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大学院を中退したい…就職はどうなる?後悔のない就活にするコツをご紹介
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この記事のまとめ
- 大学院を中退すると、獲得している内定は取り消しになる可能性がある
- 大学院の中退率は大卒よりも多い傾向にある
- 大学院を中退したいと思うのは、就職や経済的な理由が多い
- 就職への影響が気になる人は、大学院中退ではなく留学や転学の道もある
- 就活では、大学院の中退理由をポジティブに伝えると好印象
「大学院を中退したら就職がやばいかも…」と心配な方もいるでしょう。このコラムでは、大学院を中退したい方に向けて、大学院を中退したら就職にどのような影響が出るのかについて解説します。大学院中退後は、大学の既卒や第二新卒として就活することに。大学院を中退しない方法についても解説しているので、進路を考えるときの参考にしてください。
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大学院を中退した場合の就職への影響とは?
大学院を中退した場合、「すでに貰っている内定が取り消しになる」「最終学歴が大学卒業になる」といった就職への影響が生じます。以下で詳しく解説するのでご参考ください。
1.大学院中退者は内定取り消しになる可能性がある
大学院在籍中に内定をもらっている場合、大学院を中退すると内定取り消しになることがあります。基本的に企業は、「卒業見込み」という条件を前提に内定を出すはずです。大学院を中退する場合、企業が求める条件に合わなくなってしまうでしょう。ただし、場合によっては内定取り消しにならないこともあるので、大学院を中退した方は必ず企業側へ確認しましょう。
2.大学院中退者の最終学歴は「大学卒業」になる
大学院を中退すると、最終学歴は大卒になります。「大学の既卒」または「第二新卒」として応募することになるでしょう。中途採用枠で応募する方法もありますが、近年では大学卒業から3年以内の場合は「新卒扱い」とする企業も増えています。特に大手企業はこの傾向が強いので、気になる企業があれば、募集要項を確認してみましょう。
3.大学院中退者は「中退理由」に注目される
大学院中退の場合、採用担当者は「なぜ中退したのか」その理由に注目します。人間関係のトラブルや研究内容への不満といった理由だと、「採用しても人間関係のトラブルを起こすのでは」「仕事にも途中で興味をなくすのでは」とネガティブな印象を与えてしまう可能性があるでしょう。中退理由を聞かれたときの答え方は、「後悔しないために!大学院中退後の就活のポイント」で後述するので、ご覧ください。
大学院中退のメリット・デメリットを比較しよう
大学院を中退するのには、「時間やお金が無駄にならない」「就職への熱意をアピールできる」といったメリットがある一方で、「院卒より応募できる企業が少ない」「院卒より給与が低い」などのデメリットもあります。選択に迷いがある方は、良い面と悪い面を把握して、自分に合った判断をすることが大切です。「大学院中退は後悔する?辞めるメリット・デメリットや就活への影響を解説!」のコラムでも、大学院を中退するメリット・デメリットに付いて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大学院の中退者は多い?
大学院の中退者は、大学の中退者と比較して多い傾向にあります。ここでは、大学院の中退事情を見てみましょう。
大学院を中退した人の割合
文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済支援のあり方に関する調査研究(p182)」では、大学と大学院(修士課程・博士課程)の中退率の平均値が公表されています。
学歴 | 中退率 |
---|---|
学部 | 2.41% |
修士課程 | 5.13% |
博士課程 | 8.79% |
参照:文部科学省「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済支援のあり方に関する調査研究」
上記の結果より、修士課程、博士課程ともに学部の中退率を上回っていることが分かります。大学院の中退率は大学より高いといえるでしょう。
参照元
文部科学省
「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書2
大学院を中退した理由
文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究(p199、200)」によると、大学院の中退理由で最も多いのは、修士課程・博士課程ともに就職となっています。
修士課程 | 博士課程 | |
---|---|---|
学業不振 | 5.86% | 8.03% |
就職 | 36.26% | 23.98% |
転学 | 5.38% | 2.23% |
病気・ケガ | 6.41% | 2.76% |
経済的理由 | 6.92% | 5.42% |
一身上の都合 | 18.61% | 17.06% |
その他 | 16.08% | 29.20% |
参照:文部科学省「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」
就職以外では、病気・けが、経済的理由もあり、やむを得ず大学院を中退する人もいることが分かるでしょう。
参照元
文部科学省
「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書2
大学院を中退しない3つの方法
ここでは、中退せずに大学院生を続ける方法を3つ紹介します。せっかく院試に合格して掴み取った大学院生の称号。大学院を中退しないで今の環境から離れる方法もあるので、参考にしてください。
1.大学院を中退せずに休学する
中退するか悩んでいる方は、休学して大学院から距離をとるのも一つの手です。大学院進学後に精神的・肉体的に不調を感じている場合は、十分な休養をとり、必要に応じて治療を受けましょう。また、人間関係や研究意欲の減退によって中退を考えている場合は、休学して将来についてじっくり考えてみたり、新しいことにチャレンジしたりするのもおすすめです。完全に除籍せずに一時的に大学院から離れられる休学制度を使って、今後の選択を考える方法もあります。
2.大学院を中退せず編入する
今通っている大学院の環境や研究内容に不満がある人は、大学院を中退せずほかの大学院に編入する選択肢もあります。ただし、国内では大学院の編入制度がない場合が多いようです。編入に興味のある人は、「海外の大学院を検討する」「ほかの大学院を受験し直す」なども検討してみましょう。
3.大学院を中退せず留学する
大学院を中退せずとも、休学して留学という形で一度大学院から離れ、復学する選択肢もあります。留学は、短期のものから研究やインターンシップを兼ねた長期のものまであるので、学校の留学制度や規定を確認して目的に応じて活用しましょう。留学経験は、大学院から離れる理由として受け入れられやすく、留学先で研究内容を深められれば就職でも高評価されやすい傾向があります。金銭面や自分の興味関心があれば、検討してみてください。
後悔しないために!大学院中退後の就活のポイント
大学院を中退して就職活動をする場合は、下記の3つのポイントを意識して取り組みましょう。
1.大学院中退後は視野を広げて仕事を探す
大学院に進学した方は、大学院で専攻していた分野を活かせる職種や業界を選びがちです。しかし、大学院中退後の就活では、別の業界や職種にも挑戦することで内定獲得のチャンスが高まるでしょう。特定の仕事に絞り込み過ぎず、広い視点を持つことが、内定獲得のコツです。
また、インターンシップへの参加もおすすめ。「フリーターがインターンに参加するのはあり?参加のメリットとデメリット」では、既卒生がインターンシップへ参加するメリットを解説しています。インターンシップへの参加は、選考に有利に働く可能性もあるのでぜひ検討してみてください。
2.大学院を中退した理由を明確にする
大学院を中退した人の多くは、面接時に中退理由を聞かれます。「人間関係が悪かった」「研究意欲がなくなった」といったネガティブな理由は、好印象につながりません。「人間関係が悪ければすぐ辞めてしまう」「仕事内容に興味がないとやる気を出してくれない」と捉えられてしまいます。経済的な理由や、家庭の事情が原因なら、話せる範囲で素直に伝えましょう。そのほかの理由で中退した場合は、できるだけポジティブな言い回しで伝えるようにしてください。「大学院中退の理由と就職活動のポイント」で、面接で中退理由を伝えるときの例文をご確認いただけます。
3.大学院中退後のキャリアプランを立てる
採用担当者は、大学院を中退したことを無計画と捉える可能性もあります。就活をする前に「なぜ中退して就職することを選んだのか」「今後はどのように活躍していきたいか」など、キャリアプランを明確にしておきましょう。また、キャリアプランとともに「どのようなスキルを習得していきたいか」も明らかにしておけば、企業探しに役立ちます。
大学院を中退した場合は「目標の就職時期」を決めよう
大学院中退後の就活では、明確な就職時期がなく就職活動が長引きがちなので「目標の入社時期」をあらかじめ決めておくのがおすすめです。「第二新卒の転職時期はいつが良い?失敗しない求職活動のコツを解説!」のコラムでは、就職を目指すおすすめのタイミングについて解説しているので、こちらも参考にしながら就活の計画を立ててみてください。
大学院を中退するか迷っている方、大学院中退後の就活に不安があるという方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒の就職活動をサポートしているエージェントです。専任のアドバイザーが、一人ひとりの希望やスキルに合った求人を紹介します。サービスは無料で利用できるので、「まずは相談だけ」という方もお気軽にご利用ください。
大学院中退後の就活に関するお悩みQ&A
ここでは、大学院中退に関するお悩みにQ&A形式でお答えします。大学院を中退しようか迷っている方や、大学院中退後の進路に悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
大学院を中退したら就職できない?
大学院を中退した場合も、就職は可能です。大学院中退後の就活では、「既卒」や「第二新卒」として応募することになります。企業によっては、中退が不利に働くことがあるのも事実ですが、近年は「既卒」や「第二新卒」を積極的に採用する企業が増えています。新卒として応募できることもあるので、大学院を中退した方は視野を広く持って就活するのがおすすめです。「大学院中退率と就職に与える影響を解説!就活で後悔しないポイントも」のコラムも参考にしてみてください。
大学院を中退したら内定はどうなる?
内定獲得後に大学院を中退した場合は、取り消しになってしまう可能性があるので注意しましょう。企業は基本的に卒業することを前提として内定を出すことが多いからです。ただし、企業によっては内定獲得後に大学院を中退する旨を事前に伝えておけば問題ない場合もあります。詳しくは「大学院中退で内定取り消し?就職にどう影響するかを解説」をご覧ください。
大学院をM1で中退してから公務員になれる?
公務員試験では、基本的に学歴の制限はありません。年齢制限をクリアできていれば、大学院の修士課程1年目(M1)で中退した方も公務員を目指すことは可能です。大学院を中退した方は、面接時に中退理由を聞かれる可能性が高いので、事前にしっかり準備しておきましょう。「大学院中退から公務員に就職!内定をもらう方法と成功のコツ」のコラムでは、内定をもらうコツを紹介しているので、公務員に興味のある方はぜひご参考ください。
大学院中退後の就活にポイントはある?
大学院中退後の就活は、「広い視野を持って仕事を探す」「中退した理由をきちんと伝えられるようにしておく」「キャリアプランを明確にしておくこと」が大切です。大学院中退後はきちんと計画を立て、企業に好印象を与えましょう。大学院中退後の就活に悩んでいる方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。プロのアドバイザーがマンツーマンでサポートします。
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