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派遣を辞めたいときはどうする?退職のマナーを紹介!
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この記事のまとめ
- 派遣を辞めたい理由は「職場になじめない」「仕事内容に不満がある」などが考えられる
- 契約更新を希望しない意思は、1ヶ月前を目安に派遣元の担当者に伝える
- 契約途中に辞めたいときは、派遣元の就業規則を確認したうえで相談しよう
- 安定性やキャリアアップを理由に派遣を辞めたいなら、正社員への転職がおすすめ
派遣を辞めたいと悩んでいる方もいるでしょう。一般的に、派遣の仕事は契約期間満了後、更新をしないことで辞められます。一方で、契約途中に辞める場合は、派遣会社の担当者に相談する必要があります。このコラムでは、派遣を辞めたいと思う理由や退職時のマナーについて紹介。退職や転職を検討中の派遣社員の方は、ぜひ参考にしてみてください。
派遣を辞めたいと思う理由とは?
派遣の仕事を辞めたいと思う理由には、以下のようなものが考えられます。
- ・派遣先にうまくなじめない
・職場の人間関係にトラブルがある
・事前に聞いていた業務内容と違う
・業務量が多く残業が常態化している
・業務内容が給与に見合わない
・有期労働契約なので将来が不安
上記のような理由からストレスが溜まり、派遣の仕事を辞めたいと思う方も多いでしょう。派遣社員は正社員よりもワークライフバランスを実現しやすいと考えられるため、そのメリットに惹かれて派遣社員として働く人もいます。また、派遣先企業を決める際は、勤務地や業種・職種、残業の有無など細かい条件を希望できるので、自分が理想とする職場を探しやすいのもメリットです。しかし、実際に働いてみて「思い描いていたものと違う…」となれば、辞めたい気持ちが強くなることも。自分1人の力でどうにもならず、派遣会社に相談しても改善が見込めないといった場合は、退職するのも1つの手です。
派遣の退職理由については「派遣社員が退職するときの理由や挨拶はどうする?辞める手順とマナーを解説」のコラムでも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
退職時のマナー
派遣の仕事を辞める場合は、派遣元の担当者に相談するのが基本です。派遣社員が雇用契約を結んでいるのは派遣会社であり、派遣先企業と派遣社員の間には直接の雇用関係がないため、派遣先との話し合いでは退職を決められません。担当者が派遣先を訪問した際に相談するか、電話で連絡を取って面談の機会を作ってもらうようにしましょう。
派遣社員は契約期間が定められているため、契約期間満了が近づいているのなら、更新をしないことで辞められます。派遣会社が代わりのスタッフを紹介できず欠員が出てしまう可能性があるため、更新しない意思は1ヶ月前を目安に派遣会社に伝えるようにしましょう。
一方で、契約途中に辞めたいときは、派遣元の就業規則を確認したうえでなるべく早めに派遣会社に相談するのがおすすめです。派遣社員の退職は、本来ならば契約更新のタイミングで行うのが理想とされています。契約更新以外のタイミングで退職するときは、企業へのお詫びの言葉を忘れず、納得してもらえる理由を伝えることが大切です。また、派遣社員が退職する場合、退職願や退職届といった書類は不要です。
契約途中で派遣の仕事を辞めようか迷っている方は、「派遣を辞めたい!契約期間中でも大丈夫?すぐに退職したいときの対処法」のコラムも参考にしてみてください。
派遣も2週間前の申し出で辞められる?
厚生労働省の「退職の申し出は2週間前までに」によると、退職意思を伝えてから2週間すれば使用者の承諾がなくとも会社を辞められるとされていますが、これは期限の定めがない社員が対象のものです。そのため、派遣社員は契約満了時でないと退職できないのが原則。ただし、「民法628条」にあるとおり、当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、直ちに契約の解除が可能です。
参照元
厚生労働省 宮城労働局
退職の申し出は2週間前までに
e-GOV法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)
転職するなら正社員がおすすめ
安定性やキャリアアップを求めて派遣を辞める場合は、正社員への転職がおすすめです。派遣社員は自分の望むライフスタイルを実現しやすいというメリットがある一方、通勤手当や住宅手当などが支給されない、昇給・昇格の機会がないなどのデメリットが考えられます。正社員は雇用期間に定めがないため安定して働けるほか、福利厚生の充実や社会的信用の獲得も期待できるでしょう。研修制度に関しても、会社独自の研修制度を受けられるのが一般的です。
正社員と派遣社員それぞれの働き方や待遇面を把握したうえで、自分に合った雇用形態を選ぶようにしましょう。正社員と派遣社員のメリットやデメリットについては、「派遣か正社員か悩む…両者のメリットは?自分に合った働き方を見つけよう」のコラムを参考にしてみてください。
派遣社員のキャリアアップを支援する制度
厚生労働省の「労働者派遣事業を行うにあたっては、派遣労働者のキャリアアップのため、教育訓練計画を策定してください。」によれば、2015年の労働者派遣法の改正で、派遣会社は派遣社員に向けてキャリア形成支援制度を設けることが定められました。さらに、派遣先企業にも派遣社員が研修を受けられる体制を整えることが求められています。派遣社員のキャリアアップの機会も、整備が進んでいるといえるでしょう。
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参照元
厚生労働省
労働者派遣事業を行うにあたっては、派遣労働者のキャリアアップのため、教育訓練計画を策定してください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。