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将来設計を考えるなら、「世帯年収」を知っておこう

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公開日:

【このページのまとめ】

  • ・世帯年収とは、「同一の生計を立てる世帯全員の年収」のこと
    ・夫婦はもちろん、子どもの収入もプラスして考える
    ・一人暮らしの子どもが親の仕送りで生活している場合、親の世帯年収が600万円であれば、子どもの世帯年収も600万円となる
    ・夫が単身赴任している場合も、妻子が夫の給与で生活していれば、妻子の世帯年収は夫の世帯年収と同じ額になる
    ・全世帯の平均世帯年収は約540万円だが、中央値は約427万円
    ・平均は著しく高い数値や低い数値が反映されるため、参考にならない場合がある。中央値はデータの真ん中に位置する数値なので、本当に知りたい数値が出やすい
    ・ライフスタイルや家族構成によっても支出は変化する。平均値よりも、自分や家族が無理のない生活をできているかが重要

「世帯年収」という言葉を聞いたことがありますか?一人ひとりの年収ではなく、世帯全体の年収のことです。
夫婦共働きが当たり前になりつつある現在では、貯蓄や将来設計を考える際に大切なのは世帯年収を知ること。
このコラムでは、そんな世帯年収について解説しています。

◆「世帯年収」って何?

世帯年収とは、「同一の生計を立てる世帯全員の年収」のこと。
夫婦共働きでそれぞれに収入があれば、合わせた額が世帯年収となりますし、子どもが学生であっても、アルバイトなどで収入を得ていればその額も合わせて計算します。

【世帯年収の例】

夫の年収:600万 + 妻の年収:0   = 世帯年収:600万
夫の年収:500万 + 妻の年収:100万 = 世帯年収:600万
夫の年収:400万 + 妻の年収:150万 + 子の年収:50万 = 世帯年収:600万

上記の例では、夫の年収に差は合っても、いずれも世帯年収は600万円になります。
因みに、世帯年収は税金や社会保険料などが引かれる前の金額。実際に手元に入る手取り額とは異なることを覚えておきましょう。

「世帯年収」を考える際に注意が必要なのは、「同じ家に住んでいることが前提ではない」ということ。
たとえば、アルバイトなどで収入を得ていない一人暮らしの学生でも、親から仕送りなどの経済的援助がある場合「同一の生計を立てている」とみなされます。この場合、親の世帯年収が600万円であれば、その学生の世帯年収も同じ600万円です。
また、夫が単身赴任をしている場合も、妻や子の生活費が配偶者の給与で賄われているときは「同一の生計を立てている」ことになり、離れて暮らしている夫も妻も世帯年収は同じ額になります。


◆世帯年収の平均額はいくら?

前項では世帯年収の例を600万円としましたが、実際の世帯年収の平均額はいくらになるのか、厚労省のデータで見てみましょう。

【世帯年収の平均】

・全世帯…541万9千円
・児童のいる世帯…712万9千円
・高齢者世帯…297万3千円

平均で見ると、児童のいる世帯の世帯年収が一番高くなることがわかります。

【世帯主の年代別 平均世帯年収】

・29歳以下…365万3千円
・30歳代…558万9千円
・40歳代…686万9千円
・50歳代…768万1千円
・60歳代…525万8千円

世帯主の年代別に見ると、世帯主の年収が高くなる50歳代の平均世帯年収が一番高いことがわかります。
この年代になると、子どもが社会人となり収入を得ている場合もあるため、世帯年収が高くなる傾向にあるようです。

参照元:厚生労働省-平成25年国民生活基礎調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa15/dl/03.pdf


◆平均値よりも「中央値」を知ろう

平均値を見ると、どの年代の世帯年収も全体的に少し高めに感じるのではないでしょうか。特に、児童のいる世帯の平均が712万9千円というのも、一般的な子育て世代を考えると高く感じます。
平均値には、著しく高い金額や低い数値が反映されるため、「本当に知りたい平均」を知るには不向きなデータといえるでしょう。
一方、中央値はデータを並べた時の真ん中に位置する数値なので、「平均」を知るのに適しています。
実際に、全世帯の平均世帯年収は541万9千円でしたが、中央値で見ると427万円。その差は100万円以上となっています。

収入と支出の割合は各家庭によってさまざま。
世帯年収が同じ額でも、夫婦二人だけであれば余裕のある暮らしができるかもしれませんが、子どもを持つ世帯では苦しく感じることもあるでしょう。
また、ローンの有無や、居住地域の生活水準によっても変わってきます。
平均ばかりにとらわれず、自分や家族が無理なく生活できる収支を目指すことが大切です。

今は問題なく生活できている人でも、結婚や出産など、ライフスタイルの変化によって支出が増える可能性もあります。
現在の収入での生活を苦しく感じている場合や、これから先の年収アップが見込めないと不安に感じている人は、転職を考えるのも一つの手ではないでしょうか。

就職・転職支援サービスのハタラクティブでは、20代を中心とした若年層へのサポートを行っています。
より良い職場環境で働きたい、やりたい仕事を見つけたい、年収を上げたいなど、マンツーマンでのカウンセリングだからこそできる、一人ひとりの希望にあった就職・転職をお手伝いします。
第三者に話すことで見えてくることもあるはずです。転職をするか迷っているという人も、まずはご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。

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