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転職するか上司に相談するのはアリ?話す際の注意点や適した相手を解説
この記事のまとめ
- 転職の相談を上司にして構わないかどうかは、状況によって異なる
- 転職を迷っていることを上司に相談すると、引き止められる可能性がある
- 転職について職場の人に相談するなら、直属の上司か社内の相談窓口に話そう
- 上司以外の相談相手として、家族や転職エージェントなども挙げられる
あなたにおすすめ!
「仕事を辞めたい」と感じたとき、上司にその気持ちを相談するべきかどうか迷う人は多いのではないでしょうか。職場の人に話すことで不利な立場になったり、噂が広がったりするのでは…と不安に感じるのも無理はありません。しかし、上司との関係性によっては、相談することで新たな選択肢が見えたり、気持ちが整理されたりすることもあります。この記事では、転職を迷っている人が上司に相談する際のポイントや注意点を紹介。上司以外に考えられる転職の相談相手についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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仕事辞めたい…転職について上司に相談するのはアリ?
仕事を辞めて転職するかどうか悩んでいる方のなかには、「上司に相談してもいいかな?」と思っている方もいるでしょう。ここでは、転職について上司に相談するのはアリかどうかを解説します。
上司への相談が適切かどうかは状況による
転職について上司に相談するのがアリかどうかは、状況によって変わってきます。信頼できる上司であれば、自分のキャリアについて客観的なアドバイスをもらえたり、現職での悩みに対して改善策を考えてもらえたりすることもあるでしょう。一方で、すべての上司が転職相談に理解を示してくれるとは限らず、関係性によっては評価が下がったり、職場に居づらくなったりするリスクもあります。特に、転職の意思がまだはっきり固まっていない段階であれば、上司への相談は慎重に判断するのが望ましいでしょう。
転職先が決まる前に上司に相談する場合の注意点
ここでは、転職先が決まる前に上司に相談する場合の注意点を解説します。もし上司に話す場合、以下のようなリスクがあることを念頭に置いて相談しましょう。
引き止められる可能性がある
上司に「転職しようか迷っている」という旨の相談をする場合、基本的に引き止められる可能性が高いでしょう。仕事をしている以上、組織のなかで誰でも何らかの役割をもっています。社員1人が抜けることで業務に支障が出たり、新しい社員を採用しても教育コストがかかったりするため、会社にとってはデメリットしかありません。そのため、上司は必死になってあなたを引き留めようとするでしょう。
転職の意思が揺らぐ可能性がある
転職先がまだ決まっていない段階で上司に相談する場合、打ち明けたことによって転職の意思が揺らいでしまう可能性もあります。上司から引き止めの言葉を受けることで、「もう少し今の職場で頑張ってみようかな」と気持ちが傾く可能性はゼロではありません。「やっぱり転職しない」と決めるのも選択肢の一つですが、それが一時的な感情による判断であれば、後になって「やっぱり転職すればよかった」と後悔する原因にもなり得るでしょう。
転職の噂が広まるリスクがある
上司が相談内容をほかの社員に漏らした、ほかの社員の耳に入るような場所で相談してしまったなどが原因で、自分が転職するという噂が広まってしまうリスクがあります。一旦転職を思いとどまったとしても、現在の仕事が進めにくくなったり、再び退職を検討した際に転職活動を妨害されたりと、風当たりが強くなる可能性も考えられるでしょう。
退職の考えや転職先が決まっている場合はしっかり意思表示しよう
すでに退職の決意が固まっていたり、転職希望の企業から内定をもらっていたりする場合は、しっかり意思表示をすることが大切です。相談という形で話を切り出すと、上司からは「まだ迷っている段階なのか」と受け取られやすく、真剣さが伝わらないことがあります。その結果上司に強い引き止めを受ける可能性もあるので、転職の意思を誠実かつ明確に伝える姿勢が必要です。
上司に退職の意思を伝える際は「転職先が決まってから退職するときの手順とは?伝え方や必要な手続きを解説」を参考に、話を切り出してみましょう。
転職を迷っている人が上司に相談する際のポイント
ここでは、転職を迷っている人が上司に相談する際のポイントをご紹介します。前項の注意点を踏まえたうえで、上司に転職の相談をすると決めた方は、以下の参考にしてみてください。
できれば直属の上司か社内の相談窓口に相談する
職場の人に転職の相談をする場合、基本的には業務をよく理解してくれている直属の上司に話すのが無難です。ただし、上司との関係性に不安があったり、話しづらい雰囲気があったりすることもあるでしょう。その場合は、社内に設けられているキャリア相談窓口や人事担当者など、公正な立場で話を聞いてくれる部署に相談するのもOKです。
人事に退職の相談をしたい方は、「退職は人事に直接相談して良い?上司との交渉ポイントと手順も解説!」のコラムも併せてご一読ください。
「転職」とは言わず「仕事の相談」という形にする
転職を迷っている段階で上司に相談する際は、いきなり「転職を考えています」と切り出すより、「仕事の相談」という形で話を始めるのが望ましいでしょう。まだ転職するかどうかを決めかねている状態で「転職」という言葉を使うと、上司に警戒心を与えてしまったり、社内での自分の立場が微妙になったりするリスクがあるためです。
たとえば、「今後のキャリアについて少し考えていて…」や「今の業務に不安や迷いがあって…」といった表現を使うことで、相手に話の趣旨をやわらかく伝えつつ、自分の本音や悩みを相談するきっかけを作ることができます。このようなアプローチであれば上司も過度に身構えず、冷静かつ建設的な話がしやすくなるでしょう。
転職を迷っていると伝えるなら引き止められる前提で臨む
転職するかどうかの相談を上司にするなら、「引き止められることを前提に話をする」という心構えで臨むことが大切です。「引き止められる可能性がある」でも触れましたが、上司にとって部下の退職は業務の遂行に影響を及ぼすため、引き止めの言葉や異動の提案、キャリアパスの提示などが出てくることがよくあります。そのため、「転職を迷っている」と打ち明けるのであれば、自分の中で現状の悩みや転職の目的を明確にしておき、感情に流されずに対応する準備が必要です。
上司以外にも転職の相談をしたい…誰に話す?
転職に関する適切な相談相手は、上司以外にも存在しています。たとえば、自身の家族や会社のOB・OGのほか、エージェントでも転職の相談は可能です。ここでは、上司以外の転職の相談相手の例をご紹介。また、退職の相談相手については「退職の相談は誰にする?伝えるポイントや会社を辞めるまでの流れも解説」でも解説しているので、併せて参考にしてみてください。
1.家族
転職について迷いや不安を感じているとき、上司以外に相談しやすい相手として思い浮かぶのは家族です。親や兄弟、配偶者などであれば、自分の性格やこれまでの人生の背景を理解しつつ、転職後の将来についても真剣に考えてくれるでしょう。そのため、感情的な支えや安心感を得られるだけでなく、冷静な視点から意見を聞けることもあります。転職によって収入が変化したり、生活環境が変わる可能性があるなら、配偶者や親とはなおさらしっかり話し合っておくことが大切です。
2.会社のOB・OG
知り合いに現職のOB・OGがいる場合、転職の相談相手としておすすめです。OB・OGは実際に転職の選択をしているため、今の悩みに共感してもらえる可能性が高く、有益なアドバイスを得られることも。特に、同じ部署や似たような立場で働いていたOB・OGであれば、自分の置かれている状況や業務内容をより深く理解してくれるでしょう。また、転職後の生活や仕事についても実体験をもとに話してもらえるため、「転職して後悔はないか」「実際にどう変わったのか」といった、気になる点をリアルに知ることができるのも大きなメリットです。ただし、相談する際はOB・OGとの関係性や守秘義務に関わる情報への配慮をし、節度を持ったやりとりを心掛けましょう。
3.ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が運営する公共の職業紹介機関です。職業相談や求人紹介、キャリアカウンセリングなどを無料で受けられます。今の仕事を辞めるべきか迷っている段階でも利用でき、転職経験がない人や情報収集をしたい人にとっては、気軽に相談できる場といえるでしょう。相談員は第三者の立場で話を聞いてくれるため、職場の人間関係や感情的な利害を持ち込まずに、自分の気持ちやキャリアの方向性を整理する助けにもなります。
ハローワーク(公共職業安定所)でも、無料で仕事を探すことができます。ハローワークでは無料で求人を出せるため、転職エージェントよりも求人数が多い傾向に。地域密着型の企業の求人が多く、地元での活躍を希望する方におすすめのサービスです。
4.転職エージェント
転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが面談を実施。希望条件をしっかりとヒアリングしたうえで求人を紹介してくれるので、自分に合った仕事と巡り会える可能性が高まります。なかには、面接対策や応募書類の添削といったサービスを実施しているところもあるので、転職経験が少ない方も安心して利用できるのが魅力です。転職エージェントのサービス内容について詳しく知りたい方は、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」のコラムをご覧ください。
転職に関するお悩みをお持ちの方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、これまでに多くの転職希望者をサポートしてきた実績を持つ、若年層向けのエージェントです。転職先のご紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の内容添削や面接練習、円満退職方法の指南など幅広いサービスを展開しています。「今よりも条件の良い会社を探している」「スムーズに転職したい」など、転職に関するご相談もお待ちしております。サービスはすべて無料で利用が可能です。お気軽にご利用ください。
転職を上司に相談したい方向けのQ&A
ここでは、転職を上司に相談したい方へ向けて、よくある質問にお答えします。
上司と仲が良いので、転職について事前に相談しておきたいです
普段から信頼関係を築けている上司に、転職の相談をするのは問題ありません。自分の悩みや考えを話すことで気持ちが整理できるだけでなく、具体的なアドバイスをもらえたり将来のキャリアについて視野も広がったりすることもあります。ただし、「転職するか迷っている」と伝えることで、上司から引き止めに遭うかもしれないことは覚えておきましょう。
転職先の詳細を上司に聞かれたら教えるべきですか?
基本的に、転職先の会社名や職種を上司に伝える義務はありません。法律的にも次の勤務先を申告する義務はないため、「聞かれたら話すべきかも…」と思っても、必ずしも開示する必要はないのです。ただし、上司との信頼関係が築けていて、転職の理由や背景をしっかり理解してくれている場合には、支障のない範囲で転職先について伝えることも選択肢のひとつです。特に、業界内で競合する可能性がない業界や、あなた自身が「話しても問題ない」と思える内容であれば、むしろ円満な退職の一助になることもあります。
退職すると決めたけど、上司への切り出し方やタイミングが分かりません
退職することを決めたらまずは上司と対面で話をする場を設けましょう。落ち着いた環境で話すことで、真剣さが伝わりやすくなります。話すタイミングとしては、業務が落ち着いている時間帯や上司が忙しくないタイミングを見計らうのが望ましいです。また、事前に「少しお時間をいただきたいのですが」と伝えておくと、相手も心の準備ができるため、スムーズに相談しやすくなるでしょう。
転職エージェントのハタラクティブでは、退職に関する上司への切り出し方についてもキャリアアドバイザーがアドバイス。ぜひお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。