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自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説
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この記事のまとめ
- 自己PRは熱意をもって「結論根拠目標」の流れで構成しよう
- 自己PRは企業のニーズに合わせ、具体的な根拠と説得力のある内容にする
- 面接では自分に自信をもち、分かりやすい言葉を使って自己PRするのがポイント
- 熱意や情熱を自己PRの材料にするときは、根拠のある説明が大切になる
「自己PRで熱意を伝えたいけど、効果的な方法が分からない」という方もいるでしょう。自己PRでは、結論・根拠・目標の流れで文章を組み立てることで、効果的な熱意の伝え方をするのがおすすめです。
このコラムでは、自己PRの効果的な伝え方を例文とあわせて紹介します。自分の魅力を最大限に伝えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
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自己PRは熱意をもって伝えよう
面接の自己PRは、熱意をもって伝えることが重要です。熱意がある方ほど、面接官の目には魅力的な人材に映ります。
面接で効果的に熱意を伝えるなら、強弱をつけた話し方をするのがおすすめ。ただし、熱意をアピールしたいからといって、必要以上に大きな声を出したり、話を誇張したりするのは逆効果です。 あくまで論理的な話し方をベースに、一番伝えたいところだけ強調して話すと、面接官の印象に残る自己PRとなるでしょう。
熱意が伝わる自己PRの構成
自己PRの構成としては、結論・根拠・目標の流れを意識します。そうすることで説得力のあるストーリーにすることが可能です。たとえば、自己PRの流れは下記のように組み立てます。
〈結論:自分の強み〉私の強みはコミュニケーション力です。
〈根拠:過去の経験〉学生時代は部活動の主将としてチームをまとめてきました。
〈目標:今後の展望〉御社ではこの強みを活かし、積極的に新規顧客を開拓していきたいと思っています。
この場合は、「結論」と「根拠」の部分は冷静に話します。そして、「目標」の部分で熱意を込めて話すと、メリハリのある伝え方となるでしょう。
面接官が自己PRから知りたいことは、「強みを活かして会社に貢献できる人材かどうか」という点です。そのため、「会社のなかでこんな風に活躍したい」といった展望や目標を話すことが、面接官の求める回答となると考えられます。
ただやみくもに熱意を伝えるだけではなく、企業が求める人材像を読み取り、「熱意をもって自分がどのように貢献できるのか」というところまで踏み込んで伝えられれば、より良い自己PRとなるでしょう。
なお、自己PRの作成に行き詰まったときは「自己PRが書けないときの原因と対処法は?転職やニート向けの書き方も解説」のコラムを参考にしてみてください。自己PRが書けない理由や対処法を解説しています。
自己PRでは3つのポイントを押さえよう
ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-11. 就職活動・転職活動における選考中の不安度(p.41)」によると、フリーターも正社員も選考中は面接でのアピール方法に不安を感じていることが分かるでしょう。
ここでは自己PRを考える際の3つのポイントを解説しているので、「面接でのアピール方法が分からない」という方は、ぜひチェックしてみてください。
1.企業に合ったアピールをする
面接では、業種や職種に合わせた自己PRを考えるだけでなく、企業の特色に合ったアピールをするのがおすすめです。
そのためには、企業の理念や募集要項をしっかりと確認する必要があるでしょう。企業が求める人物像をつかめたら、自分の特性や強みと一致する箇所を洗い出してください。そうすることで、企業のニーズにマッチした自己PRができると考えられます。
2.具体的な根拠を述べる
自分の強みを挙げたあとは、それを表す具体的な根拠を伝えましょう。 たとえば、語学力を強みとして挙げた場合、留学の経験やもっている資格など具体的なエピソードを交えて根拠を示します。
エピソードを考える際は、起承転結を意識すると、より具体的なストーリーに仕上げられるのでおすすめです。
3.話に説得力をもたせる
面接では、説得力のある内容にすることが大切。強みや特技を羅列するのではなく、アピールポイントを絞り、それを補完するエピソードとあわせて自己PRを組み立てることで説得力のある内容になるでしょう。
自己PRでは、「自分の魅力を伝えたい」という思いが強くなると、話を詰め込みがちです。しかし、話を詰め込んでしまうと、まとまりがなくなって結局何を伝えたいのかがわかりにくくなります。
「熱意が伝わる自己PRを作成したい」という方は、「面接でどう自己PRする?好印象を与えるコツや例文もご紹介!」のコラムもチェックしてみてください。面接で自己PRが求められる理由や好印象を与える方法などをご紹介しています。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
面接で効果的に伝えるためのコツ
面接では先ほど紹介したように、結論・根拠・目標の順番で話すのが基本です。
自己PRの内容を丸暗記する必要はありませんが、話す流れをしっかりと意識すると良いでしょう。
自己PRで熱意を伝えるには姿勢や話し方も大切
自己PRは、背筋を伸ばしてハキハキと伝えます。話す内容も大切ですが、話し方も重要なポイントです。自分のことをアピールする際、遠慮がちにオドオドした話し方をしてしまうと、せっかく良い自己PRを考えても、意図したとおりに伝わりません。面接官の目を見ながら自信をもって熱意が伝わる話し方をすることを意識しましょう。
抽象的な表現を控えるのも熱意を伝える自己PRのコツ
注意したいことは、「社交性」「積極性」といった抽象的な言葉を使い過ぎない点です。 こういった抽象的な言葉は使いやすい表現ですが、使い過ぎると全体的な印象がぼやけるという欠点があります。できるだけ分かりやすい言葉を選んで伝えると、聞き手に届く効果的な自己PRとなるでしょう。
「自分だけの自己PRを作成したい」という方は、「自己PRの例文を自分流にアレンジ!転職の面接で響くアピールとは」のコラムを参考にしてみてください。自己PRを作るコツやよくある疑問もまとめています。
熱意が伝わる自己PRのOK回答例
ここでは、自己PRのOK回答例を解説と共にご紹介。良い点もまとめているので、実際の面接の場で活かしてみてください。
例文1
「私の強みは行動力です。学生時代のアルバイトでは、与えられた仕事をこなすだけでなく、売上アップのための取り組みを積極的に行いました。
私が働いていたカフェでは若者の来店が少ないところが課題としてありました。そこで、ラテアートを練習し、できあがったものをSNSを通じて発信しました。その結果、前年度と比べて25%売上を伸ばせました。
御社でも与えられた仕事に真摯に取り組むことはもちろん、自分で考え工夫しながら働いていきたいと思っています。」
自己PRでは具体的なエピソードや数値を交えよう
上記の例文は、結論・根拠・目標の流れでスムーズに構成されています。また、根拠部分に具体的な数値を挙げることで、より説得力の増す内容にできます。例文2
「私の強みは企画実現力です。学生時代に所属していた学園祭事務局では、局長として運営を担当しました。
私が特に力を入れたのが、模擬店におけるリユース食器の導入です。毎年学園祭後は大量のゴミが発生していたので、その削減を目指しました。
リユース食器を導入するためには、学校側との調整や人員の確保、情報の周知など課題が山積みでした。それらをひとつひとつクリアし、リユース食器の導入を実現し、50%のゴミ削減に成功しました。
御社では新規事業の立ち上げに力を入れているとうかがっています。学生時代の経験とそこで学んだことを活かし、新規事業の部門で貢献したいと考えています。」
自己PRでは展望や目標を伝えよう
上記の例文では「御社の新規事業に貢献したい」という目標を強調できるような文章構成です。会社のニーズに合ったアピールをすることで、面接官に好印象をもってもらえるといえます。もちろん、どちらも実際に行ったことでなくてはならないので、そのようなエピソードを見つけられるかが重要となるでしょう。履歴書・面接の自己アピールにお悩みの方は、「自己アピールに「健康」は使える?自己PRの組み立て方や例文もご紹介」のコラムをご一読ください。自己アピールの組み立て方やPRの仕方も紹介します。
自己PRの避けたほうが良い回答例
次に避けたほうが良い回答例とその理由をご紹介。悪い点と修正方法について、あわせて確認してみてください。
例文1
「私は学生時代にテニス部に所属し、会計を担当していました。1円のミスも発生しないよう工夫し、責任感をもって会計の仕事に取り組みました。御社でもこの強みを活かし、一生懸命働きたいと考えています。」
自己PRでは結論・根拠・目標の流れを意識しよう
上記の例文では、結論・根拠・目標の流れができていないため、インパクトに欠ける自己PRとなっています。「私の強みは責任感をもって仕事に取り組めるところです」と結論からはじめることで、メリハリのある文章となるでしょう。また「一生懸命」という言葉もあいまいな印象となるため、具体的な目標を挙げると説得力が増すはずです。
例文2
「私の強みは粘り強さです。また、一つのことを最後までやりきる忍耐力もあります。学生時代はバイトリーダーとしてリーダーシップも発揮しました。
これらの経験を御社でも活かし、貢献していきたいと考えています。」
自己PRでは強みを絞って説得力をもたせよう
上記の例文では、アピールしたい内容が多過ぎて一番伝えたいことが分かりにくい文章になっています。強みを一つに絞って、それを補強できるような根拠と目標を伝えましょう。自己PRを作成するコツを知りたい方は、「解説!良い印象を与える自己PR文の作り方」のコラムもチェックしてみてください。自己PRの伝え方のコツを例文を交えて解説しています。
自己PRで「熱意」をアピールするには?
自己PR材料として自分の「熱意」をアピールしたいと考える方もいるでしょう。熱意や情熱は継続力やストレス耐性といったアピールにもつながり、就活における強みとして活かせる可能性があります。
自己アピールになる「熱意」とは
一般的に「熱意」とは、感情の高まりや物事に対する熱い気持ちを表す言葉です。
ビジネスシーンでは、熱意や情熱が結果を左右することも。「あの方の熱意に負けて契約した」「自社製品に対する強い気持ちや熱意から、仕事へ真面目に取り組む姿勢を見出した」など、周囲を動かす要素にもなり得ます。
自己PRで「熱意」をアピールするときの注意点
熱意や情熱をアピール材料にする場合は、「なぜそれに対して熱意をもったのか」を説得力を交えて伝えることが大切。熱意をもった理由やきっかけとなった事柄、それによって起こったことと周囲への影響や結果など、ストーリー立てて説明することで分かりやすく、納得いく説明になるでしょう。
「自己PRで行動力をアピールしたい」という方は、「自己PRで行動力はどうアピールする?ポイントや注意点などを解説」のコラムも参考にしてみてください。面接や履歴書の自己PRで行動力をアピールする際のポイントを解説します。
質を高めるためには第三者目線のチェックも重要
自己PRの質を高めるためには、第三者目線でのチェックも重要です。
「他己分析とは?やり方や得られるメリットについて解説!」でも説明しているように、第三者に分析してもらうことで自分では気がつかなかったことに気がついたり、さらに良いアピールポイントをアドバイスしてもらえたりすることもあるでしょう。
また、他人に評価してもらうことで自信がつき、選考でしっかりとアピールできるといった影響も。就活に関する相談や他己分析は友人や家族に聞いてもらうのが良いでしょう。より質の高いものにするためには就活のプロにチェックしてもらうのもおすすめです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。