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ニートからの就活で空白期間を上手く説明して就活を成功させよう
更新日
この記事のまとめ
- ニートの就活は、空白期間の長さ年齢が影響することがある
- 就活では空白期間について正直に話すことで、良い印象につながる可能性がある
- ニートの空白期間を素直に受け止め、就職に向けて努力していることを伝えよう
- ニートの就活は志望動機を細分化して考えることで、意欲が伝わり印象に残りやすくなる
「ニートから就活を始めて上手くいく?」「空白期間をどのように伝えれば良いのか」と悩んでいる方はいるでしょう。就活をスムーズに進めるためには、早い行動と事前の準備が大切です。
このコラムでは、空白期間について説明するコツや、志望動機の作成方法、就活前に行うべき対策について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
就活でニートの空白期間について説明する方法
面接の場で空白期間について聞かれたときには、正直に話すことが大切です。
ここでは、就活でニートの空白期間について説明する方法を解説します。
空白期間を振り返る
採用の場で空白期間(ニート期間)について質問されたときは、答えられるように空白期間を振り返っておくことが大切です。
空白期間について質問されたときに嘘をついてしまうと、経歴詐称となり、マイナス評価につながる恐れがあります。そのため、「病気の治療に専念していた」「ボランティア活動を行っていた」など、どのようにして過ごしていたのか事前に整理しておきましょう。
正直に話す
空白期間について質問されたときは、経歴詐称にならないよう嘘をつかず正直に答えてください。
資格取得やボランティア活動など、目的をもって空白期間を過ごしていた場合は、企業側に納得してもらえる可能性があります。
ゲームやインターネットなどの趣味や遊びに熱中していた場合は、達成できたことや構築できたことを詳しく伝えることが重要です。たとえば、イラストやCGを描いていたことをアピールしたいときは、「高度な写真やレタッチができる」「攻略Wikiを作った」など、仕事に活かせるスキルや経験をを具体的に伝えてください。
空白期間中、上記のように資格取得やゲーム、家事手伝いなど、何もしていなかった場合もあるでしょう。その場合も、嘘はつかないことが大切です。
正直に何もしていなかったことを伝え、働きたいと思った理由や今後の目標など熱意をアピールしましょう。
「空白期間は『リフレッシュしていた』と伝える?企業に伝えるブランクの理由」のコラムでは、空白期間について説明する方法を解説しているので、参考にしてみてください。
就活でニートの空白期間について答えるときのコツ
面接官が納得する理由を説明するためには、あらかじめニート期間を振り返っておくことが大切です。ニート期間中に思ったこと、そこから得られたことなどを考えておきます。
また、より良い印象を与えるために、「今後どのようにすべきか」「考え方に問題はなかったか」といった反省点を分析しましょう。
さらに、「仕事を理解するために本を読んでいる」「資格取得を目指している」など、就職に向けて努力していることを話すと、意欲が伝わる可能性があります。
空白期間について聞かれたときの答え方について知りたい方は、「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしていない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムもあわせてご一読ください。
声のトーンに気をつけよう
面接の際は、声のトーンに気をつけましょう。暗い声でボソボソと自信がなさそうに話してしまうと、面接官に気持ちを伝えることは難しいもの。
面接のときは、落ち着いたトーンで、自信を持ってハキハキと話すことが大切です。自信を持って答えられるように、質問されそうな物事は事前に整理しておくと良いでしょう。
ニートの空白期間後に就活を成功させる事前準備
就職を成功させるためには、「生活習慣の改善」「自己分析」など、事前に準備をしておくことが大切です。
ここでは、ニートの空白期間後に就活を成功させる事前準備について解説します。
生活習慣の改善
ニートになると、昼夜逆転の生活になっている方もいるようです。
しかし一般的に多くの会社は、朝の9〜10時ころに始業し、17〜18時ころまで働くもの。遅刻や早退を避けるためにも、規則正しい生活に直しておきましょう。
担当者からの連絡や面接は日中に行われることが多いため、就活を始めるまでに生活習慣を直すことが大切です。
自己分析
ニート期間のメリットは、自分のために使える時間が多くあること。就活をスムーズに進めるために、「業界研究」「企業研究」「職種研究」「自己分析」を行っておきましょう。就活を始める前に自己分析を行うことで、自分に合った業種や職種が分かるだけでなく、自己PRの作成にも役立ちます。
興味のある求人が見つかったら、応募する前に業界研究や企業研究を綿密に行うことが大切。より説得力のある志望動機の作成につながるでしょう。
自己分析する方法について知りたい方は、「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方がわからない方へのヒント集」のコラムもあわせてご一読ください。
面接対策
選考の面接は、何度経験しても緊張するもの。特に、人と接する機会が少ない方やブランクがある方は、受け答えを少しでもスムーズにするために、事前に対策をしておきましょう。
志望動機や自己紹介、空白期間の理由など、質問される可能性が高いものは、あらかじめ回答を考えておきます。文章を暗記するのが苦手な方は、話すポイントを覚えておきましょう。
また、毎日テレビや新聞をチェックして、最近のニュース、時事問題について把握しておくのも大切です。
志望動機の伝え方
選考では、志望動機を明確に伝えることが大切。そのためには、ニートから正社員になりたいと思った理由だけではなく、「なぜその仕事がしたいのか」「なぜその会社で働きたいのか」について考えてみると良いでしょう。
正社員を目指す志望動機
ニート期間が長いほど、面接官は「なぜ正社員を目指しているのだろうか」と疑問に思います。そのため、正社員を志望する理由を質問された場合の対策をしなければなりません。
- ・夢を追っていた
- ・病気を患っていた
- ・家族の介護をしていた
上記のように、明確な理由がある場合は、「そこに重点を置く必要がなくなったから」など、空白期間について説明し、正社員になりたい理由を伝えられるでしょう。
ニートから正社員を目指す場合、「自立した生活をするため」「安定した暮らしがしたいから」といった理由でも問題はありません。ただし、今まで職に就けなかった理由や、現在働いていることをあわせて説明する必要があります。
職種への志望動機
「なぜその仕事に就きたいのか」という、職種や業種に対する志望動機も必要です。学校やアルバイトで得た経験、目指していた夢などが関連している場合もあるでしょう。
また、求人情報を見て「興味が湧いた」「自分に向いていそう」と思った方は、どのポイントでそのように感じたのか詳しく考えてみることが大切。
「△△という仕事内容に興味が湧いた」「△△が得意なので向いていると思った」など、具体的に説明することで明確な志望動機になります。
会社への志望動機
どの会社に応募しても、「なぜ同業他社ではなく、この会社に入社したいのか」という理由は必ず説明しなくてはいけません。
そのためには、会社のWebサイトや求人概要、業界紙を読み込み、応募する会社独自の「事業」「理念」「社風」などについて調べてみることが大切です。
志望動機を作成するときは、最初に簡潔に結論を話します。その後具体的なエピソードを伝え、最後に話をまとめることで、より分かりやすく、印象に残りやすくなるでしょう。
「ニートの就職に役立つ!意欲が伝わる志望動機とは」のコラムでは、説得力のある志望動機について解説しているので、参考にしてみてください。
ニートから就活するには
ニートから就職したいと思っても、「ニートだと正社員になれないのでは?」「ニートの空白期間があると就職は難しいだろう」と考える方は多いでしょう。ニートから正社員として就職することは可能です。しかし、年齢や経験の有無、空白期間の長さによって、選択肢が限定される難しさが生まれるでしょう。
以下で、ニートから就職する場合の主なポイントを解説します。
年齢を重ねる前に動く
就職は、年齢が若いほうが採用ニーズが高い傾向です。30代後半から40代、50代と年齢を重ねるにつれて求人数が減ってしまうだけではなく、その年齢に応じた経験や実績を求められることが多いため、ブランクがある方の就活はより難しく感じやすくなるでしょう。
しかし、20〜30代前半といった若い方を対象に意欲や熱意、人柄といったポテンシャルを重視した採用を行っている会社が多いのも事実。経験やスキルがない場合でも、年齢が若いと将来性を評価されて採用してもらえることがあるようです。
ニートや無職の期間が長いというだけで、「採用してもすぐ辞めてしまうのでは」「遅刻や早退が多くなるのでは」など、悪い印象につながってしまう可能性も。
空白期間が長引くほど、就職が難しくなってしまうため、就職したいと思ったときはできるだけ早く行動することが大切です。
「ニートの就活は何から始める?『失敗しそうで怖い』ときの就職活動のやり方」のコラムでは、ニートから就活を始めるときの注意点について解説しているので、参考にしてみてください。
就職・転職エージェントに頼る
一人で就職活動を進めていくことが不安な方は、就職・転職エージェントを利用することを視野に入れましょう。民間企業の運営する転職支援のため、運営する企業によって、支援対象や求人を扱う業界が異なるのが特徴です。
若年層向け就職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行い、求人紹介を実施しています。一人では難しい企業選びや、選考対策をサポート。登録・利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
約1分でできる、性格から分析して適性を明らかにする適職診断を受けることも可能です。ニートから就活を始めることに不安を感じる方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。
空白期間を経てニートから就活をするときのQ&A
ここでは、空白期間を経てニートから就活をするときに質問と回答をまとめました。ニートから就活を始めることに不安がある方は、ぜひご覧ください。
アルバイトの面接で空白期間をどのように説明したらいい?
空白期間について答えるときは、嘘をつかず正直に答えましょう。さらに深い質問をされたときに、嘘をついたことで矛盾が生じ、マイナス評価につながる恐れがあります。
正直に何もしていなかったことを伝え、今後頑張りたいことを前向きな言葉で伝えましょう。
ニート期間遊んでいて何もしていない場合も、面接で正直に伝えるべき?
何もしていなかった場合も面接で正直に伝えましょう。嘘をつくことで、経歴詐称になる恐れがあります。
空白期間何もしていなかったという回答で、選考に落ちるとは言い切れません。今後どのようなことが貢献できるのか明確に伝えることで、熱意が評価される可能性があります。
「空白期間の理由を上手く説明する方法とは?例文とあわせて解説」のコラムでは、空白期間の理由を伝えるコツについて解説しているので、参考にしてみてください。
空白期間が5年あると就職に不利になる?
空白期間が長いと就職に不利になる恐れがあります。そのため、就職を検討している場合は、なるべく早く行動しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。