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フリーターから始める軽作業の正社員
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この記事のまとめ
- 軽作業には検品や梱包などの倉庫内で行うものと、配送といった外で行うものがある
- 軽作業の時給は勤め先や地域によって異なるが、1,000円~1,200円前後が相場
- 軽作業スタッフに向いているフリーターの方の特徴は、コツコツと仕事をこなせること
- 軽作業でフリーターから正社員を目指すには、予定紹介派遣を利用するのがおすすめ
- 軽作業でフリーターから正社員になりたいなら、転職エージェントを利用しよう
「フリーターから軽作業に就ける?」「正社員を目指せる?」などの疑問をお持ちの方は多いでしょう。軽作業とは、体力や専門的なスキルをあまり必要としない作業全般を指します。どこまでを軽作業と呼ぶかは企業によって異なるので、仕事内容をしっかり確認することが就職活動において大切です。
このコラムでは、軽作業スタッフの仕事内容や向いている人の特徴についてまとめました。フリーターから正社員を目指す際の参考にしてみてください。
軽作業の仕事内容
軽作業とは、体力や専門的なスキルをあまり必要としない作業全般のことです。倉庫内で行う作業と外で行う作業があります。
倉庫内作業
倉庫内で行う作業には、検品や仕分け、ピッキング、梱包など、さまざまな種類があります。なかには座ったまま行える作業もあるので、体力にあまり自信のない方にもおすすめです。
検品作業
検品作業ではメーカーから届いた製品を確認し、品目や個数に間違いがないかチェックしていきます。基本的にはリスト通りに確認していくだけなので、特別な知識やスキルなしで働けるのが特徴です。
仕分け作業
仕分け作業は、荷物を発送先や保管場所ごとに仕分けていきます。細かい作業内容は企業によって異なりますが、ベルトコンベアーで流れてくる荷物を、貼られているラベルの分類ごとに仕分けていくのが一般的です。
数字や文字などを見て仕分けるため、黙々と作業できる集中力が必要となります。また、スピードを求められる場合があるので、慣れるまでは大変に感じることもあるでしょう。
ピッキング
ピッキングとは、注文があった製品を倉庫内から探し、必要な数量を運び出す作業のことです。倉庫内を動き回ることが多いため、軽作業のなかでは比較的体力が必要となります。また、迅速に作業を進めるためには、「どこに何が保管されているか」を把握しておくことも大切です。
梱包作業
梱包作業スタッフは、ピッキングされた製品を出荷するための包装をしていきます。製品によって梱包方法が異なり、正確で丁寧な作業が求められるでしょう。梱包後、値札やバーコード、出荷伝票などのラベルを貼ることもあります。
品質管理
弁当やパンなどの工場で、ラインの管理を担うのが品質管理スタッフの役割です。製品の検査や、HACCPやISO、JISなどの規格に関する資料の作成、不良品やクレームへの対応と再発防止など、企業や配属されたポジションによって仕事内容は異なります。
品質管理の仕事内容については、「品質管理の仕事」のコラムを参考にしてみてください。
配送
配送の中でも軽作業と呼ばれることが多いのは、決まった配達先へ品物を届けるルート配送のドライバーです。仕事内容としては、食材や清掃用具などの宅配や、飲料・酒類・食品などの飲食店への配達などが挙げられます。
ルート配送について詳しく知りたい方は、「ルート配送の仕事とは?きついのは本当?向いている人の特徴をご紹介」をご参照ください。
軽作業の時給はどれくらい?
厚生労働省の「職業安定業務統計の求人賃金を基準値とした一般基本給・賞与等の額(時給換算)」によると、軽作業員の一般基本給は、時給換算で1,105円でした。ただし、軽作業の時給は、勤めている地域や倉庫の規模、仕事内容などによって異なります。倉庫の規模や仕事内容、勤務時間によっては、平均より高い時給で働ける可能性もあるでしょう。参照元
厚生労働省
過去の局長通達等
軽作業に向いているフリーターの方の特徴
軽作業には、コツコツと仕事をするのが好きな方に向いているといえます。自分のペースで仕事ができるので、正社員の経験がなく、仕事を始めることに対して不安が大きいフリーターの方も始めやすいでしょう。また、シフトの融通も効きやすいため、プライベートを優先して働きたい方にもおすすめです。
しかし、軽作業の仕事もある程度の体力は必要になります。よって、長時間の立ち仕事や重い荷物を持つ仕事などを難なく行える人材が求められるため、若い方が歓迎されやすいようです。
体を動かさない仕事をしたい方は、デスクワークもおすすめ。「デスクワークの仕事とは?メリット・デメリットやお悩み解消法も紹介!」のコラムでは、デスクワークのメリット・デメリットについて解説しているので、あわせてご覧ください。
「軽作業の仕事はきつい」といわれるのはなぜ?
仕事を探すなかで「軽作業はきつい」という意見に接した方もいるかもしれません。軽作業が「きつい」といわれるのは、立ちっぱなしだったり同じ作業の繰り返しだったりすることが理由でしょう。
ただし、一般的に「きつい」といわれる仕事も、自分の適性に合っていれば問題なくこなせる可能性があります。仕事を探す際は第三者の意見に耳を傾け過ぎず、「自分と合っているか」「自分にとって楽しく仕事ができそうか」といった点を重視して探すのがおすすめです。自分の適性に合う仕事の探し方を知りたい方は、「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」のコラムを参考にしてみてください。
フリーターから軽作業の正社員になるには?
軽作業の求人は、学歴や経歴を問わない傾向にあり、高卒やフリーターの方も就職できる可能性はあるでしょう。配送の軽作業であれば、運転免許を持っていればチャレンジできます。
ただし、軽作業のスタッフにはアルバイトや派遣社員が多く、正社員採用に積極的な業界はそれほど多くありません。正社員になるには、紹介予定派遣から始めるというのも一つの手です。予定紹介派遣については、「紹介予定派遣とは?派遣との雇用形態の違いやメリット・デメリットを解説」のコラムで詳しくまとめているので、参考にしてみてください。
「フリーターから正社員を目指したい」「今までアルバイトの経験しかなく、どうやって就活したらいいかわからない」という方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、軽作業以外にも未経験で応募できる正社員の求人を多数揃えているのが特徴です。経験豊富なキャリアアドバイザーが希望に沿った求人を厳選してご紹介するため、フリーターから初めて就職する方も安心して仕事を探せるでしょう。
また、応募書類の添削や面接対策、入社後のアフターフォローまで、正社員までの道のりを最後までサポートします。サービスのご利用はすべて無料なので、フリーターから正社員を目指したい方はぜひ一度ご相談ください。
フリーターから軽作業スタッフを目指す際のQ&A
ここでは、フリーターから軽作業スタッフを目指す際のよくある質問について、Q&A方式でお答えします。「軽作業はどんな仕事?」「高収入は目指せる?」といったお悩みに回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。
軽作業とはどんな仕事?
一般的に軽作業とは、専門的な経験やスキル、体力などをあまり必要としない仕事の総称です。具体的には、工場や倉庫内での検品やピッキング、工場での品質管理や配送業務などが挙げられるでしょう。軽作業の仕事について詳しくは、「軽作業の仕事」のコラムを参考にしてみてください。
軽作業の仕事で高収入は目指せる?
軽作業の仕事は未経験から始めやすい一方で専門的なスキルや技術が身につきにくく、大幅な収入アップはしにくい傾向があります。ただし、倉庫内の作業であればフォークリフト、配送業務であれば中型自動車運転免許など、業務に活かせる資格を取得することでキャリアアップや待遇改善につながる可能性があるでしょう。
「高収入を目指したい」というフリーターの方は、軽作業以外の仕事も検討してみるのがおすすめ。就職・転職エージェントのハタラクティブでは未経験から挑戦可能な求人を多く扱っています。ぜひご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。