履歴書に「現在に至る」を書くのはどんなとき?正しい記載方法を解説

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この記事のまとめ

  • 履歴書に「現在に至る」を書く必要があるのは、働きながら転職活動を行っている場合
  • 履歴書の職歴欄に「現在に至る」を書いたら、最後に「以上」も忘れずに記載する
  • 履歴書に「現在に至る」を書き忘れると、「すぐ入社できる」と誤解される恐れがある

履歴書を作成中に「現在に至る」の使い方について、ふと疑問に思ったことがある人もいるでしょう。「現在に至る」「在職中」「卒業見込み」など、どの書き方が正しいのかはっきりと理解できていない人は少なくないようです。このコラムでは、「現在に至る」を書くのはどのようなケースかを解説。また、職歴の書き方や「現在に至る」を省略した場合のリスクについても記載しています。

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履歴書に「現在に至る」と記載するのはどんなとき?

履歴書に「現在に至る」と書く必要があるのは、会社に勤めながら転職活動を行っている場合です。人によっては、「現在に至る」に代わる表現として「在職中」を使用するケースもあるようです。アルバイト・正社員に関わらず、在職中であれば履歴書に「現在に至る」と記載する必要があります。また、職務経歴書にも「現在に至る」と書くことがあるため、転職を考えている方は書き方を気にしておきましょう。

新卒の場合の学歴には「卒業見込み」と書こう

新卒の場合に間違えやすい例として挙げられるのが、学歴欄に「現在に至る」を書いてしまうというもの。在学中に就職活動をしている場合、通学中の学校名のあとに書いてしまうことがあるようです。新卒採用の場合、履歴書の学歴欄の最後は「卒業見込み」と書くのがマナーのため、覚えておきましょう。学歴の書き方については、「卒業見込みと在学中の違い。履歴書の学歴欄の書き方」のコラムでも詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。
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履歴書への「現在に至る」の書き方

「現在に至る」は、履歴書の職歴欄の最後に書きます。退職予定日が決まっている場合は()付で併記しておくと良いでしょう。職歴欄に「現在に至る」を記載したら、「これ以上職歴がない」ということを示すために、1行空け、右詰めで「以上」と記入します。以下に、職歴に「現在に至る」を書いた例を載せているので、履歴書を記入する際の参考にしてください。

職歴

平成〇年4月 〇〇株式会社 入社
令和〇年3月 〇〇株式会社 一身上の都合により退社
令和〇年4月 〇〇株式会社 入社
       現在に至る(令和〇年〇月〇日退職予定)

以上

職務経歴書に「現在に至る」は書く?

職務経歴書の場合は、自分の職歴を端的に表した概要の最後に書くことが多いようです。職歴概要の最後に「〇〇の業務を担当し、現在に至る」と書いても良いでしょう。ただし、職務経歴書には決まったフォーマットがないため、在職期間が明記されていれば「現在に至る」の記載がなくでも問題はないようです。「職務経歴書の「現在に至る」の正しい書き方とは?注意点などとあわせて解説」のコラムでは、職務経歴書への「現在に至る」の書き方についてまとめているので参考にしてください。

在職中であれば履歴書に「現在に至る」と明記するのがマナー

履歴書に「現在に至る」と記載することで、採用担当者に働きながら就職・転職活動をしていることを伝えられます。もし、在職中にも関わらず職歴に「現在に至る」が記載がされていない場合、採用担当者に「すぐに入社できる」と誤解されてしまう恐れも。また、在職中の場合、履歴書に「現在に至る」と記載するのは一般的なマナーといえます。記載を省略してしまうと「丁寧さに欠ける」「マナーが身についていないのでは」といった印象を与えかねないため、必ず明記するようにしましょう。

履歴書における基本的なマナーを把握しておこう

履歴書における基本的なマナーには、「現在に至る」のほかにも「(株)などの略字は使用しない」「誤字脱字に気を付ける」などが挙げられます。履歴書は、採用担当者が最初に目にする大事な書類です。作成する際はポイントを押さえて、自分の情報を正しく伝え、良い印象を与えられるように心がけましょう。「就活の履歴書で気をつけることは?選び方や書き方の基本などをご紹介!」のコラムでは、履歴書を作成するうえで気を付けるべきポイントをまとめているので、チェックしてみてください。

「現在に至る」の書き方をはじめ、応募書類を作成する際は、さまざまなマナーがあります。正しいマナーを知り、応募企業に失礼のない履歴書の作成を目指しましょう。

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