仕事の人間関係でトラブルに…辞めたいときの注意点と割り切るコツ

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この記事のまとめ

  • 仕事の人間関係を理由に離職する人は多い
  • 仕事の人間関係が悪化する大きな理由はコミュニケーション不足
  • 人間関係が良くないと仕事の進みや結果にも影響を及ぼす
  • 仕事の人間関係で悩んだら、客観的に捉えたり自分が変わる努力をしたりしよう

一日のうち長い時間を過ごす職場。気持ち良く働ける環境であることは大切なポイントですが、人間関係が悪いことで働きにくさを感じている人もいるようです。転職理由として挙がることも多い職場の人間関係について、この記事ではトラブルの理由や良好な関係を築くための対処法、人間関係の悪化が仕事に及ぼす影響などについて紹介します。

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仕事の人間関係に多くの人が悩んでいる

独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った調査によると、 「初めての正社員勤務先」を離職した理由として「人間関係がよくなかったため」と回答したのは、女性で26.5%、男性で24.3%でした(離職者全体に対する割合)。

また、厚生労働省が実施している調査でも、人間関係を理由に離職する人は23%。年齢が若いほど人間関係を理由に離職する人は多いものの、全年齢を通して20%前後の人が理由として挙げていることから、年齢や性別を問わずに悩む人が多いことが分かります。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構
調査シリーズNo.164 若年者の離職状況と離職後のキャリア形成(若年者の能力開発と職場への定着に関する調査)
厚生労働省
雇用の構造に関する実態調査(転職者実態調査)

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仕事の人間関係で悩む3つの理由

仕事の人間関係が悪化する理由としてあげられるのが、「苦手な人とも仕事をする必要がある」「コミュニケーション不足」「仕事環境が良くない」の3つが挙げられます。

1.苦手な人とも仕事をしないといけないから

社会人になると、学生のように自分の好きな人や相性の合う人だけに人間関係を絞ることはできません。職種や働き方にもよりますが、ほとんどの仕事はチームで取り組むもの。相性が悪いと感じる人や苦手な相手とも協力し、仕事を進める必要があります

2.職場内でのコミュニケーションが足りていないから

職場のコミュニケーションがもともと不活発な場合も、人間関係が悪化しやすい傾向にあります。
コミュニケーションを取らないと相手の感情や仕事の状況などを把握しにくく、誤解が生じやすくなります。コミュニケーションが不活発だと誤解が解けずに時間が経過してしまい、さらに関係が悪化する恐れもあるでしょう。

3.殺伐とした仕事環境だから

上司が常に部下を監視しているような状況は職場の雰囲気も悪く、人間関係を悪化させる原因になります。ほかにも、個々のノルマが厳しく社員同士が競争しているような状況やミスに対して過剰に叱咤される環境なども、社内の雰囲気が悪くなり人間関係にまで影響を及ぼしやすいといえるでしょう。

ゆとりのなさは人間関係に直結する

仕事量が多かったり、人手が足りなかったりしてゆとりがないことも、仕事の人間関係が悪化する原因です。やるべき仕事に追われて忙しく、イライラしてしまった経験は誰でもあるのではないでしょうか。
ゆとりがないと周囲の人を気遣う余裕がなくなってしまい、言葉遣いがキツくなったり、他の人へ不満をぶつけたりしてしまうこともあります。また上司から部下へのプレッシャーが大きいことも社員の心のゆとりを奪い、人間関係を悪くするでしょう。

人間関係の悪さが仕事に及ぼす3つの影響

職場での人間関係が悪化するとストレスがたまり、仕事にも影響を与えることがあります。人間関係が理由で十分なコミュニケーションを取らなければ、業務の進捗や結果に影響を及ぼすでしょう。また、雰囲気が悪いのはミスを起こす要因にもなり得ます。

仕事の経過や結果に影響を及ぼす

人間関係がうまくいっていない相手とは極力話をしたくないと、誰もが思うことでしょう。そのため、仕事で必要なホウレンソウ(報告、連絡、相談)が機能せずに、仕事にミスが生じる可能性があります。特に、取引先が関係するような場合は会社の信用問題にも関わることにもなりかねません。

集中力が持たずミスを連発する

職場で相性が合わない人がいる場合には、その人の言動が気になってしまいます。相手が上司や同僚、同じ部署など関係性が深くなるほどに意識内で占める割合が高くなることでしょう。
そういった状況では仕事をしようと思っても集中できず、ミスにもつながりやすくなります。また過度なプレッシャーがある環境もミスの原因です。人間関係が悪いことは、社員一人ひとりが本来の実力を発揮しにくくしてしまいます。

相談できずトラブルが大きくなる

人間関係が悪化していると、1人で解決できない問題が生じた場合に協力し合うことができません。人間関係が上手くいっていない状況では、疑問点が出てきた場合にも、質問や相談できる相手がいない場合が多いです。そのため、仕事をこなすことに必要以上の時間や労力がかかることがあります。
また、人間関係が悪化した状態では、たとえ相性が合わない相手が適切なアドバイスをしてくれていたとしても、素直に聞き入れることができずに効率の悪い仕事の仕方をしたり、大きなトラブルに発展させてしまうこともあります。

仕事へのモチベーションが下がる

嫌いな人のために一生懸命働こうという気持ちにはなかなかなれないでしょう。人間関係が悪化したことで、仕事へのモチベーションが下がることは無視できない問題です。中には仕事に前向きに取り組めないだけでなく、会社に行くこと自体に嫌気がさしてしまうことも。人間関係の悪化は複雑な問題に発展しがちです。トラブルは早期に解決しておくことをおすすめします。

仕事の人間関係で悩んだときの対処法

仕事の人間関係で悩んだら、主観的にならず客観的に捉えてみましょう。また、相手が変わることを待つよりも、自分の考え方や行動を改めるほうが早く解決につながることもあります。

客観的に捉える

苦手な人と関わるとき、客観的に捉える意識を持ちましょう。主観的に捉えてしまうと、自分の気持ちが優先されてしまい、どうしても偏った印象や関係性になってしまいます。
客観的に捉えることで、相手の言動の本質を理解できるようになり、感情的に捉えることも減るはずです。うまく受け流すスキルも身につくでしょう。

自分が変わる

相手に変わることを期待するより、自分が変わるほうが早いはず。例えば、必要以上に干渉してくる上司に対して「仕事ができないと思われている」ではなく、「期待されている」と考え方を変えてみると、相手の言動が気にならなくなることもあるでしょう。

仕事だけの関係だと割り切る

相手との関係性を気にしすぎると、業務だけでなく私生活に影響を及ぼす可能性も。ときには「この人とは仕事だけの関係だから」と割り切り、最低限のコミュニケーションで乗り切ることも大切です。

相手を理解する

良好な関係が構築できない原因として考えられるのが、お互いの理解が足りていないこと。相手のことをよく知らないのに印象だけで決めつけている可能性もあるでしょう。あいさつや雑談から、少しずつ相手の本質を理解していくと、偏った印象がなくなり良好な関係を築くきっかけになるはずです。

異動を希望する

どうしても人間関係が好転しないときは、異動を希望するのもひとつの方法です。異動によって勤務する部署や勤務先が変われば、周囲の人間も変わるので、解決になることも。異動については「部署異動する理由とは?希望したい場合や拒否できるかどうかを解説」のコラムでも扱っています。

仕事の人間関係が改善されなければ転職も検討しよう

部署異動でも解決できないほど会社全体で人間関係に問題があるなど、自分の努力で解決が難しい場合は転職も視野に入れてみましょう。
ただし、転職理由として「人間関係が良くなかった」と伝えるのは注意が必要。状況をよく知らない採用担当者は、「人間関係が理由で転職した」と聞くと、応募者本人に問題があるのでは、と考えてしまいます。「転職理由は「人間関係」と答えても良い?伝え方のコツを例文付きで解説」を参考に、ネガティブにならない退職理由を準備しておきましょう。

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