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面接の手応えなしでも落ちたとは限らない!受かるケースや判断基準
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この記事のまとめ
- 面接で手応えなしでも、必ずしも合否に関係があるわけではない
- 面接時間が短いときや質問にうまく答えられなかったときに手応えなしと感じる人が多い
- 面接で手応えありと感じるのは、入社可能日や具体的な仕事の説明を受けたとき
- 面接の手応えがなくても、面接官に意欲が伝わっていれば採用されるケースもある
- 面接の手応えだけでは合否を判断できないため、考え過ぎないようにしよう
- 面接の手応えに惑わされず、事前準備と次の行動を考えることが重要
面接で手応えなしと感じた場合、不安になる人が多いようです。しかし、面接の手応えは個人の主観によるものであり、手応えなしだからといって不合格になるとは限りません。
このコラムでは、面接の手応えがなくても受かるケースや判断基準、手応えあり・なしと感じるポイントを紹介します。これから面接を受ける方やすでに面接が終わった方は、ぜひ参考にしてください。
面接で手応えなしでも合格の可能性はある
面接の手応えと合否は、必ずしも関係があるとはいえないでしょう。合否の基準は企業が決めるものであり、スムーズな受け答えや素晴らしい経歴だけが合格の基準ではありません。面接の手応えがなく上手くいかなかったと感じていても合格しているケースはあります。
面接官の反応が良くなくても不採用とは限らない
雰囲気の良い面接官が必ずしも高評価をするとは限らず、誰にでも厳しい評価をする面接官もいます。面接官の反応や雰囲気に過度に反応すると、自分の本質を見失ってしまう恐れがあります。意識すべきは本来の自分の姿であり、面接官に合わせて回答を工夫することではありません。
面接官の反応が良くなくても、熱意やポテンシャルが評価されることはあります。落ち込まずに次の選考に備えましょう。
面接の手応えなしでも合格するケース
面接の手応えがなくても合格するケースはあります。このような場合、受かっているからこそ手応えを感じにくいということも考えられるでしょう。
重要なポイントを押さえた回答をしていた
面接で重要なポイントを押さえた回答ができていた場合、手応えなしの面接でも受かっていることがあります。事前準備を万全にして落ち着いた態度で受け答えができれば、手応えを感じない面接でも合格の可能性は十分にあります。
事前に採用がほぼ決まっていた
面接前からほぼ採用が決められていた場合、面接は手応えなしと感じることが多いようです。企業によっては、面接での人柄やコミュニケーション力をあまり重視しない場合もあります。書類選考で必要なスキルや資質が確認されていれば、面接中に内定がすでに決まっている場合もあるでしょう。
ほかの応募者と違う視点をもっていた
ほかの応募者にはない独自の回答をした場合、手応えなしの面接でも合格する可能性があります。個性を出して面接官に好印象を与えれば、内定をもらえる可能性は上がるでしょう。一般的な質問にも自分らしさを加えて、ほかの応募者との差別化を図りましょう。
面接に手応えがないと感じる原因
面接で手応えがないと感じる原因は、自身の回答が面接官の期待に沿っていないと感じる場合や、質問に対する準備不足を感じることなどが挙げられます。以下では、手応えがないと感じる理由を詳しく解説します。
一般的な質問しかされなかった
面接官が一般的な質問しかしなかった場合、手応えがないと感じることがあります。よくある質問ばかりでは、個性や能力を十分に評価してくれているとは感じられず、手応えも得られないでしょう。
ただし、企業から事前に評価され、すでに採用を検討している場合は深掘りの質問をされない場合があります。質問の種類に関わらず、自分のもち味や経験はしっかりとアピールし、手応えの有無と合否は関係がないことを心に留めましょう。
沈黙が多かった
会話中に沈黙があった場合、面接の手応えがないと感じることがあります。緊張や予期せぬ質問によって沈黙が生じることもありますが、それだけで合否が決まるわけではありません。無理に会話をつなげようとするよりも、少し考えてから答えるほうが印象は良いでしょう。自分の意見や経験を冷静に伝えることが大切です。
面接官の態度が冷たく感じた
面接官の態度が冷たく感じた場合も、手応えがないと感じるようです。冷淡な態度や表情、淡々とした進行だと、手応えがないと感じる人は多いでしょう。
しかし、面接官の反応だけで合否を判断するのは難しいです。緊張感を出すために故意に冷静な態度をとったり、選考を進めるために必要事項の確認に集中したりすることもあるからです。
早く終わった
面接が短時間で終わると、手応えがないと感じてしまうでしょう。一般的な面接の時間は、一次面接で15分前後、二次面接で30分〜1時間、最終面接で1時間ほどといわれています。
しかし、企業の方針や合否の判断によって面接が短くなることがあります。短時間で終わったからといって必ずしも不合格とは限りません。面接の時間は気にし過ぎず次の選考に備えましょう。
面接の所要時間について詳しく知りたい方は「面接が早く終わると不採用?合否のパターンやサインを詳しく解説!」も参考にしてください。
質問に上手く回答できなかった
面接で質問に上手く答えられないと、「準備不足では?」と思われることがあります。適切な回答ができなかったり、面接官の意図に沿わない返答をしたりするとコミュニケーションが円滑に進まず、手応えを感じるのは難しくなります。
面接官は、自分の意見や考えを根拠や具体的な経験とともに説明できるかどうかを重視します。入念に準備をして、自分の考えを伝えられるようにしておきましょう。
転職時の面接で手応えなし?頻出質問の対策をしよう
面接での質問には「なぜその質問をされているのか」を考え、面接官の意図に沿った回答することが望ましいです。そのためにも、頻出質問の対策は欠かせません。詳しく知りたい方は「転職の面接で聞かれることが多い質問とは?対策のコツや回答例も紹介!」を参考にしてください。合格の可能性がある面接の特徴
面接で受かっている可能性がある場合には、いくつかの特徴があります。面接官が特定のサインを出していれば、合格の可能性が高いかもしれません。
1.実際の勤務を想定した説明があった
職務内容の詳細や希望勤務地など、実際の勤務を想定した話があった場合、企業が関心をもっている可能性が高いでしょう。不合格予定の人に対して入社後の想像をさせる質問をする意味はないので、このような質問が出た場合は合格の可能性があると考えて良いでしょう。
2.面接官が頻繁にメモをとっていた
面接官があなたの話に熱心に耳を傾け、頻繁にメモをとっている場合、採用したいと考えている可能性が高いでしょう。話の内容に興味をもち、詳細を記録しておきたいと考えているからです。
面接官は、応募者の情報をほかの人事担当者や次の選考を担当する面接官に共有します。このとき、メモが充実していると「この企業に必要な人材」として説明できるため、関心をもった応募者については細かくメモをとることが多いようです。
3.受け答えを褒められた
手応えを感じる面接では、面接官が応募者を高く評価する傾向があります。これは、自社に来てほしいという気持ちを強く示すためです。
たとえば、面接官が応募者の過去の成果や実績を認め、「あなたには当社で大いに活躍できる素質があります」などと肯定的なコメントをすることがあります。面接中に褒められた場合、合格の可能性があるかもしれません。
4.次回の選考について言及された
企業は優秀な人材を確保するために、次の選考の案内を早めに行うことがあります。この案内はすべての応募者に行うわけではなく、企業にマッチすると考えられている人にだけ伝えることが多いようです。
面接中に次の選考案内を受けた場合、企業があなたに関心をもっていると考えられます。
5.入社可能日を聞かれた
入社可能日を聞かれる際は、「早く自社で働いてほしい」という企業の意向が反映されている場合が多いです。
この質問に対しては、3ヶ月以内の具体的な日付を伝えましょう。具体的な日付を答えないとほかの企業も視野に入れていると思われたり、あまりに先の日付だとほかの応募者に決まったりしてしまう可能性があります。
面接の手応えが判断しにくいケース
面接の手応えを判断するのが難しいケースもあります。手応えのあり・なしを判断する基準は人それぞれで、面接官の反応や質問内容、面接の雰囲気によって左右されることが多いからです。ここでは、手応えが判断しにくい面接の具体的な特徴をご紹介します。
面接時間の長さ
面接時間が予定よりも長めだと合格の可能性が高いと感じるかもしれませんが、面接時間の長さは応募者の回答によって変動します。また、予定時間より短い時間で面接が終了しても内定をもらえるケースもあり、面接の長さだけで合否を判断するのは難しいでしょう。
会話の盛り上がり具合
面接官との話が楽しく盛り上がったとしても、それだけでは手応えが感じられるとは言い難いでしょう。面接官にはさまざまなタイプがおり、明るく会話のテンポが速い人もいれば、淡々と進行する人もいます。話が盛り上がっても、採用条件や社風が合わなければ不採用となる場合もあります。
面接では、楽しい雰囲気よりも質問に的確に答えて自己アピールをするほうが重要です。
合否通知の早さ
合否通知の早さは、最終的な結果とは必ずしも関係ありません。たとえば、応募者が多かった場合は合否通知に時間がかかることがあります。そのため、合否通知のタイミングだけで結論を急ぐ必要はないでしょう。
ただし、企業から「1週間以内に合否のご連絡をいたします」といった明確な案内があるにも関わらず連絡がない場合は、サイレントお祈りの可能性もあります。2週間経っても連絡がなければ電話で問い合わせてみましょう。
圧迫面接があったかどうか
企業によっては、ストレス耐性をテストするために圧迫面接を行うことがあります。応募者が答えにくい質問をしたり高圧的な態度をとったりして、どのように対応するかを見ています。高圧的な態度をとられたからといって不採用が確定するわけではないので、過度な不安を感じる必要はないでしょう。
圧迫面接の対策について知りたい方は「圧迫面接とは?行われる理由と対処法について知っておこう」も参考にしてください。
面接後に手応えがないと感じたら
手応えのない面接後は合否が気になり不安になるものですが、過去のことを考え込んでばかりもいられません。合否が分かるまでの期間を有意義に過ごすためには、次のようなことを試してみましょう。
面接を振り返り、次に活かせる点を探す
面接後の振り返りと反省は重要です。次回の面接で同じ過ちを繰り返さないためにも、以下のポイントを参考にして振り返りを行いましょう。
- ・聞かれた質問:何を聞かれたか、落ち着いて回答できたか
- ・話し方:声の大きさや話すテンポに問題がなかったか
- ・清潔感:髪は乱れていないか、衣類に皺や汚れがないか
- ・逆質問:逆質問を上手に活用できたか、聞きそびれたことはないか
次の面接に向けて改善点を見つけ、準備を進めることが大切です。
リラックスして結果を待つ
合否が出るまで、面接での手応えにとらわれずに心を落ち着かせてみてください。終わった面接について悩んでいても結果は変わらないので、気分を切り替えるために楽しいことを考えてみましょう。
面接のフィードバックを求める
自分自身で振り返りをしたあとは、第三者からのフィードバックを求めるのも有効です。
また、実際の面接を想定した練習をすることで緊張が和らぎます。親しい友人や家族に面接官役をお願いするのも良いですが、慣れ親しんだ間柄では気がつけないこともあるでしょう。面接の評価基準を理解し、より実践的な面接対策を行いたい方はプロに相談するのも一つの手です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。