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ハローワークで相談できることは?初めてで不安な方向けのお役立ちガイド
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この記事のまとめ
- ハローワークで相談できることは、求職活動の進め方や求人の問い合わせなど
- ハローワークで相談できることは多いが、事前に求職申込みを行う必要がある
- 簡単な内容なら電話でもハローワークに相談できる
- ハローワークで職業相談をしても不安なときは、転職エージェントを併用してみよう
ハローワークの利用を検討している方のなかには、「どんなことを相談できる?」と疑問に思う方もいるでしょう。ハローワークで相談できることは、仕事探しや求人に関する問い合わせ、失業保険の手続きなど多岐にわたります。
このコラムでは、ハローワークで相談できることをはじめ、利用の仕方や相談する際のポイントをまとめました。初めての利用で不安な方は、以下を参考に相談する流れをイメージしておきましょう。
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ハローワークで相談できること
ハローワークで相談できることは、主に下記の内容です。
- ・求職活動の進め方に関する相談
- ・適職の見つけ方に関する相談
- ・就職セミナーや説明会の案内
- ・ハローワークに掲載されている求人の問い合わせ
- ・応募に際する紹介状の発行
- ・応募書類の書き方に関する相談
- ・面接対策に関する相談
- ・雇用保険(失業保険)に関する相談
- ・職業訓練の案内
上記のように、ハローワークで相談できることは多岐にわたります。履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策といった実践的な内容だけでなく、応募企業の探し方やマナーなど就職活動の基礎も相談できるので、求職活動や仕事探し、求人への応募に関して相談したいことがある場合は、利用をおすすめします。
なお、ハローワークで相談できることについての詳細は、「ハローワークで相談できる内容は?利用方法や失業保険の受給方法も紹介」のコラムでご紹介しているので、興味がある方はチェックしてみましょう。
若い世代や子育て中の人に向けた仕事探しの支援もある
ハローワークは就職を希望する人なら誰でも利用できますが、若い世代や子育て中の方に対象を絞った就活支援サービスも展開しています。たとえば、厚生労働省の「わかものハローワーク」によると、「わかものハローワーク」は全国21ヶ所で主に35歳未満を対象とした就活支援をしています。また、同サイトの「マザーズハローワーク事業」によると、キッズコーナーの設置や子育てをしながら働きやすい仕事の紹介を実施。
自分に合った支援先に相談することで、よりきめ細かいサポートが受けられる可能性が高いでしょう。
ハローワークについて
厚生労働省の「ハローワーク」によると、ハローワークとは、総合的な雇用サービスを提供する「公共職業安定所」のことです。
国が主体となり、職業相談をはじめ、職業紹介、職業訓練、失業保険手続きといった支援サービスを提供しています。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
ハローワークでの相談の仕方
ハローワークで仕事に関する相談をする際は、下記の流れで求職申込みを済ませておきましょう。ハローワークに登録することで、職業相談や仕事探しを含む多様なサービスを受けられるようになります。
1.ハローワークの開庁時間に訪問する
ハローワークの相談窓口の利用時間は施設によって異なりますが、平日午前8時30分~午後5時15分が一般的です。平日にフルタイムで仕事をしている方は、仕事帰りに立ち寄るのは難しい場合もあるので、気をつけましょう。
「平日の昼間は仕事の都合でどうしても間に合わない」という方は、サービスの提供時間を延長していたり、土曜日に開所していたりする場合もあるので確認してみてください。厚生労働省の「サービス提供時間延長実施施設(令和6年10月1日現在)」によると、午後7時まで開いている施設もあります。事前に最寄りのハローワークに確認するとスムーズでしょう。
2.ハローワークで求職申込書を記入する
ハローワークで各種相談を行う際は、求職申込みを行う必要があります。求職申込みとは、ハローワークが用意する求職申込書に必要事項を記載して、現時点での求職状況を登録することです。
厚生労働省の「求職申込書」を見ると、氏名や住所といった基本情報をはじめ、保有スキル、経歴、希望する職種や勤務地、賃金などを記載する項目があります。インターネット上で行うオンライン登録も可能ですが、失業保険の手続きなど一部サービスは最寄りのハローワークに直接行く必要があるので注意が必要です。
3.窓口で「ハローワーク受付票」を受け取る
求職申込書の記入が済んだら、ハローワークの窓口担当者へ提出しましょう。30~40分ほどで担当者が内容を確認したら、「ハローワーク受付票」が交付されます。
ハローワーク受付票に記載されている求職番号は、ハローワークのサービスを利用する際に求められることも。職業相談でも使用するため、受付票は毎回必ず持参しましょう。なお、ハローワークで相談する際のポイントは次項で詳しく解説します。
相談するときの服装や持ち物はどうしたらいい?
ハローワークで相談するときの服装は、私服・スーツのどちらでも問題ありません。持ち物は、筆記用具に加えてそのとき必要なものを持参しましょう。経歴の確認や応募書類の添削が必要であれば、履歴書があると便利です。
ハローワークへ行く際の持ち物については、「ハローワークへの持ち物は何が必要?初回利用や失業保険申請の場合を解説」のコラムで詳しく解説しているのでご参照ください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
初めてハローワークで相談する際のポイント
ここでは、初めてハローワークで相談する際のポイントを、「就活が初めての場合」と「転職活動の場合」の2パターンに分けてご紹介します。
就活が初めての場合:窓口で利用方法を確認しよう
就活や仕事探し自体が初めての場合は、ハローワークの総合受付窓口で利用方法を聞いてみましょう。求職申込みの方法や、相談窓口の予約方法、検索・登録用端末の使い方など、あらかじめ説明を聞いておくのがおすすめです。
また、前述のとおり、ハローワークには特定の対象者向けの専門的な施設もあります。「マザーズハローワーク」「わかものハローワーク」「ふるさとハローワーク(地域職業相談室)」など、自分に合ったサービスを利用して職員に相談すれば、より希望や条件に合う求人を見つけられるでしょう。
ハローワークは相談だけの利用もOK
ハローワークを利用したからといって、求人に応募する必要はありません。仕事探しの相談で求人を紹介された際に、気が進まなければ断ることも可能です。
また、ハローワークを訪問するたびに求人を探したり、応募したりする必要もありません。「今日は相談だけしたい」という目的の利用もOKです。ただし、相談内容によっては回答に時間がかかったり、対応が難しかったりすることも。相談予約や自分なりの情報収集が必要になる可能性も念頭に置きましょう。
ハローワークの職業相談は予約したほうがいい?
窓口が混雑していなければ、予約なしで相談することも可能です。ただし、「予約相談」を取り入れている窓口もあるので、予約をしたほうが確実かつスムーズに相談できるでしょう。窓口相談は時間制の場合があるので、最寄りのハローワークに確認しておくのがおすすめです。転職活動の場合:失業保険の申請をすべきか相談しよう
退職後の転職活動・仕事探しを目的としてハローワークを利用する場合、求職申込みを行う前に、失業保険の受給対象者かどうか相談をしましょう。失業保険とは、再就職までの間一定の給付を受けられる制度です。
失業保険の申請にはさまざまな条件があり、すべての転職希望者が受給できるわけではありません。
自分で受給資格を判断するのが難しいケースもあるため、専門スタッフに相談することで、適切なアドバイスを受けられます。退職後の転職活動は経済的な負担も大きいので、不安な方は相談してみてください。
失業手当の受給には職業相談での実績作りが必要
失業保険の失業手当を受給する条件の一つとして、「失業認定」を受けなければなりません。ハローワークで失業認定を受けるには、職業相談を行い、求職活動の実績作りをすることが大切です。
失業手当をもらいながら転職活動がしたい方は、「ハローワークの求職活動とは?セミナー受講や職業相談で実績作りをする方法」のコラムを参考にしてみてください。ハローワークの求職活動で実績作りをする方法についてもご紹介しています。ハローワークの相談は電話でもできる?
ハローワークの相談の一部は、電話でも可能です。ただし、応募や求人紹介などはできないため何でも相談できるわけではありませんが、「ちょっとした質問だけなので電話で相談したい」という方は、下記を確認してみてください。
ハローワークの電話窓口で相談できること
ハローワークの電話窓口で相談できるのは、主に下記の3つです。
- ・求人情報の検索方法
- ・マイページの操作方法
- ・求人票と実際の募集内容が違ったときの問い合わせ
基本的には、「求職活動を行うにあたって発生する事務的な相談」が対象です。求人内容や職業相談、応募、雇用保険制度、助成金などは、電話ではなく最寄りのハローワークで相談すると、スムーズでしょう。
ハローワークの電話相談に関して詳しく知りたい場合は、「ハローワークに電話で相談できることは?問い合わせ番号・開庁時間を紹介!」のコラムをご確認ください。
ハローワークの電話窓口で相談する方法
ハローワークで電話相談する際は、厚生労働省の「ハローワークコールセンター・チャットボットのご案内」から最寄りの施設を探してみましょう。
求人票と実際の雇用条件や仕事内容が違ったときの確認・問い合わせについては、専用の求人ホットラインのほか、最寄りのハローワークに直接相談することも可能です。同サイトの「『ハローワーク求人ホットライン』の受付曜日を拡大します」によると、土日と祝日も相談できることが分かります。状況に合わせて利用するようにしましょう。
参照元
厚生労働省
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ハローワークに職業相談を受けても不安な方は
ハローワークの職業相談は専門の職員が対応してくれるため、繰り返し行えば就職・転職活動のノウハウが身につくでしょう。しかし、予約が取りにくかったり時間制で十分に相談できなかったりする場合、自分の思うような満足感を得られないことも。そのようなときは、ハローワークと併用して転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
就職・転職エージェントで就職活動の相談をしよう
効率的に就職・転職活動をするためには、ハローワークと就職・転職エージェントの併用を検討してみてください。転職エージェントとは、ハローワークのように専門のキャリアアドバイザーが求職活動のサポートを行う民間のサービスです。
キャリアアドバイザーがヒアリングしたうえで、希望や適性にマッチした求人をいくつか紹介してくれます。そのため、自分で一から仕事探しをするのが不安な方も安心です。また、多くのエージェントでは相談者に対して一人の担当者に内定までサポートしてもらえるため、状況や希望条件を細かく確認しながら就職活動を進められます。
転職エージェントでも手厚いサポートが受けられる
転職エージェントでは、求人紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書といった応募書類の添削や面接対策のアドバイス、面接の日程調整、企業との条件交渉など、豊富なサポートがあるのが特徴です。オンライン相談やチャットツールの活用など、状況に応じたやり取りも可能なため、納得のいくまで相談ができます。
「ハローワークでの相談時間が足りない」「自分が納得できるまで相談したい」という方は、転職エージェントのサービスが向いているでしょう。
転職エージェントで相談できることは?
転職エージェントでは、以下のような内容が相談可能です。
- ・就活のやり方が分からない
- ・興味のある仕事が見つからない
- ・今後のキャリアについて不安がある
- ・就職したものの転職しようか悩んでいる
- ・応募してもなかなか内定を貰えない
- ・履歴書や面接対策のアドバイスが欲しい
- ・自分の経歴や実績に自信が持てない
- ・仕事があるので、スケジュール調整がうまくいかない
自己分析の深堀りもサポートしてもらえることが多く、自分の長所や特徴を教えてもらえるため、より就職活動をスムーズに進められるでしょう。
このほか、転職エージェントの利用方法やメリット・デメリットが知りたい方は、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムでもご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
就職・転職エージェントの利用を検討している方は、若年層向けの求職支援サービスを提供するハタラクティブにぜひご相談ください。ハタラクティブは、フリーターやニート、第二新卒など幅広い方の就職・転職活動をサポートしています。
ハローワークにない非公開求人もあるので、応募先の選択肢を広げたい方にもぴったりです。専任のキャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングや1分程度で行える適職診断の結果に基づき、一人ひとりの適性や希望に合う求人をご紹介します。
また、履歴書や職務経歴書といった応募書類の添削、企業に合わせた面接対策なども実施しているので、就職・転職に不安がある方も安心して就活を進められます。企業とのやり取りや入職後のフォローもサポートも含め、サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
ハローワークで相談できることに関するQ&A
ここでは、ハローワークで相談できることに関する疑問をQ&A形式でまとめました。
ハローワークの職業相談は何時まで利用できますか?
職業相談は、ハローワークの開庁時間である平日午前8時30分~午後5時15分の間に行います。
ただし、「予約相談」のシステムがある場合は、時間帯を区切って対応しているので気をつけてください。また、地域によっては、開庁時間を延長している場合や、土曜日に対応しているところもあります。詳しくは、このコラムの「ハローワークでの相談の仕方」をご参照ください。
ハローワークの職業相談は求職活動の実績作りになりますか?
ハローワークの職業相談は、雇用保険の失業手当を受給する際の受給条件を満たすために必要な「求職活動の実績作り」になります。実績として認められるためには、職業相談を行った際に、相談員からハンコをもらうことが必要です。
求職活動の実績作りについては、「ハローワークの職業相談とは?求職活動の実績作りになる?利用の流れを解説」のコラムで紹介しています。
相談するのは最寄りのハローワークしかダメですか?
ハローワークは管轄する地域が決められていますが、利用者は住所地に関係なく、どの地域の施設でも利用できます。仕事の帰りに職場近くのハローワークで相談することも可能です。ただし、失業保険の手続きは、最寄りのハローワークへ直接行く必要があります。
ハローワークで県外の求人を探したい方は、「ハローワークで県外の求人は探せる?就職・転職活動のコツや注意点を解説!」のコラムを確認してみてください。
在職中にハローワークに相談することは可能ですか?
在職中にハローワークを利用することはできますが、一部利用できないサービスがあるので注意しましょう。求職申込みをしなければ、公開されない求人情報もあるようです。
在職中にハローワークを利用したい方は、「在職中にハローワークで転職活動できる?登録メリットやサービス内容を解説」のコラムをご覧ください。
また、在職中の求職活動・仕事探しは、就職・転職エージェントのハタラクティブで手厚いサポートを受けられます。所要時間1分程度の性格から分かる適職診断もご用意していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。