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ニートになりそうな予感?自力でニートから卒業するには
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この記事のまとめ
- ニートとは、15~34歳で「通学」「通勤」「家事」などをしていない人の総称
- 景気の影響で就職難な状況も、ニートになる要因の一つ
- ニートにならないためには、とにかく行動を起こしてプラス思考を心掛けることが大切
- 自分ができる仕事から始めて、ニートからの脱却を目指そう
人間関係がうまくいかなかったり、仕事が自分に合わなかったりすると「仕事をやめてニートになりたい」と考えることもあるでしょう。そう思うだけで留まる人もいれば、本当に退職してニートになる人もいます。ニートになりそうな人には、どのような特徴があるのでしょうか。
このコラムでは、ニートの定義や特徴、ならないための対策法やニートからの卒業方法などを紹介します。自力で脱ニートを目指す方の参考になれば幸いです。
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ニートとは
ニートとは、「Non Education, Employment or Training」の頭文字をとったイギリス発祥の言葉で、日本では2004年ごろから使用されるようになりました。定義は「通学、家事、通勤、職業訓練をしていない15~34歳の人」で、学籍があるにも関わらず通学していない人や、既婚者で家事や仕事をしていない人も当てはまります。日本語では「若年無業者」とも呼ばれており、「働けるのに働かない若者」「自堕落な人」といったイメージを抱かれることが多いようです。
ニートや家事手伝いなどに関する詳しい内容は、「家事手伝いとニートの違いは?就活のコツや空白期間の伝え方を解説」のコラムでご紹介しています。
ニートになりやすいのはどんな人?
「学校に行きたくない」「仕事に行きたくない」と考えたことがある人は多いでしょう。ニートになる人には、どのような特徴があるのかをまとめました。
人と関わることが苦手
コミュニケーションが苦手な人にとっては、集団生活である学校や仕事が苦痛に感じることもあります。また、良好な人間関係を構築できないといった理由から、人付き合いをやめてしまう人もいるでしょう。
人と関わることが嫌になり、学校や仕事をやめてニートになるケースは多いようです。
他人任せ
進学や就職のときに、自分から進んで動かなかった人もニートになりやすいかもしれません。与えられたことだけをこなす「指示待ち人間」だと、「誰かがなんとかしてくれる」という気持ちから積極的に行動できず、ニートになってしまう恐れがあります。ニートになっても、「仕事が悪い」「環境が良くなかった」「景気のせい」のように、自分の非を認めず周囲のせいにしてしまい、なかなか脱却できない傾向が強いと言えます。
プライドが高い
プライドが高く、他人の意見や注意を素直に受け入れられない人もニートになりやすいといえます。適度なプライドをもつことは大切ですが、ときには周りの意見にも耳を傾けてみてください。
挫折経験がない
これまでの人生で大きな挫折を味わったことがない場合、苦しい経験をすることでニートになってしまうかもしれません。
たとえば、新卒時の就活に失敗してニートになるケースが挙げられます。経験の少なさから、挫折からの立ち直り方法が分からずにニートを続ける人もいるようです。
ネガティブ思考
劣等感が強く、「自分はなにをしてもダメだ」という考えがニートにつながることもあるでしょう。失敗を次につなげることが苦手、前向きに考えられないといった特徴が挙げられます。
精神的なダメージがある
過去に精神的にダメージを受ける経験をしていると、社会との関わりを持ちたくないという気持ちからニートになる可能性があります。この場合は、周囲のサポートなどで復帰できる可能性が高いようです。
生活の心配がない
親や親族から金銭的にサポートを受けている、資産があるなど、生活の心配がない環境にいると、働く意味を感じられずにニートになることもあるでしょう。
誰でもニートになる可能性はある
条件次第では、誰でもニートになる可能性があります。それでは、どのような状況だとニートになりやすいのでしょうか。
就職難の時代にあたる
企業が積極的に採用を行わないと、「就職したくてもできない」という人が多くなります。正規雇用を控えるような就職難の時代に就活時期が重なると、満足な就職ができずにニートになる人も増えるでしょう。
就活を諦めてしまう
就活を続けているのになかなか内定がもらえず、就職に対するモチベーションが下がって働くこと自体を諦めてしまうこともあるようです。
理想の就職以外を受け入れない
せっかく内定をもらっても、自分が理想とする企業や条件以外の採用を受け入れないという人もいるようです。理想が高過ぎて入社したい企業が見つからない、理想と実力が伴わずに入社できないといった理由でニートになることもあります。
ニートにならないための対策
これまで、ニートになりやすい人の特徴や状況を紹介してきましたが、上記を読んで「自分もニートになる可能性があるかも…」と感じた人もいると思います。一度ニートになると働くのが嫌になってしまうかもしれないため、ならないための対策法を確認しておきましょう。
期間を定めて就活に取り組む
「いつかなんとかなる」「そのうち就職できる」といった考え方では、ニートになってしまう可能性が高いでしょう。ニートにならないためには、「△月までに内定を取る」など期間を定めて就活に取り組むことが大切です。
とにかく行動する
家に閉じこもりがちなら外出したり、気になる企業の情報を調べたりと、とにかく行動に移すことがポイントです。
「何をしたら良いか分からない…」と悩んでいるだけでは解決になりません。自分がやりたい仕事を探す、求人サイトを毎日5分でも見てみるなど、小さなことから行動を起こしてみましょう。
プラス思考になる
「どうせ書類選考で落ちる」「どこにも就職できない」など、ネガティブに物事を捉えがちな人も多いと思いますが、ニートにならないためにはプラス思考でいることが大切です。「就職したら△をやりたい」「△の資格を取りたい」など、前向きな目標を持つことが一歩前進する助けになるでしょう。
苦手を克服する努力をする
人付き合いが苦手ならコミュニケーションの勉強をするなど、苦手をそのままにせずに克服する努力も必要です。克服できると自信につながり、今までよりも積極的になれる可能性があります。
自力で脱ニートを目指すには
ニートになってしまっても、卒業する方法はあります。以下に自力でニートを脱却する方法をまとめたので、参考にしてみてください。
勇気を出して一歩踏み出す
一度ニートになってしまうと、「脱ニートしたいと考えていてもなかなか一歩が踏み出せない…」と考える人も多いでしょう。
一歩を踏み出すには勇気が必要ですが、躊躇しているとニートからの卒業は遠のいてしまいます。「脱ニートしたい」「自分にできる仕事を探してみたい」などと思ったときが一歩踏み出すチャンスです。
自分にできる仕事から始める
資格や経験があれば、それに関連した仕事から始めてみる、人と会うのが緊張するなら、家でできる仕事を始めてみるなど、無理をせずに「自分にできる仕事」を探してみましょう。
いきなり正社員は厳しいと思うなら、アルバイトや契約社員からスタートするのも一つの方法です。ニートからの就活については、「職業に就くためには?ニートにおすすめの仕事や就活のポイントを紹介」をご覧ください。
スキルを磨く
「何もスキルがない…」という場合は、職業訓練支援などを活用するのもおすすめです。通学の必要があるケースがほとんどなので、スキルを得るだけでなくコミュニケーションの練習にもなるでしょう。
資格を取得する
志望職種に関連する資格や汎用性の高い資格を取得する、という人もいるようです。知識が増える、選考が有利になる、自信がつくといったメリットが期待できます。
第三者に相談する
周囲に相談できる人がいない、就職情報の集め方が分からない、そもそも就職できるか知りたい…という場合は、第三者の力を借りることも大切です。ハローワークなどの公的機関のほか、民間の就職支援事業などを活用するのもおすすめです。
脱ニートに関する詳しい内容は、「「ニートをやめたい」と思ったら?やるべきことや仕事に就く方法を紹介」でも解説しています。
自分がニートになりそうで不安な方や、ニート生活からの脱却を目指している方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。未経験者歓迎の求人も多く掲載しているので、職歴や経験の少ない方も安心して利用することが可能です。
また、専任のアドバイザーによるカウンセリングや履歴書の添削、面接対策なども実施しています。受かるコツをお伝えしているので、一人での就活に比べて内定率も格段にアップします。「少し話を聞きたい」という方から「具体的な求人が知りたい」という方まで、お気軽にお問い合わせください。
ニートに関するFAQ
ニートになりそうな場合にとるべき行動や考え方について、よくある疑問にQ&A方式でお答えします。
すでにニートになることが決まってしまいました…?
ニートになっても、短期間であれば問題ありません。就職活動を精力的に行いながら、空いた時間で資格取得などに励みましょう。詳しくは、「ニートから就職したい!就活を成功させるための方法やおすすめの職種を解説」をご覧ください。
ニートになってしまい辛いです。どうすれば良いでしょうか?
焦らず、自分にできることを少しずつ積み重ねていくことが重要です。朝型の生活リズムやポジティブ思考などを心掛けて明るく過ごすことで、ニートから抜け出せるでしょう。詳しくは、「ニートが辛い…そんな悩みから脱出するには?試すべき行動や就職活動のコツをご紹介」をご覧ください。
中卒でニートになりそう…このままで大丈夫?
中卒ニートの人も就職できる職業はあるため、諦めずに就職活動を続けることが重要です。詳しくは、「中卒ニートから就職できる?働くための4つの方法とおすすめの職種をご紹介」をご覧ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。