免許・資格なしの場合は履歴書にどう記載すべきか

履歴書に必ずある「免許・資格」の欄。
資格をたくさん持っていてどれを書いたらいいか悩んでいる人や、反対に資格がなくて記入に困っている人もいるかもしれません。
こちらのコラムでは、免許・資格欄を用いて最大にアピールするコツを紹介します。

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◆履歴書に書くべき免許･資格がないときはどうする？

免許・資格欄はあくまでも応募者のスキルを計る目安であるため、資格の有無が採用を左右するという可能性は低めです。
書くべき事項がないのであれば「特になし」と記載をして問題ありません。
また、記入漏れだと思われてしまう可能性があるため、空欄にするのは避けましょう。

そのスペースを有効活用したいという場合は、勉強中の資格や分野について記載すると好印象に繋がるかもしれません。
仕事に関連がある資格や分野であれば、選考時のアピール材料に繋がります。
向上心があることを伝えるために、資格を取得しようと思った動機や、どの程度勉強しているかについて書きましょう。
資格がない人は、その分自己PRや志望動機を充実させると好印象を与えられます。
特別な資格が必須な職種もありますが、資格がないからといって不採用になるわけではありません。
従って、持っていない資格を書くのは避けましょう。内定後に合格証の提出を求められた場合に、嘘がばれて内定が取り消しになる恐れがあるからです。

また、中途採用の場合は資格よりも実務経験が重視されます。
売上や実績など、自分が業務に専念してきたことをまとめておきましょう。

◆持っている資格は全部書く？

資格を沢山持っているという人は、希望職種に関連するものをピックアップして書きましょう。
欄を埋めるという理由で応募企業に関係のない資格を記載してしまうと、「この資格を活かせる仕事に就けば良いのでは？」と方向性が定まっていない人と思われる恐れがあります。
業務の専門性を意識して選択することが大切です。

また、語学や運転免許に関しては多くの企業が評価するので記載することをおすすめします。
ただし、一般的に見てレベルが低い資格は書かないように注意しましょう。その程度しかできないの？と思われるかもしれません。
勉強中の方は、面接などで「3級を所持していますが、来年には2級の資格が取れるよう挑戦しています」と回答するのも一つの手です。

◆資格は正式名称で書こう

資格を記載するときは、「英検」「宅建」「自動車免許」などの略称は使用しないのが一般的です。
英検ならば「実用英語技能検定」、宅建なら「宅地建物取引主任者」と、資格は必ず正式名称で書きましょう。
自動車免許の場合は、一種であれば「普通自動車運転免許」または「普通自動車第一種運転免許」と記載します。

また、級やスコアがある場合は忘れず書くようにしましょう。
1級と2級を持っているのであれば、より上位の級のみ書けば大丈夫です。
資格は取得年月順に書き、西暦か元号で書くかは学歴や職歴の欄と統一させましょう。

◆書類の書き方に悩んだら、ハタラクティブに相談しよう

免許・資格の欄が「特になし」となった場合でも、就活で大切なのは志望動機や自己PRです。
応募する企業でどのように役立てるか、仕事に対する熱意や意欲を通して自身のスキルをアピールしましょう。

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