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【このページのまとめ】
・大学卒業後、就職せずにフリーターになる人が増えている
・フリーターを脱したい人は、年齢が若いうちに就職活動を始めよう
・大学時代に大企業にこだわっていた人は、中小企業にも目を向けよう
就職をせずにフリーターとして生活している若年層が多い昨今。なかでも高学歴でありながらフリーターとして暮らしている若者が増加しています。
今回のコラムでは、そういった高学歴フリーターについてまとめました。
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高学歴でありながら、フリーターという生活を続ける「高学歴フリーター」が増えています。
とりわけ大学全入時代の現代においては、多くの若者が大学へ進学するようになりました。かつては学歴が就職活動で大きな武器になりましたが、現代においては学歴だけで能力を判断されることは少なくなっているというのが実情です。
もちろん、高学歴を活かして就職活動を成功に導く人もたくさんいます。
しかし、それは国際的に活躍できるレベルの語学力や高度な専門知識などが要求されるもの。
さらに高学歴であると大企業ばかり狙ってしまい、それが就職活動の視野を狭めることにつながっているというケースもあります。
そして、思うような結果を得られずに、フリーターの道を選択せざるを得ないという人も珍しくありません。
既卒になれば新卒よりもさらに高い能力が求められるようになり、就職活動を進めるのが難しくなります。
年齢が上がると、ある程度の実務経験が重視されるようになるので、高学歴だとしてもフリーターを続ける際はそのことを意識する必要があるでしょう。
フリーターは決して安泰とはいいがたく、いわゆるワーキングプアと呼ばれる存在になってしまいかねません。
フリーターの生活は、正社員よりも融通が利くというメリットもありますが、収入が少ないために生活も不安定になりがちです。
フリーターとしての生活が長くなればなるほど就職にも不利に働くので、できるだけ早いうちに正社員を目指して就職活動を始めましょう。
文部科学省発表の平成27年度学校地本調査によると、平成27年に大学を卒業した人の数が564,035人、その中で卒業後に就職をした人の総数が409,017人で、就職率は72.6%となっています。
問題なのは大学卒業後に就職も進学もしていない人の総数で、その数は58,102人にも上ります。
これは卒業者全体の10.3%に相当し、大学を卒業した人のおよそ10人に1人が卒業後の進路が不明確であるということを表しています。
参照元:文部科学省「調査結果の概要(高等教育機関)」 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2015/12/25/1365622_3_1.pdf
つまり大学を卒業しても就職しない人がそれだけの数存在しているということです。
こうした人たちが卒業後に高学歴フリーターになっていることが予想されます。
既卒の場合、卒業後に就職をしないで何をしていたかが重視される傾向にあるので、フリーターとして働いていることで、就職のチャンスが生まれるかもしれません。
しかし、その状態を長く続けることによって、不利になってしまうことも頭に入れておく必要があります。
フリーターとしてアルバイト生活を続けながら、就職活動を並行して行う場合、高学歴だという自信から大きな企業にこだわり、なかなか就職先が決まらないという状況に陥る人は少なくありません。
高学歴フリーターの方は、自分の志向や適性を十分に見極めたうえで就職活動を行うことが大切です。
学歴に必要以上にこだわり、一流企業ばかりを目指してしまうと自分の本来の能力を見誤ってしまう恐れがあります。
高学歴フリーターから就職活動を成功させるためには、学歴以外の自分の強みを活かすことも視野に入れましょう。
名門大学の出身者ほど安定した一流企業を目指す傾向にあり、また経済の不安定な世の中だからこそ大企業に入りたいという思いは一面では間違っていないでしょう。
しかし、日本に存在する企業の多くは中小企業であり、大企業はごく一部の人しか入れない狭き門です。
入りたい企業の知名度や大きさで選ぶのではなく、自分のキャリアプランや適性を十分に把握して企業を選ぶことが重要なのです。
中小企業にも安定している優良企業はたくさんあります。
安定を求めて大企業を目指し、その結果フリーターとして不安定な生活を続けているのでは、本末転倒ではないでしょうか。
自分の適性や能力に見合った企業を見つけ、そこに正社員として就職することができれば、生活の安定を得ることは可能です。
企業に属して働くことで社会人の基礎を身につけることや実務経験を養うことができます。その結果、将来的に入りたかった大企業への転職の道も開けてくるかもしれません。
今後の人生が有意義なものになるよう、今一度自分のキャリアプランや適性を慎重に考え就職活動に臨みましょう。
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