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給料日なのに入っていない!祝日の場合の振り込みはいつになる?
更新日
この記事のまとめ
- 給料日が祝日や土日と重なった場合、前後の営業日に振り込まれる
- 給料日が土日祝日の場合、前倒しか後倒しかは会社次第
- 給料日が土日祝日に重なった場合の会社の対応は、事前に確認する
- 給料日の午前10時には給与を引き出せるのが一般的
- 翌日にも給与が支払われない場合、まずは会社の人事や経理に相談する
「給料日が祝日と重なる場合はいつ振り込まれる?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。給料日が土日祝日と重なると、給与は前後の銀行の営業日に振り込まれます。午前10時には給与を引き出せる場合が多いでしょう。
このコラムでは、給料日が祝日と重なる場合にいつ振り込まれるかを解説します。また、関係する法律やトラブルの対処法もご紹介。給与に関するお悩みにもお答えしているので、ぜひチェックしてみてください。
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給料日が祝日の場合はいつ引き出せる?
給料日が土日や祝日に重なる場合、多くの企業では「前営業日」に給与が振り込まれます。給料日が毎月15日で、その日が日曜日の場合は、直前に銀行が営業している「13日の金曜日」に振り込まれているのが一般的でしょう。
給料日が前倒しかどうかは会社次第
給料日が土日祝日と重なってしまった場合にいつ給与を振り込むかは、法律で定められていません。そのため、給料日が前倒しか後ろ倒しかは、勤務する企業の方針によって異なります。
給料日が土日祝日に重なったときの会社の方針は、企業の就業規則で確認できるでしょう。給料日の確認をする際には、土日祝日と重なった場合の対応もあわせてチェックしてみてください。
給料日については、「給料日はいつが多い?何時に振り込まれる?よくある疑問を解説」のコラムでも詳しく解説しています。一般的には何日が多いのか、締め日との関係などを知りたい方はぜひご一読ください。
給料日に関する法律
労働基準法の第二十四条では、「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を、毎月1回以上、一定期日を定めて支払わなければならない」と定められています。そのため、「会社都合で給与の支払日を変更する」「今月は払えないから来月にまとめて支給する」「半分は商品券にする」などの対応は違法です。ただし、給料日と土日祝日が重なった場合には、給料日の変更が認められています。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
給与が引き出せるのは何時から?
給与が支払われる「時間」に関する法律はありませんが、労働基準監督署の通達では企業に対し、「午前10時には給与の引き出しを行える状態にするように」という指導を行っています。そのため、一般的には給料日の午前10時には給与を引き出せる場合が多いでしょう。24時間稼働のATMやネットバンキングであれば、給料日に日付が変わった午前0時から引き出せることもあります。
ただし、労働基準監督署の指導に法的拘束力はありません。担当者が直接窓口で振り込んでいる企業では、給与を引き出せる時間が遅くなる可能性もあるでしょう。
法律的には、企業が定めた給料日中に労働者の口座に入金(引き出し可能な状態に)しておけば問題ないとされています。
参照元
厚生労働省
資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について
給料日に関するトラブルと対処法
多くの企業は給料日に関する法律を遵守していますが、トラブルが生じる場合もあります。給料日にトラブルが発生した場合、状況に応じて適切に対応する必要があるでしょう。
以下では、給料日に起こりうるトラブルと、ケースごとの対応方法をご紹介します。
給料日に関するトラブル
- 給料日当日に給与が振り込まれていないケース
- 翌日になっても振り込まれないケース
- 振込額が給与明細と異なるケース
- 前職の会社から退職金や給与が振り込まれないケース
給料日当日に給与が振り込まれていないケース
給料日当日に給与が振り込まれない場合、いくつか原因が考えられます。一つは、企業の定める入金時間になっていないことです。前述したとおり、企業によっては担当者が直接窓口で振り込んでおり、一般的に引き落とし可能な10時に入金されていない場合もあります。また、企業から銀行に送られた入金データに不備が生じた場合に、普段より入金が遅くなることがあるようです。
上記のようなケースでは、午後になれば給与が振り込まれている可能性があります。
給料日当日の午前中に給与が支払われていない場合は、時間を置いてからの再確認がおすすめです。
翌日になっても振り込まれないケース
給料日中の入金が確認できなかった場合、口座番号のミスや振込指示の間違いなどが起こっている可能性があります。会社の人事や経理など、給与を管轄している部署へ連絡してみましょう。
給与が支払われない旨を連絡したにも関わらず、一向に入金されない場合、企業が法律に違反している可能性も。勤め先企業に入金対応をお願いしても状況が変わらなければ、労働契約書や勤務時間が分かる書類を用意し、労働基準監督署へ相談してみましょう。
労働基準監督署への相談の流れは、「労基とは?相談できる内容や利用するメリット・デメリットを解説」のコラムをご確認ください。
振込額が給与明細と異なるケース
過不足関係なく、明細と実際の振込額が違う場合は担当部署に速やかに報告しましょう。実際より給与が多く支払われていると知ったうえでお金を使うと、罪に問われてしまう恐れがあります。
給与明細と入金額に過不足がないかは、毎月確認するように心掛けてください。
給料明細の見方については、「給与明細の正しい見方とは?確認する際のポイントも解説!」のコラムで解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
前職の会社から退職金や給与が振り込まれないケース
まずは以前勤めていた会社へ連絡し、給与や退職金の振り込みがないことを伝えます。それでも振り込まれる様子がないのであれば、就業規則や給与規定、給与明細などを準備したうえで内容証明郵便を会社へ送付し、未払い分の請求を行ってください。
まれに、「会社を辞めたのだから給与は支払わない」という企業もあるようですが、労働の対価として賃金を得ているため、労働者には働いた分の賃金を得る権利があります。会社が応じない場合には、労働基準監督署に相談しましょう。
給料日に関するお悩みと対処法
「給料日を早めたい」「給与が振り込まれる口座を変更したい」など、給料日に関するお悩みをお持ちの方もいるようです。
ここでは、給料日に関するお悩み別の対処法をご紹介します。
給料日を早めたい
基本的に、私的な理由で給料日を早めることはできない場合が多いでしょう。しかし、非常時に該当する場合には、給料日を早めてもらえる可能性があるようです。労働基準法の第二十五条には、「労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であつても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない」と定められています。
ただし、お金を使い過ぎてしまった場合は非常時に当てはまらないため、給料日を早めてもらえるかどうかは会社次第です。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
給与が振り込まれる口座を変更したい
給与が振り込まれる口座を変更したい場合、企業に指定されている方法で、口座変更の申し込みを行ってください。企業が振り込み先の金融機関を指定している場合でも、口座変更は可能です。
ただし、給料日が近い場合には振込先を変更できない可能性があるので注意しましょう。
給与や仕事に悩み転職を考えているならエージェントがおすすめ
給与や仕事に悩みを抱え、転職を検討している方には、転職エージェントへの相談がおすすめです。
給与が支払われない状況が続く場合は、早急に転職したほうが良いケースもあるでしょう。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーと面談を行い、自分の条件にマッチする企業を紹介してもらえます。自分一人で転職活動を進めるのを不安に感じる方も、安心して選考に進めるでしょう。
「納得できる給与が欲しい」「経営の安定している企業を知りたい」など、転職に関する相談は就職・転職エージェントのハタラクティブにお任せください!ハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが相談者の希望をヒアリング。一人ひとりの適性や条件に合う求人をご紹介します。実際に足を運んだ信頼できる企業をご紹介するので、ネットだけでは得られない情報の提供も可能です。求人探しから書類作成、面談練習、就職後のフォローまで、相談者の方の転職活動を全面的にサポートいたします。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
こんなときどうする?土日や祝日が給料日の場合のお悩みQ&A
給料日が土日に重なると、振り込みがずれ込んで戸惑うこともあるでしょう。
ここでは、給料日に関してよくあるお悩みをQ&A方式で解決していきます。
給料日が祝日の場合、後払いで振り込まれるのは違法ですか?
給料日が祝日と重なった場合に、後払いで振り込まれるのは違法ではありません。ただし、月をまたいでの支払いになる場合は、労働基準法の「毎月1回以上、一定期日を定めて支払わなければならない」に反するため違法です。
労働基準法の給料日に関する規定については、このコラムの「給料日に関する法律」で解説しています。
給料日が後倒しになる理由は何ですか?
給料日が土日祝日と重なる場合、給料日が後倒しになる場合があります。給料日を前倒しにするか後倒しにするかは法律で定められていないため、後倒しを選択している企業もあるでしょう。詳しくは、このコラムの「給料日が前倒しかどうかは会社次第」をご一読ください。
アルバイトの給料日が祝日と被った場合、いつ振り込まれますか?
アルバイトやパートも正社員同様、給料日の前後の営業日に振り込まれます。長期のアルバイトの場合は正社員と同じ日に給与が振り込まれる場合が多いでしょう。しかし、短期のアルバイトで日払いや週払いで契約している場合には、正社員とは給与の支払われ方が異なるでしょう。
雇用形態ごとの給料日については、「給料の締め日とは?支払日や就職時にチェックしておきたいポイントも紹介」でも解説しています。
土曜日が給料日なのですが、お金が振り込まれていません。なぜですか?
給料日が土曜日や日曜日、祝日に重なった場合は、銀行が休みのため振り込まれません。
企業によって、前倒しで金曜日に振り込まれることもあれば、後ろ倒しで翌営業日に振り込まれることもあります。
前日の金曜日に給与の振り込みがない場合、後ろ倒しで給料が支払われる職場の可能性が高いでしょう。
給料日が土日と重なる場合の振り込み日については、「給料日が土日祝日に重なったらどうなる?引き出せる時間や役立つ知識を解説」でも解説しています。
給料日の翌日になってもお金が振り込まれない場合は、どのように対応すべきですか?
給料日の翌日になっても振り込みがない場合は、職場の給与関連に携わっている部署に報告しましょう。一定期間を置いても状況が変わらず、再度の対応依頼後も賃金が振り込まれない場合は、労働基準監督署に相談することをおすすめします。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。