- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 生活が苦しいときの相談窓口はある?収支の内訳を改めて確認してみよう
生活が苦しいときの相談窓口はある?収支の内訳を改めて確認してみよう
更新日
この記事のまとめ
- 生活が苦しいのは、収支のバランスの悪さや収入自体の少なさなどが原因
- 生活が苦しいなら節約による収支のバランスの見直しや副業などで収入アップを目指す
- 生活が苦しいなら毎月の支出の上限を決めたり固定費を見直したりするのが節約のコツ
- 生活が苦しいなら公的支援も検討する
- 収入が少ないフリーターの場合は、アルバイトに比べ待遇が手厚い正社員として就職する
毎日懸命に働いているのになかなか経済的に余裕が生まれないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。経済的に余裕がないと、ちょっとした場面で我慢することが増え、将来を考えると不安になってしまうものです。「毎月給料日前になると経済的に苦しくなる」「生活が苦しくて暮らしが大変」といった状態のときは、このコラムを参考にひとつずつ対処してみましょう。
生活が苦しくなる原因
「生活が苦しい」と感じる理由として挙げられるほとんどは、金銭的なもの。収支のバランスが取れておらずに賃金のほとんどを使ってしまうなど、支出額の大きさに悩むこともあれば、そもそも収入が少なく節約にも限界を感じていることも考えられます。
支出額が大きい
収入に対して支出額が大きければ、いつの間にか手持ちがなくなり「生活が苦しい…」といった状況になりやすいでしょう。家賃や光熱費、食費といった生活に必要な支出であっても、収入に対して割合が大きければ生活は厳しくなってしまいます。
収入が少ない
支出は平均的でも、そもそも収入が少なければ生活が苦しいと感じる機会は増えるでしょう。節約などを行ったとしても限度があるため、収入の少なさは生活や暮らしの苦しさに直結するといえます。「平均収入の実態を年代別・男女別・地域別にご紹介!年収アップの方法も解説」のコラムで平均収入を解説しているので、参考にしてみてください。
収支のバランスが崩れている
自分の収入に対して支出のバランスが取れていないと、どこかで我慢をしなければならず「生活が苦しい」と感じてしまう場合が多いようです。高い年収を得ていても、外食が多かったりブランド物の商品を買いすぎたりしてしまうと、生活が苦しくなる可能性があります。
「生活が苦しい」と感じる金銭以外の理由
「生活が苦しい」は金銭面だけでなく、生活面で感じることもあります。たとえば、休みが少なく残業が多い環境はプライベートな時間を確保しづらく、生活が苦しいと感じやすいでしょう。生活が苦しいと感じるタイミング
日々の生活は安定していても、ふとした時に「生活が苦しい」「暮らしが大変」と感じることもあるでしょう。具体的には、予定外の出費や大きな支出があったときが挙げられます。
生活が苦しいと感じるタイミング
- 大きな出費が続いたとき
- 予定外の出費があったとき
- 給料日前
大きな出費が続いたとき
税金の支払いや賃貸の更新料、保険料など大きな出費が続くと、貯金を崩したり日々の生活費から捻出したりする必要があるため、一時的であっても生活が苦しいと感じてしまうでしょう。
予定外の出費があったとき
家電の故障による買い替えや冠婚葬祭、医療費など予定にない支出も、生活が苦しいと感じるタイミングに挙げられます。また、いずれも大きな額になりやすいのも、きついと感じる理由でしょう。
給料日前
月に一度が多い給料日。毎月計画的に給料を使っていても、給料日前になると残高が少なくなり生活の苦しさを感じる方も多いようです。
「生活が苦しい」状況から抜け出す方法
生活が苦しいという状況から抜け出すには、自身の収支バランスを見直して適切な支出額をキープすることが大切です。また、収入が少ない場合は増やすことも検討しましょう。
「生活が苦しい」状況から抜け出す方法
- 収支のバランスを整える
- 予定外の出費用に貯金をする
- 大きい買い物は計画を立てる
- 収入を増やす
収支のバランスを整える
生活が苦しい状況から抜け出すには、自分の収入に対して適正な支出額をキープすることが大切。どのくらい使って大丈夫なのかをあらかじめ把握しておけば、「お金がない!」「生活が苦しい…」といった状況を回避できるでしょう。
家計簿を使う
買い物に行ったら必ずレシートをもらい、家計簿をつけてみましょう。収支のバランスを見直すにはお金の流れの認識は欠かせません。家計簿といっても、内訳を細かく書き込まなくてOK。まずは支出額の把握からはじめましょう。1週間や1ヶ月のレシートをとっておき集計すると、自分がどのくらい買い物をしているか分かります。
ある程度の期間家計簿をつけていると「外食が多く食費が収入に見合っていない」「毎日コンビニで500円くらい買い物している」など、これまで見落としていた浪費が明らかになるはず。項目別に支出を記録することで、必要な支出・必要ない支出がわかるため、今後何を節約していくべきかの方針が定まります。
最近ではレシートを撮影するだけで項目ごとに振り分けてくれるアプリなどもあるので、自分にとって継続しやすいツールを選ぶのがおすすめです。
本当に必要か考える癖をつける
「欲しいから」と安易に購入していれば、支出額は大きくなり生活が苦しくなりやすいといえます。収支のバランスを見直すためにも、購入する前に「本当に必要か」「購入する必要があるか」をしっかりと考える癖をつけましょう。
洋服や趣味のものはもちろん、食費も対象です。「食べるから」と考えていれば予算を大きく上回ることに。「食べきれるか」「使いきれるか」といった点からも考えてみましょう。
専門家に相談するのもおすすめ
どうしても収支のバランスが取れない場合は、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめ。専門的な視点から、支出で見直すべきポイントや収支のバランスを取るコツなどを教えてもらえるでしょう。予定外の出費用に貯金をする
予定外の出費があったときに生活が苦しいと感じるのは、日々の生活費から出しているから。予定外の出費をあらかじめ予測しておき、貯金を用意しておけば、必要になったときも安心して使えるでしょう。毎月3000円や5000円など積み立てたり、ボーナスの半分を充てたりするのがおすすめです。
大きい買い物は計画を立てる
家具や家電、旅行といった大きな買い物は突発的に行うのではなく、計画を立てて購入しましょう。たとえば、「12月に冷蔵庫を買い替えたいから、4月から毎月2万を貯める」と決めれば、11月には14万円が準備できます。いきなり14万円を出すのは難しくても、計画を立てて取り組んでいけば達成できるでしょう。
収入を増やす
そもそも収入が少ない場合は、増やすことも検討すべき。前述したように、節約だけでは厳しい部分もあるはずです。
基本給を上げる
多くの企業は、勤続年数や実績に合わせて基本給が上がるシステムを採用しています。昇給や昇格をすれば、基本給も上がるので収入自体を増やすことができるでしょう。昇給については、「昇給の平均額はどれくらい?給料アップの目指し方もあわせてご紹介!」のコラムで詳細をまとめています。
手当を増やす
資格手当や家族手当など、手当を増やすことで収入増につながります。また、残業代も正式には「時間外手当」。ただし、収入を増やしたいという目的で残業を増やすのは良くありません。
おすすめは資格手当。手当だけでなく自身のスキルアップにもつながるため、キャリアの幅が広がる可能性もあります。詳しくは「資格手当の相場はどのくらい?収入アップにつながる?資格別にご紹介」のコラムをご確認ください。
副業をする
副業が許されているのなら、空いた時間にアルバイトをするのも1つの手段です。時給1,000円のアルバイトでも、週に2日・3時間働けば月給2万4,000円になります。シフトを増やせば当然収入は増えますし、探せばもっと高収入のアルバイトもあるため、生活が苦しい状況から抜け出せるでしょう。
ただし、正社員の場合は就業規則で副業が禁止されている可能性も。また、副業に力を入れすぎて本業に支障が出てしまうと評価にも影響が出て、結果的に昇給やボーナス査定に響く可能性もあります。副業を行う場合はこれらにも注意しましょう。
生活が苦しいときに…今すぐ知りたい節約のコツ
収入が増えても支出が多ければ生活は苦しくなってしまいます。ここからは、取り組みやすい節約のコツについて解説します。
使うお金の額を決める
制限を設けずにお金を使うと、どんなに貯蓄があってもあっという間に消えてしまうでしょう。
毎月の生活費については、あらかじめ「月いくらまで」という額を決めてやりくりするのが基本です。たとえば、「食費は月に4万まで」「交際費は2万まで」など、自分なりの上限を決めれば、目安が生まれるため毎月のやりくりも楽になるでしょう。
固定費を見直す
節約したい人が必ず考えたいのが、固定費の無駄を減らすことです。固定人は、月々の家賃や通信料など、毎月支払う額が決まっているもののこと。毎月の支払額が固定されているので、安くすればそれだけ節約につながります。
家賃は収入に見合っているか、携帯は高すぎるプランに入っていないかなど、当たり前だと思っていた生活について今一度見直してみましょう。たとえば、毎月8万円の部屋から6万円の部屋に引っ越せば、毎月2万円が浮くことになります。
光熱費を意識する
体調管理のためにもエアコンを使わないのは危険ですが、適切な温度設定にするだけでも節約効果は期待できます。他にも、ガスを使うときには中火にする、お風呂のお湯を洗濯に再利用する、使っていないときはコンセントを抜くなど、光熱費は少しの意識で節約できるもの。生活に支障の出ない範囲で取り組んでみましょう。
いずれもちょっとしたことですが、積み重ねがそれなりの金額になることを頭に置いて、普段から意識すると良いでしょう。なお、「フリーターの一人暮らしには月いくら必要?家賃相場や節約術をご紹介!」のコラムでは、一人暮らしの生活費の目安をまとめています。
どうしても生活が苦しければ行政の相談窓口を使うのも選択肢の一つ
どんな工夫をしても生活が苦しいという状況が続く場合は、行政の相談窓口を利用することも検討しましょう。ここでは公的な援助を紹介します。
住居確保給付金
仕事をしていないことから家賃が払えない場合は、自治体ごとに活用できる住居確保給付金の活用も検討しましょう。家賃を原則3ヶ月間支給されます。ただし、こちらは給付金が直接大家さんや不動産業者に支払われる仕組みです。
公共職業訓練
仕事が安定せず生活が苦しい場合は、公共職業訓練で仕事に必要なスキルを身につけて収入を安定させるのもおすすめ。こちらの制度では訓練を無料で受けられるため、働く選択肢が増えます。訓練内容は様々で、福祉や情報処理、土木など。ハローワークで確認をしてみましょう。「ニートから受けられる職業訓練とは?受講方法や費用についてご紹介」のコラムもご覧ください。
求職者支援資金融資
求職者支援資金融資は、職業訓練給付金を受給する人が上限5万円もしくは10万円(月額)を融資してもらえる制度です。職業訓練給付金の支給が決まっている人、ハローワークで条件を満たした人が対象。貸付のため、利息を含めて返済は求められるものの、仕事を探すなかで生活費が不足する場合に活用できます。
生活保護
どうしても生活が立ち行かなくなる場合は、生活保護の申請も検討しましょう。生活保護は自治体の福祉事務所が相談窓口です。生活していくために必要な食費や光熱費、家賃や医療サービスなどの扶助を受けられますが、申請には細かな手続きや相談で自治体の福祉事務所に通うことが必要。また、生活保護の受給要件は厳しく、簡単には通らないといわれています。
生活が苦しい状況から抜け出すために転職も視野に入れよう
「働いても生活が苦しい」とそもそも収入が少ないという人は、思い切って仕事を変えることも視野に入れましょう。同じ仕事でも、会社や環境によって賃金に差があります。今の会社が業界のなかでどの程度の給与水準なのか確認し、今後も収入アップの見込みがなければ転職も検討してみてください。
非正規で働いているなら正社員になるのがおすすめ
現在フリーターや派遣など非正規で働いていて生活が苦しいなら、正社員就職を目指しましょう。
基本的にフリーターはシフト制なので、働けば働くだけお金が入ります。長時間働けば高収入も望めますが、逆に言えば休むとその分給料が減るということです。
またアルバイトの場合、自分が働きたいと思っても周囲との兼ね合いでそれが叶わないこともあるでしょう。自分は週5日・毎日8時間働く気があっても、シフトを調整されて希望の日数・時間を働けなければ、思うような収入を得るのは難しくなります。
その点、正社員は時給ではなく月給あるいは年俸で給与が支給されることがほとんどなため、アルバイトより安定した収入に期待できます。フリーターと違ってボーナスや昇給もあり、生涯年収を考えれば正社員の方が圧倒的に有利な条件です。
しかし、正社員になりたいと思っても何から始めればいいのか戸惑ってしまう人もいるでしょう。
就職活動をしたこともなければ履歴書の書き方もわからない…と悩む人は、ぜひハタラクティブに相談してください。若年層に特化した就職支援サービスを提供するハタラクティブでは、フリーターの就活も積極的にサポートしています。数々の求職者をカウンセリングしてきたプロの就活アドバイザーがマンツーマンであなたの就活を支援していくため、きっと納得のいく就活ができるでしょう。
登録は無料ですので、お気軽にご相談ください!
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。