- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 退職後にニート生活が長引くと危険?早めの脱出がおすすめな理由
退職後にニート生活が長引くと危険?早めの脱出がおすすめな理由
更新日
この記事のまとめ
- ニートとは就労・就学や家事をせず、働く意思のない15歳~34歳の人を指す言葉
- 会社を退職後のニート生活で得られるメリットの一つは、自由な時間が持てること
- 退職してニート生活を送るデメリットは、金銭面や人とのコミュニケーションの減少など
- 退職後のニート生活から脱出するなら早めに行動することが重要
- 退職後のニート期間が長期化する前に、就職支援サービスを利用するのがおすすめ
会社を退職後、すぐに再就職せず、ニート期間に突入するという人もいるでしょう。退職後のニート生活は、「自由な時間が持てる」「自分と向き合える」「楽しい」といったメリットを得られる一方で、さまざまなデメリットもあるようです。
このコラムでは、退職後のニート生活で得られるメリットやデメリットを考察。また、就活するタイミングやニート生活が長引いた際に脱出する方法なども紹介しています。
ニートとは
ニートとは、英国発祥の言葉です。英国では、「求職中の失業者」もニートとして扱われていますが、日本では「就労や就学、家事をせず、働く意欲のない15歳~34歳の人」と定義されています。そのため、求職中の人や職業訓練を受講中の人は、「フリーター」として分類されるようです。
フリーターとは
フリーターとは、「フリーアルバイター」または「フリーランスアルバイター」の略語で、アルバイトやパート、派遣社員などの非正規雇用で生計を立てる人を指す言葉です。「ニート」と混同されがちな言葉ですが、フリーターとニートでは、「働いて収入を得ているか」という点が異なります。
また、無職であっても就労意欲があれば、フリーターとして分類されるようです。「ニートとフリーターの違いとは?就職に向けてできることと行動を起こすコツ」では、ニートとフリーターの違いや正社員を目指す方法などを具体的に解説しているので参考にしてみてください。
退職してニートになる理由とは
退職後、自ら進んでニートへの道を選択する人は少ないでしょう。しかし、仕事を辞めてしばらく休むうちに、いつの間にかニート生活を送っていたというケースは多いようです。
ほかにも、会社を退職したあとに無職のニートになった理由には、以下のような例が挙げられます。
- ・退職後、お金に余裕があった
- ・次の職や先のことを決めずに勢いで退職した
- ・仕事を探さない期間が続いた
- ・退職してすぐに仕事が見つかると思っていた
- ・若いため就職に焦ることがなかった
- ・無職の生活に居心地の良さを覚えてしまった など
退職後すぐに再就職への道を進まなかったケースでは、気持ちや金銭的に余裕を持っていたり、自信を抱いていたりすることが考えられます。また、会社を辞めたときは次の仕事を探すつもりでも、時間が経つにつれてのんびりした生活に慣れてしまい、気がついたら無職のニートになっていた、ということもあるでしょう。
ニートになる理由をより詳しく知りたい方には「ニートになった理由とは?性格の傾向は?就職のための対処法も紹介」のコラムもおすすめです。
退職後のニート生活で得られるメリット
会社を退職後、無職のニート生活を送ると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
以下で、考えられるメリットをまとめます。
- ・時間に余裕ができる
- ・時間ができることで自分自身とじっくり向き合える
- ・やりたいことを模索したり、将来について考えたりできる
- ・会社勤めのときのストレスから開放される
- ・勉強に集中しやすい
- ・精神的な成長を感じられる
- ・これまでの道のりを振り返る期間になる など
特に、「自分の時間ができた」ことにメリットを感じる人は多いようです。がむしゃらに働いている期間は、自分の時間を持つこともままならないということもあります。そのため、ゆったりと時間が流れ、やりたいことをする時間があるニート生活に魅力を感じる場合もあるでしょう。
退職してニート生活を送るデメリット
自分の時間が持てることでニート生活にメリットを感じる一方、デメリットとして挙げられることもあります。
以下では、退職後に無職のニート生活を送るうえで考えられるデメリットをまとめました。
無収入によって金銭的な余裕がなくなる
給与が発生しないことで金銭的不安を感じ、生活に余裕をなくしてしまうこともあるでしょう。無職で無収入の状態が続くと、親や親族に頼らなければ生活できなくなる恐れもあります。
一方、親がすべての生活費を工面してくれているため、かえってニート生活から抜け出すことが困難になってしまう場合もあるようです。
時間を持て余してしまう
「自分の自由な時間」は、メリットにもなる反面、逆に時間を持て余してしまい、使い方に困ってしまうといったデメリットにもなり得ます。最初はすることがあっても、ニート生活を続けるうちにしたいことが無くなり寝てばかりになってしまう場合もあるようです。
人と接する機会が極端に減る
ニートになり社会から遠のくことで、人とのコミュニケーションが極端に減り、社会生活から切り離されてしまったように感じる可能性もあります。また、人と接することへのハードルが高くなってしまい、就職活動を始めるのがより難しく感じるようになる恐れもあるでしょう。
ニート期間により再就職が不利になりやすい
無職のニート期間が長引くことで、再就職へのチャンスを逃してしまう可能性もあります。再就職を考えている場合は、早めに行動を起こすのがおすすめです。
ニート生活を送るデメリットを知りたい方には、「仕事辞めてニートになりたい…生じるデメリットや対処法をご紹介」のコラムもおすすめです。
退職後のニート生活から脱出するためには
就職活動は、年齢が若い方が有利といわれています。そのため、就活をはじめるタイミングは早いに越したことはありません。無職のニート期間が長期化すると、就職への道のりは遠のいていく恐れもあるでしょう。就活が不利な状況になる前に行動を起こすことが、再就職への近道です。
以下に、ニート期間から脱出するための方法をまとめました。
- ・ハローワークの職業訓練を受講する
- ・エージェントを利用する
- ・未経験OKの求人から、自分に合う仕事を探す
- ・経験のある職種から探す
- ・やりたい仕事に必要な資格を取得する など
「働く気持ちが湧かない」といったネガティブな気持ちを払拭することで、「ニート」ではなく「求職者」となります。「前向きに働く気がある」という心境の変化こそが、ニート脱出への一歩といえるでしょう。
ニートを脱出したい方には「ニートから脱却する方法をご紹介!就職までの流れをチェック」のコラムもおすすめです。
ニートから再就職を目指す場合は就職支援サービスを活用しよう
ニートから再就職を目指す場合、ハローワークをはじめ、46の都道府県に開設されている「ジョブカフェ」や、地域の若者をサポートする「地域若者ステーション(通称サポステ)」、就職に関する相談から企業紹介までを行う転職エージェントなどがおすすめです。
以下では、それぞれの就職支援サービスの内容や特徴をまとめています。
ハローワーク
ハローワークは、全国500ヶ所以上に設置されている公共職業安定所です。退職後の雇用保険の手続きをはじめ、職業紹介や求職相談、面接対策など、就職や転職を目指す人に対して、さまざまなサポートを行っています。数多く設置されているため、自宅の近くでハローワークが見つかる場合もあるでしょう。厚生労働省の「ハローワーク」では、全国のハローワークの所在地を調べられます。
ハローワークについては「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、厚生労働省が都道府県と連携を図り、若者の就職支援を行うために設置した施設です。各地域によって異なるサービスを利用でき、施設によってはハローワークが併設されている場所も。カフェに立ち寄る気分で気軽に足を運ぶことができる点が魅力といえるでしょう。厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」では、全国のジョブカフェが紹介されています。
「ジョブカフェとは?利用できるサービスやハローワークとの違いを解説」では、ジョブカフェで受けられるサービス内容などを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
地域若者ステーション(サポステ)
通称サポステと呼ばれる地域若者ステーションもジョブカフェ同様に、厚生労働省が設置した就職支援施設です。ハローワークやジョブカフェと違い、仕事探しや求人紹介は行っていませんが、働くこと自体に悩みを抱えている人や専門的な相談を受けたい人、コミュニケーションのとり方を学びたい人などに対して、さまざまなサポートを実施。身近な相談所のような機関として、利用しやすい体制が整えられています。利用を検討している方は、サポステ[地域若者サポートステーション]の「全国のサポステ」を確認してみてください。
「サポステとは?就職支援サービスの内容や利用方法を解説」では、サポステで受けられるサービス内容や利用の流れを紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
エージェント
再就職への道のりをサポートするためのさまざまなサービスを提供しているのが、就職・転職エージェントです。サービスの内容には、求人紹介やキャリア相談、面接日程の調整、企業側との交渉、面接対策、各種書類の添削などが挙げられます。また、自分に合う職種を知りたい方に向けて、適職診断を実施しているところも。各エージェントの特色をチェックし、自分に適したところを利用するのがおすすめです。
「退職後のニート期間から脱却したい」「どの就職支援サービスを利用すれば良いのか分からない」「自分に合った職場で働きたい」とお悩みの方は、ハタラクティブへご相談ください。
ハタラクティブは、若年層の支援に特化したサービスを提供している就職・転職エージェントです。求職者一人ひとりに寄り添い、条件に合う転職先をご紹介しています。また、プロのキャリアアドバイザーが、これまでの経験から得た知識をもとに、あらゆる相談に対応。マンツーマンのカウンセリングにより、じっくりと納得のいくまで話し合うことができます。再就職をお考えの方は、ぜひお気軽にご利用ください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ジョブカフェにおける支援
サポステ[地域若者サポートステーション]
トップページ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。