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派遣を辞める時の理由や挨拶はどうする?有給は使える?退職の手順を解説

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【このページのまとめ】

  • ・派遣先を辞める時は、まず所属している派遣会社に相談
  • ・辞める時は契約期間満了日と契約内容を確認して、派遣先に迷惑をかけないようにする
  • ・派遣先を辞める日には、菓子折りの用意や挨拶の準備をする
  • ・派遣を辞める時も、社会保険の継続か新規加入の手続きをする必要がある

監修者:室谷彩依

キャリアコンサルタント

就職アドバイザーとして培った経験と知識に基づいて一人ひとりに合った就活に関する提案やアドバイスを致します!

人間関係や仕事上の悩みから、派遣を辞めたいと思うこともあるでしょう。しかし、どのような仕事でもすぐに辞められるわけではありません。派遣会社と就業先のどちらへ先に伝えるべきなのか、何日前に相談したらいいのかといった悩みをクリアして、気持ちよく退社したいものです。そんな疑問を解消するために、このコラムでは派遣を辞める時の手順やマナーについて詳しく解説します。

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派遣を辞める時は何が理由?

派遣を辞める時の事情は人によって異なりますが、このような理由で辞めやすいという傾向はいくつかあります。ここでは、特に多く挙げられる4つの退職理由を見てみましょう。

1.仕事が合わないと感じた

仕事が合わないことを理由に派遣を辞める人は多いといえます。実際の仕事と事前に伝えられた業務内容にギャップを感じたというほか、妥協して今の派遣先で働いているという人も「やっぱり合わないから辞めたい」と思いやすくなってしまうようです。

2.給与が安い

給与が安いと感じることも、よくある退職理由の1つです。「給与と業務内容が釣り合わない」「似たような仕事の求人の方が月収が高かった」など背景はさまざまですが、収入の問題は退職を検討するきっかけになりやすいでしょう。

3.正社員登用の見込みがない

勤務期間や業績によって正社員登用がある派遣先へ就業したものの、長期間働いても派遣から昇格できる見込みがないことを理由に辞める人もいます。会社によっては、派遣社員に正社員登用を匂わせて仕事のスピードや業績を上げさせようとすることも。頑張れば正社員になれると思って働いてきたのに、いつまでも派遣社員のままであるといった状況にモチベーションが下がると、退職を選んでしまうようです。

4.人間関係のトラブル

派遣先での人間関係でトラブルがあり、辞めてしまう場合もあります。同僚や上司とうまくいかない、ハラスメントと感じる言葉や行為を受けたなど、理由はさまざま。自己主張やコミュニケーションをとることが苦手な人は、人間関係を理由に派遣を辞めたくなってしまう場合が多いようです。

有給は使える?派遣を辞める時にするべきこと

派遣を辞める時は、有給休暇を取得したり契約期間の日数を確認したりすることが大切です。ここでは、派遣を辞めたいと思った時にするべきことについてご紹介します。

有給休暇の残日数を確認する

退職を決めたら有給休暇の残日数を確認しましょう。退職前でも有給休暇は基本的に取得可能です。ただし、企業によっては退職前の有給消化を禁止していることもあるので、その場合は派遣会社の方に一度相談してみてください。

契約期間の残日数を確認する

まずは契約書に記載された期間満了日をチェックして、残日数を把握しましょう。派遣の契約期間はさまざまで、数日間だけの勤務もあれば数ヵ月・年単位の場合もあります。更新型の長期派遣として勤務することもあるため、契約内容をしっかり確認しましょう。

派遣会社に相談の連絡を入れる

辞めることを伝える時、最初は就業先ではなく派遣会社へ相談の連絡を入れるのが基本です。期間満了日まで勤めることが派遣社員の労働条件ですが、職場のトラブルやハラスメントなどで我慢の限界を超えている場合は、すぐに派遣会社に相談してみましょう。

派遣を辞める時にやってはいけないこと

派遣を辞める時にするべきことがある一方で、やってはいけないこともいくつか存在します。早々に退職したい気持ちが強くても、以下の行為はやらないようにしましょう。

・派遣会社を通さず直接就業先に退職を伝える
・退職の理由の説明で職場の悪口や人間関係などの情報を話す
・無断欠勤する

前項の「派遣会社に相談の連絡を入れる」の項で述べたように、いきなり就業先の企業に退職の意思を伝えるのはやめましょう。また、退職理由を説明する際に就業先の悪口を言ったり、「上司の◯◯さんと同僚の◯◯さんの仲が悪くて…」といった人間関係の情報を話したりするのもよくありません。辞める時は就業先にマイナスイメージを持たせないことも大切です。

また、どれだけ早く辞めたくても無断欠勤はしないようにしましょう。無断欠勤をすると派遣会社と就業先の両方に迷惑をかけるだけでなく、今後仕事を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあります。円満に退職するため、この3つの行動はしないように心掛けましょう。

派遣社員が辞める時と正社員が退職する際の違い

派遣社員が辞める時、正社員が退職する際とはいくつか異なる点があります。必ずしも正社員と同じ手続きをする必要はないため、以下の3点には注意しておきましょう。

退職届は不要

正社員とは異なり、派遣社員が就業先の企業を辞める時に退職届は不要です。派遣社員は一定の期間を決めて労働契約を結んでいるため、退職届を書かなくても契約終了時に辞めることが決まっています。もし仕事を続けたい場合は契約の更新を行いますが、しない場合は派遣会社の方から企業に辞める旨を伝えてもらえるので、自分で退職届を用意する必要はありません。

契約満了の手続きは必要

退職届は不要ですが、契約満了の手続きは必要です。ただし、この手続きは労働者自身が行うわけではなく、派遣会社と就業先の企業で行うもの。契約満了の手続きは、契約社員の辞めることが決まったあとに派遣会社が担当します。

就業中の会社に退職を伝えるのは直属の上司のみ

派遣会社と契約満了の話がまとまったら、就業先には直属の上司のみに退職を伝えれば問題ありません。退職の報告を大勢の人に伝える必要はなく、上司のほかには職場で親しくしていた人程度に留めましょう。

派遣を辞める時は何日前までに伝える?

「辞める時は退職したい日の何日前に伝えればいいのかわからない…」そんな悩みを持っている方もいるでしょう。ここでは、辞める何日前に退職の相談をするべきか、どのような時期を避けるべきかなどについて解説します。

契約更新時の1ヵ月前までに伝える

退職することを決めたら、最低でも契約更新時の1ヵ月前までに派遣会社へ伝えるようにしましょう。契約更新日の前には派遣会社側から仕事を続けるかどうかの意思確認がありますが、その連絡を待って報告が遅くなってしまうのはよくありません。また、派遣社員は契約満了日まで働くのが基本です。ケガや病気、家庭の事情などやむを得ない都合を除き、契約満了日までは働くようにしましょう。

繁忙期や月末は避ける

繁忙期は社員のほとんどが膨大な業務に追われているため、退職の時期としては不適切です。また、月末も仕事が集中している場合が多いので、そこに退職手続きを重ねてしまうと、就業先の迷惑となってしまう可能性があります。そのため、たとえば3月末に退職を希望している場合は、遅くとも2月の上旬から中旬あたりに派遣会社へ退職の相談をし、余裕をもって退職の準備をできるようにしましょう。

派遣を辞めることをメールで伝えてもいい?

派遣会社に退職について話す際、メールで伝えるのは問題ありません。ただし、一方的に「◯日付で退職します」と送るのではなく、「契約期間終了の◯月で退職したいと考えているのですが…」というように、相談という形でメールを送るようにしましょう。

派遣を辞める時の5つの注意点

派遣に限らず、会社を辞める時にしなければいけないことは同じです。以下の5点は退職日の数日前から当日にかけて、忘れずに行いましょう。

1.引き継ぎは余裕をもって行う

引き継ぎは退職日から逆算して、余裕をもって行います。自分が受け持っていた業務やその進め方、仕事に必要な資料など漏れがないように、後任者と一緒に確認しながら引き継ぎを完了させましょう。

2.会社の備品は忘れずに返却する

貸与された会社の備品は忘れずに返却しましょう。特にパソコンや会社用の携帯電話などの精密機械には、社外秘の情報が入っていることが多いため、慎重に扱います。もし紛失してしまうと、弁償させられるだけでなく損害賠償請求の恐れもあるため、備品の管理はしっかり行いましょう。

3.近しい関係者へ退職の挨拶やメールをする

同じ職場で仕事をしていた人や仕事で関わりがあった人には、退職の挨拶をしましょう。挨拶をするのは退職当日である必要はなく、数日前でも構いません。「仕事でお世話になったけど、普段顔を合わせる機会のない人がいる…」という場合には、メールで挨拶をしましょう。その際、退職の挨拶、最終出勤日、引き継ぎ担当者の氏名・連絡先を書いておくと親切です。

4.お菓子を渡す際は日持ちするものを選ぶ

退職時は今までお世話になったお礼として菓子折りを渡すのもマナーですが、その際は日持ちするお菓子を選びましょう。企業によっては出張が多い人、社外で行う仕事がメインの人もいます。退職日に社員全員と会えるとは限らないので、受け取ってもらうのが後日になっても構わないようなものがおすすめです。

5.社会保険の手続きに気をつける

就業先の企業を辞める際に忘れがちになってしまうのが社会保険です。就業先を退職したあと、同じ派遣会社から紹介された別の企業で働く場合手続きは不要。しかし、派遣会社と関係のない企業へ就職する人、すぐには働かず転職活動をするという人はそれぞれ手続きの必要があります。別の企業で働く場合は入職の際に手続きを、しばらく仕事をしない場合は自分で国民年金と国民健康保険へ加入しましょう。

派遣を辞める時に関するお悩みQ&A

ここでは、派遣を辞める時に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

派遣の契約期間満了前に辞めてもいい?

契約内容にはよるものの、派遣の契約期間中に辞めることは原則できません。やむを得ない事情で、どうしても契約期間満了前に辞めなければならない時は、派遣元に相談して今後の対応を検討しましょう。詳しくは「派遣の仕事を辞めたいときは、伝える順序に要注意!」をご覧ください。

派遣を円満に辞める方法は?

派遣契約を更新する予定がない時は、できるだけ早めにその旨を派遣元の担当者へ伝えておくと良いでしょう。相談の時期は、退職希望日の約1カ月前が目安です。「派遣社員を辞めたい時にはどうする?知っておくべきマナー」でも説明しているように、先に派遣元と相談してから、派遣先に退職を伝えるのが正式な手順。派遣の契約期間中に辞めるのは基本的なルールに反するため、円満退社を望むのであれば避けたほうが良いでしょう。

派遣の勤務経験は職歴欄に書ける?

派遣社員として勤めた期間も、職歴として履歴書に記載可能です。働いていた派遣先の業種や職種が応募先企業で活かせる場合、選考で有利になることもあり得るため、積極的に記入することをおすすめします。派遣の職歴に関する履歴書の書き方については、「派遣社員は職歴になる?ならない?履歴書の書き方とまとめる方法をご紹介」をご参照ください。

派遣社員と正社員の違いって?

派遣社員と正社員の大きな違いは、雇用契約を取り交わす相手が異なること。
派遣社員の雇用契約先は登録している人材派遣会社のため、実際に勤務する企業との間に雇用関係は存在しません。一方、正社員は勤め先の企業と直接雇用契約を結びます。派遣社員と正社員の違いに関する詳細は、「派遣社員になるにはどうしたら良い?登録までの流れも解説します!」でご確認ください。
ハタラクティブでは、ご相談者の要望や適性に合った求人をご紹介しています。「キャリアチェンジしたい」「正社員を目指したい」と考えている方は、ぜひ一度ご活用ください。

派遣を辞める時は正社員を目指すのも選択肢の1つ

今まで派遣として働いていた会社を辞めた後は、正社員として働ける会社へ転職するのも選択肢の1つです。「今までずっと派遣だったから就職が不安…」と考えている方には、就職エージェントを利用しての就職活動がおすすめ。就職エージェントは、正社員経験がない方でも安心して就職活動ができるように、プロのアドバイザーによるサポートが受けられるサービスです。

これを利用することで、就職活動の成功率が上がるでしょう。勤めている派遣先では正社員になれないと悩んでいる人は、この機会に思い切って正社員を目指してみてはいかがでしょうか。

ハタラクティブでは、就職や転職に熟知したアドバイザーが、プロの目線から転職者をしっかりとサポートしています。企業紹介から転職するタイミング、面接対策、就職後のバックアップまで、さまざまな支援サービスを提供。派遣を辞めて正社員として働きたいという転職希望の方のサポートもお任せください。

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