「ダメな会社」の特徴とは?見切りをつけて転職するときのポイントも解説

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この記事のまとめ

  • ダメな会社の特徴は「社員やスタッフを軽視する」「コンプライアンス意識が低い」など
  • ダメな会社は「違法行為が常態化している」こともあり必要なときは対応を考える
  • ダメな会社かも…と感じたら、早めに見切りをつけて転職することも検討してみる
  • 転職時にダメな会社を選ばないためには、エージェントを利用するのも手

「ダメな会社」の特徴が自分の会社に当てはまるか気になる方もいるのではないでしょうか。「ダメな会社」と思われてしまう会社は「従業員を大切にしない」「派閥意識が強く団結しない」「経営者の人間性や経営能力に問題がある」など共通した特徴を持つ傾向があります。このコラムでは、「ダメな会社」に共通する特徴を解説。会社に見切りをつけて転職活動をする際に気を付けたいポイントもまとめたので、ご一読ください。

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ダメな会社を見抜く10の特徴

ダメな会社にはいくつか共通する特徴があり、社風や体質、社内の雰囲気などに表れます。勤めている組織に不満や疑問を抱えている人は、その体制を見極めることも必要になるでしょう。

以下でダメな会社の特徴を解説しますので、いくつ当てはまるかチェックしてみてください。

1.社員やスタッフの存在を軽視している

一般的に優良企業と呼ばれる企業には、社員やスタッフを大切に育てて人材の質を高める風土が根づいています。これは社員が気持ちよく仕事ができる体制を整えることが、結果的に業績アップや企業全体の成長につながることを熟知している経営方針の表れといえるでしょう。
一方、社員やスタッフへの配慮がなく、従業員としての立場を十分に保障しないような待遇で雇用している会社では、社員の不満が募りやすく定着率が悪くなることがあります。
人材教育のノウハウも蓄積されず、優秀な正社員が自ら会社に見切りをつけて外に流出してしまうことも多い「ダメな会社」のパターンです。

2.派閥色が強く組織にまとまりがない

社長や幹部、部署間などに派閥が存在し、どこの派閥に属しているかが個人の評価につながってしまうのも「ダメな会社」の特徴です。
社員は仕事で能力を発揮して成果を上げることよりも、社内でどれだけうまく立ち回れるかどうかに労力や精神力を割かなくてはなりません。その結果、組織全体にまとまりがなくなって士気が下がり、一致団結してプロジェクトに取り組むことができなくなるという事態に陥ってしまうのです。
この派閥争いは、老舗企業といわれる企業にもしばしば見受けられ、自分ではそのつもりがないのに、いつの間にか巻き込まれて人間関係のストレスを抱えてしまう方も。

社内の派閥争いや人間関係のトラブルに巻き込まれてストレスを感じている人は「仕事の人間関係でトラブルに…辞めたいときの注意点と割り切るコツ」で対処するコツを紹介していますので、ぜひご一読ください。

3.離職率が高い

離職率の高さもダメな会社に共通する特徴の一つです。
自主的な退職の理由としては以下のことが考えられます。

・社内の人間関係が悪かった
・残業や休日出勤が多く勤務時間が長い
・周囲が休まない、休みを取りづらい
・仕事にやりがいを感じない
・給与が低い
・組織の体質に合わない
・経営方針や組織体制が変わった
・人事評価に対する不満があった など

せっかく採用コストをかけて人材を確保したとしてもすぐに離職してしまうため、知識や技術が共有されず、ほかの職員の成長にもつながりません。また、人材不足により仕事量が増えたり、引継ぎが十分でなく業務の進め方が分からなかったりして、社内の業務の停滞につながることもあります。

4.経営者の人間性と経営能力に問題がある

会社を経営する立場の社長たる者、人格者であることが理想的ですが、そもそも経営者の人間性と経営力に問題がある企業も少なくないようです。
こうした「ダメな社長」の特徴には以下のような共通点があります。

・ワンマンで自己中心的
・優柔不断で仕事が遅い
・他力本願で楽をしようとする
・経営陣を身内だけで固める
・金銭の公私混同

ワンマン経営や経営陣を親族だけで固めている会社では、身内のなかで意思決定が行われたり、優遇されたりする場合もあるようです。また、会社の経費を私物化したり、従業員を私用に労働させたりするような経営者にも注意が必要です。

5.従業員に対する評価基準が明確でない

曖昧な評価制度は、「ダメな会社」といわれる要因の一つです。評価基準が不明瞭だと、従業員も努力の方向性に迷ったり、モチベーションが下がってしまったりする可能性があります。

また、評価担当者の主観やこれまでの経験などを反映している場合、「公平な評価が行われていない」「適切に評価されていないのではないか」と不信感を抱くことも。
評価基準の曖昧さが判断ミスや価値観の押し付けなどにつながれば、「どれだけ頑張っても評価されない」といった不満につながり、離職を決意する人が増える恐れもあるでしょう。

6.責任の所在が不明瞭

トラブルが起きたときに、責任の所在が不明瞭だと問題の収拾がつかなくなってしまいます。上司や上層部がそろって責任を回避しようとする場合、組織への不信感につながるでしょう。

反対に、トラブルが起きても一緒に対処したり、改善案を考えたりしてくれる上司などがいれば、信頼感が深まり、従業員の働くモチベーションの向上にも期待できます。

7.過剰な目標やノルマを強いる

極端な数字目標やノルマが設定されている場合、強いストレスやプレッシャーになることも少なくありません。目標を達成するための労力に結果や評価が見合わない場合、「自分の力が及ばないのか」と自分を責めてしまうことも。
過剰なノルマをこなすために従業員が精神的に疲弊してしまうのも「ダメな会社」が持つ特徴であるといえます。

8.意思決定に時間がかかり過ぎる

意思決定が遅過ぎる会社は、変化が激しい現代において機会損失を生むことが多くなります。顧客のニーズを取り入れるのが遅れて競合他社に先を越されたり、資材を安く仕入れる好機を逃がしてしまったりと損失を被る場面が増える可能性も。
社内でも部下からの相談に対して解決を先延ばしにしていると、信頼が損なわれ「ダメな会社だ」という印象を与えてしまいます。

9.コンプライアンスの意識が低い

「ダメな会社」の特徴として、コンプライアンスへの意識が低い場合も珍しくありません。特に、ハラスメントが横行していると、被害者はもちろん周囲の人も上司の顔色を伺いながら仕事をすることになります。
会社側に状況を立て直す意思がない場合、上司にだけ都合の良い職場環境を生み出してしまう可能性もあるでしょう。仕事に集中できない居心地の悪さが、仕事の効率やモチベーションの低下を招くこともあります。

職場でハラスメントを受けている可能性があり、対処法を知りたい方は「パワハラの定義は?該当する3つの要素や対処法についても解説」でも解説していますので、チェックしてみてください。

10.違法行為が常態化している

前項のなかで挙げたような特徴を持つ社長や上司がいる会社は、いわゆるブラック企業と呼ばれる企業であることが少なくありません。
また、無謀な経営や強引な仕事のやり方が違法行為につながることも。

・給与の遅延、未払い
・違法な長時間労働、サービス残業、休日出勤
・脱税・横領などの疑惑

上記のような違法行為が常態化していたら、その企業は「ダメな会社」と認識されてしまう可能性が高いでしょう。

もし会社から給与が正しく支払われていない場合は、請求方法や専門機関への相談について解説している「給料未払いで生活できない!困った場合の対応方法や相談先を解説」もご一読ください。

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ダメな会社かも…と思ったら見切りをつけることも必要

もし今勤めている会社が「ダメな会社かもしれない」と頻繁に感じるようになったら、会社が自分に与えてくれるものがあるかどうかについて考えてみましょう。
もし、会社が自分に与えてくれるものがあるならば、その会社、その仕事でしか得られないもののために期限付きで在籍することをおすすめします。

ただし、明らかに重篤な問題があるにもかかわらず在籍が長期間に及ぶと、デメリットの方が大きくなる恐れも。そのため、未来の自分を守る手段として見切りをつけることも必要です。

ダメな会社に見切りをつけたらやりたいこと

将来性がない組織に見切りをつけるか悩んでいる方は、以下の行動を取り入れてみましょう。

・辞めた先輩方の意見を聞く
・周囲の人に相談してみる
・転職活動を始める

退職した方や周囲の人の意見を聞くことで、退職届を上司に提出するタイミングや手続きなどの情報を知っておくと円滑に進められます。また、退職後に転職活動する際のポイントなども聞いておくと良いでしょう。

ダメな会社に転職しないための3つの対策

ダメな会社に見切りをつけて転職したとしても、また同じような特徴を持つ企業に入社してしまったら意味がありません。転職活動でダメな会社を回避するために、以下の3つの方法を試してみてください。

1.頻繁に求人情報が出ていないか確認する

転職サイトをチェックするなかで、常に求人情報が出ている企業は要注意です。社員への教育が十分に行われていない企業では、人材が育たず人手不足となり、頻繁に求人を出すことになります。
常に求人を出しているということは、退職者が多かったり、人の入れ替わりが激しかったりする可能性も。ダメな会社かどうかを見極められるよう、定期的に転職サイトをみて、企業が出す求人情報の頻度を確認してみましょう。

2.企業の評判について調べる

企業の評判について、口コミの投稿があるサイトなどでも確認してみましょう。求人票には、企業が応募者を集めることを目的として、良い部分をアピールするための内容が記されていることが多いようです。
外部の企業が運営する企業の評判サイトでは、退職者からの企業に関する情報が寄せられています。企業内で実際にどのような対応が取られているか、働き方や雰囲気など、自分では集めることが難しいリアルな情報を知ることができるでしょう。

3.エージェントに相談する

ダメな会社を避けて、次こそ納得できる環境に転職したいという場合は、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
転職エージェントは、プロのアドバイザーが転職活動を徹底的にサポートをしてくれるサービス。さまざまな企業の求人を取り扱い、求人元の企業について労働環境や社風など独自の情報を集めていることも多いようです。
職場内の雰囲気から適正に合うかなども客観的に判断してくれるため、自分に合わない「ダメな企業」に転職してしまう可能性も低くなります。

勤務先での仕事に将来性を感じない、今の仕事や上司から学ぶべきことがない、違法性のある職場から離れたいなどの理由で転職を考えているのであれば、求人探し、企業選びの段階から吟味しましょう。次こそは納得できる職場環境を選択する必要があります。

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