お祈りメールとは?返信の必要性や活用法を解説

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この記事のまとめ

  • お祈りメールとは、企業から送られてくる不採用通知のことを指す
  • お祈りメールはテンプレートが多いが、企業によって独自色が出ていることもある
  • お祈りメールに返信は必要ないが、企業への感謝を表すのに返信するのもあり
  • お祈りメールが届いたら、自己PRや志望動機を振り返り気持ちを切り替えるべき

お祈りメールとは、就職活動や転職活動における不採用通知のことです。基本的に不採用通知に対して返信などのアクションは必要ありませんが、なかには返信したほうが良い場合もあるので注意しましょう。
不採用通知を受け取ると気持ちが沈んでしまい就活に対して後ろ向きになりがちですが、気持ちを切り替えることが重要。お祈りメールの活用法も、コラムで詳しく解説しています。

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お祈りメールとは?

お祈りメールとは、企業から届く不採用通知のことです。最後に「末筆ながら、貴殿の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます」といった文面が入っていることが多いので、お祈りメールと呼ばれています。

お祈りメールに含まれる要素

お祈りメールにはほとんどの場合、「選考に参加したことに対する感謝」「不採用のお詫び」「激励」の3つの要素が含まれています。
まずは、選考参加に対する感謝です。結果に関わらず、応募に至るほど企業に興味を持ってくれたことや応募者が時間を取り労力をかけて面接会場に来てくれたことを有り難く思う企業がほとんどでしょう。
続いて、採用に至らなかったことへのお詫びです。応募者すべてを合格させるわけにはいかないので、必ず不合格者が出ます。そのことに対するお詫びがメールに含まれます。
最後に、今後の活躍を祈る文面です。この3つの要素で構成されるお祈りメールですが、下で解説しているように定型化されていることが多いようです。

テンプレート化している企業がほとんど

お祈りメールをテンプレート化し、不採用となった人の名前などだけを変えて送信する企業がほとんど。応募人数にもよりますが、一人ひとりに対して文章を考えて作成すると膨大な時間がかかってしまうのが理由です。企業にとって、不採用通知を出すのも業務の一環。担当者の業務を効率化させるため、定型文が多いと捉えましょう。

お祈りメールに不採用理由は明記されないことが多い

お祈りメールには、基本的に不採用となった理由は記載されません。それは、採用活動は相対的評価で行われることが多いため。応募者のなかから企業の求めるスキルや人材に合った応募者から採用していくので、「◯◯がダメだった」など明記できないのが実情のようです。

不採用の理由が知りたいときは

お祈りメールや募集要項で「個別の問い合わせには対応しない」と明記されている場合は、不採用理由について問い合わせるのは避けてください。
記載がない場合は、お祈りメールに返信する形で不採用理由を問い合わせても問題はありません。ただし、担当者も忙しいため返信が来る可能性は低いと考えておきましょう。

お祈りメールについてさらに知りたい方は、詳しく書かれたコラム「お祈りメールとはいったい?!気になる就活ワード」もご覧ください。

お祈りメールの文面の3つの例

お祈りメールに含まれている内容は前項で解説したとおり。どの企業もそれほど変わりませんが、企業によって独自色が出ているものもあります。

1.オーソドックスなお祈りメール

株式会社○○ 採用担当の××と申します。

このたびは、弊社にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。
慎重に検討させて頂きました結果、今回は採用を見送らせて頂くことになりました。

ご期待に添えず誠に恐縮ですが、なにとぞご了承くださいますようお願い申し上げます。

多数の企業の中から当社に応募いただきましたことに感謝するとともに、△△様のより一層のご活躍をお祈り申し上げます。

2.励ましが含まれているお祈りメール

株式会社○○ 採用担当の××と申します。

先日はお忙しいところ、当社の一次面接にお越し頂きまして誠にありがとうございました。

社内にて慎重に選考を進めさせていただいた結果、大変残念ですが○○様とはご縁を結べないという結論に達しました。

非常に熱心に弊社への思いを伝えて頂いたのにも関わらず、ご期待に添えず大変申し訳ありません。

この事に落胆されることなく前向きに就職活動を進められ、自分にとって本当に合う一社と巡り合い、素晴らしい社会人になられることを期待しております。

就職活動の悩みなど聞きたいことがございましたら、気軽にご相談ください。

採用担当一同心より応援しております。

3.個人的な良い点が書いてあるお祈りメール

株式会社○○ 採用担当の××と申します。

先日は、一次面接にお越しいただきありがとうございました。

採用担当で選考を進めさせていただいた結果、今回は、採用を見送らせていただくことになりました。

結果的にご縁はございませんでしたが、△△様のコミュニケーション能力の高さやこれまで積まれてきた経験には目を見張るものがありました。△△様なら、ご自身の高い能力をさらに活かせる場所を探すことが出来ると感じております。まだ就職活動は続くと思われますが、ぜひ頑張っていただきたいです。

また何かの形でご縁がありましたら、その際はよろしくお願い致します。

お祈りメールに返信は必要?

お祈りメールは不採用通知に該当するため、基本的には返信は必要ありません。一般的に、不採用通知を送付したら「応募者と企業」という関係性も終わると認識しているのが理由です。

お祈りメールには基本的に返信は不要

繰り返しになりますが、基本的にお祈りメールに返信は必要ありません。
というのも、企業側が返信を期待しているわけではないからです。また、お祈りメールに返信したとしても、不採用という決定が覆ることはありません。
企業によっては、お祈りメール自体に個別の質問には回答しないことや返信が不要であることを記載している場合も。あらかじめ断ることで不要なメールのやり取りを抑え、業務量をコントロールしていると考えましょう。

お祈りメールに返信してもよい4つの場面

お祈りメールには基本的に返信する必要はありませんが、理由によっては返信してもよい場合があります。

1.自分の気持ちを切り替えたいとき

不採用の決定が変わることはありませんが、返信を送ることで自分の気持ちを伝え、次のステップに進めるようになるなら返信を検討してみましょう。ただし、この場合はあくまで自分の気持ちを整理するのが目的。自己満足としてメールを送るので、採用担当者に迷惑を掛ける自覚を持って行動してください。

2.個人的に採用担当者にお世話になったケース

採用担当者と知り合いだった、就職活動や転職活動をしている中で付き合いができたなど、個人的な関係がある場合は返信しても問題ありません。
これはお祈りメールへの返信というよりは、採用担当者に対する感謝を表したり、社会人としての礼儀正しさを示したりするために行います。採用に関することには触れず、手伝ってもらったことへの感謝を示しましょう。

3.友人や知人を通しての求人だったケース

求人情報や採用情報を見て応募したのではなく、友人や知人から紹介してもらった求人だった場合、お祈りメールに返信するのは問題ありません。
もし自分が失礼な態度を取ると、求人を紹介してくれた友人や知人と、企業との関係が悪化してしまう恐れもあります。友人や知人に迷惑をかけないためにも、お祈りメールに返信するのがよいでしょう。

4.最終面接でお祈りメールが来たケース

最終面接までいったということは、企業側もかなりの労力や費用をかけて採用活動を行ってくれたことを意味します。最終面接に至るまで自分を評価してくれた企業側の配慮に対する感謝を表すために返信することもできるでしょう。

お祈りメールに返信が必要かどうかについてさらに知りたい方は、詳しく書かれたコラム「お祈りメールって何?返信は必要なの?」もご覧ください。

お祈りメールへの返信内容の例

お祈りメールに返信するなら、相手にとって負担のない内容にすることが重要。基本的なビジネスメールのマナーを踏まえたうえで、ひと目で内容が分かる簡潔な文章を意識してください。

お祈りメールに返信するときのマナー

お祈りメールに返信するときは、ビジネスメールの基本を押さえる必要があります。具体的には「件名だけで内容が分かる」「簡潔な本文」「挨拶文と締めを忘れない」「署名を記載する」など。さらに、お祈りメールに対する返信の場合は「選考を実施してくれたことに対するお礼」も追加すると良いでしょう。企業に返信するメールの内容やマナーについては、「応募企業に良い印象を与える!転職活動の返信メール作法」のコラムでも紹介しています。

お祈りメールに対する返信の例文

件名:選考結果のご連絡ありがとうございました 氏名

本文:

株式会社○○人事採用担当者 様

お世話になっております。
先日面接していただきました氏名です。

今回は、お忙しい中で私のために貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

私の力不足で残念な結果となってしまいましたが、ここまで進んで来られたことに自信を持ち、引き続き就職活動を頑張っていきたいと思います。

今後の貴社の益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

氏名
Email:aaaa@aa.ne.jp
Tell:090-◇◇◇◇-△△△△
住所:○○県〇市〇町1-1

言葉遣いなどにも注意しつつ、誠実さや感謝の気持ちを表すようにしましょう。

お祈りメールを次の選考に活かす方法

お祈りメールを受け取ることで、自信をなくしたり就活に消極的になったりすることもあるでしょう。しかし、就活や転職活動を続けていくためには、失敗を次の面接に活かしていかなければなりません。お祈りメールを受け取ったら、内容を振り返って次の企業選考までに改善点がないか考えてみましょう

具体的な情報を伝えられたかを振り返る

とくに一次面接など早い段階でお祈りメールが来た場合には、自分が伝えた情報が具体的で相手に訴えかけるものだったかを振り返る必要があります。 一次面接では、志望動機や自己PR、今までの経験から学んだことなどが主に尋ねられます。ここで面接官の心に訴える具体的な情報を伝えられれば、一次面接に合格した可能性があるのです。質問して深堀してくれる面接官ばかりではないので、自分の志望動機や自己PRが具体的でわかりやすいものだったかをもう一度見直して、次に活かしましょう。

企業は客観的に判断する

自己アピールや志望動機で「◯◯を頑張った」「困難を乗り越えた」と伝えるときに、主観的な表現になっていないか注意してみてください。
企業は、「頑張れる人材」を漠然と探しているわけではありません。「◯◯を頑張った」ではなく、「◯◯の方法では××なので、△△を工夫して成功させた」「◯◯の方法では非効率だったので、~~を取り入れて△%の効率化に成功した」など、頑張った事柄や乗り越えた方法、その結果を具体的かつ客観的に述べるのがおすすめ。客観的事実があれば、企業も「この人は◯◯に対して△△を行ったので採用価値がある」と根拠を持って判断することができます。
お祈りメールを受け取ったら、伝えるべき内容が具体的だったか、客観的な視点から述べられていたかなどを振り返ってみましょう。

リフレーミングを行う

お祈りメールが届いた場合、リフレーミングを行うことも助けになります。
リフレーミングとは、物事を捉える枠組み(フレーム)を変え、違った視点から捉えること。心理学の一種で、ネガティブな事柄をポジティブに解釈するために行います。
お祈りメールが来て落ち込みやすいと感じているのであれば、それは物事を思慮深く考えている証拠です。面接をたくさん受けても合格しないというネガティブな要素も、失敗を恐れずにチャレンジし続けていると考えればポジティブなものになります。リフレーミングによって自分を認め、次の就活に前向きに取り組みましょう。

なかなか気持ちが切り替えられないときは

お祈りメールを受け取ってから、気持ちの切り替えが出来ず、なかなか次の就活に進めないときはプロの手を借りることも検討してはいかがでしょうか。就活に関するお悩みならハタラクティブにお任せください。ハタラクティブは、若年層の就活をサポートする就職エージェント。これまで多くの就職希望者をサポートしてきた実績から、お悩みごとの対処法をご提案いたします。
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