えましょう。
どんなに優秀な人でも、完璧な人はいません。大事なことは、失敗から何を学び、どう次に活かすか。失敗により成長の歩みを止めるのではなく、前に進むきっかけにしましょう!
失敗は悪いことではない
失敗を経験して学ぶことも多くあるため、一概に失敗が悪いこととはいえません。しかし、事前に注意し対策をしておけば、防げるような不要な失敗があるのも事実。失敗することを避けるための努力や工夫は、業務の効率を上げるためにも大切なことといえるでしょう。
自分なりに対策を取っているものの、仕事を始めたばかりでミスが重ねてしまう場合もあるでしょう。年月が経てば仕事にも慣れ、自然と職場でのミスが減る可能性もあります。
失敗が続くようなら休息することも必要
人は、疲労が溜まって調子が悪いときに失敗しやすくなることもあるでしょう。規則正しい生活や適度な休息を取って、体調を管理するのも失敗を防ぐ方法の一つといえます。
仕事のストレスを解消するために「小さな達成感」を意識して行動しましょう
仕事のストレスは避けられないものですが、上手に対処することで心の負担を軽くできます。ポイントは「溜め込まず、適度に発散すること」です。
【1】小さな達成感を意識する
大きな成功を求めるとプレッシャーを感じてしまうため、「今日やるべきことを終えられた」「ミスを減らせた」など、小さくとも達成した経験を積み重ねましょう。成功体験は自信につながります。
【2】考えすぎない習慣をつける
ストレスの多くは「失敗したらどうしよう」という不安から生まれます。考えすぎる前に「まずやってみる」と決めて、行動することを心がけましょう。
【3】休憩をこまめにとる
好きな音楽を聴いたり、深呼吸をしたりとリフレッシュする時間も大切です。「頑張る時間」と「休む時間」のメリハリをつけ、自分の行動を管理しましょう。
【4】仕事以外の楽しみを持つ
趣味や運動、好きな人との会話など、仕事以外の時間を大切にすると気分転換になり、ストレスが軽減されます。ただし、甘いものを食べすぎたり、お酒を飲みすぎたりと、暴飲暴食は避けてくださいね。
ストレスはゼロにはできませんが、向き合い方を変えることで心の負担を減らせます。無理せず、自分に合った方法を見つけましょう。
仕事でやらかした時に取るべき4つの行動
ここでは、仕事でやらかしてしまったときに取るべき行動を解説しています。業務で失敗してしまったとき速やかに行動できるよう、以下をチェックしておきましょう。
仕事でやらかした時に取るべき行動
- 関係各所に「報連相」する
- 失敗を認めて謝る
- 再発防止のための対策をとる
- 失敗を巻き返す活躍
1.関係各所に「報連相」する
「やらかしたかも!」と失敗に気づいたら、できるだけ早く上司に報告することが大切です。
たとえば、大事な忘れ物に気付いた場合、取りに戻ればすぐ解決できることもあるでしょう。しかし、時間がなく取りに戻れない場合は、自分だけで解決しようとするのは避けましょう。失敗を放置してしまうと、時間の経過とともに事態がより悪い方向へと動く可能性もあります。
何か失敗をしてしまった際は、上司に怒られることを避けたい気持ちや逃げたい気持ちから事実を隠したくなる場合もあります。しかし、失敗を隠すことは社会人として責任感がなく、不誠実な行動です。起きたことを自分の責任として受け止め早めに伝えれば、上司も適切な指示ができ被害を最小限に押さえられる可能性があるでしょう。
2.失敗を認めて謝る
失敗によって同僚や上司、取引先といった顧客に迷惑をかけてしまった場合は、すぐに謝罪するように心掛けてください。失敗の内容を具体的に説明し、自分なりの改善策を含めて謝罪するなら、反省の気持ちや誠意が伝わりやすいでしょう。失敗を見つけたらできるだけ早く対応し、各所への謝罪を終えたことも忘れず上司へ報告しましょう。
「失敗は学びの過程」ととらえましょう。そのうえで、3つのポイントを大切にしてください。
【1】感情を切り離して分析する
失敗直後は冷静になれないものです。一度時間を置き、事実だけを整理することで失敗を受け止めやすくなります。
【2】完璧を求めすぎない
誰でも失敗はあるもの。100%の成功を目指すより「次に改善できること」に目を向けましょう。
【3】周囲と共有する
信頼できる人に失敗談を話すことで、アドバイスを送られることも。視点が変わり、前向きにとらえるきっかけになります。
3.再発防止のための対策をとる
状況が落ち着いたら、なぜ失敗が起きたのか原因を突き止めましょう。原因の究明は、失敗の再発を防ぐために大切なことです。また、原因が分からないといった場合、上司に相談することもおすすめ。職場でミスが起きた原因を放置せず、繰り返し失敗するのを避けるために具体的な対処法を見つけましょう。
4.失敗を巻き返す活躍
仕事でやらかしたからといって、就業意欲が低下するのは社会人として適切な行動とはいえません。一度失敗を経験すると「また失敗するかも」と不安になりやすいものですが、失敗を巻き返すつもりでより一層業務に邁進することをおすすめします。
仕事でやらかした経験を成功につなげる方法
ここでは、仕事でやらかした経験を成功につなげる方法を解説しています。失敗したことを放置せず、以下の方法を試して学ぶことができないか考えてみましょう。
仕事でやらかした経験を成功につなげる方法
- 失敗を振り返る
- 改善点を見つける
- 癖をつける
失敗を振り返る
仕事でやらかしてしまったら、失敗した原因を見つけるために失敗を振り返ってみましょう。「なぜ失敗したのか」「失敗の原因はなにか」「同じ失敗を防ぐ対策はあるか」などを考えます。発生からミスの発覚、対処した方法までまとめながら振り返ることが大切です。上司から失敗した原因について指摘があった場合は素直に受け止め、メモを取ることを忘れないようにしましょう。
改善点を見つける
やらかした原因が分かったら、同じミスを繰り返さないよう改善点を考えましょう。
仕事で失敗する原因が、確認不足や注意不足にあることも少なくありません。確認のタイミングや注意不足を改善する方法を工夫することで同じミスを防げる場合もあるでしょう。また、業務内容を理解しないまま対応するのも、ミスが発生する原因になりかねません。ミスを事前に防ぐため、業務内容に不明点があった場合は、再度上司に確認するように心掛けましょう。
癖をつける
改善点が分かったら、ミスをしない方法の癖をつけるよう意識してみましょう。確認不足が原因なら、段階ごとに確認をする、メモを取る、ToDoリストを作るといった習慣を身につけること。注意不足であれば、自分が良くするミスを付箋に書いて貼る、リマインダーを設定するなどの方法が有効です。失敗した教訓を次の行動に活かせれば、成功につなげられるでしょう。
仕事でミスをしてしまい適切に対処したい方は、「仕事でミスが続くときの原因と対処法を紹介!気持ちを切り替える方法を解説」のコラムもチェックしてみてください。
仕事の失敗を克服するためのポイントを教えてください
失敗は成長の機会とポジティブに捉えて向き合いましょう
仕事の失敗は誰もが経験することです。失敗は成長の機会とポジティブに捉えて、向き合う姿勢を持ちましょう。失敗した後の行動が周囲からの評価につながることも多いので、その後の行動を大切にしてください。まずは迷惑をかけてしまった上司や同僚に誠意を込めて謝罪します。また、失敗をフォローするために必要なことがある場合は、積極的に行いましょう。
失敗をして落ち込んでしまったときは、心身のリフレッシュが必要です。落ち込んだ気持ちを引きずると仕事に支障をきたす可能性があるので、十分な休息をとりましょう。仕事から離れて気分転換をして、前向きな気持ちを取り戻すことを優先してください。
前向きな気持ちを取り戻したら、失敗したときの状況を冷静に振り返り、失敗の原因を具体的に分析しましょう。「何が問題だったのか」「どうすれば防げたのか」を考えて、失敗の原因を明確にし、同じ失敗を繰り返さないための対策を立てることで失敗を克服できるはずですよ。
仕事の失敗が減らないときの対処法
ここでは、「失敗への対策をしているのに、ミスが減らない」といった問題が発生したときの対処法を解説しています。努力をしているにも関わらず、改善が目に見えないとメンタルにダメージが蓄積され就業意欲が低下する恐れも。改善策を試してもミスが減らない場合、以下を参考にしてみてください。
自己分析で自分の適性を再確認する
どれだけ対策しても仕事が思うように進まない、ミスが改善されないといった場合は、今の仕事や職場がマッチしていない可能性も考えられます。自分の適性と現在の仕事や職場が合っているか確認してみましょう。自己分析を行うことや、上司にキャリアを相談してみるのがおすすめです。
適性の見つけ方については「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析のコツは、過去の経験を丁寧に振り返り、自分の力を発揮できたこと、興味を持って取り組めたこと、達成感や充実感を得たことなどを、リストアップすることです。また、周りの人から褒められたこと、評価されたことなどもリストアップしましょう。客観的な視点を取り入れることで、より精度の高い自己分析が可能になります。また、自分が苦手なこと、避けたいこともリストアップしておきましょう。
転職して仕事を変えてみる
現職に馴染めないと感じているなら、転職を検討するのも一つの手です。異動や配置換えなどで環境を変えることはできても、会社のシステムや雰囲気が合わなければ同じミスを繰り返す可能性も。より自分に合う、快適に仕事ができる環境を求めて、転職を検討することもできるでしょう。
勤務環境や職場の雰囲気、理念を重視して転職したいなら、転職エージェントを活用するのがおすすめ。求人サイトとは異なり、求人を扱う会社の詳しい情報を聞くことができるのがメリットです。
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自己分析と情報収集をしっかり行うことが、自分に合った仕事を見つけるポイント
自分に合う仕事を見つけるためには、自己分析をしっかり行い、自分の強みと弱み、興味、価値観などを明確にすることが重要です。過去の経験を丁寧に振り返り、「何をしているときに充実感ややりがいを感じたか」「興味を持って取り組めたことは何か」「周りから褒められたのはどんなことか」をリストアップしましょう。これにより、自分の適性に合う職種や興味のある業界を見つけやすくなります。
次に、積極的に情報収集を行いましょう。気になる業界や職種について、実際に働いている人の話を聞いたり、職場見学をしたりすることで、仕事のリアルな側面を知ることができます。イメージと現実のギャップを埋めることで、ミスマッチを防ぐことが可能です。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。