- 「ハタラクティブ」トップ
- 記事トップ
- 「学歴別」の記事一覧
- 「中退」についての記事一覧
- 「大学中退の就職活動」についての記事一覧
- 大学中退後のおすすめ就職先15選!主な業界や職種は?就活のコツと体験談
大学中退後のおすすめ就職先15選!主な業界や職種は?就活のコツと体験談
この記事のまとめ
- 大学中退後に自分に合った就職先を見つけることは可能
- IT業界や営業職など、未経験から挑戦しやすい業界や職種を検討してみよう
- 大学中退後に自分の希望に合う就職先を見つけるには、自己分析と企業研究が欠かせない
- 若さならではのポテンシャルをアピールできれば、大学中退で資格なしの場合も就職の可能性はある
- 大学中退後の就職活動が不安なら、若者向けのエージェントを活用するのがおすすめ
あなたにおすすめ!
「大学中退後は就職先がない?」「資格なしの就職は不利かも」と悩みを抱えている方もいるでしょう。しかし、大学中退後に就職を目指すことは可能です。特に、未経験歓迎や学歴不問の求人が多い業界・職種なら、ポテンシャルを活かして挑戦できる可能性があります。
このコラムでは、大学中退からの就職先としておすすめの業界や職種をご紹介。就職活動のやり方や注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたの強みをかんたんに
発見してみましょう!
あなたの隠れた
強み診断
就職・転職でお困りではありませんか?
当てはまるお悩みを1つ選んでください
【業界】大学中退後に未経験から挑戦しやすい就職先5選
大学中退からの就職におすすめの業界としては、業界全体の発展や少子高齢化などを理由に人手が不足している業界や、実務経験がなくても入社後に必要な知識・スキルを身につけられる業界などが挙げられます。
ここでは、IT業界や商社、不動産業界など、未経験から挑戦しやすい業界を求人情報とともにご紹介。中退後の就職先に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
※この項で紹介している業界のすべての求人が未経験から挑戦できるとは限りません
IT業界
IT業界は、パソコンやインターネットを活用したサービスを手がけている業界です。企業によってWeb広告やインターネット回線の管理、ソフトウェアなど、扱っている商品やサービスが異なります。
急激に発展している一方で人材育成が間に合っていないIT業界では、技術職も含めて未経験から挑戦しやすい求人もあるのが特徴。「手に職をつけたい」という方におすすめといえます。
IT業界で活躍している職種は、顧客への訪問・提案を行う営業やシステム開発を行うエンジニア、Webデザイナーなど多岐にわたります。就職先としてIT業界を検討する場合、その企業が扱う分野や職種を確認し、自分の適性や興味に合うかじっくりと検討することが大切です。
商社業界
商社とは売り手と買い手の間に立ち、流通や取引を円滑に行う役割をもつ業界のこと。特定の商品を専門に扱う「専門商社」と幅広い商品を扱う「総合商社」の2種類があり、なかでも専門商社は大学中退後に未経験から挑戦できる可能性があります。
専門商社の特徴は、企業によって食品や金属、機械、アパレルなど扱う商品が大きく異なること。また、多種多様な商品を取り扱う総合商社に比べて、特定の分野に特化したプロフェッショナルとしてキャリアを歩むことできます。
正社員
企画提案営業職
年収 366万円 ~ 586万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
不動産業界
不動産業界は土地や建物の売買、賃貸、相続に関わるビジネスを行う業界です。企画開発や物件管理などさまざまな職業があるものの、なかでも営業職が求められる傾向があります。職業情報提供サイト job tagの「住宅・不動産営業」によると、有効求人倍率は3.08倍でした。
不動産業界の営業職は、顧客に物件を紹介したり、契約を締結したりするのが主な役割。学歴や資格の有無を問われない求人もあり、大学中退後に挑戦することも可能です。
また、宅地建物取引士を取得することで業務の幅を広げたり収入アップを狙ったりすることもできます。
建設業界
人手不足が課題となっている建設業界も、学歴や職歴を問わない求人数が多い業界の一つです。厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和7年4月分)について」によると、建設・採掘従事者全体の有効求人倍率は5.43倍。有効求職者1人に対し5つ以上の有効求人がある、売り手市場であることが分かります。
建設業界は、道路やダムなどのインフラに関わる土木分野と、住宅やマンションを担当する建築分野に分類されます。左官工事業や大工工事業、電気工事業など多彩な仕事があり、未経験から手に職をつけて働ける業界といえるでしょう。
また、建設業界には建物の施工だけでなく、お客さまへのヒアリングや建設物の受注を担当する営業、電話対応・伝票作成を担当する事務などの仕事もあります。意欲やポテンシャルがあれば未経験者を歓迎する企業も一定数あるため、就職活動時に募集要項を確認してみてください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和7年4月分)について
正社員
建設プロジェクトマネージャー
年収 318万円 ~ 492万円
-
大手企業,未経験OK,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
サービス業界
サービス業界の求人のなかにも、大学中退後に未経験から挑戦できるものもあります。
未経験から挑戦しやすいサービス業界の求人としては、飲食業や宿泊業、公園やアミューズメント施設などに携わる娯楽業など、接客がメインの仕事が挙げられるでしょう。仕事の進め方や接客スキルなどは就職後に身につけられることから、専門的な知識やスキルを求められにくく、職歴がなくても挑戦できる求人が多いといえます。
正社員
店長候補
年収 336万円 ~ 470万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
大学中退者はどれくらいいる?
文部科学省の「令和5年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」によると、2023年度の大学中退者数は5万3,470人でした。大学生のうち2.04%が中退しており、決して珍しいことではないと分かります。
参照元
文部科学省
学生支援
大学中退から正社員就職を目指す人におすすめの業界の特徴や理由を教えてください
学歴より意欲を重視する業界が狙い目!
大学中退から正社員を目指す場合、学歴よりも実力や意欲を重視する業界を狙うのがポイント。特におすすめなのは、IT業界と営業職、そして介護・福祉業界です。
IT業界では、経験の有無を問わず学ぶ姿勢が評価されやすく、研修制度が整っている企業も一定数あります。そのため、大学中退後の就職活動でチャンスがあるでしょう。実力主義のため、スキルを磨けばキャリアアップも可能です。
営業職は、コミュニケーション能力や行動力が重視されるため、学歴よりも人柄や成果が評価されやすいのが特徴。特に、個人向けや法人向けの営業では積極性が強みになります。
介護・福祉業界は人手不足が深刻で、未経験から挑戦できる求人があります。資格取得支援制度を設ける企業も多く、安定性も高いです。人と関わる仕事に興味がある方には向いているでしょう。
これらの業界は、学歴にこだわらずポテンシャルを見てくれるため、意欲次第で正社員就職が十分可能です。
この項で紹介したすべての求人が、未経験から挑戦できるとは限りませんので、ご了承ください。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
- 自分と同じような人はどうしてる?
- 資格は取るべき?
実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、プロと一緒に、自分にぴったりの企業や職種を見つけてみませんか?
【職種】大学中退後に未経験から挑戦しやすい就職先15選
大学中退から正社員として就職を目指す場合、事務職や営業職、販売職など学歴を問われにくい職種を中心に検討してみるのがおすすめです。ここでは、大学中退後に未経験から正社員就職を目指せる可能性のある、おすすめの仕事をまとめました。ハタラクティブでご紹介可能な求人情報もありますので、あわせて参考にしてみてください。
大学中退から正社員就職を目指す場合におすすめの仕事の特徴や理由を教えてください
スキルを重視する仕事は成果次第で評価されます。未経験者向けの研修制度が整う企業を選ぶことがポイントです
大学を中退して正社員を目指す場合、選ぶべき仕事にはいくつかの特徴があります。まず、学歴よりもスキルを重視する仕事がおすすめです。
たとえば、Webプログラマーやエンジニア、営業職、接客・販売業、介護・福祉分野、建設業といった業界の仕事はスキルが評価されやすく、人材ニーズが高い業界であることから、未経験者向けの研修制度が整っています。
IT業界は独学でもプログラミングスキルを磨くチャンスがあり、営業職もコミュニケーションスキルを発揮することで成果を出せる可能性があります。いずれも学歴に左右されずキャリアアップが可能で、未経験でも挑戦しがいのある職種といえるでしょう。
また、人手不足が続く介護・福祉業界や土木・建設業界は大手を中心に資格取得を支援する企業が少なくありません。専門スキルを高めていくことで、安定雇用が期待できるでしょう。
そのほか、ベンチャーやスタートアップは学歴よりも意欲やポテンシャルが重視される傾向があり、実力次第で早い段階から重要なポジションを任される場合もあります。
選考を受ける際には、大学中退の背景をポジティブに伝えつつ、自身の強みや将来のビジョンを明確にしておくことが成功の秘訣です。
営業職
営業職は、企業や個人の顧客に対して商品やサービスを提案し、契約につなげる仕事です。相手のニーズに合わせて商品やサービスを提案するコミュニケーション力が求められるため、大学中退後に挑戦可能な「未経験歓迎」「学歴不問」の求人も一定数あります。以下は、法人営業の仕事の特徴です。
仕事内容 | 企業を対象に製品やサービスを提案・販売する営業活動で、BtoBとも呼ばれる |
---|---|
平均年収 | 652,6万円 |
向いている人 | ・精神力があり打たれ強い人 ・論理的な思考ができる人 ・失敗から学べる人 |
ポイント | ・成果、頑張りが評価や収入に反映されやすく、業界によっては高年収が狙える ・大きい金額を扱えるため、組織のなかでも重要度が高い ・経済や業界の動向に関する知識も求められる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト コンサルティング営業(IT)」
成果が評価に反映されやすい仕事のため、「実力主義の仕事で稼ぎたい」「精神的なタフさには自信がある」という方におすすめといえます。
また、顧客や営業手法によって仕事の進め方が大きく異なることも特徴の一つです。営業職に興味のある方は、「法人営業」「新規開拓営業」など営業職の大まかな種類を知り、「どの働き方が自分に合っているか」を確認することから始めてみましょう。
正社員
営業職
年収 600万円 ~ 960万円
-
未経験OK,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
事務職
事務職は一般事務や労務、営業事務など、事務仕事を担う職種のことです。ここでは、一般事務の主な仕事内容や待遇、求められる能力をご紹介します。
仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
---|---|
平均年収 | 529,6万円 |
向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 一般事務」
上記の表で分かるように、一般事務の仕事に求められるのは、基本的なパソコンスキルやコミュニケーション能力、事務処理能力などです。そのため、学歴や職歴にかかわらず挑戦できる求人も一定数あります。
正社員
営業事務サポート(顧客・契約ビルデータ登録など)
年収 325万円 ~ 372万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
経理職
経理職は、会社のお金の管理を行う職種です。ここでは、類似した職業である経理事務の仕事についてご紹介します。
仕事内容 | 企業の資金管理や帳簿記録、決算書類作成など、会計業務全般を担当する |
---|---|
平均年収 | 509.3万円 |
向いている人 | ・金銭を扱うための注意力、几帳面さがある人 ・交渉して人と話し合いながら落とし所を見つける力がある人 ・膨大な量のデータ入力を、正確かつ早くこなすスキルがある人 |
ポイント | ・オフィス内での仕事がほとんど ・決算期には日常業務と並行して決算処理を行うため、集中力が求められる ・日常業務やその補助業務からスタートするのが一般的 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 経理事務」
経理の仕事では仕訳を記録したり決算表を作成したりするため、作業に正確性が求められます。簿記の知識やPCスキルが必要な職種で、資格やスキルがあると学歴に関係なく正社員就職で有利になります。
正社員
事務(ポジションサーチ)
年収 353万円 ~ 403万円
-
大手企業,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
ITエンジニア
ITエンジニアとは、IT業界で活躍する技術職を総称した言葉のこと。先述した通り、IT業界は人手不足の傾向があり、技術職も含め未経験者も積極的に採用する求人が一定数あります。ここでは、例としてシステムエンジニアの仕事内容や待遇をまとめました。
仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
---|---|
平均年収 | 574,1万円 |
向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
ポイント | ・学歴や資格は必要とされないことがほとんど ・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト システムエンジニア(Webサービス開発)」
未経験から挑戦する場合、まずはプログラマーとして働きながらプログラミングやシステム構築の一連の流れを学び、徐々にステップアップするのが一般的です。入社後も専門的な知識・スキルを吸収し続けられる好奇心や意欲のある方や、論理的に考えることが得意な方におすすめできます。
正社員
【関東】システムエンジニア
年収 405万円 ~ 626万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
カスタマーサポート
大学中退後に未経験から挑戦しやすい仕事として、カスタマーサポートも挙げられます。主な仕事内容や求められる人物像は以下の通りです。
仕事内容 | 製品やサービスについて、電話やメールで顧客からの問い合わせに対応する |
---|---|
平均年収 | 393,6万円 |
向いている人 | ・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーションがある人 ・スピーディーな処理ができる事務処理能力がある人 ・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
ポイント | ・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある ・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い ・接客業の経験があると活躍しやすい |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト コールセンターオペレーター」
カスタマーサポートの仕事で大切なのは、顧客の疑問や要望に寄り添いつつ、状況に合わせた対応ができるコミュニケーション能力です。ただし、マニュアルや研修制度が整備されていることが多く、入社後に接客スキルや製品・サービスの知識を身につけることができます。未経験の場合も無理なく仕事を覚えられるでしょう。
正社員
カスタマーサポート
年収 315万円 ~ 360万円
-
賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
コールセンターのオペレーター
コールセンターのオペレーターは、主に電話で商品の注文や問い合わせなどに対応する仕事です。カスタマーサポートとの主な違いは、「新規・既存の顧客どちらにも対応すること」「顧客とのやり取りは電話がほとんどであること」など。仕事の特徴は以下の通りです。
仕事内容 | 電話を通じて商品販売や問い合わせ対応、市場調査などを行う |
---|---|
平均年収 | 393,6万円 |
向いている人 | ・表情が見えないぶん、声のトーンや言葉遣いに気を遣える人 ・顧客ニーズを把握して適切な回答や提案ができるコミュニケーションがある人 ・感情的にならず、冷静な対応ができる人 |
ポイント | ・電話を通して顧客と直接つながれる ・スキル、学歴問わずチャレンジできる求人が多い ・24時間365日対応を実施している場合、出勤時間が不規則になることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト コールセンターオペレーター」
コールセンターでは電話越しに顧客とやり取りするため、より人の役に立っている実感を得やすい職業だといえます。人と話すことが好きな方や、クレームにも冷静に対応できる方におすすめです。
正社員
コールセンターオペレーター
年収 378万円 ~ 432万円
-
未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
販売職
販売職は、店舗に来たお客さまに対し商品を販売する職種です。コミュニケーション能力や意欲が評価されれば、大学中退後に未経験から挑戦できる可能性のある仕事といえます。以下は、アパレル販売員の仕事の特徴です。
仕事内容 | 接客販売とコーディネート提案を行い、店舗の運営や商品管理も担当する |
---|---|
平均年収 | 369,4万円 |
向いている人 | ・適切な声掛けができるコミュニケーション能力がある人 ・立ち仕事や商品運搬ができる体力がある人 ・ファッションセンスに自信がある、または興味関心がある人 |
ポイント | ・幼児~子ども向けから全年齢向けまで、さまざまな店舗がある ・土日祝日も営業している店舗が多い ・ネットの普及により販売方法が変化しているように、時代の変化に応じた戦略が必要 |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 衣料品販売」
販売職の特徴は、店によって扱う商品やブランドが異なる点です。上記のアパレル以外にも、雑貨や食品、家具家電など、多種多様なジャンルがあります。。自分の好きなものや詳しい分野の商品を扱うショップを選ぶことで、知識を活かして働けるでしょう。
また、店舗スタッフとして経験を積めば、将来的に店長やエリアマネージャーなどへのキャリアアップを目指せるのも魅力です。
正社員
アパレル販売職
年収 300万円 ~ 420万円
-
大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
飲食店スタッフ
食事やそれに伴うサービスを提供する飲食店スタッフも、大学中退後に未経験から挑戦できます。
仕事内容 | 接客やキッチン業務を通じて、顧客に食事とサービスを提供する |
---|---|
平均年収 | 358,4万円 |
向いている人 | ・コミュニケーション能力の高い人 ・おもてなしすることが好きな人 ・立ち仕事を長時間続ける体力がある人 |
ポイント | ・学歴や資格経験問わず挑戦しやすい ・店長は「防火管理者」「食品衛生責任者」等の資格が必要な場合がある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 飲食チェーン店店員」
飲食店スタッフの求人は、「接客が好きならホールスタッフ」「黙々と作業をするのが得意ならキッチンスタッフ」と記載されているように、適性や興味に合わせて仕事内容を選べる点が魅力です。ほとんどのお店では、接客マニュアルや調理手順の資料が準備されているため、入社後に安心して仕事を覚えられるでしょう。また、食品衛生や調理に関する資格を取得することで、キャリアアップを目指すことも可能です。
正社員
店長候補
年収 360万円 ~ 504万円
-
学歴不問,昇給あり,諸手当あり
塾講師
大学中退後に未経験から挑戦できる可能性のある仕事として、塾講師も挙げられます。
仕事内容 | 学習塾で小学生から高校生を対象に学習指導を行う |
---|---|
平均年収 | 438.4万円 |
向いている人 | ・担当科目の基礎学力のほか、読解力や説明力がある人 ・生徒一人ひとりに合わせた柔軟な指導や対応ができる人 ・コミュニケーション能力がある人 |
ポイント | ・塾の規模や形態(集団指導・個別指導など)によって指導方針や授業の進め方は大きく異なる ・授業だけではなくカリキュラムや問題の作成、保護者対応なども行う |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 学習塾教師」
塾講師には担当科目に関する基礎学力が必要なものの、特別な資格や免許がなくても挑戦できます。コミュニケーション能力や説明力のほか、大学受験の経験を活かせるでしょう。
正社員
英語×学童のティーチングスタッフ
年収 363万円 ~ 423万円
-
未経験OK,残業少なめ,学歴不問,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
保育補助
子どもと関わるのが好きな方や教育関係の仕事に興味のある方は、特別な資格や経験がなくても挑戦できる保育補助の仕事がおすすめです。
仕事内容 | 子どもたちのお世話や保育を円滑に進めるために、保育士をサポートする |
---|---|
平均年収 | 396万円 |
向いている人 | ・観察力や注意力があり、きめ細やかな気配りができる人 ・体力がある人 ・コミュニケーション能力のある人 |
ポイント | ・清掃や活動の準備、片付けなどの補助作業が主だが、着替えやトイレの補助など直接子どもと関わることもある ・勤務施設の方針や子どもの年齢によって業務範囲は異なる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 保育補助者」
保育補助の仕事に必要なのは、子どもたちに寄り添う姿勢や保育士と協力して円滑な保育環境を整えるための対応力などです。協調性や臨機応変な対応力が評価されれば、大学中退後でも就職することができます。
また、大学中退後に保育補助として2年以上の実務経験を積むと、保育士資格試験の受験資格を得られます。保育士へのキャリアアップも目指せるため、手に職をつけたい方や教育業界で長く働きたいと考えている方は検討してみてください。
介護職
介護職も、未経験から挑戦できる可能性のある仕事の一つです。少子高齢化により需要が高まっている一方で担い手が減っているため、職歴や学歴を問わず採用の間口を広げている事業所が増えています。
仕事内容 | 高齢者や障害者の日常生活を支援し、自立に向けた介護や生活援助を行う |
---|---|
平均年収 | 378.6万円 |
向いている人 | ・相手の気持ちを察知できる人 ・細かい観察力のある人 ・福祉系の専門知識を学び、活かす意欲のある人 |
ポイント | ・24時間体制の施設が多い ・人材不足により、需要は増加傾向にある ・労働環境や賃金を改善する動きが進行している |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 訪問介護/ホームヘルパー」「施設介護員」
介護職に求められるのは、コミュニケーション能力や観察力などです。
また、入社後に実務経験を積んで介護職員初任者研修修了者や介護福祉士の資格を取得すれば、待遇改善や給与アップを実現可能です。
正社員
訪問介護職
年収 330万円 ~ 390万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
工場の作業員
未経験から挑戦できる就職先として、自動車や家電、食品、服飾品など製造業の現場で活躍する工場の作業員も挙げられます。
仕事内容 | 工場内で原材料や製品の搬入出、機械清掃、構内清掃、廃棄物処理などを行う |
---|---|
平均年収 | 345,4万円 |
向いている人 | ・指示を正確に守れる人 ・安全意識の高い人 ・報告や連絡をきちんとできる人 |
ポイント | ・男女比は職場、仕事内容などにより異なる ・雇用形態は多様で、非正規社員の割合が高い ・シフト制で早朝勤務になることがある |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 工場労務作業員」
工場での作業はマニュアルが整備されていることがほとんどで、未経験の場合も簡単な作業から仕事に馴染めるのが魅力です。「指示を守って作業をするのが得意」「単純作業も集中力を保って続けられる」といった方は、適性を活かして仕事に取り組めるでしょう。
正社員
製造職
年収 432万円 ~ 550万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
ドライバー
ドライバーは、乗客や物資を指定された場所に運ぶ仕事です。バスやタクシーは日常的な交通手段として欠かせないほか、インターネットショッピングの普及によりトラックドライバーの需要も高まっています。ここでは、代表してトラックドライバーの仕事についてまとめました。
仕事内容 | トラックを運転し、全国各地の荷物や商品を、安全・確実に目的地まで届ける |
---|---|
平均年収 | 491,9万円 |
向いている人 | ・体力と集中力があり、健康管理が得意な人 ・安全運転への意識が高く、責任感のある人 ・地理に詳しい、または地理を覚えるのが得意な人 |
ポイント | ・月給制が主流で、基本給の他に各種手当や歩合給がある ・現状は男性が98%程度を占める ・荷役作業の軽減や待ち時間削減などの改善が進められている |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト トラック運転手」
一口にトラックドライバーといっても、運転するトラックの大きさや輸送距離などによって仕事内容は異なります。長距離を運転することが多い大型トラックでは、歩合給を採用していることもあるようです。
ドライバー職は先述した通り需要が高まっている一方で、人手不足が問題視されているのが現状。そのため、学歴や職歴を問わず、幅広く若手人材を採用しようとする傾向があります。入社後に必要な免許が取得できる企業もあり、大学中退後も手に職をつけて働けるでしょう。
正社員
配送スタッフ
年収 330万円 ~ 420万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
施工管理職
施工管理職は、建設現場において工事がスムーズに進むようにスケジュールを調整したり、現場で作業する人を指揮したりする仕事です。
仕事内容 | 工程・安全・品質・原価の4つを軸に、建設工事全体を管理する |
---|---|
平均年収 | 641,6万円 |
向いている人 | ・全体を俯瞰し現場の状況管理ができるリーダーシップがある人 ・傾聴し自分の考えも伝えられるコミュニケーションが得意な人 ・トラブル対応力がある人 |
ポイント | ・一部業務を除き、経験、スキル、学歴問わず挑戦できる求人が多い ・1級建築施工管理技士を取得すると、市場価値がより高まる ・将来的に地図に残る建物の建築に携われる |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 建築施工管理技術者」
施工管理は未経験から挑戦できる求人も一定数あり、経験を積んで施工管理技術検定の資格を取得することでキャリアアップも目指せます。
正社員
施工管理職
年収 378万円 ~ 583万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり
公務員
公務員は、国や地方自治体で勤務する人を指します。就職先は中央官庁や都道府県庁、市役所のほか、公立の図書館や病院、福祉施設などさまざまです。ここでは、地方公務員の特徴についてご紹介します。
仕事内容 | 地方自治体で行政施策の企画立案や予算編成、住民へのサービスに関する事務処理を行う |
---|---|
平均年収 | 481,4万円 |
向いている人 | ・幅広い行政分野に関心がある人 ・責任感、奉仕の精神を持つ人 ・公正かつ中立な判断ができる人 |
ポイント | ・試験は3つの区分(大学卒業程度、短大卒業程度、高校卒業程度)に分けられる ・行政内部での異動が多い ・政令指定都市は、都道府県と同等の役割と機能を担う |
参照:厚生労働省「job tag 職業情報提供サイト 地方公務員(行政事務)」
公務員試験の「高卒程度」「大卒程度」という区分は試験の難易度によるものであり、学歴で受験が制限されるわけではありません。そのため、大学中退後に公務員試験にチャレンジすることができます。ただし、公務員試験には年齢制限があるほか、一部の職種では学歴が条件になっていることもあるので、受験要項を確認しておきましょう。
この項で紹介した職業のすべての求人が、未経験から挑戦できるとは限りませんので、ご了承ください。また、職業ごとの平均年収額は、2025年5月時点の情報です。
参照元
職業情報提供サイト job tag
トップページ
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 自分に合った仕事を探す方法がわからない
- 無理なく続けられる仕事を探したい
- 何から始めれば良いかわからない
自分に合った仕事ってなんだろうと不安になりますよね。強みや適性に合わない 仕事を選ぶと早期退職のリスクもあります。そこで活用したいのが、「隠れたあなたの強み診断」です。
まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
大学中退後に希望の就職先で働ける?厳しい?
大学中退後も、努力次第で希望の就職先で働ける可能性はあります。大学中退の場合は新卒に比べて就職活動で不利になりやすいものの、「大学中退後は就職できない」と諦める必要はありません。
現時点では第一希望の会社への就職が難しい場合も、現在の自分が就職できる関連業界で経験を積み、スキルアップして転職するのも方法の一つ。希望の就職先が明確であれば、長期的なキャリアプランも立てやすいでしょう。
大学中退後の就職活動が「厳しい」といわれる主な理由
大学中退後の就職活動が「厳しい」といわれるのは、以下のような理由が考えられます。
- ・最終学歴が高卒になり応募できる求人の幅が狭まる
- ・継続力や仕事に対する責任感を疑問視されやすい
- ・大学時代の友人やキャリアセンターなどのサポートを得られない
大学中退後は一人で就職活動をしなくてはならないうえ、新卒での就職活動と同じように仕事探しや選考対策をしても上手くいかない可能性があります。そのため、「中退後の就職は厳しい」といわれてしまうようです。
しかし、中退したからといって就職ができないわけではありません。ハローワークや就職エージェントなどを利用すれば、学歴を問わない求人を紹介してくれたり選考での説明方法、アピールポイントなどをアドバイスしてくれたりすることも。「希望の仕事には就けないかも」と諦めるのではなく、まずは支援サービスに相談してみるのがおすすめです。
大学中退後に自分に合った就職先を見つける流れ
ここでは、大学中退後に希望の就職先で働くための流れをまとめました。どのように就活すべきか迷っている方は参考にしてみてください。
大学中退後に自分に合った就職先を見つける流れ
- 徹底的に自己分析をする
- 企業研究を行い自分に合った就職先を探す
- 応募書類を作成する
- 面接を受ける
- 内定を得る
1.徹底的に自己分析をする
大学中退から就活を始める場合は、まず自己分析を行います。学生時代やアルバイトの経験をもとに自分の長所や短所、性格を分析しましょう。徹底的に自己分析することで自分の価値観が分かり、適性に合った就職先や仕事を見つけやすくなります。
2.企業研究を行い自分に合った就職先を探す
自己分析で自分の強みや適性が分かったら、企業研究を行って自分に合った就職先を探してみましょう。企業研究とは、企業のWebサイトやリクルートサイト、求人票などから情報収集を行い、企業への理解を深める作業のことです。具体的には、以下の項目をチェックしてみましょう。
- ・企業理念
- ・事業内容や事業方針
- ・業績
- ・社風
- ・企業の求める人物像
- ・待遇や福利厚生
- ・労働条件
たとえば、自己分析で「チームで物事を成し遂げるのが好き」と分かった場合は、協調性やチームワークを大切にする社風の企業と相性が良い可能性があります。このように、自己分析と企業研究の結果を照らし合わせ、より自分に合った企業を探すことが大切です。
適職診断を活用するのも手
「自分の強みを活かせる仕事が分からない」「就職先選びが苦手」という場合は、適職診断を活用するのも手です。適職診断とは、性格や考え方に関するいくつかの質問から適性や強みを判断し、適職候補を診断してくれるツールのこと。仕事探しの幅が広がったり、新たに興味を惹かれる仕事が見つかったりする可能性があります。
しかし、適職診断は限られた質問から適職候補を絞り込むため、必ずしも自分に合った仕事だけを紹介してくれるとは限りません。あくまで参考程度に留め、診断をヒントに自分で情報収集を行うことが大切です。
ハタラクティブでも、このコラムの上部から1分程度で適職診断を試せます。また、キャリアアドバイザーに相談すれば、診断結果やヒアリングをもとに厳選した求人を紹介することも可能です。ぜひご相談ください。
3.応募書類を作成する
希望の就職先が見つかったら、求人に応募し履歴書やエントリーシートを準備します。自己分析と企業研究の結果を踏まえ、自分の強みが企業の求める能力と合致していることをアピールしましょう。書類選考に通過した場合、一般的に3〜7日程度で合格の連絡をもらえます。
4.面接を受ける
書類選考を通過したら、面接を受けます。社会人としてのマナーを意識し、身だしなみや言葉遣いに気を配りましょう。面接では、第一印象が評価を左右する可能性があるためです。
大学中退後で就職活動が初めての場合は、面接練習を重ねて基本的なマナーを確認したり、面接にふさわしい服装や身だしなみを確認しておくのが望ましいといえます。
5.内定を得る
最終面接に合格すると内定の連絡が来ます。内定承諾を待ってもらいたい場合は、採用担当者に相談することで保留してもらえる可能性も。ただし、保留期間は1週間程度と限られていることが多いため、同時に複数の企業を受ける場合は、スケジュールを合わせておくのがおすすめです。
内定を承諾した場合、企業と話し合って入社日を決定するのが一般的。企業に提出する書類や仕事に必要な道具などをそろえて、晴れて入社となります。
大学中退から就職先選びを成功させるやり方
大学中退から就活を成功させるには、就職先の選び方を工夫したり、中退の理由を前向きに伝えたりするのが大切です。以下で就活のやり方を確認し、就職に向けて一歩を踏み出しましょう。
大学中退から就職先選びを成功させるやり方
- 未経験や資格なしから挑戦できる就職先を選ぶ
- 応募先を絞り過ぎない
- 就職後にやりたいことやキャリアプランを明確にする
- 中退した理由を前向きに伝える
- 就職エージェントを活用する
未経験や資格なしから挑戦できる就職先を選ぶ
大学中退後に就職先に迷ったら、「未経験者歓迎」「資格なしから挑戦可能」の求人が出ている業界を中心に検討してみるのがおすすめ。求人サイトやハローワークインターネットサービスなどでは、絞り込み機能で該当の求人だけを検索することが可能です。
経験や資格を問わない求人は、実務経験や資格が必要な仕事に比べて応募しやすく、選考通過率も高い傾向があります。未経験可の仕事で経験を積むことで、将来的に仕事の幅やキャリアの選択肢が広がる可能性もあるため、まずは挑戦しやすい求人でキャリアの土台作りをしましょう。
人手不足の企業は若者に経験よりポテンシャルを期待している
人手不足の業界や職種では、経験や資格よりもポテンシャルを期待して若者を採用する傾向があるようです。人手不足を解消するためには、一人でも多くの若手人材を採用する必要があります。しかし、経験や資格などの応募条件を設けると、応募のハードルが上がり、応募が少なくなってしまう恐れも。そのために条件を緩め、将来性や入社後の意欲を軸にしたポテンシャル採用を行っているのです。
就職後にやりたいことやキャリアプランを明確にする
ただ就職するだけでなく、就職後にモチベーションを保って働き続けるためには、就職後にやりたいことやキャリアプランを明確にする必要があります。たとえば、「将来は自分で飲食店を開きたい」という目標がある場合。目標から逆算して、「まずは飲食店で店舗経営について学ぼう」と今やるべきことを明確にすることが可能です。
将来的なやりたいことやキャリアプランを明確にしておけば、実現までの道のりを具体的にイメージでき、結果的にモチベーションややりがいをもって働けるでしょう。5年後、10年後など段階を踏んでやりたいことを考えてみるのがおすすめです。
やりたくないことから消去法で就職先を考える方法もある
「向いている仕事が分からない」「やりたいことが思い浮かばない」ときは、やりたくないことから消去法で就職先を考える方法もあります。自己分析の結果をもとに、自分が苦手意識をもっている作業をさまざまな職業と照らし合わせてみましょう。
たとえば、「ずっと座って作業をするのは苦手」という場合、事務職やコールセンターのオペレーターなどは向いていないと感じる可能性があります。明らかに適性に合っていない職業を消去していくことで、「無理なく続けられる」と思える仕事に出会えるでしょう。
応募先を絞り過ぎない
就職活動では、応募先を絞り過ぎないことが大切です。希望条件をすべて満たしている求人を探すと、選択肢が限られて就職活動が進まないことも。複数の企業を比較して自分に合った就職先を選ぶためにも、応募先を絞り込み過ぎないように注意しましょう。
ただし、やみくもに応募すると、入社後にミスマッチが起こる可能性があります。就職活動では決して譲れない条件を3~4つまで決め、それを満たしている複数の企業に応募するのがおすすめです。
中退した理由を前向きに伝える
就職活動で大学中退の原因をネガティブに伝えるのは避けましょう。「中退したからこそ達成できたことがある」「将来のライフプランを考えて行動に移した」など、前向きに伝えることが大切です。
長期的に先を見据えた結果の大学中退であると伝われば、面接官の「会社もすぐに辞めるのではないか」「ストレス耐性が低いのではないか」という懸念を軽減できる可能性があります。
就職エージェントを活用する
「就職活動のやり方が分からない」「学歴に自信がなく就職に踏み出せない」といった悩みがある場合は、就職エージェントの利用を検討してみましょう。就職エージェントは、プロのキャリアアドバイザーのサポートを受けられるのが魅力。自分に合った求人を紹介してもらえるので、就職先の選び方が分からない場合も安心して就職活動を始められるでしょう。また、就職活動について相談したり、選考対策を受けられたりします。
エージェント以外に活用できるサービスや仕事探しの方法
就職エージェント以外にも、大学中退後の就職先探しで活用できる支援サービスや仕事探しのツールは複数あります。たとえば、国が運営している就職支援機関であるハローワークは、年齢や学歴、職歴を問わず利用可能です。大手の求人サイトには載っていない中小企業の求人が豊富で、窓口で就職相談もできます。
仕事探しの方法としては、求人サイトや求人誌などが挙げられます。サイトなら好きな条件で絞り込み検索ができ、求人誌なら各地域の求人情報を一度に確認できるでしょう。
また、友人や家族、親戚などに企業を紹介してもらう手も。さまざまな方法があるので、「誰かにサポートしてもらいたい」「まずは一人で進めてみたい」など、自分の考えや希望に合う手段を活用してみましょう。
大学中退から就職する場合におすすめの資格
大学中退から就職を目指す場合、資格をとると強みをアピールできます。ここでは、就活の際にアピールしやすいおすすめの資格をまとめました。
大学中退から目指せる実践的な資格3選
大学中退から正社員就職を目指すなら、実務に直結する資格を取得するのがおすすめです。特にIT、事務、介護分野の資格は、学歴よりも実力を重視する企業が多く、就職に有利に働く可能性があります。
まずITパスポートは、情報技術の基礎を学べる国家資格で、未経験の場合も独学で取得可能です。IT業界は人手不足であり、資格を持つことで意欲を示せるため、企業からの評価が上がりやすいといえます。
次に簿記3級は、経理や事務職を目指す人に適しているといえるでしょう。業種を問わず必要とされるスキルで、事務未経験でも基本的な知識があることを証明できます。
また、介護職員初任者研修は、介護業界で働くための入門資格です。資格取得後は正社員登用やキャリアアップが期待でき、需要も安定しています。
これらの資格は学歴を補い、実践的なスキルを示せるため、就職活動を有利に進める強力な武器になるでしょう。
日商簿記
日商簿記は、会社のお金の流れを記録して財務状況を明らかにするスキルを証明する資格です。経理や財務などの職種では資格を活かして活躍できるほか、取引先の経営状況を読み取れることから営業職をはじめとするほかの職種でも評価されやすいようです。
ゼロから資格取得を目指す場合は、3級から始めるのがおすすめ。3級を取得し、さらなるスキルアップを図りたい場合は、2級の取得も検討してみましょう。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、WordやExcel、PowerPointなどのMicrosoft Officeを使えるスキルを証明できる資格です。オフィスワークではOfficeのスキルが求められる傾向にあるので、資格を取得すると就職活動でアピールしやすいといえます。
特に、PCを扱う事務職や営業職を目指している場合は、マイクロソフトオフィススペシャリストの取得がおすすめです。
秘書検定
秘書検定は、ビジネスマナーに関する資格です。社会人として仕事をするうえで必要な知識が身につくので、秘書以外の職種を目指す場合もおすすめします。就活では2級以上をもっていると、選考の際に会社側へアピールしやすいようです。
TOEIC
TOEICは、英語力を証明できる試験です。海外と取引をしている企業や世界進出をしている企業だけでなく、インバウンドにより外国人観光客の接客をする機会が増えているサービス業や飲食業でも、英語力は欠かせません。ある程度のスコアがあると、より就職の幅が広がるでしょう。
一般的に、就職活動でアピールできるTOEICのスコアは600点以上といわれています。ただし、海外出張やビジネス上の英語でのやり取りが多い仕事では、700~800点台が求められることも。大学中退後に英語を活かして働きたい場合は、希望の仕事で求められる英語力を把握しておくことが大切です。
ITパスポート
ITパスポートはITに関する基本的な知識を証明する資格。AIやネットワークのセキュリティからマネジメントやマーケティングまで、幅広いジャンルの問題が出題されます。ITが社会に欠かせないものになっている昨今は、ITリテラシーは業界や職種にかかわらず評価されやすい能力の一つ。就職先としてIT業界の会社を考えている場合はもちろん、ほかの業界を検討している場合も知識やスキルのアピールにつながるでしょう。
基本情報技術者
基本情報技術者は、プログラミングやアルゴリズム、情報セキュリティなど、ITエンジニアに欠かせない基礎的な知識・技術を身につけられる資格です。IPA 独立行政法人 情報処理推進機構の「基本情報技術者試験」では「エンジニアの登竜門」と銘打たれており、取得することでエンジニアとしての土台を確かなものにできます。エンジニア職を考えている方は、取得することで仕事探しの幅が広がる可能性があるでしょう。
参照元
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
トップページ
介護職員初任者研修
大学を中退後、介護職を目指す場合は介護職員初任者研修の受講を検討してみましょう。介護業務を行うための基礎知識や技術の習得を目指す資格です。一定の需要がある介護業界では、資格をもっていると未経験者も評価される可能性があります。
大学中退者が資格なしで就職するのは難しい?
資格があると有利になる可能性がありますが、資格がない場合も就職を目指せます。むしろ、大学中退後に無理をして資格をとるのはおすすめしません。資格を取得してから就活を始めると、大学中退から就職までにブランクが生じてしまうからです。
そのため、取得したい資格がある場合は、「資格がなければ就職は不可能なのか」「就職後に取得を目指せないか」などを確認しておくことがおすすめ。資格の必要性を把握したうえで、どちらを優先すべきかを考えましょう。
大学中退後の就活で評価されやすいアピールポイント
大学中退後の就活では、コミュニケーション力や柔軟性をアピールしましょう。以下では、選考の際にアピールすると評価されやすいポイントをご紹介します。
コミュニケーション力
コミュニケーション力は、営業職や販売職だけでなく幅広い職種の就活でアピールポイントになります。就職先にもよりますが、基本的に働くうえで上司や同僚とのコミュニケーションは欠かせません。職場の人と良好な関係を築き、業務をスムーズに進められるコミュニケーション力があれば、選考の際に評価されやすいでしょう。
柔軟な考え方
柔軟な考え方ができることをアピールすれば、「仕事に早く馴染んでくれそう」と就活の際に評価されやすいでしょう。また、柔軟な考え方は、価値観や立場の異なる相手を受け入れるのにも役立つ能力です。さまざまな価値観をもつ人がいる会社で、上手く人間関係を築けると評価される可能性があります。
努力を惜しまない姿勢
就活では、目標達成に向けて努力を惜しまない姿勢も大切なアピールポイントといえます。企業側は若い人材に対して、経験よりも「入社後に頑張って仕事を覚えてくれそうか」「会社に貢献してくれそうか」といった点を重視しているもの。「入社後に努力し、成果を残したい」という意思を伝えられると、採用担当者に好印象を与えられる可能性があります。
大学中退から正社員として採用されやすい人の特徴と自己PRのポイント
大学を中退した場合に、正社員としての就職を成功させるには、自分の経験をなるべくポジティブに伝え、企業に貢献できる人材であることをアピールする姿勢が大切です。
まずは、大学の中退理由や大学生活での経験を通じて成長した点を伝えましょう。たとえば「自分のやりたいことを見極めるための決断だった」「学業や学業以外でのチャレンジを通じて●●のような経験を積めた」など、あなたの行動力や問題解決能力を示しましょう。
また、在学中や中退後に取り組んだアルバイト・ボランティア・資格取得に向けた学習などの経験を具体的に述べ、そうした経験や学びがどのように業務に活かせるかを説明することも大切です。社会人として欠かせないビジネスマナーやコミュニケーションスキルを備えていると示すことで、採用担当者に安心感を与えられます。
選考前には中退を経て就職を目指すまでのプロセスを自己分析し、成長の軌跡を明確に伝えられるように準備することが大切です。中退から就職までの経緯を詳しく伝え、「逆境を乗り越えて前進できる人材」とアピールしましょう。
大学中退から就活するときの注意点
大学中退後に就活する場合は、学歴やブランク期間に注意が必要です。就活を成功させるために、以下で注意点を確認しておきましょう。
大卒枠や新卒枠での応募は難しい
大学中退の場合、新卒ではなく既卒として就活します。また、大学を卒業していないので、高卒の既卒として扱われるのが一般的です。そのため、大卒枠や新卒枠の求人には応募できない場合があります。
ただし、なかには卒業後3年以内の応募者を新卒枠で受け付けている企業も。高校卒業後3年以内に大学を中退し、就活を始めた場合は、「高卒新卒」として求人に応募できる可能性があるでしょう。
学歴を正直に伝える
履歴書や面接では、学歴を正直に伝えましょう。大学を中退したにもかかわらず「卒業した」と伝えるのは、学歴詐称に当たります。選考時に大学について調べられなかった場合も、卒業証明書や成績証明書の提出を求められて本当の学歴がバレてしまう可能性があるでしょう。
学歴詐称をしたことが内定後に発覚すると、内定を取り消されるリスクも。また、発覚しなかった場合も「いつかバレるのでは」という不安で仕事に集中しづらくなってしまいます。就職先を探すときは、中退歴も含め堂々と示すことが大切です。
なるべくブランクを作らない
大学中退から就職までのブランク(空白期間)が長くなると、就活の際に採用担当者にネガティブな印象をもたれることがあるようです。また、ブランクが長引いて年齢が上がると、若さを求める企業の選考で不利になる恐れも。大学中退後は、なるべくブランクを作らないよう早めに就活をスタートさせるのがおすすめです。
大学中退から正社員就職を目指す際は、中退理由の伝え方に注意が必要です。面接では「なぜ中退したのか」を問われるため、単なる言い訳ではなく「学び直したい」「早く働きたい」といった前向きな理由を準備しましょう。
次に職種選びも重要です。学歴よりも実務経験や意欲を重視する業界、たとえばITや営業、介護分野はチャンスが広がります。
また、空白期間を減らす努力も大切です。アルバイト経験や資格取得を通じて「働く姿勢」を示すことが、選考での評価につながります。
大学中退から希望業界に就職した人の体験談
大学中退後、就活・転職エージェントのハタラクティブを利用して就職を成功させた人の体験談をご紹介します。大学中退後の就活に不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。
J. Iさん(27歳・男性)の体験談
J. Iさんは、大学中退後フリーター生活を続けていましたが、「このままじゃダメだ」と思いハタラクティブに登録しました。通信回線の販売取次事業を展開する企業の営業職に正社員で内定し、就活開始から内定まであっという間だと実感したそうです。
最初はエージェントが何かよく分からず不安だったというJ. Iさんは、「就活アドバイザーの方がすごく優しくて、僕の要望にもしっかり耳を傾けてくれました。だから話しているうちに、大丈夫だと思えるようになりました。」と振り返っています。
「大学中退後の就活のやり方が分からない」「自分だけで就職先を探すのが難しい…」という方は、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手。ハタラクティブは大学中退者をはじめ、若年層のサポートを行っている就職・転職エージェントです。
学歴不問や未経験歓迎の求人を中心に扱っているので、「職歴に自信がないけど正社員を目指したい」という方もご安心ください。また、ハタラクティブでは若手を積極的に採用している企業の求人を、業界・職種問わずにご紹介可能です。「就職しなくてはいけないけれど、具体的にやりたいことは決まっていない」という方も、専任のキャリアアドバイザーと相談しながら豊富な職種のなかから自分に合った仕事を探せます。
さらに、自己分析のやり方や履歴書の書き方、面接の受け方などもマンツーマンでサポート。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にご相談ください。
大学中退から正社員就職を目指す場合には、エージェントを活用することで、自分に合った求人や非公開求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などのサポートを受けられます。
エージェントを選ぶ際には「大学中退者向けの支援など、若手人材の支援に強いエージェント」を選ぶことが重要です。未経験歓迎の求人やポテンシャル採用を行っている企業を紹介してもらえます。
キャリアアドバイザーや担当者に相談しながら、自分の中退理由や強みを整理し、前向きな姿勢を伝えられるように準備することで、より良いキャリアを選択できるでしょう。
大学中退後の就活に関するQ&A
ここでは、大学中退者の就活に関するよくある質問をご紹介します。Q&A方式で分かりやすくまとめているので、ぜひ就活のご参考にしてみてください。
大学中退からの就職におすすめの職種は?
大学中退の場合、学歴が問われない職種がおすすめです。たとえば、営業職や販売員などは、学歴よりもコミュニケーションスキルが重視される傾向にあります。IT系の職種も、未経験者の人材育成に注力している企業があるため目指しやすいといえるでしょう。
大学中退後、正社員になるには何をすべき?
正社員として就職を目指す場合、中退理由について明確に伝えることが大切です。履歴書・面接では「家庭の事情により中退」のようにひと言添えましょう。「単に嫌になった」「行くのが大変だった」などネガティブな理由で中退した場合、ポジティブな内容に変換するか、反省点や現在の考え方を伝えるのがおすすめです。
大学中退後も稼げる仕事に就ける?
大学中退後、稼げる仕事を目指すことは可能です。ドライバーや営業職など歩合制やインセンティブが取り入れられている職業や、IT業界や建設業界の技術者をはじめとする専門的なスキルを身につけて活躍できる仕事では、未経験から努力次第で高収入を実現できるでしょう。
大学中退の場合、就職できないって本当?
大学中退の場合も、正社員として就職を目指すことは可能です。人手不足を解消するために、新卒者や大卒者に限らず若手人材を積極的に採用しようとしている企業は一定数あります。未経験から挑戦しやすい職業に絞って就活をしたり、若さならではのポテンシャルをアピールしたりすることで、正社員になれる可能性が広がるでしょう。
大学中退後の就職に悩んでいる方は、ぜひ若年層向けの就職・転職エージェントであるハタラクティブにご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
正社員登用実績あり◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
未経験OK◎開業するクリニックの広告全般を担当する企画営業職の募集
企画営業職
大阪府
年収 252万円~403万円
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円