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面接が早く終わると不採用?合否のパターンやサインを詳しく解説!
更新日
この記事のまとめ
- 面接が早く終わることだけで、合否は推測しにくい
- 応募者が多い大企業の面接は早く終わる傾向がある
- 面接の所要時間は、アクシデントに備えて多めに設定しているため早く終わることが多い
- 面接が早く終わることだけでなく、面接官の言動に合否のサインが現れる場合もある
- 面接が早く終わることだけにとらわれず、回答の仕方の反省と改善を行うことが重要
面接が早く終わることで、「不採用になったのでは…」と不安に思う人もいるでしょう。しかし、面接時間の長さだけで採用か不採用かどうかは判断できません。
面接が早く終わる理由は、「回答がまとまっていて深掘りする必要がない」「早い段階で企業と応募者のマッチ度が分かる」などさまざまです。このコラムを参考に、面接が早く終わるパターンについて確認し、落ち着いて結果を待てるように心掛けましょう。
面接が早く終わることで合否は判断できない
面接が早く終わることで、採用か不採用かを推測することはできません。面接が早く終わって採用になる人もいれば、不採用になる人もいるからです。そのため、質問や深掘りが少なく早く終わったからといって、不採用のサインと決めつける必要はありません。この項では、面接が早く終わることに不安を感じている転職者や就活中の学生に向けて、面接時間の長さと合否への影響について解説します。
面接時間の長さは企業によって異なる
面接時間は企業の規模や採用人数などによって異なります。応募先の企業から「面接の所要時間は30分です」と案内されたにも関わらず、実際は10分で終わるパターンもあるでしょう。しかし、予定の時間より面接が早く終わったとしても、不採用に繋がるとは限りません。
企業が前もって決めた面接の所要時間には、応募者が遅刻したり、質問時間が長引いたりするなどのアクシデントを想定したうえで、「予備の時間(バッファ)」も含まれているのが一般的です。そのため、滞りなく面接が終われば、企業が設定した時間より早く終わるのは自然なため、気にし過ぎる必要はありません。
「面接に手応えありで落ちるのはなぜ?就活や転職活動の疑問に答えます」では面接が早く終わる以外に、不採用に繋がるシーンについて解説しています。ぜひ参考にしてください。
面接が長引くのはどんなとき?
面接が長引くのは、応募者の回答が長かったり、面接官に回答を深掘りされたりすることが理由です。なお、深掘りされたからといって採用の可能性が高いとは限りません。
面接官が質問の回答を深掘りする理由は、「応募者に興味がある」以外にも、「応募者の合否の決定打を見つけられない」といった理由が考えられるからです。
応募者の回答が長過ぎて、面接官が合否の決定打を見つけられない場合は、「要領良く話せない」とマイナス評価に繋がってしまう可能性もあります。回答は簡潔に分かりやすくまとめるよう注意しましょう。
大企業の面接は早く終わることが多い
大企業の面接は応募者が多いため、質問や自己PRの設定時間が短く、中小企業の面接より早く終わる傾向があります。特に新卒採用の場合、大企業は多くて1日で1000人ほどの就活生と面接をすることもあるため、応募者一人ひとりの面接に多くの時間をかけられません。
「大企業の面接がこれほど早く終わるなんて…」「全く質問されなかった」と落ち込む方もいますが、面接が早く終わることだけで合否は判断できないといえるでしょう。
面接時間の平均はどれくらい?
冒頭で、面接時間は企業ごとに異なると解説しましたが、おおよそ30分~1時間で終了するのが一般的なようです。ただし、面接時間は個人面接か集団面接かによっても異なります。集団面接の場合は人数が多く、グループディスカッションをすることもあるため、個人面接の方が集団面接より早く終わる傾向にあるでしょう。
また、選考の段階によって、面接時間が変化することも。二次面接や最終面接では「採用したら活躍してくれるかどうか」を見極めるため、応募者への質問数が増える場合もあり、「人数を絞る目的」の一次面接よりも時間がかかりやすいようです。
面接時間についてより詳しく知りたい方は「応募から面接まで…転職にはどれくらいの期間が必要なのか」の「面接時間」の項目をご覧ください。
一次面接と二次面接で面接時間は変わりますか?
一次面接の場合は顔合わせ要素が多く、主に転職者や就活生の能力や人柄を審査するための質問が多くなりがちなので、比較的に面接時間が短い傾向にあります。二次面接では、一次面接よりも入念な審査をするため、面接時間が長くなる場合も。一次面接と二次面接の違いを知りたい方は「面接成功の鍵!一次・二次・最終の際に見られるポイントや対策をご紹介」もあわせてご覧ください。「採用」で面接が早く終わる場合
この項では、「採用」という結果で面接が早く終わるパターンの例を2つ紹介します。先述のとおり、面接が早く終わることだけで合否を判断することはできませんが、以下のようなパターンの際は採用(合格)の可能性が高いようです。面接の際の参考にしてみてください。
書類選考でほぼ合格が決まっている
履歴書やエントリーシートの内容でおおよそ合格が決まっていれば、面接は早く終わるでしょう。すでに企業の求める合格ラインを超えている場合、人柄やコミュニケーション能力の有無など、確認や質問することが少ないからです。面接で実際に質問したり話してみたりした結果、事前のイメージと大きな差がなければ、そのまま合格になる可能性が高いでしょう。
回答がまとまっていて深掘りする必要がない
企業が応募者の回答を十分に理解できて、深掘りの必要がない場合、面接が早く終わることも。回答を深掘りされなかったからといって、不採用の可能性が高いとは限りません。また、「表情が明るい」「マナーが守れている」など、回答以外にも合格の要素が多ければ、面接は早く終わるでしょう。
バイトの面接が早く終わるのは合格のサイン?
アルバイトの面接の場合、仕事内容や給与、シフトの都合などに問題がなければ、面接が早く終わることもあるでしょう。面接態度にも問題がないのであれば、特に質問することがないためです。ほかにも、短期や単発のバイトは面接時間が短い傾向にあるため、面接が早く終わったとしても気にし過ぎず、結果の合否を待ちましょう。バイトの面接については「バイトに受からない原因とは?面接でやりがちな失敗や改善方法も解説!」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「不採用」で面接が早く終わる場合
「不採用」という結果で面接が早く終わる場合について解説します。面接が早く終わることはマイナス評価に繋がっている可能性も。就活をしていて「いつも面接が早く終わる」と感じる方は、この項を確認し、自身の回答や言動に改善点がないか振り返ってみましょう。
面接官が応募者に興味がない
面接官との相性が悪く、興味を持ってもらえないと面接が早く終わることもあります。その場合、自己PRや自己紹介などの基本的な質問だけで終わってしまうため、想定より面接が早く終わるでしょう。自分の回答や態度に問題がなく、単に面接官と合わなかったのであれば、反省や改善のしようがありません。「今回は運が悪かった」と割り切って落ち込み過ぎずに就活を続け、ほかの企業の選考に集中しましょう。
企業と応募者が全くマッチしていない
企業の求める人物像と転職者や就活生の素質がマッチしていない場合は、すぐに不合格と判断されて、すぐ面接が終わる可能性はあります。たとえば、企業が「1人で意欲的に成長できる人材」を求めているのに、応募者が自分の強みを質問された際に「協調性を大事にすること」と回答してしまっては、企業とのマッチ度は低いと判断されるでしょう。
企業とのマッチ度を高めるには、就活時に企業のWebサイトを見たり、OB・OGの話を聞いたりする企業研究が大切です。企業研究をすることで、企業の求める人物像が分かります。企業の求める要素を踏まえたうえで、自己PRや自己紹介などの内容を作成すると、企業とのマッチ度が高く、面接官の質問に対して的確な回答ができるでしょう。
企業研究の詳しいやり方を知りたい方は、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」をご覧ください。
面接が早く終わる以外の合否のサインとは?
面接が早く終わること以外に、「面接中に全くメモを取られない」「定番の質問しかされない」など合否のサインだといわれているものがあります。ただし、面接が早く終わることと同様に、面接中のサインだけでは合否を推測できません。面接が早く終わること以外にも、どのようなサインがあるのか気になる方は、あくまでも参考程度にチェックしてみてください。
【不合格】落ちるときのサイン
以下は不合格の可能性が高いといわれている面接中のサインです。自身に当てはまるものがある場合は、面接の回答内容を見返してみると良いでしょう。
・面接中に全くメモを取られない
・定番の質問以外は聞かれない
多くの面接官は、応募者が話す内容をメモします。メモを取ることで、より深く応募者を理解したり覚えたりするためです。面接官がメモを取らないと、応募者の回答が面接官に響いていない場合があり、不採用に繋がる可能性が高いとされています。
また、定番の質問以外聞かれないのは、面接官が応募者に興味を持っていないことの表れといわれており、不採用に繋がりやすい傾向があるようです。
【合格】採用されるときのサイン
以下は採用の可能性が高いといわれている面接中のサインです。当てはまるものがある場合は、次の選考へ進める可能性があるため、準備を始めておくと良いでしょう。
・面接官に褒められたり指摘を受けたりする
・入社後や次の選考についての話が出る
指摘されることはマイナス要素だと捉えがちですが、成長が見込まれているとも考えられます。指摘をもらえた場合は、前向きに捉えて改善に励みましょう。
また、入社後や次の選考についての話が面接官から出ると、合格の可能性が高いといわれています。次の機会を具体的に想定してもらえるのは、前向きに選考をしている証だと考えられるでしょう。
そのほか、面接の合否サインについて気になる方は「面接中の合格or不合格サインとは?」をご覧ください。
面接が早く終わるのに不安を感じるなら回答や話し方を見直そう
面接が早く終わることに不安を感じているときは、面接対策を徹底しましょう。面接が早く終わることだけにとらわれず、面接全体を振り返るのは、今後の就活にとって大切です。面接を振り返ってみると、「〇〇の質問に対して、スムーズに回答できなかった」「表情が強張っていた」など、改善すべき点が見つかるでしょう。
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面接時間に関するFAQ
ここでは、面接に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。
面接が10分で終わったら合格しますか?
面接時間が早く終わってしまっても、不採用であるとは限りません。
すでに合格が決まっている場合は応募者の確認を目的としているので早めに終わることも。反対に不採用の場合は、ほかに採用する人が決まっているため、早めに切り上げられるケースもあります。詳しくは「面接時間が短いときに考えられるケースとは」で解説しているので確認してみてください。
転職や就職の一般的な面接時間は何分でしょうか?
一般的な面接時間は30分~1時間程度です。しかし面接官や企業によっては、応募人数の多さから短い方がいいと考えたり、さまざまな質問で判断したかったりするため、状況次第で面接時間の長さは変わります。面接時間についてはこのコラムの「大企業の面接は早く終わることが多い」で触れているので、ご覧ください。
転職の面接が15分で終わったときは不採用ですか?
転職の面接が15分以内で終わっても、必ずしも不採用になるわけではありません。
面接時間の長さは会社や面接官によってさまざまです。詳しくは「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接の何分前に到着するのがベストですか?
面接会場への到着は、面接開始の10~15分前が望ましいでしょう。
面接での遅刻は厳禁ですが、早く到着し過ぎると面接官を困らせてしまう場合があります。面接会場に向かう際は、時間に余裕を持って行動することが大切です。詳しくは「面接当日は何分前に会場に到着するのが適切?注意点や遅刻した際の対処法」で紹介しているので、一度目を通してみてください。
面接の合格サインはありますか?
合格サインといわれるのは、面接時に次の選考の日程を聞かれた場合や、入社後の話が具体的に進められた場合などがあります。合格サインについて詳しく知りたい方は「面接中の合格or不合格サインとは?」をご覧ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。