あなたは大丈夫?社畜にならないために知ってほしいこと

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この記事のまとめ

  • 自分は社畜だと自覚している人もいるが中には気づいていない人もいる
  • 社畜とブラック企業は関連性がある
  • 社畜にならないためにはブラック企業チェックをしたほうがいい

会社の言いなりでひたすらに働かされる人を社畜と比喩して呼ぶことがあります。やる気があって会社に尽くしているわけではなく、そこに自分の意思がないことが特徴。あまりいい意味で使われることがないこの言葉は何故生まれたのでしょう。社畜として骨を折らないよう、知っておきたい社畜とブラック企業について書いてみました。

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社畜とは

社畜:会社と家畜を組み合わせて生まれた言葉。海外では同じような意味で「wage slave」ということばが使用されているようです。

社畜は、会社の言いなりになって、長時間労働や低賃金での労働を強いられている労働者を表す造語です。
辛い状況でも文句を言わずに働く姿に対し、皮肉をこめた表現として用いられます。

時には、残業をすることになり、社員同士で「社畜だから頑張るしかないね」といった会話をして、自嘲めいた感じで使われることもあります。
実際にこの言葉が広がってきたのは最近で、昔から定着してきたものではありません。「ブラック企業」という言葉の浸透と同じくして2000年代後半から検索ワードが上がってきているようです。最近では、社畜と呼ばれるようなサラリーマンを主人公としている漫画作品もあるほど。

社畜という言葉は、プラスイメージで使用されることがないため、マイナスイメージが強いようです。
これから就職をする若者にとって社会は未知の世界なので、社畜のイメージだけで就職に不安を感じる人もいます。

社畜が生まれる背景

・入社当時から残業が前提となっている職場環境
・評価基準が労働時間になっている(効率や成果よりも、長時間の労働が仕事熱心とする企業風土)
・ほかの人が残業していると、自分も同じくらい働かなければならないという空気感
・経営者の精神論がやりがいの搾取になっている
(賃金やワークライフバランスより、「やりがい」を重視する仕事観)

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企業戦士と社畜の違いは?

企業戦士:企業のために骨身を惜しまず働く会社員を指します。

中にはモーレツ社員とも呼ばれる人も。高度成長期以降、日本の企業を支える存在としてもてはやされたのが企業戦士です。以前は、人よりも活躍したい、成果を上げたいと考えるのであれば長い時間働くという時代がありました。
人より長く働くことは美徳であり、デキる社員の象徴のようなイメージを持たせる企業戦士。
社畜とは違い、皮肉を込めた呼び方とは意味合いが異なります。

しかしながら、バブル崩壊を機に、働いても賃金が上昇しない状況やリストラに遭う状況が社員の忠誠心を失わせ、企業戦士という言葉は使用されなくなってきました。
最近では、企業戦士ということばを知っている人は少なくなる一方です。

企業戦士と社畜の違い

仕事をしているという行為自体は変わりません。

では何が違うのかというと、気概の違いといえます。

企業戦士⇒会社の繁栄、出世のために自ら率先して働く(やりがいや楽しさを見出している)
社畜⇒会社に言われるがまましかたなく働く(目標ややりがいなどを持てない)

そこに自分の意思があるかないかで大きく意味が変わってきます。自分の捉え方次第では、企業戦士にも社畜にもなり得るのです。
もし社畜だと感じてしまったら、仕事に楽しさ、やりがい、目標設定などは持てなくなりそうです。

社畜になりやすい人

残業の規制など、働く環境が見直されている近年でも尚、ブラック企業はゼロにはなりません。
さて、どんな人が社畜になりやすいのか特徴を見ていきましょう。

特徴

・真面目で責任感が強い人
周りの人間が声を揃えて認めるほどの真面目な人、責任感が強い人が社畜に陥りやすいです。
会社の意向を真っ直ぐに受け止め、「人材不足だから自分が頑張らなきゃ」「上司の頼みは断れない」などと思っている人は留意する特徴の一つです。

・有休を消化しない人
休みを取得することで、会社に迷惑をかけてしまう…そんな風に思ってしまっていませんか?
休むことを会社に歯向かうような感覚で捉えてしまっている人は、有給の取得すらまともにとっていないことが多いです。

・これといった趣味を持っていない人
「仕事が趣味」なんて言っている人もいますが、果たしてオン・オフの切り替えはできるのでしょうか。
そこまで仕事にのめり込むほどの天職に恵まれたのなら有り難いことです。しかしながら、ワーク・ライフ・バランスの整った働き方が理想とされている今、プライベートを楽しめないほど仕事に注力してしまっては、無趣味のまま余裕なく毎日を過ごすことになりかねません。

・自信がなく転職できない人
周りからすれば、何でそんな会社に留まってるの?と思うような環境でも、変化を苦手とする人にとっては、変わることの方が勇気が必要で怖いことなのかもしれません。
自分に自信がない人は、転職活動しても次の転職先が見つかるか不安になり、なかなか一歩を踏み出せず留まってしまう傾向にあります。

・視野が狭い人
一度ここで働くと決めたら、是が非でもそこで成果を上げよう、居場所を作ろうとする人がいます。
他にもっと自分の能力を活かせる場所があろうとも、自分の考えを曲げずに残り続けるのです。そんな人は、自分の置かれている環境を俯瞰できず、自分の今いる場所が普通だと思ってしまいます。

・上司の言うとおりに動く人
社畜の特徴の一つとしてよく耳にするのがYES人間です。上司の言うことは何でも聞く、従う。そんな関係を上司を気づいている人は自ら業務量やペースをコントロールできていないでしょう。

・会社に忠実、会社のやり方に疑問を持たない人
目の前の仕事ばかりに注力していると、なかなか会社全体に目を向ける余裕がないでしょう。
そのため、現状への疑問などに気づきづらいようです。

・現状を「仕方ない」と受け止める人
現状に疑問を持たず、「働くってこんなものだ」「仕方のないこと」と思っているのであれば社畜ということが頭を過ることもないでしょう。この場合、社畜と言われる働き方を肯定する側になってしまいます。

・会社の人とプライベートでも繋がっている
会社の人とプライベートでも遊んだり飲みに行ったり、同じ時間を過ごしていると、メンバー同士で絆が生まれてきます。会社に友達をつくることで、自然と居心地の良さを実感していくようになります。
良いことではありますが、友達と一緒なら、残業でも、低賃金でも苦には感じない…なんて人も。
会社以外の繋がりを持たないと、客観視できず現実が見えなくなってしまうかもしれません。
会社によっては、意図的に社内で交友関係を構築させるところもあるようです。

・評価を気にする人
自分の評価を意識しながら仕事を進めている人は、評価が下がるような言動や行動は控えます。
そのため、会社や上司から求められていることを受け入れる傾向があります。

勤め先がブラック企業かチェックしよう

ブラック企業と社畜は切っても切れない関係にあります。
そこで、まずはブラック企業の特徴をピックアップしました。
複数該当する会社に勤めている方、転職を検討している方、これから仕事探しをする方は参考にしてみてください。

ブラック企業の特徴

時間、休暇
・早朝/深夜帰宅が多い(続いている)
・まともに休憩時間を取れない
・上司の帰社後しか帰れない
・年間休日が少ない(例:100日前後)
・有給を使用できない
・月の残業時間が45時間以上(36協定の限度時間を超えている)
・特定の人間に仕事が偏っている

金銭面
・残業代が手当てに含まれている
・残業時間は自己申告制
・世代によって昇給額に差がある
・手当ての金額が高い(基本給は別)
・勉強会、懇親会で自腹のものがある
・役職に付かないと基本給が上がらない
・手当がない(役職手当、交代制の手当など)

対人
・メンター/人材育成制度がない
・若い人が多い(30歳以下)
・未婚者が多い
・あらゆるハラスメントに対する対応策がない
・軽度でも暴力がある
・私生活に介入してくる
・部署間、社員同士で連携が取れていない
・社員間の能力に開きがある

その他
・福利厚生、社保が完備されていない
・入社時と業務内容が変わっている
・強制参加の会社行事が多い
・交通費が自己負担(公共交通機関、ガソリン代、駐車場など)
・常に求人が出ている
・やたらと役職が多い
など

社畜から卒業するために

まずは、今の会社に勤め続けるのが唯一の選択肢ではないことを知りましょう。
別の生き方、自分らしい働き方を考えてみると感じるかもしれません。他にも将来の選択肢があることを念頭に置いていてください。
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