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オワハラを受けたときの対処法とは?内定を辞退するの際の注意点
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この記事のまとめ
- 「オワハラ」とは「就活終われハラスメント」の略称
- オワハラとは、企業が優秀な求職者を確保するために行う手段を指す
- オワハラの例は、「内定辞退を拒否する」「他社の選考を受けないよう促す」など
- 内定承諾書などを取り交わしたあとに内定を辞退することは違法ではない
- 内定を辞退する場合はできるだけ早く、誠意を持って企業に伝えることが大切
オワハラとは、企業側が内定を出した求職者に対して就職・転職活動をやめさせようとする行為を指します。求職者の中には、「他社の選考結果が出てから返事をしたいけど、内定先から回答を急かされて困った」という人もいるようです。内定先からオワハラを受けてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。このコラムでは、オワハラの概要や具体例、対処法、内定を辞退する際の注意点などについてまとめています。
オワハラとは?
オワハラとは、企業が就職活動中の学生に対して、他社の選考に進まないようにハラスメントととれる言動をとることを指します。「就活終われハラスメント」を省略し、オワハラと呼ばれるのが一般的です。オワハラをする企業には、「優秀な求職者を他社に渡したくない」という思惑があると考えられています。中には人材確保のためにハラスメント行為におよぶ企業もあるようです。
オワハラの具体例
オワハラの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- ・他社の選考を受けないよう促す
- ・「他社の選考を受けるなら内定を出さない」などの条件を出す
- ・内々定後に面接や研修、イベントなどで行動を制限し、時間的に拘束する
- ・これまでの求職活動の状況を聞き出し、他社の内定辞退を強要する
- ・内定辞退を申し出たときに「そんなことは許されない」などと脅す
もちろん、「納得いくまで就職・転職活動をして、他社もみた上で決めて欲しい」と考える企業も多くあります。オワハラをする企業ばかりではないため、心配しすぎる必要はありません。オワハラの手段があまりに悪質な場合、その会社がブラック企業である可能性も考えられます。内定をもらった場合は、「その会社で長く働き続けられるか」という視点で、慎重に検討することが大切です。ブラック企業を見極める方法については、「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」のコラムもあわせてご覧ください。
オワハラを受けたときの対処法
複数の企業の選考を同時に受けている場合、ほかの企業の結果が分かってから内定への返事をしたいこともあるでしょう。一般的に、内定への返事を待ってもらうことは可能です。もし、「その場で誓約書を書くよう求められる」「他社への内定辞退を強要される」などのオワハラを受けた場合は、毅然とした対応が大切。「一度持ち帰って検討させてください」と、はっきり自分の意思を伝えましょう。「その場で返答できないのは志望度が低いのではないか」と言われた場合も、「入社後に後悔しないよう、しっかり考えて決断したい」と自分の姿勢を崩さないことが重要です。内定への返事を待ってもらう理由については、「内定を待ってもらうにはどうする?メールや電話での対応や保留期間を紹介!」のコラムも参考にしてください。
内定後の辞退は違法?
企業の中には、内定承諾書や誓約書を書かせ、「内定辞退は違法」という企業もあるようです。しかし、求職者には職業を選択する自由があり、内定・内々定後も辞退することはできます。また、企業が独自で用意した書類に法的拘束力はありません。もし、企業に「訴える」などと言われた場合は、大学のキャリアセンターや弁護士などの専門家に相談し、指示を仰ぎましょう。
内定辞退は誠意をもって行う
内定を辞退することが決まったら、できる限り速やかに企業に連絡しましょう。内定辞退は企業に少なからず迷惑をかけてしまう行為です。「志望度の低い企業の内定をとりあえずキープする」という場合も連絡をないがしろにせず、誠意を持って伝える姿勢が大切です。また、別の企業に入社後に、内定を辞退する会社の人と関わる可能性がないとは言い切れません。就職・転職活動で関わる企業や人には、社会人として責任を持って接するように心がけましょう。内定辞退のマナーや具体的な伝え方については、「内定の断り方やマナーとは?辞退を伝える電話やメールの例文をご紹介!」のコラムをチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。