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履歴書の特技欄を書く目的とは?コミュニケーションを特技とした例文も紹介
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この記事のまとめ
- 履歴書の特技欄は、採用担当者に自分の印象を残す目的がある
- 履歴書の特技欄は、些細なことでもいいので書いて提出する
- ギャンブルやお酒など、避けたほうがいい特技もある
- コミュニケーションを特技とする際は、業務に活かせることをアピールする
- 特技が思いつかない場合は、趣味や好きなことから考えてみるのがおすすめ
「履歴書の特技欄にコミュニケーションと書きたいけど、良い書き方が思い浮かばない」と悩んでいる方もいるでしょう。コミュニケーションを特技とする場合は、人との関わりが深い業務で活かせるとアピールするのがポイントです。このコラムでは、コミュニケーションを特技とする際の書き方のコツを、例文を交えて解説。履歴書の特技欄を書く目的や、特技が見つからないときの対処法もまとめているので、参考にしてみてください。
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履歴書で特技を記入する目的やメリット
履歴書の特技欄は、採用担当者が応募者を知る手がかりとして活用されます。きちんと記入することで得られるメリットもあるため、下記で確認しましょう。
採用担当者に自分の印象を残すため
履歴書の特技欄を充実させることで、日々多くの求職者と向き合っている採用担当の目に、自分の印象や特徴を残せる可能性が高まります。
たとえば、「聴いた曲を楽譜なしで演奏できる」「●分で本を1冊読むことができる」といった印象的な特技や、応募者の経歴や見た目からは想像できない特技は、採用担当者の記憶に残りやすくなるでしょう。
面接時の緊張を解く材料になるため
面接で応募者の緊張をほぐす目的として、履歴書の特技欄が使われることも。企業側は応募者の自然な姿が見られる上、面接で緊張してしまう応募者側にとっても、雑談をするうちに緊張がほぐれるというメリットがあります。
「面接の雑談は、自分を知ってもらうビッグチャンス!」のコラムでは、面接時の雑談に役立つポイントを解説しているので、参考にしてください。
自己PRをより具体的に説明するため
履歴書の特技欄の書き方によっては、自己PRをより具体的にすることも可能です。
たとえば自己PR欄では、個人でイベントの企画と運営を成功させた経験を記載し、特技欄では「人に的確に指示を出しまとめること」と記載すると、企画立案能力や実行力と同時に、リーダーシップ能力があることも主張できます。
企業や職種への適性をアピールするため
企業や職種への適性があることは、就職・転職活動において重要なポイントです。履歴書の特技欄に業務と結びついた特技を記入すると、企業や職種へのマッチ度をアピールできるほか、業務に取り組む姿勢を採用担当者にイメージしてもらいやすくなります。
些細なことでもなるべく書いて提出しよう
特技を通して応募者の人柄や業務に活かせる能力をアピールできるため、特技欄を「特になし」や空白で提出するのは避けたほうが無難です。特技欄が空白だと、「熱意が低いのではないか」「消極的な人なのか」と判断される場合があります。履歴書の特技欄は、特技の実績やすごさを競っているわけではないため、得意であれば些細な内容でも書くようにしましょう。履歴書の特技欄の書き方!注意したい4つのポイント
履歴書の特技欄は、応募者の人柄を知るために使われるほか、面接時に緊張をほぐすための会話の材料として使われることもあります。魅力的な特技欄にするためにはどうしたら良いのか、意識したい4つのポイントを以下でご紹介します。
1.応募先や希望職種ごとに書き分ける
履歴書の特技は、応募先企業や希望職種にリンクさせて書くことが大切です。
たとえば、Web業界やマスコミ業界では「発信力」をアピールできる特技が優位になる一方、営業職では「コミュニケーション能力」を特技にするほうが、印象づけられることもあります。志望する業界や職種、応募先企業の特徴などを事前に研究し、採用担当者が惹かれる内容を記載しましょう。
2.人となりが伝わる内容にする
採用担当者は履歴書の特技欄から、学歴や職歴からは汲み取りきれない、応募者の人となりや価値観を判断している場合があります。例として、マラソンが特技の人は根気強い、団体スポーツが特技の人は協調性が高いと判断されやすいといえます。
履歴書の段階でアピールに成功すれば、魅力的な人材として選考に良い影響をもたらす可能性もあるでしょう。
3.自信をもって語れる特技を選ぶ
面接官から質問される場面を想定して、自信をもって語れる特技を選ぶこともポイントの1つです。目立つことや印象を良くすることに夢中になって、嘘や誇張表現をしてしまうと、面接官からの掘り下げた質問に答えられなかったり、特技を見込まれて採用されたときに現場で対応できず、評価を下げられたりするおそれがあります。
4.ネガティブなイメージを与える特技は避ける
基本的には何を書いても自由な欄ですが、就職活動の場では記入を避けるべき特技もあります。業界にもよりますが、パチンコや競馬などのギャンブル、アイドルやアニメなどのサブカルチャー、政治や宗教に関するものは、マイナスなイメージを与えてしまう可能性があるため、避けるのが無難。同様に、犯罪や社会倫理に反するものもNGです。
また、記載する特技の数が多過ぎるせいで「飽きっぽい」「一貫性がない」という印象を与えてしまわないように、応募先企業で活かせるような特技に絞って記入しましょう。
就職・転職活動における「特技」と「趣味」の違い
履歴書に「趣味・特技」を記入する欄があるほか、面接でも特技と並んで趣味を尋ねられることがあります。「特技」とは、ほかの人と比べて得意で自信があるものを意味し、ある程度の実績や評価があると説得力が増すでしょう。一方「趣味」に得意不得意は関係なく、自分が好きなものや熱中できることを指します。なかには、趣味で取り組んでいたもののスキルが高まり、特技になったという人もいます。「履歴書の特技欄の書き方は?趣味との違いと特にないときの対処法」のコラムでも、特技欄の書き方と趣味と特技の違いについて解説しているので、併せてご確認ください。
履歴書でコミュニケーションを特技とする際の例文
コミュニケーション能力は、応募先企業が求める人材のイメージとマッチすれば、十分アピールポイントになり得ます。履歴書の特技欄に「コミュニケーション」を記載する場合は、実体験を交えながら具体的に述べると良いでしょう。
特技欄の書き方は、一言+()を使って簡潔に補足説明する形が一般的です。以下で例文を紹介するので、自分なりの答えを考えてみてください。
例文1
コミュニケーション(相手の人柄を見ながら、話を広げるべきか聞くべきか判断してコミュニケーションをとっています。実際に「話しやすい」と言われることが多いです)
例文2
コミュニケーション(●●部のマネージャー時代、会話のなかで的確に部員のニーズを把握するため、親しみやすさを心掛ける一方、耳を傾け聞くことも意識しました)
例文3
コミュニケーション(人の顔と名前を覚えるのが得意です。勤めていたコーヒーショップに10年以上会っていなかった知り合いが来たときも瞬時に思い出し、話しかけたことで常連になってもらえました)
「特技はコミュニケーション」の言い換え例の一覧
言語能力の高さや、誰とでも仲良くなれる力だけがコミュニケーション能力ではありません。伝える力や聴く力、言語以外の方法で表現する力も、コミュニケーション能力です。
これらを的確にアピールするためには、どのような言い換えがあるのでしょうか。
・相手の本音や感情を汲み取る力
・相手の本音を導き出す質問をする力
・要点をおさえて傾聴する力
・適切なタイミングで提案する力
・順序立てて説明する力
・図やグラフ、表を用いて説明する力
・誰にでもわかりやすく伝える力
・情報を詳細に聞き取る力
・状況や雰囲気を察し適応する力
・複数の意見をまとめる力
・同調や共感を生む力
・多様な人と協力して物事を進める力
・状況を正確かつ的確に伝える力
就職・転職活動で上記のような特技を紹介するときは、先述した例文同様、具体的なエピソードを添えて伝えるのが大切です。
履歴書に書ける特技がないときの対処法
「履歴書に書ける特技がない」「探しても特技が見つからない」という人は、以下で紹介する3つの対処法を試してみましょう。
これまでの経験や褒められたことを思い出す
これまでの経験や褒められたことを振り返るなかで、自分の特技を見つけられる可能性もあります。成功体験や褒められたことの大小は問いません。また、生活で習慣化していることや長く続けていることなど、少しでも人より優れている、得意だと感じたことがあれば記入してみましょう。
趣味や好きなことから探す
趣味や好きなことには、得意不得意や成績が伴わないことが多いため没頭しやすく、上達スピードも早いものです。面接の場で質問されたときも、趣味や好きなことから磨き上げた特技なら、熱意をもってアピールできるでしょう。
趣味や好きなことから特技を見つける方法は、「特技の見つけ方とは?履歴書や面接で好印象を与える方法」のコラムでも紹介しているので、参考にしてください。
家族や友人などに尋ねる
自分で探しても特技が見つからないという人は、家族や友人に聞くのもおすすめです。自分では気付かないところで、特技といえるものが見つかることもあります。自分の長所や熱心に取り組んでいたことはなんだったと思うか、尋ねてみると良いでしょう。
「アピールに繋がる特技が思いつかない」「履歴書の書き方に不安がある」と悩む人は、就職・転職のプロに相談するのも一つの手です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。