高学歴フリーターを続けても大丈夫?将来のリスクと就職成功のコツを解説

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この記事のまとめ

  • 高学歴フリーターを続けると、就職の難易度が上がりやすくなる
  • 高学歴フリーターには「夢追求型」「モラトリアム型」「やむを得ず型」の特徴がある
  • 「不景気」の影響を受けて高学歴フリーターが生まれることがある
  • 高学歴フリーターが就職するためには、20代のうちから早めに就活を始めよう

高学歴フリーターのなかには、現在の生活を続けることに不安を感じている人もいるでしょう。フリーター期間が長くなると、たとえ高学歴であっても就職が難しくなります。このコラムでは、高学歴フリーターを続けた場合に陥る恐れがあるリスクをご紹介。高学歴フリーターになりやすい場合の特徴や、正社員を目指す方法もまとめました。正社員になってフリーター生活の不安を解消したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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高学歴フリータは早めの脱出策を模索しよう

高学歴のままフリーターを続けると、将来に大きな影響を及ぼす可能性もあります。特に、正社員就職のハードルはフリーターを続けるほど高くなるでしょう。大卒や大学院卒で就職しなかったという経歴から、「働く意欲の低さ」を懸念されやすくなるからです。

また、正社員採用では、年齢を重ねるほど学歴よりも実務経験やスキルを重視される傾向があるため、フリーターのままでは徐々に就職が難しくなってしまうこともあります。就職が不利になりやすい要素を増やさないためにも、フリーターとしての生活が長引く前に、行動を起こしましょう。

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タイプ別!高学歴フリーターの特徴

高学歴フリーターになりやすい人には、以下の3つの特徴があると考えられます。

1.夢追求型

夢追求型は、「はっきりした夢や目標を追い求めるフリーター」を指します。自分の将来の夢や理想を追うために、あえて高学歴フリーターを選択する場合も。専門学校に通ったり、資格の勉強をしたりしたい人にとっては、時間の融通がきくフリーターは魅力的な働き方といえるでしょう。

夢追求型は「職人・フリーランス志向型」と「芸能志向型」に分かれます。職人・フリーランス志向型は、漫画家やイラストレーターなど、自分の技術で生計を立てることを目指す人を指し、大学卒や大学院卒が多い場合や、「自由な生活」を重視し、正社員就職にそれほど関心がない傾向もあるでしょう。
芸能志向型は、俳優やアーティストとしての活動を夢見てフリーターとなり、職人・フリーランス志向型と同様に正社員志向が低い傾向があります。

2.モラトリアム型

モラトリアム型は、「漠然とした職業観を抱くフリーター」を指します。「自分が何になりたいのか分からない」「自分の将来の夢が見つからない」といった人が含まれるでしょう。学生時代に自分のやりたいことが見つからず、就職先が決まらないまま卒業して高学歴フリーターになるパターンも。なかにはフリーターとして仕事をしながら、就きたい仕事を見つけようとする場合も考えられます。

しかし、将来の明確な目標がないためフリーター生活から抜け出すのが難しく、なかなか就職・転職活動に踏み切れない人が多いのが実情のようです。約半数のフリーターがモラトリアム型に該当し、正社員の経験率は低い可能性も。なお、将来の展望を見出せなかった人とは別に、初めての就職を経て、仕事や人間関係の悩み・心身の不調から退職し、再就職の見通しが立たずにフリーターとなる「離職モラトリアム型」も存在します。このタイプでは、大卒や大学院卒が多い傾向があるでしょう。

3.やむを得ず型

やむを得ず型は、外部の要素によりフリーターにならざるを得なかった人を指す言葉です。たとえば、家庭の経済的な事情で退学をせざるを得なかったり、会社の倒産によって働けなくなったりといった状況にある人が該当します。このタイプには、就活がうまくいかず、そのままフリーターを選択した人も含まれるでしょう。

フリーター全体の5分の1が属するといわれ、アルバイトとして仕事をしながらも正社員就職に向けて精力的に活動している人が多い傾向があります。

高学歴フリーターはどれくらいいる?

文部科学省「令和5年度学校基本調査の公表について」のデータをもとに、令和5年3月の大学・大学院卒業者のうちの就職者数と未就職者数を以下にまとめました。

 卒業者数就職者数(率)未就職者数(率)
大卒者59万162人44万8,073人 (75.9%)4万8,642人(8.2%)
修士課程修了者7万4,258人5万7,483人 (77.4%)8,442人 (11.4%)
博士課程修了者1万5,831人1万1,120人 (70.2%)3,379人 (21.3%)

引用元:文部科学省「令和5年度学校基本調査の公表について

令和5年3月の卒業者のうち、未就職者は大卒者で4万8,642人、修士課程修了者で8,442人、博士課程修了者では3,379人です。さらに、就職後の短期離職者を含めると、高学歴フリーターの数は表よりも増えると推測されます。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和5年度 結果の概要-

なぜ高学歴フリーターが生まれるのか?

高学歴フリーターになる背景は社会的状況や個人の事情など、人によって異なります。以下では「不景気」と「やりたい仕事に就けない」という2つの背景を詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

不景気の影響

経済状況が悪化すると、高学歴フリーターが生まれやすくなります。たとえば、2008年のリーマン・ショック以降、経営状況の悪化により多くの企業が新卒採用を中止する事態に。高学歴であっても自分の志望する会社に就職できず、就活自体を諦めてしまう人が増加したようです。

やりたい仕事に就けない

大学で学んだ知識を活かせる仕事が見つからず、高学歴フリーターを選択せざるを得ない場合もあります。企業や職種によっては、そもそも新卒採用を行っていないこともあるでしょう。
フリーターとして仕事をしながら採用のチャンスを待つ方法もありますが、求人が見つからなければ自分のやりたい仕事に就くのは難しいのが実情です。

大卒・高学歴フリーターの末路

高学歴フリーターを続けると、学歴が無駄になったりキャリアアップが困難になったりするリスクもあります。社会とのつながりが薄れれば、将来的にニートや引きこもりになる可能性も考えられるでしょう。以下で3つの例を紹介します。

1.高学歴が無駄になる

フリーターを続けるリスクとしてまず挙げられるのが、高学歴が無駄になってしまう可能性があることです。学歴は、正社員就職時には大きな影響を及ぼします。採用時に大学名に注目されたり、専攻を考慮して専門的な仕事を任せられたりすることもあるでしょう。

一方、アルバイトは比較的誰にでもできる仕事もあるため、学歴は重視されにくいことも。たとえ高学歴であっても、アルバイトとして仕事をし続けていては給料や仕事内容でほかの人と差をつけることは難しいでしょう。

2.高学歴でもキャリアアップが困難になる

フリーターのままだと、たとえ高学歴でもキャリアアップが困難になってしまうこともあります。責任を伴う役職や専門的な業務に携わるのは正社員の役割。正社員に比べて仕事内容や裁量が制限されているアルバイトとしての仕事は、昇給や昇格の機会も少ないのが一般的です。
また、アルバイトとしての仕事で一定以上のスキルを身につけることが難しい場合もあるため、フリーターから正社員へのキャリアアップも図りにくいといえるでしょう。

3.高学歴がニートや引きこもりになる可能性もある

高学歴なのにフリーターという自分の経歴に肩身の狭さを感じ、周囲との関係を絶ってニートやひきこもりになる可能性も考えられます。金銭面で親の支援を受けているニートやフリーターのなかには、社会的に自立できない状態から、自信をなくしてしまう人もいるようです。
前述したように、フリーターのまま年齢を重ねると就職自体のハードルが上がります。加えて本人の意欲が失われると、社会復帰はさらに難しくなってしまうでしょう。

高学歴フリーターが就職・転職のためにやるべきこと

高学歴フリーターが就職・転職するためには、「早めに行動に移す」ことや「自己分析をする」ことが大切です。ここでは高学歴フリーターが就活時にやるべき5つのことを紹介していますので、参考にしてみてください。

1.早めに行動へ移す

若い人材を採用したいと考える企業は多いため、早めに就職・転職活動を始めることで採用の可能性が高まります。特に20代のうちであれば、フリーターの経歴よりも学歴やポテンシャルを重視してくれるでしょう。
高学歴フリーターのなかには、過去に失敗した経験から、就職・転職活動への自信を失っている人もいるようです。高学歴を活かして就職するためにも、就活に対する意識を高く持ち、就職のチャンスが多いうちに行動することが大切です。

2.自己分析をする

自分に合った仕事を見つけるためには、丁寧に自己分析を行う必要があります。自分の性格や経験を客観的に把握し、長所や短所、価値観などを明確にしましょう。自分のやりたいことが分からずに高学歴フリーターになった人も、自己分析をすることで、自分の適性に合った仕事を見つけやすくなるはずです。
自己分析のやり方については、「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方が分からない方へのヒント集」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

3.キャリアプランを構築する

自分が5年後、10年後にどうなりたいかを考えて、キャリアプランを立てましょう。キャリアプランとは、将来の目標達成のための道筋を定めた計画のこと。自分が今取るべき行動が明らかになるので、就職・転職のために何から始めたら良いか分からない高学歴フリーターにおすすめの方法です。

また、あらかじめキャリアプランを設定しておけば、仕事に就いたあとも目標達成のための自分のモチベーションを保てます。面接ではキャリアプランについて質問されることも多いため、事前によく考えておきましょう。

4.資格に頼らないようにする

資格を持っていると就職で有利になることもありますが、必ずしも内定につながる訳ではありません。フリーターの経歴を気にして「ほかにアピールできるものがないから」と、資格だけに頼るのは避けた方が良いでしょう。

職種によっては、多くの応募者が同じ資格を持っている場合もあります。応募者の条件が被った際には、資格以外の強みが採用の決め手になる可能性も。ほかの応募者との差別化を図るためにも、資格以外の高学歴ならではの強みをできるだけ多く見つけておきましょう。

5.不利にならない就職・転職先を選ぶ

高学歴フリーターが就職を成功させるためには、広い視野で就職・転職先を探すことが大切です。また、企業によっては第二新卒枠への応募が可能な場合もあります。

広い視野で就職先を探す

高学歴フリーターの就職・転職活動では、視野を広げて仕事探しをしましょう。新卒のときに大企業だけを志望していた人は、中小企業やベンチャー企業などにも目を向けてみるのがおすすめ。新しく興味を持てる仕事が見つかったり、採用のチャンスがさらに広がったりする可能性があります。
また、フリーターのままでは正社員採用率が低くなる30代以降は、未経験や職務経験なしでも挑戦できる企業を選ぶと良いでしょう。企業の知名度や大きさにこだわらず、自分の適性に合った就職・転職先を見つけることが重要です。

第二新卒枠を狙える可能性もある

学校卒業から1〜3年以内であれば、フリーターも第二新卒として採用対象になる可能性があります。第二新卒は、新卒と比較して社会人の基礎ができていたり、前職からの影響が少なかったりすることから、企業側にとって需要の高い人材です。
また、若いうちは実績で判断することが難しいため、学歴が採用の判断基準の一つになることもあるでしょう。高学歴が有利に働くよう、第二新卒枠に応募可能な求人を探してみるのもおすすめです。

高学歴フリーターは就職支援機関をうまく活用しよう

高学歴フリーターの場合は、一人で就職・転職活動をすると挫折してしまう可能性もあります。そのため、第三者のサポートを受けながら効率的に就職・転職活動を進めるのがおすすめです。

ハローワーク

ハローワークは、厚生労働省によって全国に設置されている公共職業安定所です。ハローワークでは求人の紹介だけでなく、就職にまつわるすべての相談が行えるので、高学歴フリーターで悩んでいる方に利用しやすいでしょう。

また、自分が求める仕事に必要なスキルが不足している場合は、職業訓練制度などを利用してスキルを身につけることが可能です。ハローワークは各自治体に設置されているため、最寄りのハローワークへ行き登録・相談を行いましょう。
ハローワークについてさらに知識を深めたい方は「ハローワークを利用する流れは?初めての応募申し込みや失業保険の申請方法」のコラムもあわせて参考にしてください。

転職サイト

転職サイトは、ネット上でいろいろな企業の求人を確認できる民間のサイトです。自分の好きなタイミングで自由に求人の閲覧ができるため、フリーペーパーで仕事を探すよりも選択肢が増えるメリットがあるでしょう。
ただし、書類添削や面接対策といったサポートは行っていないので、就職活動に不安を感じる場合は転職エージェントの活用がおすすめです。

転職エージェント

転職エージェントは求人の掲載に加えて、就職・転職活動の支援を行っています。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など求人紹介から内定まで一貫してサポートを受けられるのが特徴。転職エージェントは業者ごとに特色が異なるため、「自分が希望する業界に強い」「添削を丁寧に受けられる」「自己分析を行える」など、自分が希望するサービスにあわせて選択しましょう。

高学歴を無駄にせずフリーターを抜け出したい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや第二新卒、既卒などの若年層に特化した就職エージェント。専任のアドバイザーがマンツーマンのカウンセリングを行い、あなたの希望や適性に沿った求人情報をご紹介します。

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高学歴フリーターに関するQ&A

ここでは、高学歴フリーターが抱えやすい疑問をQ&A形式で解説します。

高学歴フリーターになる割合はどれくらい?

このコラムの「高学歴フリーターはどれくらいいる?」で解説しているように、令和5年3月の大卒者のうち未就職の人の割合は8.2%で修士課程修了者では11.4%、博士課程修了者では21.3%です。

さらに就職後に短期で離職した人も合わせると、高学歴フリーターの割合は上記よりも増える可能性があります。

高学歴フリーターになりやすい人の特徴とは?

「就活が上手くいかなかった」や「やりたいことが見つからない」、「自分の理想を追い続けている」などの特徴がある人は、高学歴フリーターになりやすいようです。

特に将来やりたいことが見つからないと就職を始めるきっかけを掴みにくく、フリーター生活をだらだら続けてしまう場合もあります。

高学歴フリーターから正社員を目指すためのコツは?

高学歴フリーターが正社員を目指すには、早めに行動することが大切です。

正社員採用では、年齢を重ねるほど即戦力となるスキルが重視されるため、経歴よりも学歴や将来性が評価される可能性が高い20代のうちに、就活を始めた方が良いでしょう。「正社員になれるのは何歳まで?フリーターの最終期限やメリット・デメリット」のコラムでは、フリーターが正社員を目指すべき年齢の目安を解説していますので、ご一読ください。

高学歴フリーターにおすすめの就活方法は?

高学歴フリーターは、就職支援サービスを利用するのがおすすめ。ハローワークや就職エージェントなどを活用すれば、担当者からのアドバイスや選考対策を受けながら就活をスムーズに進められます。

ただし、就職エージェントは対象者や扱っている求人が媒体によって違うので、注意が必要です。フリーター向けの就職エージェントをお探しの方は、ハタラクティブにご相談ください。

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