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就活浪人して同じ企業に再挑戦できる?メリットや成功のコツを解説
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この記事のまとめ
- 就活浪人したあと、翌年度に同じ企業の選考をもう一度受けること自体は可能
- 就活浪人をして同じ企業を受けても、翌年に必ず就職できるとは限らない
- 就活浪人の回数による採用への影響は企業によって異なるが、難易度が厳しくなる傾向
- 就活浪人以外の選択肢も考えておこう
就活浪人した方のなかには、「同じ企業に再応募できるの?」とお悩みの方もいるでしょう。就活浪人しても同じ企業へ応募は可能ですが、確実に内定が得られるわけではありません。より多くのスキルや知識を身につけたり、就活浪人した理由を冷静に分析することが重要です。このコラムでは、就活浪人のメリットやデメリット、就職を成功させるポイントを解説します。
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就活浪人後に同じ企業に再挑戦できる?
結論から述べると、一度選考を受けた企業を、就活浪人して翌年に再度受けることは可能です。
前年の個人情報管理の問題や、データを保管するコストが掛かることなどから、企業の採用担当者は、わざわざ以前の応募者と照らし合わせる作業は行わないことが多いでしょう。そのため、一度受けた企業であっても応募して選考を受ければ、入社できるチャンスはあるといえます。
同じ企業に再挑戦できても内定を得られるとは限らない
就活浪人して同じ企業を受け直した場合も、落ちた原因を突き止めて対策する必要があります。就職浪人を繰り返さないためにも、業界や企業を限定し過ぎず、ほかの企業にも目を向けて視野を広くもっておきましょう。
就活浪人後は、二度目である利点を活かし、前回なぜ内定がもらえなかったのかを自分で確認・反省することが大切です。たとえば、「志望企業に求められる能力を上げる」「浪人した時間を有意義に使い経験を積む」といった努力が必要です。
就活浪人について詳しく知りたい方は、「就活に失敗したら人生終わり?その後の進路や就職を成功させる方法も紹介」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
就職浪人の理由は聞かれやすい
就職浪人をすると、その理由を聞かれる可能性があります。企業側としては「なぜ落ちたのか」「なぜ就職浪人しているのか」は気になるようです。自分がなぜ就職浪人をしているのかを、ネガティブな印象につながらないよう意識しながら伝えましょう。
就活浪人は選考で不利になる?
浪人期間による採用への影響については、企業によって異なります。
近年は浪人や留年が珍しくなくなってきたこともあり、それだけで不採用にする企業は少なくなっているようです。
しかし、就活浪人の期間が長いと、選考で不利になる可能性はあります。面接では、なぜ浪人したのか説得力のある理由を求められたり、浪人中に何をしていたか聞かれたりと、質問される内容が厳しくなるでしょう。
「内定がもらえない」「エントリーシートが通らない」といった理由で安易に就活浪人を決める前に、選考基準の厳しさや金銭面での負担など、就活浪人のデメリットを自分自身で理解しておくことが重要です。
就活浪人では何に取り組むかが重要
就活浪人では、何に取り組むかが非常に重要です。企業からは空白期間をどのように過ごしたかを重視されがちなため、就活浪人の期間を前向きに活用することが採用の鍵となります。たとえば、アルバイトやインターンを通じて実務経験を積むことで、実践的なスキルや社会人としての適応力をアピールできるでしょう。
また、資格取得やオンライン講座を活用して専門的なスキルを身につけることで、自分の価値を高める努力を示せることも。ただ就活を続けるだけでなく、計画的にスキルや経験を積み上げることが、就活浪人期間を成功につなげるポイントです。
就活浪人は不利になるか知りたい方は、「就活浪人とは?留年との違いや就職への影響を解説!不利になるのは本当?」のコラムをご一読ください。
就活浪人をするメリット
ここでは、就活浪人をするメリットをまとめています。以下で詳しく紹介するので、ぜひご一読ください。
就活に十分な時間を使える
就活浪人は学校を卒業した状態なので学業や卒業研究と並行する必要がないため、就職活動に専念できるのがメリットです。企業研究や応募書類の作成、面接対策にじっくりと取り組む時間を確保でき、準備の質を高められるでしょう。
また、就職サイトやエージェントを活用した情報収集にも時間を使えるので、自分に合った企業を見つけやすくなります。
就活の経験を次回に活かせる
前回の就職活動での失敗や反省点を分析し、それを次の活動に活かせるのもメリットです。たとえば、面接で上手く答えられなかった質問や、不十分だと感じた自己PRを改善する機会が得られます。
また、企業とのコミュニケーションに慣れることで、次回の選考ではより自信をもって臨めるでしょう。この繰り返しが、結果的に選考通過率の向上につながる可能性があります。
就活のブラッシュアップができる
就活浪人の場合、一度落ちた企業に対しては「なぜ自分は落ちたのか」を熟考できるのがメリットです。面接での志望動機や自己PRがより磨かれる内容になるでしょう。「就活のためにさまざまな経験を積みたい」という場合は、就活浪人の期間を利用してボランティアや資格取得にも取り組めます。
就活浪人のメリット・デメリットについては、「就職留年と就職浪人はどちらが有利?それぞれのメリット・デメリット」のコラムでも詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
就活浪人すると「新卒」になれる?
就活浪人をしても新卒として扱われることは基本的に難しいでしょう。新卒とは、「学校を卒業する年度内に就職活動をしている人」を指すため、卒業後に就職活動を続ける場合は「既卒」として扱われます。
ただし、企業によっては既卒1〜3年程度までを新卒と同じ枠で応募可能としている場合もあるようです。このため、応募条件を確認しつつ、自分に合った求人を探すことが大切といえます。
就活浪人後に同じ企業に応募して採用されるためのポイント
ここでは、就活浪人後に同じ企業を志望して採用されるためのポイントをまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
なぜ就活浪人したのかを自己分析する
まずは、就活浪人した理由や目的を自分で冷静に分析することが必要です。就活浪人したものの、「とりあえず就活を頑張ろう」くらいの軽い気持ちでは、再度選考を受けても結果は変わらない可能性があります。
また、志望する会社に入社できなかった焦りから、十分な分析をしないまま就職活動を進めてしまった結果、失敗を繰り返してしまう恐れもあるでしょう。就活浪人後は、確実に成功へつなげるためにも、「なぜ自分は就活浪人をしてしまったのか」「なぜ前回の就活で内定をもらえなかったのか」をしっかりと分析し、反省を踏まえたうえで就職活動を進めることが必要です。
自己分析の方法については、「自己分析の方法9選!就活や転職を成功させるためのやり方を解説」をご一読ください。
説得力のある就活浪人の理由を伝える
先述した自己分析で出した「就活浪人した理由」を面接で伝えるときは、採用担当者に説得力のある内容を伝えましょう。どれだけ丁寧に自己分析ができたとしても、それを上手く伝えられなければ、選考の過程で採用担当者を納得させることはできません。ごまかしたり取り繕ったりせず、就活浪人の経緯や背景にある問題を自分の言葉で正直に話すことが大切です。
また、説得力のある内容によって採用担当者の共感を引き出せると、好意的に捉えてもらえる可能性もあります。そのため、相手に納得してもらえるだけのコミュニケーション能力も必要になるでしょう。
就活浪人の理由については、「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」のコラムもおすすめです。ぜひあわせて参考にしてみてください。
就活浪人以外の選択肢も考えよう
就活浪人以外の選択肢としては、卒業後すぐに就職以外の道を選ぶことが挙げられます。たとえば、以下のような選択肢です。
- ・卒業後にアルバイトや派遣社員として働き、実務経験を積みながら将来の方向性を考える
- ・専門学校や資格取得に専念し特定のスキルを身につけてから就職を目指す
- ・インターンシップを通じて特定の業界で実績を積み企業にアピールする
- ・大学院への進学を選び研究や学問を深めながら将来のキャリアを模索する
- ・公務員試験の受験を視野に入れている
- ・海外留学やワーキングホリデーを通じて語学や国際的な経験を積む
就活浪人をせずにこうした別の選択肢を選ぶことで、異なる形でキャリアを切り開ける可能性があります。また、就職浪人する場合は、就職・転職支援サービスを利用してみるのもおすすめです。「就職・転職支援サービスが多過ぎて自分にあっているものが分からない」という方は、「転職支援サービスはどれを利用したら良い?特徴や求人の傾向を紹介」をご一読ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。