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転職は難易度が高い?未経験から就職しやすい業界9選を紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 中途採用は、新卒採用よりも転職難易度が高い傾向にある
- 年齢が35歳以上になると転職難易度が高くなるといわれている
- 未経験業界や職種へ転職するのは難易度が高い傾向にある
- 転職難易度の高い大手企業は、福利厚生や待遇が良いなどのメリットがある
「転職って難易度が高いの?」と気になっている方もいるでしょう。転職自体の難易度として考えると決して高いわけではありませんが、年齢や経験の有無によっては難しいと感じることも。このコラムでは、未経験から転職を成功させる方法や就職しやすい業界を紹介します。また、転職難易度の高い大手企業に就職するメリットやデメリットも解説。これから転職を始める方や転職をするか迷っている方は参考にしてみてください。
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転職は難易度が高い?
転職自体の難易度として考えると、決して難しいわけではありません。
しかし、中途採用は即戦力やスキルを求められる可能性が高いため、新卒採用に比べると難易度が高くなる傾向にあります。その一方で、転職だと外資系企業のように学歴ではなく実績や結果を重視する業界や、新卒での入社は難しいとされる大手企業に入社できることも。同じ業界で経験や実績を積んでから挑戦することで、即戦力と判断されて中途採用が叶う場合もあります。
「転職が難しい原因とは?有利な時期は20代だけ?成功させるコツを解説」のコラムでは、転職における中途採用の難しさや年代ごとのコツをまとめているので、転職活動に難しさを感じている方は参考にしてみてください。
大手企業への転職入職者数は増加傾向にある
令和元年9月に発表された、厚生労働省の「中途採用に係る現状等について」によると、従業員数が300人以上の大手企業の転職入職者・転職入職率は増加傾向にあることが分かります。従業員数が300人未満の中小企業と比較すると低い水準にありますが、これから増加していく可能性も考えられるでしょう。
参照元
厚生労働省
第88回労働政策審議会職業安定分科会雇用対策基本問題部会 資料
転職難易度の高い大企業に就職するメリット
企業によって多少の違いはありますが、大手企業には、福利厚生が充実している企業が多い傾向にあります。働きやすさを重視した会社はフレックスタイム制やテレワークなどを導入し、多様な働き方ができるように工夫をしていることも。
また、大企業は会社の規模が大きく安定していることから、中小企業に比べて年収やボーナスが高い傾向にあります。大手企業であれば必ずしも年収が良いとは限りませんが、一般的に大手企業は経営基盤が堅く会社自体の収入も多い傾向にあるため、年収が高く設定されている企業も多めです。
転職難易度の高い大手企業に就職するデメリット
転職難易度の高い大手企業に就職するデメリットとして、大手企業は会社の規模が大きいため、従業員の数が多く必然的にライバルの数も多くなります。そのため昇進が難しいことも。
また、従業員数が多いことで意見が通りにくい可能性があります。特に、社風や企業理念を大切にしている大企業は、社風に合わない意見や考えは通りにくい可能性もあります。企業や仕事に対する改善策や意見を出しながら働きたい人には、あまり向いていないでしょう。
新卒で落ちた企業に再挑戦することは可能?
新卒で落ちた企業に中途採用で再挑戦することは可能です。再挑戦する場合は、新卒時に落ちた理由や背景を分析してみましょう。自分の力不足だけでなく、新卒で受けた時期はほかの応募者の採用を控えていたなど、環境による要因も考えられます。
転職を検討している時期が事業拡大や景気回復に該当すれば、難易度が高いとされている企業に採用される可能性はあるでしょう。
転職難易度が高くなる5つの理由
中途採用で転職を考えている人のなかには、「難易度が高そうだから転職するか迷う」と思っている人もいるでしょう。
ここでは、転職が難しいとされている人の特徴を5つ紹介します。自分に当てはまる項目がないか確認し、希望の年収や職場環境を実現できる転職を目指しましょう。
1.年齢が35歳以上
早期キャリア形成のため、募集の段階で20代から30代前半と年齢制限を設けている会社が多く、35歳以上になると採用ニーズが低くなる傾向にあります。どのような理由で募集しているのかによりますが、未経験者を採用する場合は教育コストが発生してしまうため、経験やスキルが足りないと判断されれば採用されるのは難しいでしょう。
35歳から転職できる仕事が知りたい方は「35歳から始める仕事!就職しやすい業界や必要なスキルは?」のコラムもあわせてご覧ください。
20代前半も場合によっては転職難易度が高くなる
若いからといって、必ずしも転職が有利になるとは限りません。年齢が若いとポテンシャル採用されやすい傾向にありますが、中途採用で求められる即戦力として評価してもらえない可能性もあります。また、前職を短期間で辞めていることから「またすぐに辞めてしまうのでは」と懸念されることも。
そのため、転職理由を明確にして、中途採用の場で採用担当者に納得してもらえる志望動機を準備しておく必要があります。スキル不足に関しては、自分がどのようにして会社に貢献できるか、今までの経験から何を活かせるかをアピールすることが重要です。
2.30代でマネジメント経験がない
30代でマネジメント経験がない人も、採用ニーズが低いでしょう。20代では経験よりもポテンシャルが求められますが、30代ではマネジメント経験、つまり即戦力になりえる人材が求められます。企業にとっての利益をより追求できるようなスキルがなければ、転職は難しいといえるでしょう。
3.未経験の職種や業界へ転職を考えている
自身の経験とは全く関係のない未経験の職種や業界への転職も、採用されるのが難しいでしょう。たとえば、営業職からパティシエなど、共通点の見つけづらい職種で転職を考えている場合は、これまでのスキルや経験を活かしづらく、即戦力として期待できないため採用に慎重になる企業も。
全く異なる仕事に転職を希望するなら、応募先が納得できるようその職種に転職したい理由を明確に説明できることが重要。また、別業界に転職する場合も、同じく明確な転職理由が必要になります。
未経験の仕事に挑戦するときは自己分析が重要
未経験から転職を成功させるには、しっかりと自己分析を行い、中途採用されるスキルを意識することが大切です。前職で身につけたスキルを自分なりに整理し、どのような仕事で活かせるか、さらに年収アップやキャリアプランについてもしっかり考えて、より納得できる転職活動を進めていきましょう。
4.上のポジションへの転職を考えている
転職して前職よりもポジションが上がるのは珍しいことではありませんが、ポジションを上げる目的での転職は採用される可能性が低いでしょう。現在よりも高いポジションに転職を希望する場合は、現職で相応の実績を残し、希望するポジションにふさわしいことを証明する必要があります。
5.中小企業から大手企業への転職を考えている
大手企業は、中途採用にかかわらず新卒からも人気が高い傾向にあります。そのため、「人員が充足していて募集人数が少ない」「知名度が高く優秀な人材も応募しておりレベルが高くなっている」という理由から、大手企業への転職は難易度が高くなる可能性も。
大手企業への転職を成功させるためには、これまでの実績や資格などを活かして活躍できるというアピールが必要となります。
大手企業=ホワイト企業とは限らない
大手企業だからといってホワイト企業であるとは限りません。ホワイト企業の特徴として「休日が多い」「福利厚生が充実している」「年収が高い」「仕事とプライベートを両立しやすい」などが挙げられますが、大手企業にその環境がすべて整っているとは言い切れないでしょう。また、良い条件がそろっていたとしても、自分に合わなければホワイト企業とはいえません。
ホワイト企業といわれているからといって大手企業ばかり受けるのではなく、自分に合っている企業を選んで応募しましょう。
転職先の業界を選ぶときのポイント
ここでは、転職先の業界を選ぶときのポイントを5つ紹介します。転職する業界に悩んでいる場合、以下の7つを基準に選んでみるのがおすすめです。
1.業績が良く将来性のある業界を選ぶ
業績が良く将来性のある会社を選べば、仕事を通して成長できるチャンスが多く期待できます。特に、成長中の会社は事業の拡大などで人手不足になりやすく、新しい人材を採用する機会が多い傾向にあります。
また、業績が良いと人員補充にも積極的なため、未経験から入社した場合も研修などが充実している傾向があり、安心して業務に取り組めるでしょう。
長い歴史のある企業や業界もおすすめ
新しいサービスや企業も魅力的ですが、未経験やそもそも社会人経験が浅い場合は、長い歴史のある企業や業界を選ぶのもおすすめです。
長い歴史のある会社では、丁寧なマニュアルが作成されていたり、さまざまなノウハウがあったりします。問題の解決力も相応にあるため、未経験で入った場合もしっかりとフォローしてもらえる体制が整っているでしょう。
2.企業規模が大きいところを選ぶ
企業規模も、転職先を選ぶ際の一つの指標になるでしょう。規模が大きい企業は安定性が高く、年収や福利厚生の面でも充実している傾向があります。社員教育や研修制度を整備している企業も多いでしょう。
ベンチャー企業は経験を積むにはおすすめの環境ですが、労働待遇の面ではハードになる可能性も。中途採用において長期的に安定したキャリア形成を目指すなら、企業規模を一つの判断基準にするのがおすすめです。
3.働きやすい環境かどうかを確認する
中途採用で入社したい企業が、自分にとって働きやすい環境かどうかを確認することも大切です。今の職場環境に不満を持って転職する人もいるでしょう。自分に合った職場かどうかをあらかじめ調べ、働くうえで譲れないポイントを満たしている企業なのかを確認する必要があります。
4.離職率を確認する
離職率が高い場合、入社してもすぐに辞めてしまう人が多い業界・企業である可能性が高いでしょう。業界や会社は、外から見ているだけでは働きやすさは分かりません。
しかし、判断材料の一つとして離職率を確認するのは転職先を選ぶうえで有効です。特に、離職率が低い企業では年収や職場環境が安定している傾向があるため、安心して働けます。選考を受ける前に、気になる業界や企業の離職率を確認し、年収も含めた条件をしっかり比較検討してみましょう。
5.有効求人倍率が高い業界を選ぶ
有効求人倍率が高い業界を選択肢に入れるのもおすすめです。有効求人倍率が高いということは、希望している人数に対してより多くの求人があることを意味しています。つまり、有効求人倍率が高ければその分転職のハードルが下がり、転職できる可能性が高くなるでしょう。「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」も参考にしてください。
未経験者を広く受け入れている業界を選ぶ
未経験者を広く受け入れている業界は、教育制度が整っていることが多く比較的転職がしやすいでしょう。「受かりやすい仕事とは?未経験者OKの求人が多めな企業の特徴や業界を紹介」のコラムも参考にしてください。
未経験から転職しやすい業界
ここでは、未経験から転職しやすいおすすめの業界をご紹介します。転職を考えているものの、「どのような職種や業界の転職難易度が低いのか」「自分には何が合っているの」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。未経験でも挑戦しやすい業界を知ることで、自分に合った転職先が見つかります。
1.建築業界
近年の建設ラッシュにより、建設業界では人材の確保が急務になっている傾向にあります。さらに、建築に関わる人材の高齢化により、人材不足が加速することも考えられます。詳しくは「建設業界は今後どうなる?現状や問題点を解説」をご覧ください。
2.IT業界
IT業界は、インターネットの急速拡大によって慢性的に人材不足の傾向にあります。そのため、未経験者の将来性を期待して積極的に採用を行っている企業も。IT業界は、これからもニーズが拡大していくと予想されています。「未経験だが勉強して頑張りたい」という意欲があれば、採用されやすいでしょう。
3.運輸業界
インターネット通販やネットスーパーなどで買い物をする人が増え、商品を運ぶ運輸業でも人材不足が叫ばれています。基本的に商品を運ぶ業務がメインなので、未経験者も運転免許を保有していれば採用されやすいでしょう。
4.製造業界
製造業界は特殊なスキルが必要とされることが少なく、未経験者も転職しやすいでしょう。また、繊維や輸送機器などの製造業は大手の工場が多く、待遇が良い企業が多いことも魅力の一つです。
5.接客業界
接客業界では多くの企業でマニュアルがあり、未経験で入社しても業務に慣れやすいでしょう。また、アルバイトなどで接客経験があれば中途採用される可能性も上がります。小売業や飲食業は店舗数自体が多いため、求人数が多い点もメリットです。
未経験から就職しやすい業界については、「未経験での転職におすすめの業界は?成功のコツや内定を得やすい職種も解説」のコラムも参考にご覧ください。
転職難易度の高い企業への就職を成功させるコツ
ここでは、転職が難しいとお悩みの方に向けて、成功させるためのコツを紹介します。以下の4つのコツを意識して転職活動に臨んでみましょう。
1.自己分析を徹底して転職の目的を明確にする
転職活動を始める前に自己分析で自分を振り返り、何が不満で転職したいのか、転職先で何を実現したいのかを考えましょう。
自己分析を行うことで、自分が仕事に求める条件が定まっていきます。自己分析をせず転職活動をやみくもに行うと、本来の目的を見失ってしまったり、合わない会社に転職してしまったりする可能性があるでしょう。そうならないためにも、自己分析を行い自分の適性や向いている職業などを見極めることが大切です。
2.転職活動のスケジュールを立てる
転職活動を始める前に、おおよその期間を決めてスケジュールを立てましょう。転職先への仮の入社日を決めると、そこから企業・業界について調べる時期や求人への応募完了の時期が決められます。退職日が見えてくると、退職意思を表明する時期や引継ぎを行う時期、いつから有給を消化すれば良いかといった方針も決まるでしょう。
転職活動の期間は人それぞれですが、大体1~3ヶ月程度が目安です。「転職活動の流れとは?スケジュールの立て方や成功させるポイントなどを紹介」のコラムも参考にしてください。
3.企業が求める人物像やポジションを理解する
企業の中途採用試験を受ける前に、その企業が求めている人物像やポジションをよく理解しておきましょう。企業研究を念入りにすることで、自分に合っている会社かを見極められたり、求める人物像に沿って自分の強みをアピールできたりします。
スムーズに転職活動を行うためにも企業研究をしっかりと行い、「どのような人材を求めている企業なのか」「入社後どのように成長してほしいのか」などを深く理解することが重要です。
4.志望動機を明確にする
転職難易度の高い大企業に就職するには、志望動機を明確にする必要があります。大企業に就職したい理由が「安定しているから」「年収を上げたい」「福利厚生が充実している」といった条件面だけでは、内定をもらうのは厳しいでしょう。
志望動機を聞かれたら、「なぜその企業で働きたいのか」「入社して何をしたいのか」を明確に説明することが大切です。また、その企業に入ったら「どのようなことに貢献・活躍したいか」を具体的に話すと、より説得力のある志望動機になります。
転職の時期は春や秋が狙い目
新規事業がスタートすることが多い春と秋は求人数が増える傾向にあり、転職したい方におすすめのタイミングです。4月と10月で上半期と下半期を区切っている会社も多いため、そのタイミングで新規プロジェクトが始まることは多々あります。即戦力の人材を募集する企業が増える傾向にあり、それに伴って求人数も増えるため、ほかの時期と比べて転職の難易度は下がるでしょう。
とはいえ、そのときの情勢や業界の状況により変わることもあるため、転職を考えている方はこまめに求人をチェックしてみてください。
転職の難易度が高ければ転職エージェントの利用も視野に入れよう
求人を見つける方法として、自分で仕事を探すほか、転職エージェントの利用もおすすめです。転職エージェントはアドバイザーとのカウンセリングや選考対策を行っており、自分では難しいと見送っていた求人や非公開求人、さらには年収アップが期待できる求人を紹介してもらえる場合もあります。自分一人での転職活動は分からないことも多く、悩む方もいるでしょう。転職を成功させるには、自身に合った仕事の探し方を見つけることがポイントです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。