新型コロナウィルス対策について
新型コロナウイルス感染防止のため、一時的に
全支店のカウンセリングを一律「オンライン面談」にて実施いたします。また一部企業との面接もオンラインにて可能です。
公開日:
最終更新日:
【このページのまとめ】
・公務員の懲戒処分である「停職」は、「身分は保有させるが、一定期間職務に従事させない」というもの
・停職は1日以上1年以下と定められており、その期間は無給である
・公務員の「停職」は、民間企業における「出勤停止」処分に該当する
・出勤停止の期間は1~2週間が一般的で、停職と同様に給与は支払われない
・停職処分を受けても依頼退職をすれば転職や再就職が可能
公務員の懲戒処分の1つである停職。
「用語自体は知っているけど、実際にどのような内容であるかは知らない」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、停職がどのような処分であるのかを解説します。
停職について詳しく知りたい方はぜひご一読ください。
「停職」とは、公務員の懲戒処分の一種で、「職員としての身分は保有させるが、一定期間職務に従事させない」ことを指します。
公務員としてふさわしくない行為があった場合に科される処分です。
停職期間は1日以上1年以下と国家公務員法83条で定められており、その期間中は原則として給与の支払いがされません。
停職の間は私生活に制限がかかることはありませんが、組織から下された処分のため、ある程度の自粛は求められるでしょう。
近年では、一部の大企業や特殊法人でも停職処分を採用しています。
また、状況によっては停職は事実上の「退職勧告」となる場合もあるので注意が必要です。
安定して働けるイメージのある公務員ですが、不祥事があれば停職やそれ以上の処罰を下される可能性があります。
公務員が停職処分を受けるのは、国家公務員倫理法や地方公務員法、地方自治体の定める規程に違反があったときです。
民間企業の場合は、懲戒処分の種類や内容の詳細が就業規則に規定されています。
公務員の「停職」は、民間企業における「出勤停止」処分に該当。
「出勤停止」とは、懲戒処分の1つであり、企業の規律を違反した従業員に対する制裁措置です。
労働契約は維持しつつも、一定期間の就労が禁止されます。
出勤停止の期間は1~2週間が一般的で、停職と同じくこの期間は無給となるので注意が必要です。
また、処分を検討するために出勤停止期間を設けるケースというもあります。
インフルエンザなどの感染症が理由の「出勤停止」は、懲戒処分に該当しないので覚えておきましょう。
停職処分明けに職場復帰するケースはありますが、評判や信頼を失墜していることで居心地が悪いと感じる可能性があります。
また、停職は昇給や賞与、出世などに影響が出るため、新たな就職先で活躍したいと考える人も多いようです。
依頼退職であれば「一身上の都合」で自己退職したことになるので、転職や再就職も不可能ではありません。
停職および出勤停止処分の社員が退職を申し出た場合は、就業規則に規定がない限り退職金が支払われます。
また、停職処分を受けてから転職を目指す場合は、履歴書や面接でその旨を伝えなかったとしても、同じ業界であれば転職先に伝わる可能性が高いです。
懲戒処分について記載をしないと、経歴詐称と判断される場合があるので注意しましょう。
まずは、懲戒処分を受けるような言動を起こさないよう、社会人としての意識と自覚をもつことが大切です。
退職や転職に関してお悩みの方は、エージェントに相談してみませんか。
ハタラクティブは、若年層に特化して就職や転職をサポートしています。
プロのアドバイザーがマンツーマンで対応し、転職活動のノウハウを提供。
応募書類の添削や面接対策はもちろん、面接日の調整から入社後のフォローまで長期的に支援します。
ハタラクティブによる手厚いサポートを活用し、理想の転職先を見つけましょう。
おすすめ記事
RECOMMEND
おすすめ記事
停職をきっかけに転職を考えた時にどうすべきか
戒告、譴責、減給、諭旨解雇、懲戒解雇…懲戒処分とは?
譴責処分とは?訓戒との違いや転職・出世への影響について解説
懲戒解雇されると転職に不利?隠せる?影響や再就職の方法を紹介
懲戒免職とはどんな処分?公務員のあり方と処罰をご紹介
諭旨解雇は懲戒処分の1つ!退職金や失業保険はどうなる?
懲戒免職とは?懲戒解雇との違いは?退職金や失業保険についても解説
これって違法?知っておきたい降格人事のあれこれ
降格の理由には何がある?不当だと感じた場合の対処法とは
解雇されるケースもある…経歴詐称のリスクとは?
休職中の給与や雇用はどうなるの?
公務員の退職金はどのくらい?どうやって決まるの?
既卒の就活を成功させるポイント
自衛隊を辞めたい人へ!退職する際の注意点や転職に向け知っておきたいこと
公務員は失業保険をもらえる?受け取れる手当を解説
既卒の採用事情!企業が内定を出す人材