ハタラクティブ
ハタラクティブ
登録
採用ご担当者様へ
求人検索
  1. 「ハタラクティブ」トップ
  2. 記事トップ
  3. 「経歴別」の記事一覧
  4. 「既卒」についての記事一覧
  5. 「既卒の就職活動」についての記事一覧
  6. エントリーシートは既卒も必要?ダウンロード方法や書き方のポイントを紹介

エントリーシートは既卒も必要?ダウンロード方法や書き方のポイントを紹介

更新日2025/04/01

エントリーシートは既卒も必要?ダウンロード方法や書き方のポイントを紹介の画像

この記事のまとめ

  • エントリーシートは既卒も求められることがある
  • エントリーシートをダウンロードする際はパソコンがあると便利
  • エントリーシートは読み手のことを考えて丁寧に書く
  • 自己PRや志望動機は、入社後に活かせる強みにつなげて書く
  • エントリーシートを郵送する際もマナーが見られているので注意しよう

このコラムでは、エントリーシートの書き方に悩んでいる人に向けて、ダウンロードの仕方や効果的なアピール方法を紹介します。エントリーシートは既卒の応募者も必要な場合があり、自己PRや志望動機は、自分の強みをアピールするための重要な項目です。例文を読み、読み手に伝わりやすい文章を書けるようにしましょう。また、証明写真を撮る際の身だしなみにも触れているため、細かい部分に気をつけたい方もぜひご覧ください。

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

目次

  • エントリーシートとは
  • エントリーシートはどこで手に入る?
  • 企業がエントリーシートで重視する3つのポイント
  • エントリーシートを書くときのマナー
  • エントリーシートの基本の書き方
  • エントリーシートの写真はどうする?
  • エントリーシートを郵送する封筒の書き方

エントリーシートとは

エントリーシートとは、主に新卒が企業に応募する際に求められる書類です。“Entry(エントリー)”と“Sheet(シート)”の頭文字を取り、「ES」とも呼ばれています。

住所や氏名、学歴などの基本情報に加え、志望動機や自己PR欄がある場合がほとんど。企業ごとに内容や項目に違いはあるものの、履歴書と項目が重複していることも珍しくありません。

エントリーシートとはどのような書類ですか?なぜ就職活動の際に必要なのでしょうか?

ハタラくん

丸井 沙紀

丸井 沙紀

エントリーシートは企業オリジナルの履歴書のようなものです

エントリーシートは、履歴書にはない質問を盛り込んだ「企業オリジナルの履歴書」のようなものです。自己PRや志望動機といったよくある質問のほかに、「学生時代に力を入れたこと(いわゆるガクチカ)」や「ゼミやサークル活動について」など、学生に向けた質問から人間性を見ています。
なかには、応募者の人間性や考え方を知るために、ちょっと返答に困るような質問をする企業もあるでしょう。

また、その会社が行っている業務や業界に関する具体的な内容や、考え、意見を求められる質問がある場合もあります。たとえば、広告業界であれば「最近の広告業界の××に関してあなたの考えと、これから取り組むべき課題を△文字以内で述べよ」といったかたちです。その業界や企業に関心や知識がないと答えられない質問をすることで、志望度や理解度を確認して採用の判断としています。

履歴書と重複する項目や、一般的なエントリーシートにもある質問以外の内容は、考えることに時間を要します。締切日を確認のうえ、余裕をもって準備しましょう。

エントリーシートと履歴書の違いは?

エントリーシートは企業が採用選考の際に参考にする書類であり、自己PRや志望動機などで人間性をアピールするために提出します。対して、履歴書は社員情報を管理するために保管される公的な書類です。エントリーシートを提出するかどうかは企業によって異なり、履歴書だけで選考が行われるケースもあります。

エントリーシートと履歴書には重複する項目が多いものの、内容が一字一句同じだと手を抜いていると思われる可能性も。書き分けに迷ったときは、アピールする強みは統一して異なるエピソードを書きましょう。また、エントリーシートで取り上げた内容の要約を履歴書に書くのもおすすめです。

履歴書との違いや書き分けに関しては「エントリーシートと履歴書の違いとは?両方提出する場合の内容はどうする?」をご覧ください。

既卒もエントリーシートは必要?

エントリーシートは、基本的に新卒の就職活動で提出する書類です。しかし、既卒や第二新卒を新卒枠として募集する企業では、エントリーシートの提出が必要な場合もあります。既卒や第二新卒で転職活動をする方も、応募先によってはエントリーシートの対策を行いましょう。

丸井 沙紀

丸井 沙紀

新卒採用は「人間性」、中途採用は「経験業務」を見ています

社会人経験や実績がない新卒採用ではやる気やポテンシャル、人物像を見て採用を判断します。学生時代に力を入れたことや自己PRなどから人間性を見るため、エントリーシートの提出を求める企業が多い傾向があるでしょう。
また、企業が知りたいことやオリジナルの質問を用意することで、より自社にマッチした人物を採用したいという背景もあります。

一方で中途採用では即戦力を必要とするため、エントリーシートの代わりに「職務経歴書」を提出するのが一般的です。経歴や実際担当した職務内容、実績などから採用を判断するため、自分が担当してきた仕事内容をわかりやすく伝える事が重要になります。
仮に異業種・異職種への挑戦でも、「今までの経験から何を活かせるか?」という事を意識して書きましょう。

稀に中途採用の場合でもエントリーシートの提出を求められるほか、企業サイトの入力フォームに入力をするかたちで、エントリーシートに近い質問に回答する場合があります。その際は、企業の応募方法にあわせて準備しましょう。

エントリーシートはどこで手に入る?

エントリーシートは企業が独自で作成する応募書類であり、決まったフォーマットはありません。そのため、履歴書のように市販はされておらず、企業ごとにフォーマットを用意して必要な人に配布する方法が一般的です。

配布方法として、エントリー後に郵送されることもありますが、ほとんどの企業ではナビサイトもしくは自社のコーポレートサイトにダウンロードできるものが準備されています。ダウンロード版であればメール添付にも郵送にも対応でき、必要な枚数を自分で印刷できるので安心でしょう。

ただし、印刷の場合は指定された形式以外は規定違反となり、受けつけてもらえなくなる可能性も。そのため、印刷では用紙のサイズやカラーを間違えないようにしてください。

エントリーシートのダウンロード方法

エントリーシートはスマートフォンからダウンロードできるものもありますが、データの形式によっては開けない場合があります。パソコンはすべての形式に対応できるため、パソコンの使用がおすすめ。また、エントリーシートをダウンロードする前に、データの形式を確認しましょう。誤った方法で開こうとすると、データが壊れて正しく表示できないことがあります。

瀧本 博史

瀧本 博史

エントリーシートは、企業ごとにフォーマットが異なる場合があります。企業により指定されたシートを使いましょう。
もし、指定のない場合は基本的な情報(志望動機、自己PR、学歴、資格、職務経験など)を網羅したエントリーシートを作成します。

エントリーシートは読みやすさを重視し、適切な段落分けや文字の配置を意識しましょう。記載する内容は、その企業の価値観や求める人物像に合致するようにし、具体例も用いて説明することがポイントです。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

企業がエントリーシートで重視する3つのポイント

エントリーシートは、就活で自分をアピールするための重要な書類です。ここで紹介する3つのポイントを念頭に置き、作成しましょう。

1.伝わりやすい文章を書けているか

仕事をするうえで、伝わりやすい文章を作成する能力は重要なスキルの一つです。エントリーシートでは自己PRや志望動機だけでなく、文章力も重視されています。

作成の際は「質問に対して的確な答え方ができているか」「論理的で伝わりやすい文章が書けているか」といった点を意識しましょう。

2.性格や能力

企業はエントリーシートを通して、応募者の性格や能力を知りたいと思っています。特に、「企業とのマッチ度はどうか」「自社で活躍できそうか」などがエントリーシートでよくチェックされるポイントです。

まずは企業研究を行い、企業が求める人物像に合わせてアピールをすると良いでしょう。また、基本情報以外の項目については、内容が企業理念や社風に沿っているかどうかも確認するようにしてください。企業研究の方法は「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムをご覧ください。

3.仕事に対するモチベーションや入社意欲

仕事に対するモチベーションや入社意欲も、エントリーシートでチェックされています。自己PRや志望動機などは、応募者のモチベーション・価値観・考え方が表れやすい項目です。

そのため、企業がエントリーシートから「なぜ自社で働きたいのか」「仕事で多少大変なことがあっても頑張れそうか」といった点を見ている可能性があります。入社意欲を効果的に伝えるためにも、自己分析を入念にしておきましょう。
自己分析については「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」で解説しています。

エントリーシートが企業に魅力的に映るための、書き方のポイントを教えてください

ハタラくん

瀧本 博史

瀧本 博史

これまでの経験やスキルを、自分の言葉で具体的に伝えよう

エントリーシートを魅力的に見せるには、自身の経験やスキルを具体的なエピソードで説明することがポイントです。自己PRや志望動機を書く際には、過去に得た成果やその過程で得られた自分の強みを伝えると、根拠性をもって伝えられるため説得力が増します。

同時に企業研究を十分に行い、求めるスキルや価値観をシートに反映させましょう。企業が求める人材像を理解し、ニーズにマッチした内容を盛り込むことが欠かせません。

次に、簡潔かつ読みやすい構成を心掛けることが大切です。一文を短くし、論理的な流れを意識して作成することで、採用担当者が内容をスムーズに理解できます。わかりやすく正確な文章で、アピールポイントが伝わるように配慮しましょう。誤字・脱字の有無も忘れずに確認してください。

エントリーシートは、いわゆる「テンプレ」に頼りすぎないようにしましょう。あくまであなたらしく、誠実に自分の特徴や思いを伝えることで、他の応募者との差別化を狙えます。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

エントリーシートを書くときのマナー

エントリーシートは、読みやすさやマナーもチェックされます。初歩的な部分で減点されないために、基本マナーの徹底を意識しましょう。

1.文字は読み手のことを考え丁寧に書く

エントリーシートでは、0.5〜0.7mmの黒ボールペンを使うのがおすすめです。1.0mmのボールペンは記入欄が詰まり、読みづらくなる可能性があります。

また、小さい字で記入欄いっぱいに書き込んでしまうと読みにくくなるので、文字は見やすい大きさで、余白のバランスを考えながら記入しましょう。

2.黒色のボールペンか万年筆で書く

エントリーシートを書く際は、黒のボールペンか万年筆を選びましょう。万年筆はボールペンの字と見た目が変わり、ほかのエントリーシートより印象に残りやすくなる可能性があります。ただ、使い慣れていないと書きにくいため、ボールペンが無難です。

3.語尾を統一する

エントリーシートの文章の語尾は「ですます調」と「である調」のどちらにしても問題はありません。ただし、エントリーシート全体では語尾を統一しましょう。

「ですます調」の印象

「ですます調」の文章は、丁寧で礼儀正しい印象を与えます。控えめではあるもののマイナスな印象を与えるリスクは少なく、迷った際は「ですます調」を選ぶと良いでしょう。

ただし、同じ語尾が連続すると抑揚のない文章になりがちです。体言止めや倒置法などを使い、できるだけ語尾が被らないよう意識してください。

「である調」の印象

「である調」は断定形であることから、力強く自信に満ちた印象を与えられます。「ですます調」に比べて文字数が少なくなるため、より多くの事柄を伝えたい人にもおすすめです。

一方、「である調」は断定的で堅苦しい印象を与えてしまうこともあります。そのため、インパクトのある文章にしたい場合に使うなど、企業によって使い分けるのも手です。

丸井 沙紀

丸井 沙紀

エントリーシートで好印象を与えるためには、PRすることや伝えたいことをなるべく1つに絞るようにしましょう。
自己PRやガクチカなどではPRしたいことが沢山あり、あれもこれも盛り込みがちになってしまいます。しかし文字数が限られているほか、色々なことが並べられていると、読み手にとっては何を一番アピールしたいのか理解ができません。

勇気がいることではありますが、1つに絞って具体的にエピソードなどを盛り込みながら書いてみましょう。PRしたいことが伝わり、読みやすく好印象につながりやすくなります。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

エントリーシートの基本の書き方

エントリーシートの基本情報から志望動機まで、基本的な書き方をまとめました。項目は企業によって異なるものの、ほとんどのエントリーシートにある内容をピックアップします。

エントリーシートの基本情報の書き方

エントリーシートの基本情報の書き方をおさえましょう。
氏名は正しい漢字を使用し、振り仮名については「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナを使用してください。また、住所は略すことなく、都道府県名からマンションやアパート名までを正しく記載しましょう。

日付はエントリーシートを提出もしくは投函する日、年齢はエントリーシートを提出する時点での年齢を書きます。生年月日は西暦・和暦のどちらにしてもかまいませんが、表記は書類全体で統一しましょう。

連絡先欄がある場合は、日中に連絡がとりやすい電話番号を記載します。固定電話がない人は、スマートフォンの番号で問題ありません。メールアドレスは、数字とアルファベットの読み間違いを防ぐために、分かりやすく書きましょう。

学歴・職歴については履歴書と同じ。学歴は、中学校卒業から書き始め、学校名は略さず正式名称で記載してください。大学は学部・学科どちらも記載します。また、基本的にアルバイトは職歴に含めないため、正社員経験がない場合は「なし」と書きます。ただし、アルバイトが応募企業に関連する業種である場合は、職歴の欄に記入して経験をアピールしましょう。

エントリーシートの自己PRの書き方

エントリーシートの自己PRでは、企業研究をしたうえで入社後に活かせる強みをアピールしましょう。1つの項目にいろいろなエピソードを盛り込んでしまうと、伝えたいことが分かりにくくなり逆効果となります。そのため企業に合ったアピールポイント一つに絞るのがおすすめ。

また、エントリーシートの自己PRでは、冒頭で強みを述べたあとにエピソードを交えてその根拠を示します。ただエピソードを並べるのではなく、行動したきっかけや自分の考え、価値観を交えて書くようにしてください。いつの話なのか、どこで起きたことなのかなどの情報も入れて具体的にしましょう。

エントリーシートの自己PRに説得力を持たせるためには、入社後に活かせる強みを説明することも重要です。応募企業で求められる資質やスキルを把握したうえで、入社後の活躍を思わせる一文を加えましょう。

自己PRの例文(積極性を伝える)

私の強みは、積極性があり、何事にも挑戦するところです。
私は現在、喫茶店でアルバイトをしており、店舗運営に携わることで売上を3倍にした経験があります。私がその喫茶店でアルバイトを始めたころは、売上が低く、経営が困難な状態でした。

そこで、自発的に店舗を観察し、売上が低い原因を追求したところ、顧客のリピート率が低いことが課題だと気がつきました。売上を上げるために必要なことを考え、リピート率を高めるために店長に提案したのが「ポイントカードを作る」「新メニューの開発」の2点です。

これらの取り組みを1年間継続した結果、再び来店してくださる方が増え、売上は3倍になりました。貴社に入社後は、この強みを活かしてどのような仕事にも挑戦し、貢献したいと考えています。

エントリーシートの志望動機の書き方

志望動機は、エントリーシートで企業が重視している項目です。採用担当者は「数ある会社の中から自社を選んだ理由」を知りたいと思っています。そのため、興味を持った点やその企業に惹かれた理由を明確に記載することが大切。その企業だからこそ入社したい理由を述べることで、意欲の高さが示せるでしょう。

「その企業だから入社したい」「他社に比べて魅力に感じた」など、競合他社で通用しない志望動機を考えるには、企業研究が欠かせません。企業のWebサイトや求人票、企業研究誌などを読み込み、情報収集を行いましょう。また、競合他社について調べることで、応募先企業の独自性がより明らかになります。

また、志望動機を書くときは、その企業で活かせる強みのアピールが大切。「このような強みを仕事に活かしたい」と説明することで、入社後の姿をイメージしてもらいやすくなります。さらに、入社後の目標を具体的に伝えると、入社意欲の高さをアピールできるでしょう。

志望動機の例文(営業職)

私は2年前から、事務の仕事をしています。主な仕事内容は、データ入力や書類作成、電話応対です。電話応対の際には、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを心掛けています。

今後は顧客対応の経験を活かし、営業職に挑戦したいと考えています。私は、多くの方の意見にしっかりと耳を傾け、幅広いプランを提供している貴社に感銘を受けました。さらに、毎月行われる勉強会や社員全員で成功事例を共有する社風など、サポート体制が充実している点にも魅力を感じています。

未経験の職種ですが、顧客対応で身につけたコミュニケーションスキルを活かして、積極的に営業の知識を吸収し、貴社に貢献したいと考えています。 

結論ファーストで書こう

文章を書く際は、結論を最初に書く結論ファーストを意識しましょう。最初に結論を述べることでそのあとの文章が頭に入りやすくなり、読み手にとって分かりやすい文章になります。

エントリーシートの趣味・特技の書き方

エントリーシートの趣味・特技の欄には、基本的にどのようなことを書いても問題はありません。しかし、空欄のまま提出したり、嘘の内容を記入したりすることは避けましょう。

仕事に関連する趣味や特技がなくても企業にネガティブな印象を与えることはありませんが、「読書」と一言で済ませるのではなく、「読書(月に4冊を目標にしています。好きなジャンルは歴史小説です)」のように簡単な説明を入れると、人柄を伝えやすくなるのでおすすめです。

趣味・特技の例文は「エントリーシートの趣味・特技欄の書き方は?読書や旅行もアピールできる!」を参考にしてください。

エントリーシートの長所・短所の書き方 

エントリーシートの長所・短所は、応募者の特徴を知り、「入社後にどのような場面で能力を発揮できるか」を見る項目です。記入の際は、自己PRと同様に具体的なエピソードを盛り込みましょう。

また、エントリーシートに書く短所は、ポジティブに言い換えられるものを選ぶのがおすすめ。たとえば、「飽きやすい」という短所は「好奇心旺盛」という長所に言い換えができます。「時間にルーズ」など、マイナスなイメージだけの短所を選ぶのは避けましょう。

長所・短所の見つけ方や例文は「就活の長所・短所の書き方!ない場合の答え方や具体例を一覧でご紹介」で紹介しています。ぜひご覧ください。

エントリーシートのガクチカの書き方

ガクチカは「学生時代に力を入れたこと」であり、新卒のエントリシートで問われることがあります。企業がガクチカの質問で知りたがっているのは「学生時代どのように考えて行動し、経験で得たものは何か」です。

そのため、プロセスに人柄が表れているのであれば、派手な経験を書く必要はありません。勉強やサークル、アルバイトなどの経験から選んで書いていきましょう。「履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の例文をご紹介!書き方のコツも解説」では、ガクチカの書き方や例文を紹介しています。

瀧本 博史

瀧本 博史

「学生時代」に「力」を入れたこと=「ガクチカ」の語り方とポイント

「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れたこと」を指し、多くの企業がエントリーシートや面接を通じて質問します。質問の意図は、あなたの思考力や挑戦の姿勢、成果、人柄などを知り、求職者がもつ能力や企業への適性を評価・判断することです。

効果的に「ガクチカ」を伝えるためには、目標の内容と達成を目指すうえで直面した困難について具体的に記し、困難を克服する過程での取り組みや成果を記載することが大切です。
具体的には「なぜ、それに取り組んだのか」といった動機や、取り組みの内容を端的に述べます。その取り組みで得られた経験のなかで、どのようにして強みを発揮できたかを示し、自分の魅力を存分に伝えましょう。

また、得られた学びをどのように発揮したいのかもアピールするのがおすすめ。たとえば「目標達成のために周囲を巻き込む力」や「困難を克服するための工夫」を示す具体的なエピソードを伝えることで、説得力が増します。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

エントリーシートの写真はどうする?

エントリーシートに貼る証明写真は、主に「本人確認のため」「応募者の人物像をイメージするため」の2つの目的で使われます。基本的には履歴書に貼る証明写真と同じで問題ありませんが、企業によっては証明写真とは異なるものを求めることも。

以下に、証明写真の身だしなみのポイントや写真の注意点をまとめました。

証明写真の身だしなみの基本

証明写真は新卒・既卒・中途採用など年齢を問わずスーツで撮影するのが基本です。柄や派手な色のスーツは避け、黒や紺、濃いグレーのスーツに白いシャツ・ブラウスを合わせましょう。

髪の毛も極端に派手な色は避け、社会人らしい色やヘアスタイルを意識します。社内規定でヘアカラーがOKとなっている場合も、証明写真では暗い色やベーシックなヘアスタイルにまとめましょう。また、明るい印象を与えるために前髪が目にかからないようセットし、顔回りにも髪が落ちてこないよう、ヘアゴムやヘアピンでまとめます。

メイクをする場合もビジネスシーンを意識し、ナチュラルにするのがおすすめ。自分を魅力的に見せるのではなく、「清潔感がある」「一緒に働きたいと思える」身だしなみを心がけましょう。

エントリーシートの写真の注意点

エントリーシートの写真には、本人確認の意味も含まれています。少なくとも6ヶ月以内、できれば3ヶ月以内に撮影した写真を用意しましょう。なお、エントリーの写真欄に「3ヶ月以内に撮影したもの」など時期の指定があれば従います。

就活を行っていると履歴書やエントリーシートなど証明写真が必要になる機会は多いもの。スピード写真機の証明写真も使用できますが、その都度撮影に行くのは時間とコストがかかります。おすすめは写真館での撮影。スピード写真に比べると初期コストはかかるものの、プロによる撮影やデータの受け取りなどが可能なので、仕上がりや必要になるたびに印刷できることを考えると、スピード写真より満足できるでしょう。

スマホで完了!【無料】就職・転職の相談に進む

エントリーシートを郵送する封筒の書き方

エントリーシートを郵送で送付する場合の、封筒の書き方を紹介します。就活ではマナーも見られているため、ここでチェックしておきましょう。

表面

住所や宛名は縦書きで、略さず都道府県から記入します。番地は漢数字で記入しましょう。住所が長く一行で収まらない場合は、ビル名などで改行しても問題ありません。

会社名も「(株)」とはせず、正式名称で記入します。個人名の場合は「様」、会社名や部署名の場合は「御中」を使うのがマナーです。敬称については「「行」と「御中」の正しい使い方を解説!消し方や書き換え方を覚えよう」のコラムでご確認いただけます。

また、封筒の左下には、赤字で「応募書類在中」と書いて四角形で囲みましょう。これには、封筒の中身が応募書類だと知らせる役割があります。

裏面

裏面には差出人である自分の情報を記載します。住所は、表面と同様に略さず記入。住所の左側には、自分の名前を書きます。
また、会社内で担当者に書類が届くのが遅れた場合、締め切りに間に合っていることを示すために封筒の左上に縦書きで日付を書きましょう。

封をしたあとは、綴じ目に「〆」と書きましょう。封字には、第三者が封筒を開封していないことを示す役割があります。

郵送するときの注意点

郵送中の水濡れや折れを防ぐため、応募書類はクリアファイルに入れたうえで封筒に入れましょう。また、使用する切手にも配慮が必要。キャラクターや派手な記念切手など、ビジネスの場にふさわしくないデザインは避けます。料金が不足していると受取人が過不足を支払う必要があったり、返送されたりする可能性があるため、郵便局に持ち込んで料金を確認するのがおすすめ。持ち込めばシンプルなデザインの切手を使用してもらえます。

「エントリーシートの添削を頼みたい」「作成したけれど自信がない」という方は、ハタラクティブにご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒の方の就職支援も行っています。

経験豊富なアドバイザーが丁寧にヒアリングし、適性を分析したうえであなたに合った求人を提案するため、効率的な就職活動が可能です。書類対策だけでなく面接対策も行っており、すべて無料で利用可能。1人での就活に不安を感じている方も、まずはお気軽にお問合せください。

ハタラクティブ
のサービスについて
こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

サポート登録フォーム
ハタラクティブサービスTOP
後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
メディア掲載実績
  • 働きたいだれもが就職できる社会を目指す「ハタラクティブ」
  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
  • 定時制高校で就活講演 高卒者の職場定着率向上へ
  • 厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援厚労省認定「サポステ」で若者の就労支援
SNS
  • LinkedIn®
  • YouTube
詳しいプロフィールはこちら
ハタラクティブを利用すると…
    ご相談はこちらから
    これまでに就職したことはありますか?

    Related Column

    関連記事

    おすすめの記事

    既卒1年目の就活は厳しい?就職を成功させるポイントを解説!の画像
    既卒1年目の就活は厳しい?就職を成功させるポイントを解説!
    既卒の就活方法は?職歴の書き方やおすすめの支援サービスをご紹介!の画像
    既卒の就活方法は?職歴の書き方やおすすめの支援サービスをご紹介!
    既卒3年目から就活を始めるのは遅い?成功のポイントを紹介の画像
    既卒3年目から就活を始めるのは遅い?成功のポイントを紹介
    既卒2年目はまだ間に合う!内定を勝ち取る就活の進め方とポイントをご紹介の画像
    既卒2年目はまだ間に合う!内定を勝ち取る就活の進め方とポイントをご紹介
    既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活成功のコツを解説の画像
    既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活成功のコツを解説
    既卒の就職先におすすめの職種を紹介!就活を成功させる方法も解説の画像
    既卒の就職先におすすめの職種を紹介!就活を成功させる方法も解説
    既卒は人生終了ではない理由を解説!就職を成功させるコツも詳しくご紹介!の画像
    既卒は人生終了ではない理由を解説!就職を成功させるコツも詳しくご紹介!
    既卒向けの就職支援エージェントとは?就活を成功させるサービスをご紹介!の画像
    既卒向けの就職支援エージェントとは?就活を成功させるサービスをご紹介!
    既卒の就活は厳しい?就職は無理?内定獲得のためにすべきことをご紹介の画像
    既卒の就活は厳しい?就職は無理?内定獲得のためにすべきことをご紹介
    既卒の自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介の画像
    既卒の自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介

    既卒の就職活動 関連の記事

    既卒と中途採用の違いは?新卒との違いや就職成功のコツを紹介の画像
    既卒と中途採用の違いは?新卒との違いや就職成功のコツを紹介
    理系の既卒者は就職できる?就活成功のためのコツを紹介の画像
    理系の既卒者は就職できる?就活成功のためのコツを紹介
    新卒の定義とは?既卒・第二新卒との違いや就職活動についても解説の画像
    新卒の定義とは?既卒・第二新卒との違いや就職活動についても解説
    既卒は大学指定の履歴書を使える?選び方や職歴の書き方もご紹介の画像
    既卒は大学指定の履歴書を使える?選び方や職歴の書き方もご紹介
    就活浪人して同じ企業に再挑戦できる?メリットや成功のコツを解説の画像
    就活浪人して同じ企業に再挑戦できる?メリットや成功のコツを解説
    既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活成功のコツを解説の画像
    既卒とは?いつまでを指す?新卒・第二新卒との違いや就活成功のコツを解説
    既卒がハローワークを活用する方法は?就職成功のためのコツをご紹介!の画像
    既卒がハローワークを活用する方法は?就職成功のためのコツをご紹介!
    既卒の自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介の画像
    既卒の自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介
    既卒も就職説明会に参加できる?効率の良い探し方と就活成功のコツの画像
    既卒も就職説明会に参加できる?効率の良い探し方と就活成功のコツ
    既卒の就職活動でも成績証明書は必要?提出する意味とはの画像
    既卒の就職活動でも成績証明書は必要?提出する意味とは

    Job Information

    求人を探す

    条件を選択して検索する

    検索する( 件)

    カテゴリから記事を探す

    • 経歴
      • フリーター
      • ニート
      • 既卒
      • 第二新卒
      • 正社員・契約社員・派遣社員
    • 学歴別
      • 中卒
      • 高卒
      • 大卒
      • 専門卒
      • 中退
    • ハローワーク
      • ハローワークの基本情報・利用方法
      • ハローワークの失業保険(雇用保険)
    • 選考対策
      • 書類対策
      • 面接対策
      • 自己分析
      • 就職・転職のノウハウ
    • 仕事選び
      • 向いてる仕事
      • 16Personality
      • 業界図鑑
      • 職種図鑑
    • お悩み
      • 仕事の悩み
      • 退職の悩み
      • 就職・転職の悩み
      • 年代別の悩み
    • お役立ち情報
      • ビジネス用語
      • 仕事ノウハウ
      • ビジネスマナー
      • その他のお役立ち情報
    • インタビュー
      • 団体紹介
      • 採用担当者インタビュー
      • みんなの就職エピソード

    Collection

    特集

    • みんなの就職エピソード
    • よくある相談集
    • 失敗しない就活ノウハウ
    • 就職・転職のQ&A
    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくあるご質問
    • お電話について
    よく見られている記事
    • 大学中退で目指せる就職先
    • ハローワークを初めて利用するときの流れは?
    • 大学中退者向けの就職支援サービス
    • ニートが就職しやすい仕事6選!
    • 仕事が続かない人の特徴と対処法を解説!
    • 面接 記事一覧
    • 履歴書 記事一覧
    • 職務経歴書 記事一覧
    • 退職 記事一覧
    • 職種図鑑
    • 業界図鑑
    • 資料ダウンロード
    tel
    ハタラクティブ プラス
    キャリアチケット
    新卒の方はこちら
    facebook
    x
    youtube
    • 運営会社
    • 個人情報保護方針
    • 個人情報の取り扱いについて
    • 採用ご担当者様へ
    • メディア掲載について
    • サイトマップ

    © 2013-2025 Leverages Co., Ltd.

    目次
    登録は簡単30秒!
    ぼくに何でも相談してね!
    就職・転職相談をしてみる

    ハタラクティブについて

    • ハタラクティブとは
    • ご利用の流れ
    • オンライン面談について
    • ご紹介する求人の特徴
    • サービス対象エリア一覧
    • よくある質問

    記事を探す

    • 記事トップ
    • お役立ちコンテンツトップ
    • みんなの就職エピソード
    • お悩み相談室
    • 就職・転職Q&A
    • アドバイザー一覧
    経歴別記事
    • フリーターの就職
    • ニートの就職
    • 既卒者の就職
    • 第二新卒の転職
    • 中卒者の就職
    • 高卒者の就職
    • 大学中退者の就職
    • 大卒者の就職
    • 大学院中退者の就職
    採用ご担当者様はこちら