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年収250万の生活とは?生活水準や給与アップ方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 年収250万円の手取りは約200万円で、月収は約17万円
- 年収250万円で一人暮らしは可能だが贅沢な生活は期待できない
- 年収250万では、結婚や老後が経済的な問題から厳しくなる可能性がある
- 年収を上げるには、スキルアップや昇進を狙うか、給与水準が高い企業に転職する
「年収250万円は低すぎるのでは…?」と不安に思っている人はいませんか?年収が250万あれば一人暮らしはできますが、旅行や趣味にお金をかけるのが難しく贅沢な生活は期待できないでしょう。このコラムでは、年収250万円の生活水準や給料を上げるための方法をご紹介します。自分の年収に満足できていない方は、ぜひ参考にしてください。
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年収250万円の手取りは約200万円前後
年収250万円と聞いて、「年間で250万円すべて使える!」と思った人もいるかもしれませんが、年収がそのまま使えるわけではありません。
企業から支払われる給与は総支給額といい、そこから社会保険料や各種税金が控除されます。
総支給額から控除額を差し引いた金額を手取り額といい、実際に労働者に支払われるのは手取りの金額となります。
以下では、月収はいくらになり、何が給与から控除されるかを解説します。
月収は約17万円
総支給額250万円を12で割ると20万円ほどになりますが、手取りの場合は約17万円。
1か月に20~23日程度勤務し、1日当たり8時間前後働くとすると、時給1000円のアルバイトと同じ金額です。月収およそ15万円で年1回のボーナス…という人も実は珍しくありません。
給与から控除される3つの税金
給与から控除される3つの税金には国税や地方税があります。
1.所得税
国税の1つで、個人の所得(収入)に対してかかる税金のことです。
給与から一定の額が控除された後の残りの所得に対してかかるもので、年収103万円以下の場合は納税の対象外。所得の税率は年収によって変わります。
2.社会保険料
国が加入を義務としている保険のことで、健康保険、年金保険、雇用保険、介護保険、労災保険の5つが含まれています。
健康保険料と厚生年金保険料は雇用者と労働者で折半し、雇用保険は会社が多く負担。
労災保険は全額雇用者負担で、介護保険は40歳以上の労働者が支払いの対象となるので新入社員は対象外です。
3.住民税
自分が住んでいる自治体に対して支払う地方税。
前年1年間に収入があった人が対象となるため、前年が学生で所得がない1年目の新入社員は住民税がかかりません。
所得額に応じて徴収額が変動する所得割と、所得に関わらずに一定額を徴収する均等割に分かれており、住んでいる自治体によって税額が違うこともあるようです。
年収250万円の場合、所得税はおよそ6万円、社会保険料は36万円ほど、住民税は10万円(東京都の場合)が目安となるので、控除額は合計で50万円ほどと推定できます。
以上のことから、年収250万円でも実際に手元に入る金額(手取り額)は、およそ200万円と予想できるでしょう。
年収250万円の生活スタイルはどうなる?
前項で実際の手取りが200万円ほどだとわかった年収250万円。月収17万円ほどで過ごすということは、どのような生活になるのか、生活水準などを具体的に紹介します。
一人暮らしは可能だが贅沢はできない
月収17万円での1人暮らしは工夫次第で可能ですが贅沢な暮らしは厳しいでしょう。
家賃5.5万円、光熱費1万円、携帯電話1万円、食費3万円、日用品5千円、医療費5千円と仮定すると、毎月の生活費は11.5万円ほど。
約5万円が残る計算ですが、こちらはあくまで目安なので、「これより節約できる」という人もいるでしょう。
気をつけるべきは、友達の結婚式の際に御祝儀を包むなど思わぬ出費が発生すること。飲み会に参加したり、洋服を購入したりすれば、すぐに使い切ってしまうかもしれません。
また、ある程度貯金がないと、家電や家具が壊れたときにすぐに対応できません。光熱費の無駄遣いをしない、外食は控えるなどの節約が必要な生活です。頻繁に旅行をしたり、趣味に費やしたりするなど贅沢な暮らしは期待できないといえるでしょう。
ローンが組みにくく大きな買い物が困難
ローンは多額の金額になることが多いため、年収250万円では審査に通らないケースもあるようです。自動車を購入したくてもローンの審査が通らない場合も。
特に1人暮らしをした場合は、生活費の負担が大きくなることから飲み会などの交際費を減らさなければならないこともあります。
自由に使える金額が少ないということを理解しておきましょう。
結婚は難しい可能性がある
年収250万円では家庭をもったとき、経済的に厳しくなりがちであることから結婚が難しいといわれています。結婚、出産を経ると出費が増えます。養う人が増え、子育てには教育費がかかります。「2人で働けば大丈夫」と思うかもしれませんが、結婚すると出産や育児で、女性が働けない期間が訪れる可能性も。ライフステージの変化に備えて貯金をしておく必要がありますが、月収17万円では難しいのが現実です。
金銭面の心配をせずに家族と生活をしていくために、スキルアップや転職などを視野に入れてみても良いでしょう。
老後の生活も厳しくなる恐れがある
老後は年金で暮らすことになりますが、年収250万円の場合、十分な金額が受け取れないといわれています。老後の生活のために、年金以外の資金を蓄えておければ問題ありませんが、250万円から十分な貯蓄額を捻出するには相当な節制が必要です。現在の年収が老後の生活の質を左右することも頭に入れておいたほうが良いでしょう。
受け取れる年金額の計算方法
「国民年金」受取年金額(年)=2万円×加入年数
国民年金を受け取るには、10年以上加入している必要がある
「厚生年金」受取年金額(年)=加入中の平均年収×0.55%×加入年数
厚生年金を受け取るには、1ヶ月以上加入していて、国民年金の受給資格をみたしている必要がある
「国民年金」+「厚生年金」=受け取れる年金額
250万円の場合の年金額「国民年金」2万円×39年(20歳から60歳まで加入)=78万円
「厚生年金」250万円×0.55%×39年(20歳から60歳まで加入)=53万6,250円
78万円+53万6,250円=131万6,250円
以上の計算から、年収250万円の人が受け取れる金額は年間約132万円になります。
年収250万から収入アップする4つの方法
生活費の負担が多く、自由に使えるお金が少ない年収250万円。
250万円から年収をアップさせる方法をご紹介します。
1.スキルアップや昇進を狙う
スキルアップとは、仕事上で必要な知識や技術をレベルアップさせることです。特定の資格をとったり、仕事上役に立つ能力を身につけたりした人に特別な手当てがつくこともあります。また、昇進を目指すのであれば実績や業務遂行能力を認められるような仕事をしましょう。自分の可能性を見出すことで収入アップに繋がります。
2.副業をする
副業をすることによって収入が増えるだけでなく、本業では得られない知識やスキル、経験を得ることができます。おすすめは、週末や休みのうち1日だけなど、働きやすい単発のアルバイトです。仕事内容はイベント会場の整理や試験監督があります。アンケートモニターやポイントサービスなどもありますが、副業を禁止する企業もあります。副業をする際は社内規定や規則を確認してからにしましょう。
3.フリーターの場合は正社員を目指すのがおすすめ
正社員になれば昇給やボーナスを期待することも可能です。雇用の安定だけでなく、福利厚生制度の対象になったり、正社員向けの手当を受け取れたりすることも。裁量が与えられることで、キャリアアップやスキルの向上なども望めるでしょう。また、社会的信用も得られるので、人生設計を立てやすくなります。
4.正社員の場合は転職を考えるのも手
給与水準の高い職場に転職するのもおすすめです。
業界によって年収の平均に差があることも多いため、平均年収額を調べてみるのも良いでしょう。
また、年収だけでなく福利厚生や各種手当、交通費の支給状況などもしっかりと確認しておきましょう。
就活・転活の効率を上げたいならエージェントがおすすめ
転職先や就職先を効率よく見つけたい…という方は、転職エージェントを利用してみてはいかがですか?
企業の給与体系はさまざまで、賞与の有無、昇給や昇格の制度、手当の種類などは詳しく聞かないとなかなか分からない情報です。
昇給についてや実績については求人情報に掲載されていないこともあるので、多くの情報を集めるには時間がかかることも。
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年収250万の生活に関するQ&A
ここでは、年収250万の生活に関する主な質問についてお答えしています。
250万円ではどんな生活になるかを知りたい方は、ご参照ください。
年収250万はどんな生活になりますか?
このコラムの「年収250万の生活スタイルはどうなる?」で解説したように、一人暮らしはできてもかなり節約を強いられる生活になるでしょう。お小遣いや貯金といった、金銭的余裕を持つのはかなり難しいといえます。また、ローンが組みにくい、結婚が難しいなど、ライフイベントにも大きく影響するでしょう。
年収250万のままで将来の見通しは立ちますか?
結論からいうと、将来の見通しを立てるのはかなり難しいといえるでしょう。1つ前の質問でお答えしたように、年収250万円ではかなり節約を強いられる生活になりますが、年金はもっと少ない額になるので、さらに厳しい生活になると考えられます。ほかに収入を得る道を探したり、転職を検討したりする必要があるでしょう。
年収250万から収入を上げるにはどうすれば良い?
収入を上げるには、副業や転職といった選択肢が考えられます。しかし、前の質問でお答えしたように、そのままの収入では将来の見通しが立ちにくいので、転職がおすすめです。若いうちは、ポテンシャルが評価されて転職が叶いやすい傾向があるので、早めに検討すると良いでしょう。ハタラクティブでは、経験よりポテンシャルに期待する企業の求人を多く取り揃えていますので、お気軽にご相談ください。
経歴に自信がない自分でも、より高い収入の仕事に就けますか?
就ける可能性は大きいです。年収250万円は、時給に換算するとおよそ1000円程度。時給1000円のアルバイトでは、特別なスキルや経験を必要としない仕事も多いです。正社員であればなおさら、それより収入の多い求人はたくさんあるでしょう。少しでも年収の高い仕事に就きたいなら、できるだけ若いうちに転職を考えるのがおすすめです。ハタラクティブでは、経歴に自信がない方に向けて転職のサポートをしています。まずはご登録を通じて、転職への一歩を踏み出してみませんか?
就活アドバイザーとして数々の就職のお悩み相談をしてきました。言葉にならないモヤモヤやお悩みを何でもご相談下さい!
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