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社員旅行に行きたくない人の割合は増えている?断り方やメリットを解説
更新日
この記事のまとめ
- 社員旅行に行きたくない場合、状況によって欠席しても良いか異なる
- 社員旅行の目的はモチベーションアップやリフレッシュなど、企業によってさまざま
- 社員旅行に出席できない・行きたくない理由があるなら早めに欠席を伝えよう
- 社員旅行に行かなければならないときは、自分なりの目的や目標を持って楽しもう
- 社員旅行で得られるメリットがあるため、行きたくない人も参加してみるのがおすすめ
「社員旅行に行きたくない…」「角が立たないように断りたい」と悩んでいる方もいるでしょう。事情がある場合は、早めに上司や幹事に明確な理由と一緒に欠席を伝えることが大切です。このコラムでは、社員旅行に参加することで得られるメリットや、欠席する場合の断り方、どうしても参加しなければならないときの旅行の過ごし方を解説。社員旅行に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
社員旅行に行きたくないときは欠席しても良い?
社員旅行に行きたくない場合、欠席はできるのか気になる方もいるでしょう。今後の職場での人間関係や仕事のことを考えると、断る際には注意が必要です。以下では、社員旅行に行きたくない場合について、状況ごとに分けて解説していきます。
欠席しても良いかは状況によって異なる
行きたくない社員旅行を欠席しても良いかは、状況によって異なります。社員旅行は、通常「社員の親睦を深める」ことが主な目的です。そのため、参加が義務と感じている人も多いでしょう。会社の文化や雰囲気によっても対応が異なるため、社内でのルールや慣例を確認しておくことが重要です。
就業時間内に行われる場合
社員旅行が就業時間内に実施される場合、それは「通常業務」とみなされ出勤扱いになることが多いです。たとえば、勤務時間内に出発したり、現地集合したりする場合がこれに該当します。
さらに、休日に出発する場合でも「研修旅行」や「出張」として扱われることがあるため、この場合も強制参加と考えるべきでしょう。
定休日に行われる場合
定休日に出発して現地集合する場合は強制力が薄れますが、暗黙の了解として参加が期待されることも多いです。社員旅行が業務時間内に行われる場合、業務の一環として参加の義務があると考えた方が無難でしょう。
社員旅行に行かないとどうなる?
社員旅行が休日や就業時間外に実施される場合、通常は参加が強制されません。しかし、会社が「労働基準法36条」に基づく労使協定を結んでいる場合、社員旅行が「研修旅行」や「出張」として行われることがあります。この場合、参加が義務となり、正当な理由なく欠席すると評価に影響を与える可能性も。社員旅行の位置づけを確認し、参加が難しい場合は事前に上司や人事部に相談しましょう。
参照元
e-Gov 法令検索
労働基準法
社員旅行の目的とは
社員旅行には、職場のコミュニケーションやチームワークの向上、旅行をとおした社員の成長やモチベーションアップ、リフレッシュのためなど、企業によってさまざまな目的があるようです。仕事から離れて普段話さない人と話すことで、社員間の距離が縮まり、仲が深まります。普段の業務にも良い影響を与えることが期待されるでしょう。
社員旅行に行きたくない理由
社員旅行に行きたくないと感じる人もいるでしょう。では、どのような理由で行きたくないと考えるのでしょうか。以下に代表的な理由を挙げてみました。
1.人付き合いや団体行動が苦手
普段から他人との集団行動や人付き合いを苦手とする人にとって、社員旅行はストレスを感じる場面もあるでしょう。朝から晩まで一緒に過ごすことで、自分のペースやプライバシーが制限され、ストレスに感じることも。また、自分のプライベートな面や感情を他人にさらすことを避けたいと考える場合もあります。
2.苦手な上司や同僚がいる
苦手な上司や同僚がいる場合、社員旅行に参加することに不安を感じることがあります。普段から職場での関係がうまくいっていない場合、長時間一緒にいることが苦痛に感じられることも。気を使ったり、緊張したりすることでリラックスできず、むしろストレスを感じてしまうこともあるでしょう。職場に合わない人がいるためにストレスを感じている方は「職場に合わない人がいる!ストレスを感じる理由や11の対処法を紹介」をチェックしてみてください。
3.休日やプライベートの時間を潰されたくない
会社のメンバーと長い時間をともにすることで、プライベートの時間が潰されると感じる人もいるでしょう。特に土日や祝日、有給休暇を使ってしまうと、「自分の休みを会社のために割かれる」という感覚が生じ、社員旅行に行きたくないと感じる要因になる場合があります。
4.お金がもったいない
費用が社員負担や、積み立て制度などの場合に負担だと感じる人もいるでしょう。特に会社負担でない場合、その旅行の内容やコストに納得がいかないと、「お金を使う価値がない」と感じることから、社員旅行に消極的な姿勢になることがあります。
5.宴会や余興がプレッシャー
社員旅行に参加したくない理由として、宴会や出し物がプレッシャーと感じることが挙げられます。特に余興では何をやったらいいのか分からない、人前に出るのが苦手などの理由で、負担に感じる人が多いようです。このような場面でのプレッシャーは、社員旅行が楽しいイベントであるべきという期待とは異なるストレスを生む要因となります。
6.旅行先や食事の自由がきかない
社員旅行の行き先や食事場所の自由がきかない場合も、参加をためらう理由として挙げられます。全員の希望どおりにするのは難しいため、予定されている内容が個人の趣味や興味に合わないと、社員旅行に行きたくないと考える人もいるでしょう。
どうしても社員旅行に行きたくないときの断り方
さまざまな事情があり、どうしても社員旅行に行きたくない場合、どのように断れば良いか悩む方もいるでしょう。以下では上手な断り方を解説します。
家族の行事や都合を理由にする
家族の予定や都合を理由にするのも断りやすいでしょう。たとえば、両親や祖父母のお祝いなど、前もって決まっている大切な行事がある場合、参加が困難になることがあります。早めに上司や幹事に伝えることで、スムーズに対応することができ、角が立つことなく断れるでしょう。
乗り物酔いやアレルギーを理由にする
乗り物酔いやアレルギーなど、自身の体質を理由に挙げるのも一つの選択肢です。長時間のバスや電車、船の移動が必要な場合、会社側も無理に参加を促すことはないでしょう。
結婚式や法要などの冠婚葬祭を理由にする
友人の結婚式や法事など、冠婚葬祭を理由にするのも断りやすいでしょう。ただし、計画された旅行日程に対して早めに上司や担当者に連絡することが大切です。また、身近な身内を理由にすると上司から祝儀・不祝儀をもらうこともあるので、注意しましょう。
資格取得の試験を理由にする
資格試験を理由にして社員旅行を断る際は、あらかじめ試験日程が決まっている場合もあるため、計画的に早めに上司や関係者に連絡しましょう。どのような資格で、いつ試験があるのかなど、聞かれたときに困らないよう、試験のスケジュールや内容を良く確認しておくことが大切です。
ドタキャンは避ける
当日になって社員旅行をドタキャンをするのは、会社や幹事に迷惑をかけるだけではなく、キャンセル料も発生する恐れがあるため、避けた方が無難です。しかし、体調が悪くなったり緊急の用事が入ったりして、どうしても参加できなくなることもあるでしょう。そのようなときには、分かった時点で早急に事情を伝えて、参加の可否を明確に伝えることが大切です。ただ「行きたくない」という理由でドタキャンしてしまうと、場合によっては社内の信用問題に関わることもあります。社員旅行に参加して得られるメリット
社員旅行は会社として大切にしている行事のひとつ。断る前に、社員旅行のメリットについて考えてみましょう。
社内でのコミュニケーションが活性化する
社員旅行に参加することで、旅行をとおして社員同士のコミュニケーションが活性化するメリットがあります。普段の業務では接点の少ない社員同士も、一緒に時間を過ごすことで交流を深められるでしょう。社員旅行は日常業務の枠を超え、リラックスした環境での会話や共同活動を通じて、関係を築く絶好の機会です。個々のコミュニケーションが活性化し、会社全体のつながりが一層深まるでしょう。仕事のモチベーションが向上しやすくなる
社員旅行に参加すると、仕事へのモチベーションが高まる効果があります。日常の業務から離れてリフレッシュすることで、疲れやストレスを解消できるでしょう。
普段と異なる環境で過ごすことで、リフレッシュするだけでなく、新たなアイデアやインスピレーションを得られる可能性もあります。
社員旅行は新入社員にとって好印象を与えるチャンス
会社に入社したばかりの新入社員の人は、まだ職場に慣れていないため社員旅行に行きたくないと感じることも多いでしょう。しかし、社員旅行の宴会などで挨拶の場を与えられた場合は、上司や先輩に好印象を与えるチャンスともいえます。簡単な自己紹介などで好印象を与える方法については、「歓迎会の挨拶で新入社員が好印象を与える方法とは?」もチェックしてみてください。社員旅行に行かなければいけないときの過ごし方
社員旅行の参加を会社が推奨する場合、断りにくいこともあります。どうしても参加しなければならない場合は、どのようにして過ごすのが良いか悩む方もいるでしょう。以下で詳しく解説します。
自分なりの目標や目的を決める
自分なりの目標や目的を決めると参加しやすくなります。たとえば、「業務で関わりがなかった人と話す」や「上司に悩みを相談してみる」など、普段とは違う環境での新しい挑戦ができるかもしれません。
また、「テレビで見たお土産を買う」や「写真をたくさん撮る」など、社員との交流以外の目標を立てても良いでしょう。必ずしも社員との交流が目的でなくても、旅行自体を楽しむための目標を持つことで、参加へのモチベーションが高まります。
せっかくだから楽しみを見つける
社員旅行に参加するからには、思い切り楽しんでみるのも良いでしょう。普段は中々行きにくい場所に、行けるなんてラッキーだと考えれば、自然と気持ちも前向きになります。社員との交流を深めることも大切ですが、せっかくの旅行の時間を有効に活用するのも一つの方法です。旅行をポジティブに捉えて、存分に楽しむことで、良い思い出ができるでしょう。
どうしても社員旅行に行きたくないなら転職も検討しよう
どうしても社員旅行に行きたくないと感じている人は、今の職場環境が自分に合っていない可能性があります。今の職場環境や人間関係を負担に感じている、自分には合っていないと思う場合は、転職で自分の適性や性格に合った職場を探してみるのも1つの手です。
職場環境で悩みがある方は、ハタラクティブの利用を検討してみてください。
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社員旅行に行きたくない場合に関するQ&A
ここでは、社員旅行に行きたくないと悩む方に向けて、Q&A方式で解決していきます。ぜひ参考にしてみてください。
社員旅行の温泉が嫌で行きたくありません
体調不良を理由にしたり、どうしてもの場合は入浴時間をずらしましょう。前日から「体調が良くない」と伝えたり、マスクをしておくと自然に思われやすいです。また、宴会で酔ったことを理由にするのも一つの手です。ほかにも、温泉に入る時間をずらしたり、深夜や早朝など、比較的人が少ない時間を狙うのも良いでしょう。
家族同伴の社員旅行に行きたくない
少ない費用で家族旅行ができる・家族ぐるみで親睦を深められるなどのメリットもある。
また、家族ぐるみの付き合いで社員同士の親睦が深まり、仕事のモチベーションが上がるなどのメリットも挙げられます。比較的、個人で行くよりも少ない費用で旅行ができ、普段行けない場所に行けるチャンスもあるため、この機会に家族で行くことを検討するのも良いでしょう。
時代遅れの社員旅行に上司のパワハラ…仕事を辞めることも考えています
今の職場環境や人間関係を負担に感じている・パワハラに悩んでいる場合は転職するのも一つの方法です。
また、社内でパワハラを受けているなら、まずは周囲の人に相談をしましょう。パワハラは上司・部下関係問わず起こり得ます。パワハラに悩んでいる方は「上司からのパワハラ対処法を紹介!特徴やハラスメントの種類も解説」も参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。