転職の相談は誰にする?エージェントやハローワークのサービスを紹介

転職の相談は誰にする?エージェントやハローワークのサービスを紹介の画像

この記事のまとめ

  • 転職の相談ができるサービスとしてまず思いつくのはエージェント
  • ハローワークや職業訓練校、ジョブカフェなどでも無料で転職相談ができる
  • 職場の上司に転職の相談をするのは、避けたほうが無難
  • 上司に伝えるのは、退職の決意が固まってからがおすすめ
  • 繁忙期やプロジェクト途中を避け、退職希望日の2ヶ月前を目安に上司にアポを取ろう
  • 退職理由はネガティブなものは避け、個人的な理由か前向きな理由を伝える

「転職の相談を誰にすれば良いのだろう」とお悩みの方もいるでしょう。転職に詳しい人に相談したいということであれば、エージェントやハローワークの利用がおすすめです。一方、相談相手として避けたいのは職場の上司。相談してしまったが故に引き止められてしまったり、変な噂が広がったりする恐れもあります。当コラムでは、退職を上司に伝えるタイミングやコツについても併せてお伝えしているので参考にしてください。

転職の相談は誰にするのが良い?

転職の相談がしたいとき、誰に話を聞いてもらうべきか迷うこともあるでしょう。家族や友人など身近な人に相談する方法もありますが、距離が近いぶん本音で相談しづらかったり、アドバイスが客観性に欠けてしまったり、といった問題が生じることも。「転職の知識が豊富な人に話を聞いてもらいたい」ということであれば、転職エージェントやハローワークといった無料のサービスを利用するのもおすすめです。

手厚いサポートが魅力を受けたいなら「転職エージェント」

転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが面談を実施。希望条件をしっかりとヒアリングしたうえで求人を紹介してくれるので、自分に合った仕事と巡り会える可能性が高まります。なかには、面接対策や応募書類の添削といったサービスを実施しているところも。転職経験が少ない方も安心して利用できるサービスです。転職エージェントのサービス内容について詳しく知りたい方は、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」のコラムをご覧ください。

地元の求人を狙うなら「ハローワーク」

ハローワーク(公共職業安定所)でも、無料で仕事を探すことができます。ハローワークでは無料で求人を出せるため、転職エージェントよりも求人数が多い傾向に。地域密着型の企業の求人が多く、地元での活躍を希望する方におすすめのサービスです。

手に職をつけたいなら「職業訓練」

手に職をつけてから転職したいということであれば、職業訓練の受講を検討してみるのも一つの手。職業訓練の受講前には試験や面接を受ける必要がありますが、気になる訓練がある場合は、ハローワークの窓口で相談をしてみると良いでしょう。

若者に特化した「ジョブカフェ」

若年者の就職支援に特化したジョブカフェを併設しているハローワークもあります。ジョブカフェでは、求人紹介はもちろん職業体験や就職セミナーなどのサービスが受けられることも。まずは、気楽な気持ちで訪れてみると良いでしょう。

ハローワークのサービスに関しては、「ハローワークの利用方法|初めての方向けに利用条件や登録のやり方をご紹介」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。

転職の相談を上司にするのは避ける

転職を考えていたり、実際に転職活動を行っていたりする場合、現在の状況を上司に相談すべきか悩む方もいるでしょう。結論からいうと、上司に転職の相談をするのは避けたほうが良いです。理由としては、以下のものが挙げられます。

引き止めに遭う可能性がある

仕事をしている以上、組織の中で何らかの役割を持っているケースがほとんど。社員1人が抜けることで業務に支障が出るだけでなく、既存社員の仕事量が増える可能性は高いです。新しい社員を採用したとしても、時間・労力ともにコストがかかります。会社にとってはデメリットしかないため、上司は必死になってあなたを引き留めようとするでしょう。なかには、部下が退職することで自分の評価が下がることを心配する上司もいます。いずれにせよ、上司に転職の相談をするのは得策とはいえません。

噂が広がる

上司や同僚だけに相談したはずなのに、数日後には社内や部内で自分が転職するという噂が広まっていた…というケースは少なくないようです。もし、転職を思いとどまったとしても、現在の仕事が進めにくくなったり、転職活動が妨害されたりと、風当たりが強くなる可能性もあります。転職の意志が固まるまでは、職場の人に相談するのは避けた方が良いです。

退職を決意したら上司に話そう

上司には、退職の意思が固まった時点で相談するのが一般的です。まずは、直属の上司に退職の意志を伝えます。直属の上司を差し置いて上の役職の人に先に伝えてしまうと、トラブルのもとになる可能性もあるので注意が必要です。

伝えるタイミングも大事

退職意思の表明は、退職希望日の1〜3ヶ月前を目安としましょう。就業規則に退職の申し出期間を定めている会社の場合、就業規則に準じて告げることでトラブルを防ぐことができます。また、繁忙期やプロジェクト途中、人事異動の直後などはなるべく避けて閑散期に伝えると話がスムーズに進みやすいです。退職を伝えるタイミングについては、「退職は何ヶ月前に伝えるのが常識?相談の時期や法律上のルールを紹介」でも詳しく取り上げているのでご確認ください。

上司に退職の意志を伝えるまでの流れ

上司には事前にアポを取り、会議室などほかに人がいない場所を確保しておきます。最初に口頭で「相談がある」と伝え、その後詳しい日時をメールで伝えるのがおすすめです。

転職理由の伝え方

アポを取って上司に退職を伝える環境が整ったら、上司が納得する退職理由を考えます。

ネガティブな退職理由は避ける

退職理由を伝える際、「社内の雰囲気が悪いから」「仕事に興味が持てないから」「将来性を感じないから」といった会社批判になりうるものは避けます。批判的な内容を理由にしてしまうと、改善を約束するからと引き止められたり、雰囲気が悪いまま退職を迎えてしまったりと退職者にとって不利になる可能性が高くなります。

個人的な理由や前向きな理由は受け入れられやすい

家庭事情や健康状態といった個人的な理由や、新しい環境で自分を試したい、専門性を高めたいなど前向きな理由であれば、引き止められずに済むでしょう。退職理由を述べる際に、今までお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えることで円満退社にも繋がりやすくなります。

理由を伝えて退職が認められたら、上司と相談しながら退職日を調整していきます。退職届は企業によってはフォーマットが定められていることもあるので、確認したうえで作成するようにしてください。なお、退職届は退職日の2週間前までに直属の上司に直接渡すのがマナーです。

転職に関するお悩みをお持ちの方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、これまでに多くの転職希望者をサポートしてきた実績を持つ、若年層向けのエージェントです。転職先のご紹介はもちろん、履歴書・職務経歴書の内容添削や面接練習、円満退職方法の指南など幅広いサービスを展開しています。「今よりも条件の良い会社を探している」「スムーズに転職したい」など、転職に関するご相談もお待ちしております。サービスはすべて無料で利用が可能です。お気軽にご利用ください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

目次