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Web面接に適した服装とは?選考の流れやマナーもチェックしよう
更新日
この記事のまとめ
- Web面接とは、パソコンなどを利用してWeb上で行う面接のこと
- Web面接の服装はスーツやオフィスカジュアルが無難
- Web面接も身だしなみに気を使い服装やヘアスタイルの乱れに注意する
- Web面接は「明るく静かな場所を選ぶ」「通信環境の確認」「カメラの固定」が大切
- Web面接は服装のマナー以外に、通信環境や背景、生活音などにも気をつけよう
Web面接の服装をスーツにするべきか、それとも私服で良いのかと迷う方は多いでしょう。面接を受けるときは、スーツを着用するのが基本マナー。自宅で受けられるWeb面接の場合も同様です。知らないと、「常識のない人」というイメージを与えてしまう恐れがあるので注意しましょう。このコラムでは、Web面接の服装マナーについてまとめています。これからWeb面接を控えている方は、ぜひ参考にしてください。
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Web面接でもスーツが基本
転職・新卒問わず、Web面接もスーツで参加するのが基本マナーです。
自宅でリモート面接を受ける際、服装に対する意識が薄れがちですが、面接官は服装マナーもしっかりとチェックしています。部屋着や遊びに行くような服装で面接を受ければ、「これから働こうという意識が薄い」「常識がない」と判断されてしまう可能性もあるので、注意しなければなりません。
スーツの色やインナー、ネクタイなどで迷った場合は、以下を参考にすると良いでしょう。面接で評価を上げるスーツや服装の選び方を知りたい方は「面接のスーツの選び方とは?好印象を与えるコツを紹介」のコラムでも、スーツの選び方についてまとめています。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
スーツ | 黒やグレーのスーツ 明るい色のYシャツ 華美でないデザイン | 黒やグレーのスーツ 明るい色のYシャツ 華美でないデザイン |
私服 | ジャケット Yシャツ パンツ | ジャケット ブラウス パンツもしくはスカート |
髪型 | 顔周りをすっきり見せられるよう整える 長い髪はまとめる | 顔周りをすっきり見せられるよう整える 長い髪はまとめる |
アクセサリー | 付けないのが基本 | 付けないのが基本 |
Yシャツのみはラフな印象を与えるため、ジャケットを着用するのがマナー。女性の場合は、インナーは白系のブラウスでもOKです。ただし、フリルの大きいものやボタンの派手なものは避け、顔周りはすっきり見せるように心がけましょう。
基本的なWeb面接のやり方を知りたい方は「Web面談とは?聞かれることや服装・背景の注意点を解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
バイトのWeb面接の服装
正社員ではなくアルバイトのWeb面接の場合は、スーツを着用しなくても問題ありません。ただ、あまりにも華美な服装やカジュアルすぎるスタイルはマイナス印象を与えやすいので、シンプルな服装を意識するのがポイント。不安な場合は正社員と同じように、シャツとジャケットを着用しても問題ありません。- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
Web面接で服装の指定がある場合は?
あらかじめ企業から服装を指定されている場合は、指示に従います。「服装自由」や「私服可」などの場合は、以下のように判断すると良いでしょう。
服装自由や私服可の場合はスーツが無難
Web面接において「私服で構いません」と言われた場合でも、スーツを着用するのが無難です。「スーツでなくても構いません」という意味であって、決してだらしのない格好や派手な服装がOKというわけではありません。
企業が「服装自由」や「私服可」と記載する理由は、求職者に対する配慮のため。「堅苦しい雰囲気にしたくない」「できるだけリラックスした状態で面接を受けてほしい」というのが企業側の意図です。基本的な就活・転職活動の服装を知りたい方は、「転職の服装!面接官が重視するマナーや20代・30代が示したい印象を解説」にて、詳しく解説しています。
私服ならオフィスカジュアルがおすすめ
私服を着用するならオフィスカジュアルを意識しましょう。スーツを持っていない場合や、できればスーツは着たくないという人は、会社の雰囲気で服装や身だしなみを整えるのもポイント。ただし、私服でもジャケットは必ず着用してください。
オフィスカジュアルとは
ビジネスの場にふさわしいカジュアルスタイルのこと。カジュアルといっても、GパンやTシャツ、サンダルなどのカジュアル過ぎるものはマナー違反になります。男性はジャケット+Yシャツ+パンツ、女性ならYシャツの代わりにブラウス、パンツではなくスカートでもOKです。羽織はカーディガンでも良いですが、求職活動ではスーツに準じたジャケットを着用するのが好ましいでしょう。
Web面接こそ気を配りたい!身だしなみで守るべき4つの注意点
Web面接の身だしなみで守るべき4つの注意点
- 服装の乱れや汚れ
- 派手なアクセサリーや時計
- 下だけ私服のまま
- ラフなヘアスタイル
Web面接かどうかに関わらず、身だしなみは面接官に見られています。採用の場であることを意識してマナーを守りましょう。Web面接を行う際は、次の4つの注意点を意識します。
1.服装の乱れや汚れ
「外に出ないから」「画面越しなら見えないだろう」と考えてスーツのケアを怠るのは危険。画面越しでも服のしわや汚れは見えるものです。
また、ネクタイやシャツの裾にも注意しましょう。Web面接は対面に比べると見える範囲が狭いので、服装の乱れには目が行きやすいもの。「自宅だから」と気を抜かず、対面の面接と同じように服装を整えることが大切です。
2.派手なアクセサリーや時計
派手なアクセサリーや時計を避けるのは、対面式の面接にもWeb面接にも共通しているマナー。特にWeb面接では、大ぶりのネックレスやピアス、派手なデザインの時計なども目立ってしまいます。アクセサリーを身につけるのなら派手なものは避け、シンプルでさりげないものを選びましょう。
3.下だけ私服のまま
見えないからといって、スーツを上だけ着用し、下だけ普段着のままにするのはやめましょう。
通信環境が途絶えたり、音響が乱れたりすると、その場で対応が必要です。その際、立ち上がってモニターに全身が映ってしまうと、面接官へマイナスイメージを与えてしまう恐れがあります。
また、面接終了後に通信を切り忘れたために全身が映ってしまうパターンも。どんなイレギュラーがあるか分からないので、気を抜かずに上下とも面接にふさわしい服装を着用しましょう。
4.ラフなヘアスタイル
Web面接で忘れがちなのがヘアスタイルのセットです。朝起きたままのボサボサな状態はもちろんのこと、カジュアルな髪型も面接には適しません。長い髪は束ね、清潔感のあるヘアスタイルにするのが大切です。顔周りをすっきりと見せるとともに、会釈をしても前髪が落ちてこないように工夫しましょう。
なお、面接時のヘアスタイルについては「就活の髪型も選考対象!男女別おすすめのヘアスタイルや印象アップのコツ」でも紹介しています。
メイクはやや濃い目がおすすめ
Web面接時のメイクは、通常よりもやや濃い目がおすすめです。Web面接はカメラを通じて行うため、通信環境やカメラの性能によっては、ナチュラルすぎると相手にノーメイクのように感じられてしまうことも。不自然にならない程度に、普段より少しだけ濃くしてみましょう。「面接メイクのポイントは?オンラインやWebでも第一印象を良くする方法」でもメイクについて解説していますので、ぜひご覧ください。
そもそもWeb面接とは?
Web面接とは、パソコンを利用してWeb上で行う面接のこと。企業や面接会場へ行かずに自宅で受けられます。以下のようなケースでWeb面接を行うことが多いようです。
- ・居住地が海外や遠方などで、面接会場まで来るのが容易ではない場合
・コロナウイルスや新型インフルエンザなどの感染症が流行し、外出が困難な場合
・リモートワークで出社する必要がない職種の場合
Web面接は直接会社に出向く必要がないため、交通費や移動時間の削減ができます。また、自宅でリラックスした状態で面接を受けられるのもメリットです。
面接の内容は対面式と同じ
Web面接でも対面式の面接でも、面接の基本的な質問内容は変わりません。面接対策をするときは、退職理由や自己PR、志望動機といったよくある質問に対する回答を準備しておくと良いでしょう。
なお、面接の基本については「面接成功の鍵!一次・二次・最終の際に見られるポイントや対策をご紹介」でご確認ください。
Web面接の流れ
Web面接は以下のような流れで行うのが一般的です。
1.ツールをインストールし、アカウントを取得
まずは、ビデオ通話アプリをインストールし、アカウントを取得します。企業によって利用するツールは異なるので、あらかじめ確認しましょう。
なお、プライベートで使っているツールを利用する場合は、表示名に注意が必要です。ニックネームになっていたら、フルネームなどビジネスシーンに相応しいものに変更することをおすすめします。
2.通信環境、音声、カメラを確認
パソコンの通信環境を確認したら、ツールを起動して音声やカメラが正常に動作しているかをチェックします。特に、音量や自分の映り方には注意が必要。音量が小さ過ぎたり、自分の顔が画面から切れてしまったりする場合は、調整しましょう。
3.面接10~5分前には待機
少なくとも面接の5分前にはパソコンの前で待機しておきましょう。企業は「時間どおりに開始できるか」もチェックしています。時間ギリギリでログインすると、操作ミスを起こしたり準備不足でしっかりと回答できなかったりする恐れも。落ち着いて開始するためにも、時間に余裕を持つようにしてください。
4.企業から連絡が来たら面接スタート
企業から連絡が来たら通話を始めましょう。面接を開始する際は、あいさつを行ったうえで、「自分の声が聞きづらくないか」「顔が見えづらくないか」などの確認を取ると好印象です。
Web面接はスマホで受けても大丈夫?
Web面接はスマートフォンで受けても問題ないでしょう。ただし、スマートフォンはパソコンに比べて画面が安定しません。手で持ったまま面接を受けると画面がぶれて相手に不快感を与えてしまうため、スタンドなどを使用してブレずに正面が映る角度をキープしましょう。また、スマートフォンでWeb面接を受けている途中に着信や通知が来てしまうと、相手に音が聞こえます。マナーモードにしてもデバイスが揺れる音が伝わってしまうので、面接中は通知を切ってサイレントに設定しましょう。
Web面接を受ける際の準備ポイント
Web面接を受ける際の準備ポイント
- 明るく静かな場所を選ぶ
- 通信が途切れないようにネット環境を万全にする
- カメラの角度を決めたらしっかりと固定する
Web面接を受けるときは、以下のポイントに注意して準備しましょう。
明るく静かな場所を選ぶ
Web面接を受けるときは、明るく静かな場所を選びましょう。洗濯機や食洗機などの稼働音や家族の足音といった生活音は意外と気になるもの。家電のスイッチをオフにする、家族に面接中は静かにするように頼む、音のする場所から離れるなどを徹底するようにしましょう。
また、自然光の入る明るい場所を選ぶのがおすすめです。その際は、光が画面に反射したり逆光になって顔が暗くなったりしないよう注意してください。
通信が途切れないようにネット環境を万全にする
通信環境が安定しているかどうか確認しましょう。自宅のネット環境が悪い場合、ネットカフェや貸し会議室など、別の場所からWeb面接を受けることも検討しなければなりません。友人や家族に頼み、Web面接時と同じツールを使った事前練習をしておくのも手です。
できるだけWi-Fiを使う
スマートフォンを使用してWeb面接を受けるときも、できるだけWi-Fiにつなぐのがおすすめ。電話回線でデータ通信を行うと、データ量が多くなるにつれて画像が荒くなったり回線が不安定になったりする恐れがあります。
カメラの角度を決めたらしっかりと固定する
自分の座る位置を決めたら、パソコンのカメラの向きを確認しましょう。カメラの位置によっては目線が合わず、画面を見下ろしたり上目遣いになったりする恐れも。面接中に気づいても、固定し直すのはよくありません。カメラの角度を決めたら、動かないようしっかりと固定しましょう。
服装以外に気をつけるべき4つのマナー
服装以外に気をつけるべき4つのマナー
- 部屋はきれいに片付けておく
- Web面接中に操作しない
- 面接を受ける姿勢に気をつける
- 通信トラブルは落ち着いて対処する
Web面接を行う際は、服装以外にも気をつけたいマナーがあります。特に気をつけるべきマナーを4つご紹介するので、参考にしてみてください。
1.部屋はきれいに片付けておく
Web面接中、どうしても目に入るのは背景となる部屋です。部屋が散らかっている、片付いていない印象を受けると「だらしない性格だろう」と判断されます。
また、面接の場にふさわしくない洗濯物やマンガ本などが映っているのもマイナスポイント。背景はできるだけ壁になるように調整し、万が一部屋が映っても乱雑な印象にならないよう、きれいに片付けておきましょう。
2.Web面接中に操作しない
Web面接中、手元が見えないからといって、パソコン操作はできるだけしないよう気をつけてください。キーボードの音やSNSの受信音は、面接官にも聞こえています。面接中は質疑応答に集中し、手元の操作は控えましょう。
3.面接を受ける姿勢に気をつける
自宅で使い慣れた椅子に座っていると、だらしない姿勢になる人がいます。Web面接も選考であることに変わりはないので、背筋を伸ばし、きちんとした姿勢を保ちましょう。
また、対面に比べて聞きづらい可能性があるため、しっかりと伝わるよう明るくハキハキと答えるのがポイント。声の大きさやスピードに気を配り、話し方を工夫しましょう。
4.通信トラブルは落ち着いて対処する
Web面接でありがちな失敗は、音声や通信が途切れた際に慌てた姿を面接官に見せてしまうこと。取り乱した様子を見られると、「トラブルに弱い」と判断されてしまう恐れがあります。
Web面接をする以上、面接官は通信トラブルを想定しているもの。通信が途切れたからといって、不採用の判断をすることはありません。
通信が途切れた場合の対処法
完全に通信が途切れた場合、メールや電話でトラブルの状況を伝えましょう。すぐに対処できそうな場合は、慌てずに接続しなおします。再接続が難しい場合は、再度メールや電話で状況を伝えたうえで、リスケジュールしてもらってください。お詫びをしたうえで事情を説明すれば、マイナス評価になることは少ないでしょう。誠意を持って対処することが必要です。
Web面接の対策をするなら、自己PRや志望動機を万全にすることが大切。しかし「面接対策が心配」という方は、就職・転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
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Web面接に関するFAQ
ここではWeb面接のよくある質問に回答します。
Web面接でスーツがない場合の服装は?
今後も就活や転職活動を継続するのであれば、スーツを購入するのがおすすめです。
また、服装に関して指定が無い場合はスーツが基本となるので、「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」を参考に購入しましょう。なお、「服装は自由です」と連絡を受けている場合は、オフィスカジュアルでも問題ありません。
Web面接はカフェで受けても良いですか?
Web面接も正式な選考試験なので、自宅や会議室など静かで面接に集中できる場所で受けるのがマナーです。カフェの場合、周囲の物音が大きく面接官の質問を聞き取れなかったり相手に不快感を与えます。また、周囲に不特定多数の人がいる状態で個人情報を伝えることになり、危機管理能力が低いと評価される可能性もあるでしょう。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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