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最終面接で落ちるのはなぜ?内定獲得に向けた対策や逆質問のポイントを紹介
更新日
この記事のまとめ
- 志望度の高さが伝わっていないと、最終面接で落ちる可能性がある
- 最終面接で落ちる場合は企業の方向性と合っていないと判断された可能性もある
- 最終面接で落ちることが続くなら、自己PRや志望動機を見直そう
- 最終面接の逆質問は最後のアピールチャンス
- 最終面接で落ちることが続いたときは振り返りを行おう
最終面接まで進んだものの内定に至らず、悔しい経験をした方もいるでしょう。最終面接の結果が振るわない場合は、企業が重視しているポイントを改めて確認し、これまでの面接の振り返りをしましょう。また、面接対策の見直しを行うのもおすすめです。
このコラムでは、最終面接の突破を目指している方へ向け、最終面接で落ちる可能性がある理由から対策方法、逆質問のポイントをご紹介します。これまでの面接経験を活かし、内定獲得を成功させましょう。
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最終面接で落ちることはある?
就職・転職において、最終面接は企業が応募者とのマッチングを確実に行う場です。そのため、自社にマッチしない人材だと判断された場合、不採用になる可能性もあるでしょう。
企業はコストを掛けて採用活動を行っています。そのため、即戦力や自社に適した人材など、採用基準を満たす人材を採用したいと考えているでしょう。だからこそ、最終面接では「応募先にマッチする人材であること」「働く意思が明確にあること」などのアピールが欠かせません。
就職・転職の最終面接で落ちる確率は?
最終面接に落ちる確率がどれくらいかは、一概にいえません。一般論として「50%程度」といわれることもあるようですが、応募先企業や状況によって確率は変わるでしょう。応募者側に不採用になる明らかな落ち度がなくても、それ以上に企業が欲しいと思う人材や自己アピールがうまいライバルがいたことなどが原因で、「たまたま」落ちることもあり得ます。最終面接に受かる可能性を高めるためには、本番でしっかりとアピールできるよう事前に対策を行うことが大切です。
最終面接で落ちるときに考えられるフラグとは?
ここでは、最終面接で落ちるときに考えられるフラグについて紹介します。なお、最終面接に求めているものや最終面接の流れなどは企業によって異なるため、面接中に落ちるフラグだと感じても、最後まで諦めずに挑みましょう。
面接時間が予定より短かった
面接時間が予定より短かったことを、最終面接に落ちるフラグだと考える人もいるようです。面接時間があまりにも短かった場合、面接の序盤で不採用と判断されて、予定時間より早く終わってしまった可能性もゼロではありません。
しかし、一次・二次面接の時点でスキルや能力などのすり合わせは終わっていて、最終面接の早い段階で採用と判断されたため、面接時間が予定より早かった可能性も考えられます。
また、企業が事前に案内した面接予定時間を長めに設定しており、面接時間自体は早く終わったのではなく通常どおりだったパターンもあるでしょう。
面接時間が短かったからといって確実に落ちるフラグとはいえないため、面接中に早く終わりそうな流れになったとしても最後まで気を抜かないことが大切です。
面接官からの質問が少なかった
面接の際に面接官からの質問が少ないと、面接で落ちるフラグだという意見もあります。面接では、候補者が自社に必要な人材か見極めるために多くの質問をすることが一般的なため、質問が極端に少ない場合は、序盤の質問で不採用と判断されてしまった可能性もゼロではないでしょう。
しかし、企業側が質問したい内容を一次・二次面接でほとんど聞いていた場合、最終面接では質問が少ないパターンもあります。入社意思の確認程度で最終面接が終わる企業もあるため、質問が少なかったからといって、最終面接で落ちるフラグとは言い切れません。
面接官の反応が薄かった
質問の回答に対して、面接官の反応が薄かったことで、「面接に落ちるフラグなのでは?」と不安に感じる方もいるでしょう。面接官から思った反応を得られなかった場合、志望動機や自己PRに面接官を満足させる要素が足りていなかった可能性もあります。
しかし、候補者の対応力を確認するためにわざとリアクションを控えめにしている面接官や、反応が薄いわけではなく、どの候補者相手にも同じテンション感の面接官の場合も考えられるでしょう。反応の大小は面接官の性格や人柄によっても異なるため、反応が薄いと感じても自分のペースを崩さずに対応しましょう。
入社が決まった場合の仕事内容を説明されなかった
面接時に入社が決まった場合の仕事内容や配属予定の部署について詳しく説明されなかった場合、最終面接に落ちるフラグという可能性も考えられます。面接中に不採用と判断されてしまい、仕事内容に関する話をされなかったというパターンもなかにはあるためです。
しかし、面接中に合否を決定するわけではなく、面接を控えている候補者全員と面接をしてから結果を決める企業もあります。内定が正式に決定してから、仕事に関する詳細な説明がされることも珍しくないため、面接時に入社が決まった場合の話をされなかったからといって、不採用だと決まったわけではないでしょう。
最終面接に落ちたかどうか不安に感じている方は、「面接の合否サインとは?落ちたかも…と不安なときにすることもご紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
最終面接の日程変更をしたら落ちる?
最終面接の日程をやむを得ない事情で変更する場合、日程変更をしたことが原因で不採用になることは、まず一般的には考えられません。日程変更だけが原因で面接に落ちるのであれば、わざわざ面接をする意味がなくなってしまいます。
しかし、日程変更をお願いするときの態度によっては、合否に悪影響を与えかねません。たとえば、スケジュールを変更してもらう立場にも関わらず謝罪がなかったり、日程変更してもらって当然という態度が伝わってしまったりした場合、不採用になる可能性はあるでしょう。
また、日程変更をする回数は1回に留めておきましょう。2回以上になると、「スケジュール管理ができない人」と判断されてしまう場合があります。スケジュールを守って行動することは、社会人としての基礎といえるため、やむを得ない事情を除いて日程変更をしないように徹底しましょう。
最終面接で落ちる可能性がある8つの理由
最終面接で落ちる理由として、「ほぼ受かるだろう」と考えていて、対策が不十分なまま面接に臨んでしまうということがあるようです。ここでは、最終面接で落ちてしまう可能性がある8つの理由について解説します。これまでの選考を振り返り、自分に該当するものがあるかチェックしてみましょう。
1.最終面接は「ほぼ受かる」と思い油断した
最終面接に対して、「ほぼ受かるだろう」と考える人もいるようです。しかし、最終面接はまだ選考途中の段階なため、不採用になる可能性も十分にあるでしょう。入社意思の確認はもちろん、コストを掛けてでも採用すべき人材かどうかを入念に確認するために行われます。
気を抜き過ぎて受け答えが雑になってしまった場合、入社意欲が低いと判断されかねません。「最終面接までくれば大丈夫だろう」と油断せず、最後までしっかりと面接対策を行ってから面接本番に臨むことをおすすめします。
2.面接官に志望度が高くないと思われた
コストを掛けて人材採用を行っている企業にとって、志望度の高さは重視するポイントの一つです。スキルや経験に問題がなくても、「志望度が高くない」と判断されてしまうと、最終面接で落ちることになりかねません。
企業は志望度が高くないと感じる候補者に対して、「合格にしても、別の企業に行ってしまうのでは」「すぐに辞めてしまうのではないか?」などの印象を抱きます。費用と労力が掛かっている分、内定辞退や早期退職のリスクに対して慎重になるでしょう。
最終面接では、「本当に自社で働きたいと思っているのか」「長く働いてくれそうか」などの志望度の高さを、一次・二次面接のとき以上に見られていると考えましょう。
最終面接を突破するためには、「応募先企業で働きたい」という熱意をしっかりアピールすることが大切です。熱意の伝え方については、「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説」のコラムで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
3.企業の方向性と合っていないと判断された
最終面接は、企業と応募者の相性が本当に合っているかを確かめる場でもあります。そのため、企業の目指すビジョンや社風、価値観と合っていないと判断された場合、最終面接で落ちる可能性も。
方向性が違うことで早期退職につながる可能性もあるため、最終面接前に改めて応募先企業とのミスマッチがないかを確認しておきましょう。
4.志望企業の情報収集不足だった
最終面接では、これまでの面接と異なる経営陣についての質問をされることもあります。面接の内容から志望企業の情報収集が不足していることが伝わると「志望度が低いのではないか?」と思われてしまいかねません。
候補者の志望度が高ければ、企業についての理解を深め、内定が決まった際に「どのように活躍していきたいか」といった熱意を持っているはずだと企業は考えています。そのため、最終面接にあたって、企業理解をより深める必要があると心得ましょう。
5.逆質問を活用できていない
逆質問は、面接で重視されるポイントの一つです。最終面接でも、逆質問の時間が設けられている場合が多いでしょう。
逆質問は、自分のアピールをできる最後のタイミングでもあります。志望理由や自己PRで伝えきれなかった意欲を伝えられるように、準備しておくと良いでしょう。最終面接での逆質問の具体的なポイントは、このコラムの「最終面接で落ちるのは逆質問が原因?最大限活用するポイント」にて後述していますので、あわせてご覧ください。
6.一次・二次面接のときと矛盾する発言をした
一次・二次面接のときに答えた内容と矛盾する発言をしてしまうと、最終面接に落ちる可能性があります。一次・二次面接のときに答えた内容は、最終面接の面接官へ共有されているパターンが一般的です。そのため、最終面接の面接官が一次・二次面接の担当者と別人だったとしても、これまでの回答と矛盾が生じるような発言は控えましょう。
矛盾した発言をしてしまうと、「話に一貫性がなく適当を言っている」「採用しても、仕事で嘘をつくのでは?」など、信用できない候補者と判断されかねません。
どのような質問に対しても一貫性のある発言をするためには、就活における自分の軸を定めておくことが大切です。「業界・職種・企業を志望した理由」「志望先企業で活かせるアピールポイント」などを改めて考えることで、就活の軸を明らかにすることに役立つでしょう。
7.緊張で普段どおりの受け答えが出来なかった
緊張で思うように受け答えが出来なかった結果、最終面接に落ちてしまうケースもあります。最終面接は、最終的な合否が決まる重要な場面であり、役員や社長が面接官を務めるパターンも珍しくないため、緊張してしまうのも当然といえるでしょう。しかし、最終面接では、「緊張に負けずに実力を発揮できるか」という対応力も求められています。
面接の緊張を軽減するためには、面接対策を欠かさないことが大切です。人は、想定外の質問をされると緊張してしまうため、あらゆる質問を想定して回答を考えておきましょう。
また、回答を用意していても、いざ本番になると緊張で考えが飛んでしまうことがあります。そうならないためにも、模擬面接で本番を想定した練習をしておくのがおすすめです。本番の状況に慣れることで面接への自信が生まれ、最終面接でも普段どおりの受け答えができるようになるでしょう。
8.気楽過ぎる態度をとってしまった
最終面接で緊張し過ぎないことは大切ですが、気楽過ぎる態度をとってしまうと、「馴れ馴れしい」「真剣さが足りない」などと思われてしまいかねません。スキルや経験があっても、マナーが守れていないと不採用になってしまう可能性があるため、ある程度は緊張感を持って面接に挑みましょう。
面接官がフレンドリーに接してくれる場合、会話が弾み過ぎて話さなくて良い内容まで話してしまわないように注意しましょう。
最終面接で落ちる可能性がある3つの言動
ここでは、最終面接で落ちる可能性がある言動を3つ紹介します。これまで最終面接で落ちてしまった経験があるという場合は、以下を確認しながら過去の面接を振り返ってみましょう。
最終面接で落ちる可能性がある言動
- 志望理由が薄い
- 自信がなさそうな態度をとる
- 待遇など希望条件のハードルが高い
1.志望理由が薄い
最終面接まで進めてはいるものの結果的に落ちてしまう場合、面接官に「志望理由が薄い」と判断されてしまった可能性があります。「最終面接まで進めたから」と考えて気を抜いてしまい、対策を行わないまま志望理由を述べてしまうと、志望度が低いと思われかねません。
また、前職を辞めた理由や志望理由を聞かれた際に、気のゆるみから用意した答えが出てこない可能性も。「社内の人間関係がうまくいかなかった」「給与が低かった」「親に言われたから」「有名企業だから」といった、正直過ぎる印象を与えかねない理由は避けましょう。退職理由をポジティブな言葉に言い換えるコツは「前向きな退職理由で好印象を与えよう!転職時の面接のコツや例文を紹介」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
2.自信がなさそうな態度をとる
面接官は、経歴や志望理由の内容だけではなく、面接時の態度や雰囲気、人柄なども観察しています。自信がなさそうな態度の具体例としては「面接中に目を合わせない」「背筋が曲がり姿勢が悪い」「声が小さくぼそぼそと話す」「目線があちこち動く」など。
自信がなさそうな態度をとると、意欲が低いと思われたり採用にリスクがあると捉えられたりしてしまうこともあるでしょう。
3.待遇など希望条件のハードルが高い
最終面接では、待遇などの条件をすり合わせることもあります。しかし、この希望条件が企業側と合致しなければ、「自社と合わない」と判断されて落ちる可能性は高まるでしょう。
特に、希望年収の伝え方には注意が必要です。希望年収を伝える際のポイントを紹介しているコラム「希望年収を伝えるときのポイントとは?面接での答え方などとあわせて紹介」を参考に、伝え方を意識してみてください。
最終面接の前に確認!内定を獲得するための対策
最終面接で落ちることが続くなら、改めて面接対策を行うことが大切です。「最終面接だから」と準備をおろそかにせず、最終面接こそ面接の基本を確認したり、企業情報を改めて調べたりしておきましょう。
内定を獲得するための対策
- 面接の基礎を再確認する
- 企業情報を深掘りする
- 自己PRや志望動機を見直す
- これまでの面接内容を振り返る
- 身だしなみに問題がないか確認する
- 「弊社が第一志望ですか?」への回答を用意する
面接の基礎を再確認する
最終面接の前こそ、面接の基礎や基本を再確認するのがおすすめです。最終面接まで進んでいると、面接の基礎は問題ないと考える人もいるでしょう。しかし、これまで行っていたマナーや立ち居振る舞いが間違っている可能性もゼロではありません。
最終面接は、一次・二次面接と違い役員や社長が面接官になる場合もあります。ビジネスマナーやちょっとした所作まで厳しくチェックされていると考え、身だしなみやマナーを見直すことが必須です。
伝える内容に一貫性を持たせよう
最終面接で、これまでの面接で話した内容と異なることを伝える際は注意が必要です。「違うことをアピールしたほうがいいのでは?」と考える方もいるようですが、矛盾が生じてアピールに失敗する可能性も。面接で話した内容は共有されているため、面接官が違ったとしても一貫性のあるアピールが大切です。企業情報を深掘りする
前述したように、最終面接では「志望度の高さ」を特にチェックされます。それらをはかる一つの指針として、企業の情報収集を満足にできているかという企業理解が挙げられるでしょう。
企業理念やビジョンはもちろん、役員・経営陣の名前などを問われることもあるようです。最終面接で質問された際に企業理解について回答できれば、面接官に志望度が高いことをアピールできます。企業理解について聞かれなかった場合でも、経営者の著書を引用した発言などができれば、志望度の高さを伝えるのに効果的でしょう。
自己PRや志望動機を見直す
一次・二次面接で自己PRや志望動機を回答していても、最終面接でもう一度質問されることは珍しくありません。過去の面接と全く同じ内容で答えるのではなく、自己PRや志望動機を見直してブラッシュアップするのがおすすめです。
なお、自己PRや志望動機を見直す際に、内容を大きく変えてしまうと、一次・二次面接の発言と矛盾が生じてしまいかねないため、あくまで細かい部分の修正に留めましょう。
これまでの面接内容を振り返る
最終面接に臨む前に、一次・二次面接の内容を振り返っておきましょう。これまでの面接で得た情報や回答から、さらに深堀りした返答をするためにも振り返りが大切です。
最終面接は、企業と候補者の相性が合うか最終確認を行う場でもあります。企業が求める人物像に合わせたアピールをするためにも、これまでの面接で得た情報は重要です。逆質問で面接官から得た情報を志望動機に盛り込めれば、さらなる意欲のアピールにつながるでしょう。
選考対策は最終面接前に必ず見直す
最終面接の前に、必ず選考対策の見直しを行いましょう。一次・二次面接で得た情報をもとに、さらに深堀りした内容を伝えられると、より良い印象を与えられます。これまでの面接を経て、企業に対する理解が深まったり、仕事に対する考え方に変化が出たりすることもあるため、最終面接前に改めて選考対策を行っておきましょう。
身だしなみに問題がないか確認する
最終面接の前に、身だしなみに問題がないか今一度確認しておきましょう。一次・二次面接を突破できたため身だしなみは問題ないと感じるかもしれませんが、最終面接では役員や社長などが面接官を務める場合があります。これまでの面接では指摘されなかった細かい部分を見られる可能性もあるため、入念なチェックをするのがおすすめです。
具体的には、「衣服にシワやほつれがないか」「靴や鞄などに汚れがついていないか」などのポイントを見直すことが大切です。人によっては見落としてしまいがちな細かい部分にも、気を抜かないようにしましょう。
面接で意識したいマナーについては、「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムもぜひご参照ください。
「弊社が第一志望ですか?」への回答を用意する
企業側は、内定を出した候補者に内定辞退されないように、自社を第一志望としている人材を選びたいと考えます。そのため、最終面接の際に面接官から「弊社が第一志望ですか?」といった質問をされることも珍しくはありません。
本番で困らないためにも、第一志望か聞かれた場合の回答を事前に用意しておくことがおすすめです。第一志望かを聞かれた際の回答に正解はありませんが、「御社が第一志望です」と伝えるのが一般的でしょう。
なぜ第一志望なのかを考えておく
最終面接に挑む前に、「なぜ弊社が第一志望なのか」と聞かれた際の、具体的な理由を考えておきましょう。「第一志望である」と伝えた際に、面接官から「なぜ第一志望なのか」を質問される可能性があります。応募者の企業に対する理解度や本気度を確認するため、なぜ自社が第一志望なのか理由を知りたがる企業も珍しくありません。第一志望である具体的な理由を伝えられると、「第一志望である」という回答の説得力が増し、入社意欲のアピールにつながるでしょう。
最終面接で落ちるのは逆質問が原因?最大限活用するポイント
面接終盤では逆質問のタイミングがあります。逆質問は、最後のアピールチャンスともいえるでしょう。逆質問では「オープン・クエスチョンを心掛ける」「調べて分かることを聞かない」ことがポイントです。以下で詳しく紹介するので、うまく活用して企業に大きくアピールをしましょう。
逆質問を最大限活用するポイント
- オープン・クエスチョンを心掛ける
- 調べて分かることを聞かない
- 逆質問の理由も一緒に伝える
オープン・クエスチョンを心掛ける
オープン・クエスチョンとは、「はい・いいえ」だけでは答えられない質問のことです。逆質問では、オープン・クエスチョンを意識して話を広げやすくしましょう。逆質問の際にオープン・クエスチョンをすると、想定外の回答やより詳細な情報を面接官から得られる可能性があります。
オープン・クエスチョンによって会話を弾ませられれば、コミュニケーション能力のアピールにもつながるでしょう。
調べて分かることを聞かない
逆質問では、自分で調べれば分かるような内容は聞かないようにしましょう。「企業研究ができていない」という印象を与える恐れがあります。
また、これまでの面接で説明を受けた内容についても質問するのは避けたほうが無難です。「前回と同じことを聞いている=話を聞いていない」という印象を与えれば、最終面接で落ちる要因にもなりかねません。ただし、これまでに調べたり聞いたりした内容について、さらに深掘りした質問をすることは問題ありません。企業に対する興味や関心があるというアピールになるでしょう。
逆質問の理由も一緒に伝える
逆質問をするときは、なぜその質問をしたのか理由まで伝えられるのが望ましいでしょう。たとえば、企業が今一番力を入れていることを質問した場合、それを知ることで、今後身に付けておくべきスキルを把握したいといった理由や考えを伝えることがポイントです。理由や意図を伝えることで、志望企業に対する意欲や熱意を伝えることにも繋げられます。
最終面接で落ちたら必ず振り返りをしよう
最終面接で落ちると、自分に自信がなくなってしまうこともあるかもしれませんが、最終面接まで残れたという点を踏まえると、最終的に採用された人との差はごく僅かとも考えられます。そのため、最終面接まで残ったことをポジティブに捉えて、これまでの面接を振り返りましょう。振り返った内容を次の面接に活かすことが大切です。
たとえば、振り返った結果、過度に緊張して受け答えに詰まったことが原因と感じたなら、繰り返し模擬面接を行ったり最終面接で想定される質問を対策したりすることがポイントになります。最終面接に対して気楽に捉えていたことが落ちた原因だと感じたなら、企業研究や自己分析を十分にするといった面接対策が必要となるでしょう。
「最終面接で落ちてしまう…」「面接の振り返り方や次への活かし方が分からない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントに相談するのがおすすめです。
ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層を対象とした就職・転職エージェントです。ハタラクティブでは、選考段階ごとに的確なアドバイスを行い、スムーズな就職・転職のサポートをいたします。内定率の高い企業や、未経験から正社員を目指せる企業の求人をご紹介。企業ごとの面接対策も専任のキャリアアドバイザーと一緒に行えるため、疑問や不安を適切に解消できるのが特徴です。選考に関するお悩みがある方は、ハタラクティブにぜひお任せください!
最終面接に関するFAQ
ここでは最終面接に関する疑問をFAQ形式で解消します。
最終面接で落ちるのはスキル不足だから?
十分なスキルを保有していても不採用になる可能性があります。
企業が求めているスキルを満たせていても、「より欲しいと思う人材がほかにいた」という理由で最終面接に落ちるケースもあるためです。一次・二次面接を通過できるだけのスキルや要素は持っているため、スキル不足というよりは相性やタイミングの要素も大きいと考えましょう。
「最終面接を突破するコツは?よく聞かれる質問や受かるための対策を紹介!」のコラムで、最終面接でチェックされる点について確認するのもおすすめです。
就職・転職の最終面接で落ちると感じるフラグはある?
最終面接では、「面接時間が短い」「面接官の反応が薄い」「質問に深掘りされない」といったことが起こると「落ちるフラグ」といわれているようです。もちろん、あくまでも予測のため、これらが起きたからといって必ず落ちるわけではありません。
就活のフラグについては「最終面接で落ちるフラグとは?回避するコツと転職活動を成功させる秘訣」のコラムでも紹介しているので、ご確認ください。
最終面接は誰が担当するの?
最終面接は、一次・二次面接のときの採用担当者だけでなく、人事部長や役員、社長などが面接官となり、選考に参加することがあります。
そのため、企業目線になって「自分を採るメリットはなにか」を考えたうえで、志望動機や自己PRを考えましょう。「志望動機や自己PRの書き方が分からない…」という場合は、就職・転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが志望動機や自己PR作成などの面接対策をサポートいたします。サービスのご利用は無料ですので、就職・転職をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。