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大学中退の方におすすめの業界と求人を紹介!体験談を元に踏み出そう
更新日
この記事のまとめ
- 大学中退後の就職におすすめの業界は介護業界やIT業界、建設業界
- 大学中退後に就職する業界や企業は、未経験者歓迎の求人があるかを調べる
- 大学中退後の資格取得は、就職までの空白期間を踏まえて検討する
- 大学中退後に就職する業界に迷った方は、転職エージェントに相談してみよう
このコラムでは、大学中退から選びやすいおすすめの業界をご紹介します。「大学中退後は就職できない?」「資格なしの就職は不利かも」という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。大学中退から希望の就職先や勤務条件を選ぶことは難しいと思うかもしれませんが、業界研究を行えば自分に合った就職先を効率良く探せるはずです。大学を中退してどの業界に就職するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退者の就職におすすめの業界とは
大学中退者の就職におすすめの業界には、求人数が多かったり経験を問わなかったりする介護福祉業界やIT業界、建設業界などが挙げられます。「大学中退後、どの業界に就職するか決めるのが難しい」と考えている場合や、できるだけ勤務条件が自分の希望に沿っている就職先を見つけたい場合、求人数が多い業界を選ぶのがおすすめです。
求人の多い業界とは、それだけ世間のニーズが高いものであるといえます。どのような業界を選べばよいか迷っている方は、大学中退から就職しやすい業界をいくつかご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
介護・福祉業界
少子高齢化の一途をたどる日本において、介護福祉分野は求人数が多い業界の一つ。需要が景気に左右されにくいため、ほかの業界に比べて安定した求人数が確保されているといえます。
介護福祉業界のなかでも無資格、未経験から採用されやすい職種が介護職です。高齢の方や介助が必要な方を、食事介助、排泄介助、生活援助などを通してサポートすることが主な仕事内容。高齢の方やそのご家族から生活相談を受けることもあります。
介護福祉業界では、介護職のように資格なしで就職できる職種の募集をしている企業や施設もありますが、ケアマネージャーや看護師、介護福祉士、社会福祉士などの資格があれば、さらに職種選択の幅が広がります。正社員として就職する場合、資格取得の補助をしてくれる会社もあるため、興味のある方はチャレンジしてみると良いでしょう。
未経験から介護の仕事に挑戦する方は「未経験から介護職に転職したい!無資格も大丈夫?仕事内容も紹介」もご覧ください。
正社員
訪問入浴オペレーター
-
年収 315万円 ~ 372万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
IT業界
生活に密接に関わっているパソコンやインターネット、検索エンジンの作成を手がけているIT業界は、求人数が比較的多い業界です。営業部門やエンジニア部門などに分けられ、営業は顧客への訪問・提案などを行い、エンジニアはシステム開発や設計図の作成などを行います。
IT業界は、企業によってWeb広告やインターネット回線の管理、動画編集のソフトウェアなど、扱っている商品やサービスが異なるため、自分がどの分野に興味があるのかを考えることも大切です。システムエンジニアやプログラマーの仕事は未経験から応募可能な求人があるため、新しいことを始めたい方におすすめといえるでしょう。
「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」では未経験からIT業界に挑戦するコツを紹介しています。
正社員
社内SE・IT企画
-
年収 367万円 ~ 567万円
-
賞与あり,昇給あり,諸手当あり
建設業界
建設業界も求人数が多い業界の一つ。主に全体の施工管理を行う「総合工事業者」と、空調や塗装などの設備を行う「専門工事業者」に分類されます。「専門工事業者」は業種が20種類を越えるので選択の幅が広いのが特徴です。
また、建設業界には建物などの施工だけでなく、お客さまへのヒアリングや建設物の受注を担当する営業、電話対応・伝票作成を担当する事務などの仕事もあります。建設関係の資格を取得していると就職に有利ですが、職種によっては資格なしから応募可能な企業があるので、募集要項を確認してみてください。
建設業界の具体期な仕事内容は「建設業界の仕事」でも紹介しています。
正社員
リフォームアドバイザー職
-
年収 396万円 ~ 612万円
-
大手企業,未経験OK,賞与あり,学歴不問,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり
大学中退者はどれくらいいる?
令和4年度のデータによると、大学中退者はおよそ1.94%ほど。その前の年(令和3年)は1.79%のため、毎年一定数の中退者がいることが分かります。「大学の中退率は高い?低い?理由や就職に与える影響を解説!」でも中退率について解説しているので、併せてご覧ください。参照元
文部科学省
学校に関する状況調査、取組事例等
大学中退後は希望業界へ就職できない?不利になる?
大学中退後は新卒に比べて希望業界への就職が不利になる可能性もありますが、「大学中退は就職に不利だ」と諦める必要はありません。
たとえば、現在の自分が就職できる関連業界で経験を積み、スキルアップとして第一希望の業界に転職するのも方法の一つ。希望業界が明確であれば、長期的なキャリアプランも立てやすいでしょう。大学中退後に希望の進路を歩めるか不安な方は、「大学中退後の進路とは?正社員就職は難しい?就活成功のヒントを解説します」のコラムもぜひご一読ください。
大学中退から希望業界に就職する方法
大学中退後に希望業界に就職する方法をいくつかご紹介します。就職したい業界やその候補がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
希望業界に関連する資格を取得する
将来的なキャリアアップを考えるなら、関連資格について調べておくと良いでしょう。ひとくちに「希望する業界」といっても、会社は営業部門やエンジニア部門など幅広く分岐しています。そのため、自分が働きたい部門を明確にし、必要な資格を取得しておくと就活が有利になりやすいといえるでしょう。
大学中退後、就職したい業界に関連する経験がない場合でも、資格を持っていることで求人の応募条件をクリアできたり、その就職先で働く意欲や向上心があるというアピールにつながったりするのでおすすめです。
特にIT業界は、常に進化するIT技術に対応するため、積極的に学ぶ姿勢が必要。IT技術に対する興味や好奇心の強さが就職後のやりがいにもつながるでしょう。国家資格を含んだおすすめの資格例を「大学中退者は資格なしでも就職できる?おすすめの資格を紹介」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大学中退者は資格なしで就職するのは難しい?
資格があると有利になることが多いですが、無理に資格を取るのはかえって就活で不利になることが考えられます。大学中退後に資格を取得してから就活を始めようとすると、就職までの空白期間が生じてしまいます。大学にも企業にも所属していない無職の期間が長くなると、採用時に不利になってしまうことも。取得したい資格がある場合には、就職してから取得する方法を検討してみましょう。未経験者歓迎の就職先を選ぶ
大学中退後に就職する業界に迷ったら、未経験者歓迎の求人が多い業界がおすすめ。先述したように、介護業界や建設業界は、大学中退の方もチャレンジしやすい職種です。特に現場の仕事は未経験から応募OKなことが多いので、資格なしから働きたいと考えている方はチェックしてみましょう。
介護業界も建設業界も業務の性質上、体力が必要な部分やその場で学ぶことも多いので、体力があることや臨機応変に対応できることをアピールするのが効果的です。また、未経験から就職するには、積極的に質問をしたり誰とでもコミュニケーションを取って学ぶ姿勢を伝えることも大切でしょう。
中退した理由を前向きに伝える
大学中退の原因が人間関係や体調の不調だったとしても、ネガティブに伝えるのは避けましょう。「中退を決めたからこそできたことがある」や「将来のライフプランを考えて行動に移した」など、前向きに伝えることが大切です。
長期的な先を見据えた結果の大学中退であることが伝われば、面接官の「すぐに会社も辞めてしまうのではないか」「ストレス耐性が低いのではないか」という懸念を軽減できる可能性があります。
大学時代に得た学びをアピールするのもおすすめ
大学時代で得た学びをアピールすることは、面接官もあなたのキャリアプランや働く姿をイメージしやすくなります。「大学進学には意味があった」「このような学びがあった」ということを伝えられれば、自分の担当業務に意味を持って取り組める人材であるというアピールにもつながるでしょう。大学中退から希望業界に就職した人の体験談
大学中退後、就活・転職エージェントのハタラクティブを利用して就職を成功させた人の体験談をご紹介します。
J. Iさん(27歳・男性)の体験談
J. Iさんは、大学中退後はフリーター生活を続けていましたが、「このままじゃダメだ」と思いハタラクティブに登録しました。通信回線の販売取次事業を展開する企業の営業職に正社員で内定し、就活開始から内定まではあっという間だと実感したそうです。最初はエージェントが何かよく分からなくて不安だったというJ. Iさんですが、「就活アドバイザーの方がすごく優しくて、僕の要望にもしっかり耳を傾けてくれました。だから話しているうちに、大丈夫だと思えるようになりました。」と振り返っています。
詳しくは「“このままじゃダメだ”。5年のホスト生活を経て決めた営業への就職」のコラムをご覧ください。
「大学中退してよかったか不安」「自分だけで就職を目指すのが難しい…」という方は、就職・転職エージェントを利用するのも一つの手。ハタラクティブは、大学中退者をはじめ、20代の既卒や第二新卒など、若年層のサポートを行っている就職・転職エージェントです。
求人紹介のほか、自己分析のやり方や履歴書の書き方、面接の受け答え方など、プロの就活アドバイザーが丁寧にアドバイスします。どのような業界に就職したいか分からないという方も、カウンセリングを受けながら一緒に決められるので、ぜひ一度ご相談ください。
大学中退者の就活に関するQ&A
ここでは、大学中退者の就活に関するよくある質問をご紹介します。Q&A方式で分かりやすくまとめているので、ぜひ就活のご参考にしてください。
大学中退者におすすめの職種はありますか?
大学中退の最終学歴は「高卒」になるため、学歴が問われない職種がおすすめです。
たとえば、営業職や販売員などは、学歴よりもコミュニケーションスキルが重視されます。IT系の職種も、未経験者の人材育成に注力している企業もあることから目指しやすいといえるでしょう。「大学中退者の就職を成功させる方法!厳しいといわれる理由とおすすめの仕事」ではより詳しい職種例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
大学中退者が取っておくと良い資格を教えてください
大卒中退者におすすめの資格は介護職員初任者研修。
介護業務を行ううえでの基礎知識や技術の習得を目指す資格です。介護業界は現在需要が高まっており、未経験者も歓迎している施設もあります。「大学中退から希望業界に就職する方法」で述べたように、資格は将来のキャリアアップに役立つことも。「未経験から資格を活かしたキャリアを歩みたい」という方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
大学中退者が正社員になるには何をすれば良いですか?
中退理由について明確に伝えることが大切です。
履歴書・面接では「家庭の事情により中退」というようにひと言添えると良いでしょう。「単に嫌になった」「行くのが大変だった」などネガティブな理由で中退した場合、ポジティブな内容に変換するか、過去を反省していることや今どのような姿勢で物事に向き合っているかを伝えるのがおすすめです。「大学中退後の就職方法とは?フリーターではなく正社員へ」では中退理由の伝え方以外も解説していますので、ご一読ください。
大学中退者の仕事選びのコツを教えてください
仕事探しは、業界や企業、職種を限定し過ぎずに幅広く進めるのが良いでしょう。
なお、企業によっては、大学中退をした場合も最終卒業学校を卒業して3年以内であれば新卒枠の扱いになります。卒業後3年以内に希望の仕事が見つかった際は、中途採用枠で応募する前に、新卒枠で応募ができるかも調べてみるのがおすすめです。「大学中退者は新卒扱いになる?就活が厳しいといわれる理由と成功のポイント」もぜひご覧ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。