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OBとOGの違いとは?就活時に訪問するメリットや注意点
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この記事のまとめ
- OBとOGの違いは性別で、どちらも大学などの「卒業生」である
- OBは「old boys」、OGは「old girls」の省略語である
- OB・OG訪問とは、同じ大学の卒業生が働く職場を訪問すること
- OB・OG訪問は、実際の仕事内容や職場環境を知るチャンスといえる
「OBとは何の略?」「OBとOGの違いは?」という疑問を持っている人は少なくありません。学校の部活動やサークル活動に所属している人であれば、先輩と後輩が試合を行う「OB・OG戦」で馴染みがあるのではないでしょうか。当コラムでは、知っているようで意外と知らない「OB」と「OG」の違いについて解説。また、就活でOB・OG訪問を行うメリットのほか、気をつけるべきポイントをQ&A方式で紹介します。
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OBとOGの違いとは?
普段、何気なく使っているOBとOG。この2つの言葉に共通するのは、在校生から見たときの「卒業生」であるということです。OBとは「old boys」の省略語で、その大学・学校の男子卒業生のことを指し、OGとは「old girls」の省略語で、その大学・学校の女子卒業生のことを指します。
OBとOGは性別の違い
ずばり、OBとOGの違いは性別。「old boys」や「old girls」は本来、英語で「先輩」を意味する言葉であり、「卒業生」は日本特有の表現のようです。また、場合によっては、女性を含めて卒業生のことを「OB」と示すこともあります。
OB・OG訪問とは?
OB・OG訪問とは、自分が就職を希望する企業の先輩社員を訪ねることです。同じ大学の卒業生がいるか調べたうえで訪問を依頼し、訪問許可が取れたら日程調整を行い会いに行くという流れになっています。
企業によっては、就活セミナーの一環としてOB・OG訪問の機会を設けているところもあるようです。また、一般的にOB・OG訪問は新卒学生向けとされていますが、企業によっては転職志望者でも個人的に先輩にアポイントを取ったり、企業の人事を介したりしてOB・OG訪問できる可能性もあります。
OB・OG訪問は、実際に働く先輩社員の声を聞くことができるまたとないチャンスであり、就活においても効果的なので、質問したい内容を的確にまとめて臨みたいものです。OG・OB訪問以外の企業の雰囲気の調べ方は「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方とは」も参考にしてください。
OB・OG訪問は就活は本格化する前に行う
OB・OG訪問を行うのは就活年の1月~3月がおすすめです。OB・OG訪問が多く行われるピークは、3月~5月といわれています。その時期は、多くの就活生が一気にOB・OGへアポイントを取るため、人気の企業の場合は実施をするのが難しくなるでしょう。企業によっては前年の10月ごろからOB・OG訪問が可能なケースもあります。就活では説明会参加やセミナーの参加などさまざまな予定が入ってくるので、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。就活のスケジュールについては「就活はいつから始まる?スケジュールと事前にしておくべきことを紹介」のコラムをご覧ください。
OB・OG訪問のメリットとは?
就活を控えている人の中には「OB・OG訪問って必要?」と、思う人もいるのではないでしょうか。近年、積極的にOB・OG訪問を実施するという就活生が増加傾向にあります。OB・OG訪問のメリットとして、以下のことが挙げられます。
- ・企業説明会だけでは知り得ない実際の仕事内容や職場の雰囲気を知ることができる
- ・現場で働く人のリアルな話を聞けて入社後のミスマッチが起きにくい
- ・志望動機を考える際のヒントになる
- ・その企業が求める人物像を知ることができ、効果的な自己PRを作ることができる
- ・企業によっては、本選考で有利になるケースがある
- ・ビジネスコミュニケーションの練習や面接の予行演習になる
OB・OG訪問が選考採用の合否に直接関係するとはいえませんが、社会人の声をダイレクトに聞くことで志望動機や自己PRのヒントはもちろん、仕事へのモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。また、説明会よりフランクに質問できるのも学生にとって魅力的のようです。
OB・OG訪問の企業側のメリット
OB・OG訪問は、学生側のメリットのほうが多いイメージですが、実は企業側にもメリットがあるといわれています。それは、早期の段階で優秀な人材を確保できること。訪問を受けたOB・OGから学生の正確な情報を得るとともに、人格や意欲、企業に対する姿勢を知ることができるのです。
「就活をするにあたって、何から始めたらいいかわからない」という人は、一度就職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。就職エージェントで受けることのできるサービスについては「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
OB・OG訪問はしないと就職できない?
OB・OG訪問をしなくても、就職することは可能です。実際に、OB・OG訪問をせず内定を得た人も多くいます。先輩の生の声を聞くことは先述したようにさまざまなメリットがありますが、近年は個人情報保護の観点から、実施が難しくなっているという事情があるようです。また、ネットで情報を得やすくなったのも関係しているでしょう。OB・OG訪問がスムーズにできなさそうだからといって諦めず、前向きに就活を進めていきましょうね。不安な方はぜひ私たちハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
OB・OG訪問先の探し方は?
OB・OG訪問先の見つけ方には、下記のような方法があります。
- ・大学のキャリアセンターからの紹介
- ・大学、学校のOB・OG名簿
- ・家族や友人などからの紹介
- ・企業の人事からの紹介
- ・OB・OG訪問サービスの利用
訪問するOB・OGを探すには、自分の学校・大学を卒業した先輩の名簿や大学内にあるキャリアセンターでの紹介が一般的と言えます。また、知り合いや親戚にOB・OGが見つかる場合もあるでしょう。
それらの方法で見つからない場合は、企業に直接コンタクトを取って紹介してもらったり、近年では、自分が志望する企業で働いている社会人と出会えるサービスもあります。自分に合った方法でOB・OGを探してみましょう。
若年層向けの就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なアドバイザーがあなたの就職活動をサポートします。就職活動が不安な方にも丁寧にアドバイスするので、安心して利用いただけます。履歴書の書き方や面接対策はもちろん、あなたに合った求人情報もご紹介。サービスはすべて無料ですので、お気軽にご利用ください。
OB・OG訪問に関するFAQ
ここでは意外と知られていないOB・OG訪問の際の、依頼の仕方やお礼のタイミングについてのお悩みをQ&A方式で解説します。マナーを守ってOB・OG訪問をお願いしましょう。
OB・OG訪問の依頼方法を教えてください。
OB・OG訪問をお願いする際は、メールで依頼します。件名は見ただけで内容がわかるように「OB訪問の依頼」にし、本文の冒頭に相手の会社名、部署名、名前の順で宛名を書きましょう。社名や相手の名前を間違えたり、株式会社を(株)と略したりしないよう注意が必要です。詳しくは、「企業訪問メールの書き方と例文を確認!会社見学のアポやお礼はどうする?」でメールの書き方をご紹介しているので、チェックしてみてください。失礼のないようマナーに沿ってメールを送りましょう。
訪問のお礼メールはいつ送ればいいですか?
OB訪問が終わった帰宅後すぐから翌日の午前中までには送信しましょう。お礼のメールは早く送るのがマナーです。お礼の手段には電話もありますが、仕事の邪魔にならず相手が都合の良い時間に確認できるという点から、電話よりメールがおすすめです。送る際は、ビジネスシーンにふさわしいメールアドレスを使いましょう。メール作成のポイントは「OB・OG訪問におけるマナーとは?好印象を与えるためのポイントを解説」でご紹介しています。
OB・OG訪問時に気をつけることはありますか?
待ち合わせの10分前には到着し、身だしなみを整えましょう。また、言葉遣いに気をつけてください。名刺を差し出されたら両手で受け取り、「ありがとうございます」や「頂戴いたします」とお礼を述べて一礼します。名刺を受け取る際は、机を挟んで受け取らないように気をつけてください。社会人であるOB・OGの方は、仕事で忙しい中時間を作ってくれています。せっかくのOB・OG訪問が雑談だけにならないよう事前に質問を考えて行きましょう。「OB訪問を行うメリットとは?やり方や質問例をご紹介!」でも質問例をご紹介してるので、参考にしてください。
OB・OG訪問をするか悩んでいます。
このコラムの「OB・OG訪問のメリットとは?」で紹介しているように、OB・OG訪問をすると志望動機が考えやすくなったり、企業説明会だけでは知り得ない実際の仕事内容や会社の雰囲気を知ったりすることができます。OB・OG訪問をしても、就職・転職活動をするにあたって何からはじめていいかわからず悩んでいる方は、「ハタラクティブ」のご利用がおすすめです。登録・サポートは無料なので、お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。