新入社員のボーナスはいつからもらえる?夏冬の支給タイミングと平均額

新入社員のボーナスはいつからもらえる?夏冬の支給タイミングと平均額の画像

この記事のまとめ

  • 新入社員は、夏のボーナスは評価対象になる仕事の成果がないため寸志程度が多い
  • 新入社員の場合は、冬のボーナスから満額支給される
  • 公務員のボーナスは、法律で決められた金額が支給される

就職するときに気になるのがボーナス。新入社員にも支給されるのか、されるとしたらいつもらえるのか、まとめました。そもそもボーナスは法律で支払いを定められている賃金ではないため、支給の有無は会社によって異なります。コラムの内容を確認して、ボーナスが支給される場合の条件や金額などを知っておきましょう。

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新入社員のボーナスはいつから支給されるの?

ボーナスは、一定期間における仕事の成果に対して支払われるお金です。そのため、4月に入社してまだ会社への貢献度が低い新入社員には、夏のボーナスは支給されない、あるいは寸志程度が多いようです。
一方で、公務員には必ず賞与が支給されるという規定があります。しかし、公務員の場合も民間企業と同様、在籍期間がまだ短い新入社員の夏のボーナスは一部支給となります。

ボーナスとは

ボーナスとは、毎月の給与とは別に支給される特別賞与のことで、夏と冬の年2回支給されるのが一般的です。しかし労働基準法で定められているわけではないため、もともとボーナスの支給が無い企業や、業績の悪化により途中から支給されなくなるケースもあります。入社時には、しっかり会社の規定を確認しておくことが重要です。
そもそも「ボーナスってどういう意味?」「いつもらえるの?」という人は、「ボーナスとは?基本給の何ヶ月分がもらえる?支給時期や平均額も紹介!」のコラムを読んでみてください。

ボーナスの支給日

民間の企業では、入社した年の6月下旬から7月上旬に夏のボーナス、12月に冬のボーナスが支給されることが多いようです。
公務員は、6月30日頃と12月10日頃に支給されます。ボーナスの支給日については、「ボーナス支給日はいつ?振り込まれる時期や心得ておくべき注意点をご紹介」のコラムでも解説しています。
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新入社員のボーナス平均額

厚生労働省が公表している「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、大学卒の新入社員(正社員)のボーナスは年間で平均7万4,100円というデータが出ています。この数字には、ボーナスが無い企業も含まれているため、支給された人だけに限定すると、平均ボーナス金額は高いものになるでしょう。

ボーナスにも保険や税金がかかる

ボーナスも通常の給与と同様に、社会保険料や税金が控除されます。そのため、ボーナスの手取りは支給額の8割ほど。新卒社員の平均ボーナス金額である7万円なら、手取りは、5万6000円です。経験や年数を積んでボーナス額が上がっても控除されることに変わりはないため、ボーナスをアテにした高額な買い物は控えるようにしましょう。

参照元
厚生労働省
令和2年賃金構造基本統計調査

新卒公務員のボーナス

新卒で勤務をし始めた公務員の場合は、法律で定められています。法律で定められたボーナスの金額は、令和3年度は年間で月額給与の4.30ヶ月分です。しかし、勤務して3ヶ月でのボーナス支給は、人事院の定めによって半年勤務の条件を満たしていないことから3割の支給となっています。
計算式は以下のようになります。

月額給与の4.30ヶ月分全額支給とした場合

新卒公務員の平均月額給与×月額給与の◯ヶ月分
=17万9,200円×4.30ヶ月分
=77万560円(夏冬それぞれ約38万円ずつ)

夏のボーナスの3割+冬のボーナスとした場合

=77万5,606円÷2×0.3+77万5,606円÷2
=385,280円×0.3+385,280円
=115,580円+385,280円
=50万864円

以上の計算式から、新卒公務員のボーナス平均は年間で約50万円と推測されます。
公務員のボーナスというものは、民間企業とかけはなれたものにならないように人事院が勧告して、給与法の改定を促しているのです。また、公務員は年功序列の傾向が強いため、安定してボーナスが支給されるいっぽう、民間企業のように仕事で大きな成果を挙げてもボーナスには反映されにくいのが特徴です。

業界ごとのボーナス平均金額

この項目では、業界ごとのボーナス平均金額について紹介していきます。厚生労働省が公表した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、業界別ボーナスの平均金額は以下のようになっています(企業規模1,000人以上)。

産業年間賞与その他特別給与額
鉱業、採石業、砂利採取業179万3800円
建設業181万9300円
製造業148万1400円
電気・ガス・熱供給・水道139万5500円
情報通信業185万3600円
運輸業、郵便業92万600円
卸売業、小売業102万3900円
金融業、保険業146万9400円
不動産業、物品賃貸業140万2900円
学術研究、専門・技術サービス業166万1500円
宿泊業、飲食サービス業43万7200円
生活関連サービス業、娯楽業51万2700円
教育、学習支援業166万7500円
医療、福祉87万7500円
複合サービス事業102万3000円
サービス業(他に分類されないもの)53万2300円
産業計117万円

引用:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

もっともボーナス額が高かったのは情報通信業の185万3600円。宿泊業・飲食サービス業の43万7200円のおよそ4倍と、大きく差が開いていることが分かります。業界によってボーナス額の大小に傾向があるため、新入社員がもらえるボーナス額にも影響が出るでしょう

参照元
厚生労働省
賃金構造基本統計調査

ボーナスは何に使う?

もらったボーナスを何に使うかは人それぞれ異なりますが、多くの新入社員の方は初めてのボーナスをどのように使っているのでしょうか。
主な使いみちを以下に挙げてみました。

・両親へのプレゼント
・自分へのご褒美
・旅行
・生活費
・貯金
・奨学金の返済 

先でも述べましたが、ボーナスは法で定められたものではなく、当たり前にもらえるものではありません。
民間企業では、今後もずっとボーナスが支給され続けるとは限らないのが現実です。
支給された事に感謝をしつつ、しっかりと考えて後悔のない使い方をしましょう。ボーナスをもらった時の使いみちを予め考えておくと、いざもらった際に計画的な使い方ができるはずです。

ボーナスが少ない・もらえないときは

ボーナスは企業の意向や業績によって大きく変動するもの。また、支給額も会社によって異なるため、ボーナスに頼って生活を送るのは危険です。
とはいえ、働く以上はボーナスをもらいたいもの。業績や情勢にかかわらずボーナスが少ない場合は、ボーナスの基礎となる基本給が低く設定されている可能性があります。妥当な評価や支給を受けたいと思ったら、正当に評価してくれる企業に転職するのも一つの方法でしょう。

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