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最終面接に落ちた…その理由は?次に失敗しないための対策を解説!
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この記事のまとめ
- 転職の最終面接に落ちた理由は、一貫性のなさやキャリアビジョンが不明瞭なことなど
- 就職の最終面接に落ちた理由は、企業研究や質問の掘り下げ不足だったことなど
- 最終面接では入社意欲や応募者の強み、自社とのマッチ度などが特に評価されやすい
- 最終面接で落ちないための方法は、企業情報のこまめな確認やよくある質問の対策
- 最終面接に落ちた場合でも落ち込み過ぎないようにしよう
「最終面接で落ちてしまってショック」「なぜ落ちたのか分からない」とお悩みの方もいるでしょう。最終面接では1次面接や2次面接とは異なるポイントを評価される場合があり、突破のためにはこれまでと違う対策を考えることも必要です。
このコラムでは、最終面接に落ちてしまう理由や合格のためのポイントについて解説。最終面接の合格フラグや不合格フラグもご紹介するので、ぜひご一読ください。
就職活動と転職活動における最終面接の違い
ここでは、就職活動と転職活動における最終面接の違いをご紹介します。それぞれ以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。
就職活動の最終面接 | 転職活動の最終面接 | |
---|---|---|
重視されやすい項目 | ポテンシャルや人柄 | キャリアプランや経歴 |
内定が出るまでの日数 | 1週間ほど | 2・3日~1週間程度 早ければ翌日に連絡が来ることもある |
面接の担当者 | 上層部の役職者 | 社長や上層部、現場の上司など(企業により異なる) |
就職活動と転職活動では、このような最終面接の傾向の違いがあります。また、「入社意欲の強さ」や「企業と応募者にミスマッチがないか」は、就職・転職活動のどちらの最終面接であっても共通して見られる点です。
転職活動の最終面接に落ちる主な理由
最終面接に落ちてしまう理由は、就職活動と転職活動の場合でやや異なる部分があります。まずは転職活動の最終面接に落ちてしまう理由をご紹介するので、転職活動中の方やこれから転職活動を始める方は、参考にしてみてください。
面接中の回答や履歴書との内容に一貫性がない
転職活動の最終面接に落ちてしまう理由の一つとして、面接中の回答や履歴書との内容に一貫性がないことが挙げられます。最終面接では、自己PRや志望動機、過去の経験などについて再度問われることも多いようです。
履歴書やエントリーシートと整合性が取れていないと信頼性が低くなり、採用担当者に不安を与えてしまう可能性があるでしょう。
応募者の価値観や能力が自社と合わない
応募者の価値観や能力が企業と合わない場合、転職の最終面接に落ちてしまう可能性があるでしょう。企業は、自社の理念や企業文化に合致する人材を求めています。応募者の価値観や能力が企業と合わないと、将来的な業務遂行やチームワークに影響が生じる可能性があるため、採用を見送ることがあるのです。
キャリアビジョンが明確でない
キャリアビジョンが明確でないことも、転職の最終面接に落ちる理由の一つです。企業は将来的な成長や貢献を期待するため、応募者が自身のキャリアビジョンや目標を明確にもっているかどうかも見ています。キャリアビジョンが明確でないと、将来の展望や目標が不透明であると見られ、採用の際に不安要素となる可能性があります。
キャリアビジョンについては「キャリアビジョンとは?思いつかないときの考え方や書き方の具体例を解説」のコラムで解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。
就職活動の最終面接に落ちてしまう理由
ここでは、新卒者や既卒者が行う就職活動の最終面接に落ちてしまう理由をご紹介します。就職活動中の方はもちろん、転職活動の場合と何が違うのか知りたい方もぜひご一読ください。
企業研究不足
企業研究不足は、就職活動の最終面接で落ちてしまう理由の一つです。企業研究が不足していると、企業のビジョンや価値観、業績、事業内容などを理解しきれず、面接で「志望度が低いのでは」と思われる可能性があります。
一次面接や二次面接では聞かれなかった内容に言及されることもあり、適切な回答ができないと、最終面接であっても不合格となることがあるでしょう。企業研究の重要性とやり方のポイントについては「企業研究とは?その必要性とスムーズに行うコツを知っておこう!」のコラムで解説していますので一読ください。
入社意欲のアピール不足
入社意欲のアピール不足も、就職活動の最終面接で落ちてしまう理由の一つです。面接官からの質問にきちんと答えられていたとしても、入社意欲が見えない応募者に対して企業は「採用してもすぐ辞めてしまうかも」と懸念しかねません。
志望動機や本人の言葉から自社への入社意欲が読み取れないと、面接官は不安を感じてしまうことも。最終面接に限らず就職活動の面接では、できる限り入社意欲を積極的にアピールするのがポイントです。
自分自身を掘り下げるような質問にうまく回答できない
応募者自身を掘り下げるような質問に回答できないことも、就職活動の最終面接で落ちてしまう理由になり得るでしょう。
面接官は、応募者が自己分析を行っているかどうかを見極めるために、応募者について掘り下げる質問をすることがあります。この質問に適切に回答できないと、「自己理解や自己表現力に不安がある」「自社とはミスマッチかもしれない」と判断される恐れがあるのです。
最終面接では緊張をうまくほぐすことが大切
1次面接や2次面接とは雰囲気が大きく異なる最終面接では、緊張するのは当然です。しかし、過度に緊張してしまうと頭の中が真っ白になり、本番で自分の魅力をうまく伝えられずに終わってしまう恐れがあります。
最終面接本番での緊張を抑えるには、事前に模擬面接を多く行い、面接の雰囲気に慣れておくことが重要。面接で緊張しやすいという方は、「面接で緊張しない方法は?試験当日に気持ちを落ち着かせる7つのコツも紹介」のコラムも参考にしてみてください。
最終面接で特に評価されやすい点は?
ここでは、最終面接で特に評価される点について解説します。最終面接に臨む際は以下の点について意識しておくと、合格率が上がるでしょう。
入社意欲
前項でも触れましたが、面接官は応募者に自社への入社意欲があるかどうかを見ており、最終面接でも評価されます。入社意欲を示すことで、応募者がその企業で働く意欲や熱意を持っていることを伝えられるでしょう。
入社意欲をアピールするためには、志望企業に入社したいと思った理由やきっかけを深堀するのがポイント。企業への理解や興味を示し、なぜその企業で働きたいのか、どのような貢献をしたいのかを具体的に伝えることで評価してもらいやすくなるでしょう。
応募者の強み
最終面接では応募者の強みについて詳しく尋ねられることがあり、合否の基準になる場合があります。応募者は自身のスキルや経験、特性などを強調し、その強みでどのようにその会社に貢献できるのかを明確に伝えることが大切です。過去の成功体験や困難を乗り越えたエピソードなどは、自身の強みをアピールする材料になるでしょう。
自分自身の強みを見つける方法については「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」のコラムで解説しています。
自社の社風と応募者がマッチするか
最終面接では、自社の社風と応募者がマッチするかどうかも重要な評価ポイントです。企業は、応募者が自社の価値観や企業文化に馴染み、チームと協力して業務を遂行できるかどうかを確認したいと考えています。応募者自身も、その企業の文化や価値観に共感し、適応できるかどうかを考える必要があるでしょう。そのため、最終面接では双方がお互いにミスマッチがないかを確認するための質問をされることがあります。
1回目の選考が最終面接だったときは?
1回目の選考が最終面接だった場合、面接官がどこを見て合否を判断するかは、応募者の職種やポジションによって異なります。やってほしい仕事が具体的に決まっている場合は、それに見合う経歴とスキルがあるかどうかをチェックされるでしょう。
たとえば、社員一丸となって事業を作っていくような創造性が求められるポジションの場合は、会社の理念への共感や、人間性をより重視した判断がされると予想できます。面接官の興味を惹くアピールをするためには、企業のホームページはもちろん、企業の事業に関するニュースや最新情報をSNSなどでチェックしておくことも効果的です。
最終面接に受かるサインはある?合格フラグ一覧
面接官の言動や態度、質問内容などから、ある程度合格か不合格かを予想することは可能です。ここでは、最終面接に受かる合格フラグをご紹介します。
ただし、「合格フラグがある=内定」というわけではないので、あくまで参考としてお考えください。
最終面接の合格フラグ
- 面接時間が長い
- 面接官の笑顔が多く目を見て話を聞いてくれる
- 「自社に合っている」「適性が高い」などを言われる
- 入社後に取ると良い資格や学ぶべきことを教えてくれる
面接時間が長い
最終面接の時間が長い場合、採用担当者が応募者に興味をもっているサインであり、合格フラグの可能性があるといえます。ただし、面接時間が長いからといって必ずしも合格であるわけではないので、面接では油断せず自己PRを行い、企業への適性をアピールすることが重要です。
面接官の笑顔が多く目を見て話を聞いてくれる
面接官が笑顔で、応募者の目を見て話を聞いてくれるのは、合格フラグであるといわれています。前述の面接時間が長い場合と同様、面接官が応募者に興味をもち、良い印象を抱いている可能性があるでしょう。
「自社に合っている」「適性が高い」などを言われる
面接中に「自社に合っている」「適性が高い」と言われることは、一般的には合格フラグの可能性があるでしょう。これは、面接官が応募者のスキルや経験、パーソナリティが企業の文化や価値観に適していると判断しているサインといえます。ただし、他の要素も総合的に評価されるため、自己アピールや適性をしっかりと示すことが重要です。
入社後の配属先や上司について詳しい話がある
入社後の配属先や上司について詳しい話があることも、一般的には最終面接の合格フラグと捉えられます。不合格にする予定の応募者には、配属先や上司になる社員について詳しく話すことはあまりないでしょう。
入社後に取ると良い資格や学ぶべきことを教えてくれる
入社後に取ると良い資格や学ぶべきことを教えてもらえるのも、最終面接の合格フラグといえるでしょう。入社後のことを教えてもらえるのは、自身のスキルアップやキャリアアップにもつながる重要な機会です。企業が入社予定の応募者の成長に期待し、サポートしてくれる可能性があることを示しています。
「最終面接での合格フラグとは?パターン別の例や次に活かせる対策などを紹介」のコラムでも合格フラグについて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
最終面接に落ちるサインはある?不合格フラグ一覧
ここでは、一般的に「不合格フラグ」といわれている最終面接での面接官の振る舞いについて解説します。ただし、合格フラグと同様、以下で紹介するサインがあれば必ず不合格になるというわけではありません。「落ちてるかも」と過度に不安にならず、あくまで参考としてご覧ください。
最終面接の不合格フラグ
- 面接時間が短い
- 接官の態度が淡白で回答しても深掘りされない
- 回答や自分の考え方に否定的
- 他社の内定状況や就職・転職活動の進み具合を聞かれない
面接時間が短い
最終面接であまりにも面接時間が短いことは、不合格フラグである可能性があります。面接官が「これ以上話しても評価は変わらない」と判断すると、早々に面接が終了してしまうことも。面接時間が短い場合でも、自己PRや志望動機、経験やスキルについて十分に準備し、要点を明確に伝えることが重要です。
また、面接中に積極的に質問をすることや、自分の強みや将来のビジョンをアピールすることで、面接官に自己をアピールする機会を増やせるでしょう。
面接官の態度が淡白で回答しても深掘りされない
面接官の態度が淡白で回答しても深掘りされないのは、不合格フラグといわれています。面接官の態度や質問のスタイルは人によって異なるものの、あまりに自分に対して深堀りされない場合は、面接官のなかですでに不合格の判定が出てしまっていることも。少しでも面接官に印象付けられるよう、面接中に自身の強みや経験を十分に伝える努力をすることが重要です。
回答や自分の考え方に否定的
面接官が自分の回答や考え方に否定的な態度を示す場合も、不合格フラグと考えられています。多少であれば必ずしも不合格フラグとはいえませんが、あまりにも自分の意見を否定される場合は、面接官が「この人は自社に合わない」と判断している可能性があるでしょう。
他社の内定状況や就職・転職活動の進み具合を聞かれない
面接で他社の内定状況や就職・転職活動の進み具合を聞かれないと、不合格フラグである可能性もあります。企業は合格が決定している応募者を他社にとられたくないと考えるため、面接で他社の内定状況や就職・転職活動の進み具合を尋ねることがあるのです。
しかし、転職活動の進み具合を質問されなかったからといって不合格であると判断するのは早計といえます。あきらめず、最後まで自己アピールすることが大切です。
「面接に落とされるサインとは?面接官の言動から分かる合否のフラグ」のコラムでは、面接に落とされる理由と対策を詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
最終面接で落ちないためにはどうする?
ここでは、最終面接で落ちないための対策をご紹介します。最終面接に落ちた経験のある方や、最終面接に臨む予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
応募先企業の情報をこまめに確認する
最終面接に合格するためには、応募先企業の情報をこまめに確認しましょう。企業の情報を把握していれば、面接で企業に関する質問に的確に答えることができ、面接官に「しっかり企業研究をしている」という印象を与えられます。
また、企業のビジョンや価値観、業績などを理解することで、面接前に自分と企業のマッチ度も確認できるでしょう。
キャリアプランをスムーズに話せるようにする
最終面接で落ちないためには、キャリアプランをスムーズに話せることが非常に重要です。明確なキャリアプランを示せると、自己認識や目標設定能力だけでなく、将来のビジョンや成長意欲のアピールもできます。
キャリアプランを話す際には、自分の強みや興味、将来の目標について具体的に説明し、そのためにどのようなスキルや経験を積んでいるかを示すと良いでしょう。また、企業やポジションに対する理解や熱意もアピールポイントになります。
1回目や2回目の面接をもとに対策する
最終面接の前に、1回目や2回目の面接をもとに対策を練ることも大切なポイントです。前回の面接での反省点や改善点などを振り返り、それに対する対策を考えましょう。
1次面接や2次面接で聞かれた質問や会話の流れを振り返り、より深く掘り下げるべきポイントや新たな視点を考えておくことが重要です。
よく聞かれる質問の対策を徹底する
最終面接で落ちないためには、よく聞かれる質問の対策を改めて徹底することが重要です。一般的によく聞かれる質問には、「自己紹介」「過去の経験や成果」「強みや弱み」「なぜ自社で働きたいのか」「将来のビジョン」などがあります。
最終面接の前に改めてこれらの質問への準備をしっかりと行い、具体的な回答例を用意しておきましょう。
最終面接でよく聞かれる質問は「最終面接の質問内容と回答例を紹介!上手く答えるためのポイントも解説」のコラムでご紹介しているので、ぜひご一読ください。
逆質問対策をする
最終面接での逆質問対策も怠らないようにしましょう。「何か質問はありますか?」という面接官の問いに対して「特にありません」と回答してしまうと、「入社意欲がないのでは」と思われてしまう可能性も。企業の事業展開や理念に関すること、自分がどのように企業に貢献できるかなど、逆質問の場でも自分をアピールできる質問を用意しておくことがおすすめです。
ただし、企業ホームページを見れば分かることや、福利厚生に関する質問はマイナス評価につながってしまうので避けましょう。逆質問の例を知りたい方は「面接で役立つ逆質問例!質問の意図は?目的や状況に応じた回答で選考を突破」のコラムで解説していますので参考にしてください。
応募先と競合他社との違いをまとめる
最終面接で落ちないためには、応募先の企業と競合他社との違いをまとめることも重要なポイントの一つです。面接官は、「応募者が自社について理解しているか」「競合他社でなく自社に来た理由は何か」などに注目しています。
企業と競合他社との違いをまとめておくと、応募先独自の魅力や競合他社にはない部分に気付くことができ、面接でアピールできるでしょう。
落ち込み過ぎず「この企業とは合わないだけ」と考えよう
最終面接で落ちた場合も落ち込み過ぎず、「この企業とは合わないだけ」と考えましょう。面接で不合格になるのは、企業との相性や文化、求められるスキルや経験などが合わないと判断されただけで、応募者自身に悪いところがあったわけではありません。
自分と企業とのマッチングがうまくいかなかった場合、その経験を次の機会に活かすために、自己分析や振り返りを行うことが重要です。面接での反省点や改善点を見つけ、次回に向けて準備を進めることで、より良い結果を得ることができるでしょう。
また、他の企業やポジションにもチャンスがあることを忘れずに、前向きな姿勢を保つことも大切です。最終面接での結果を受け入れつつ、次のステップに向けて前進しましょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。