フリーターに不安を感じたときにすべきことは?就活の進め方も解説!

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この記事のまとめ

  • 給与が上がらないことや将来の保障が少ないことに不安を抱くフリーターは多い
  • 将来に不安を感じるフリーターは、目標を設定して実現のための具体的な行動を考える
  • フリーター生活に不安を感じても、焦って就職先を決めず慎重に検討する
  • 正社員になりたいフリーターは、ハローワークや就職エージェントを利用すると良い

フリーターのなかには、「将来どうするべきか」「このまま就職しないで良いのか」と不安を抱く方もいるでしょう。正社員とフリーターでは、給与額や雇用の安定に違いが出てきます。将来の不安をなくすためにも、就活は早めに開始するのがおすすめです。

このコラムでは、フリーターの継続を不安に感じる理由や不安を感じたときの対処法、就活の進め方などをご紹介します。正社員就職を目指すフリーターの方は、参考にしてみてください。

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フリーターのままだと不安に感じる4つの理由

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ここでは、フリーターのままだと不安に感じる4つの理由をご紹介します。

働き方の多様化が進む現在、フリーターとしての生き方を選択する人は少なくありません。職種によっては、正社員よりもアルバイトやパート採用に力を入れている企業もあるでしょう。しかし、それでもフリーターという立場に漠然とした不安を抱える方もいます。以下で詳しい理由を見てみましょう。

1.基本的に給与が上がらない

基本的にフリーターは、給与を上げるチャンスが少ない傾向にあります。働き方によっては正社員と同程度の給与を得られる場合もありますが、長期的に見たときの手取りは正社員よりも少ないでしょう。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、正社員と正社員以外の労働者の平均賃金は以下のようになっています。

年齢階級正社員・正職員正社員・正職員以外
~19歳18万5,000円17万100円
20~24歳22万1,000円19万6,200円
25~29歳25万5,900円21万2,300円
30~34歳28万8,400円21万5,500円
35~39歳32万3,500円21万3,300円
40~44歳34万7,500円21万7,600円
45~49歳36万6,300円21万2,800円

(引用:厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」)

上記のとおり、正社員・正職員は年齢が上がるにつれて平均賃金も上昇しています。しかし、正社員・正職員以外は20代後半以降、21万円台から平均賃金の変化がありません。30代以降になると賃金の差が顕著になり、フリーターの方は経済的な不安を抱きやすくなるでしょう。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

2.将来の保障が少ない

厚生年金に加入せず、国民年金のみ支払いをしているフリーターの場合、将来の保障が少ないのも不安要素の一つです。年金額が少ないので、老後働けなくなってから生活費に困ってしまう可能性があります。

また、もともとフリーターは企業の福利厚生の対象外である場合が多く、長期間勤めても一般的には退職金や手当が出ないため貯金もしにくく、さらに金銭的な苦労を抱える可能性があるでしょう。

フリーターも社会保険に加入できる?

条件を満たすことで、フリーターも社会保険に加入できます。加入の条件は、「週の所定労働時間が20時間以上」「1ヶ月の賃金が8.8万円以上」「2ヶ月を超える雇用の見込みがある」「学生ではない」の4つです。令和4年9月末日までは「1年を超える雇用の見込みがある」が条件でしたが、令和4年10月からは社会保険の適用範囲が拡大されました。

3.フリーターのまま働き続けるのが難しい

フリーターのまま働き続けるのが困難であることも、不安を抱く要因です。

フリーターはずっと同じ職場で働いてもキャリアとしてみなされないうえ、ある程度の年齢になると雇用契約の継続を断られることも。新しい仕事を探そうにもアルバイトの雇用は若い人の採用が中心なので、30代や40代になると求人は減少傾向になります。よって、仕事が見つからず働き口に困る可能性があるでしょう。

4.社会的信用度が低い

社会的信用度が低いことも、フリーターが不安を感じる理由です。ローンの審査が通らない、一部のクレジットカードが作れないなどの不都合があるでしょう。

また、フリーターと交際している人の悩みのなかには「付き合っている彼氏(彼女)がフリーターで結婚に踏み切れない」「フリーターのままで結婚できるのか不安」「親や友人に紹介しづらい」といった内容も。経済状況は結婚生活に大きく影響するので、交際相手が就職していないことは、人によっては切実な問題といえるでしょう。

以上のことから、フリーター生活は自由というメリットに対して、金銭面・体力面・雇用面・社会面などさまざまな点においてデメリットのほうが多いといえるでしょう。「フリーターにはデメリットが多い!社会保険や税金について正社員と比較」では、よりフリーターを続けるデメリットについて解説しています。

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フリーターを続けると生活は不安定になりやすい

前項でも触れたとおり、フリーターを続けると生活は不安定になりやすいのが現実です。20代の場合、正社員とフリーターの差を明確に感じる機会はあまり多くありませんが、30代からその差は徐々に開いていきます。以下、年代別にそれぞれ見ていきましょう。

30代の正社員とフリーターの差

30代の正社員は中堅社員となり、昇進して仕事の責任が重くなったり昇給したりと社会的に信頼を得ながら経済的にも豊かになっていきます。また、30代では結婚する人の割合が増えるのが特徴です。

フリーターでは業務内容も責任が少ない仕事のままで一般的に昇給もないので、同年代の正社員と大きな差を感じ始める時期といえます。「4.社会的信用度が低い」でも触れたとおり、フリーターのままでは経済的に不安定で結婚に踏み切るのは難しく、家庭を持ちたくても持てないといった場合もあるでしょう。

40代の正社員とフリーターの差

40代になると多くの正社員は部下を抱え、管理職といった指導的役割になります。また、重要なポジションについて仕事の中心となる機会もあるでしょう。責任が重くなると手当も増えやすいので、30代より生活が豊かになる可能性もあります。

一方、体の衰えを感じやすくなる40代になると、フリーターが生活のためにがむしゃらに働くことは難しくなるでしょう。若い頃より収入も体力も減ってしまい、生活が苦しいと思うこともあるようです。

50代以降のフリーターはどうなる?

50代以降はアルバイトとして恒常的に雇ってくれる仕事を探すのが難しいうえ、思うように働けないことから経済的に困窮する可能性が高まります。また、50代になると身体に不調が出てくる可能性が増え、医療費がかかるようになる場合も。定年になっても社会保険に加入していなければもらえる年金が少ないため、よりいっそう生活費の工面が難しくなる恐れがあるでしょう。

フリーターの将来については「フリーターの将来は不安?男女で違いはある?正社員になるためのコツを紹介」のコラムで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

将来に不安を感じるフリーターがまずするべきこと

将来に不安を感じるフリーターがまずするべきことの画像

フリーターという立場に不安を感じる場合には、以下のようなことを試してみましょう。

自分の将来設計や目標などを設定する

フリーターの現状に不安を感じる方は、やりたい仕事や将来の夢など、収入や生活の基盤になるビジョンを描いて目標を設定してみましょう。このとき考えた将来設計がフリーターのままでは実現できない場合、改めて就職を検討することをおすすめします。

目標達成に向けて具体的な行動案を考える

目標を設定したら、目標達成のための具体的な行動を想定します。たとえば、「やりたい仕事に就くには資格が必要だから、○月の試験に向けてスケジュールを組んで勉強をする」「今のアルバイト先で正社員になるために、○月までに正社員登用試験の勉強を進める」といったように、時期や行動をできるだけ明確にしましょう。

正社員登用制度については「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」で詳しく触れているので、こちらの記事も参考にしてみてください。

フリーターが正社員を目指す際の3つのポイント

ここでは、フリーターが正社員を目指す際のポイントをご紹介します。就活を始めるときは、以下の3つを守ると良いでしょう。

1.やりたい仕事内容を明確にする

まずは、自己分析でやりたい仕事内容を明確にします。自分の長所や短所、得意不得意を思いつくだけ書き出してみましょう。その際には関係するエピソードもメモしておくのがおすすめです。書き出したメモをもとに、自分はどんな仕事に向いているのかを考えてみてください。同じ分野の仕事でも関わり方が違うと求められる要素も異なるので、多角的に見ながら検討してみると良いでしょう。

自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」では、自己分析の方法を詳しく解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

2.希望条件を多くし過ぎない

仕事に求める希望条件を多くし過ぎないのも大事なポイントです。自分の望む条件が複数ある場合は一度すべて書き出してみて、優先順位をつけてみましょう。条件を絞り過ぎると、応募できる求人がなくなります。希望条件は多くても3つまでに留めましょう。

3.選考対策を万全にする

書類選考作成や面接練習など、選考前には万全の準備をしておきましょう。フリーターから就職する場合、「なぜ就職せずフリーターになったのか」は必ずといって良いほど聞かれる内容です。あらかじめ質問を想定しておき、それに対する回答を練っておきましょう。

就活中のフリーターの方には、「フリーターの正社員面接でよくある質問は?ふさわしい服装についても解説」のコラムもおすすめです。

就職したいフリーターは就活の進め方をチェック!

フリーターが就職活動を進める際には、以下の順序で進めるのが一般的です。就職活動を始めてから内定を得るまでは平均3ヶ月から6ヶ月といわれているので、逆算して計画的に行動しましょう。

自己分析・企業研究をする

1.やりたい仕事内容を明確にする」で触れたように自己分析を行い、就職したい会社の企業研究もあわせて進めましょう。

企業研究では、自分の入りたい企業について多角的に調べます。業界における志望先企業の立ち位置や誰にサービスや物を売る企業なのか、企業のWebサイトだけでなく新聞や四季報などを見ながら自分なりに分析してみてください。

志望動機と自己PRを考える

やりたい仕事と応募先企業が決まったら、志望動機と自己PRを考えましょう。志望動機は「自分が仕事で将来実現したいこと」「目標を叶えるための行動」「応募先企業で仕事をするとなぜ自分の目標達成に役立つのか」について書くのが基本です。

自己PRでは、まず応募先企業が求める人材を明らかにします。次に、自己分析で出した自分の強みからその人材にあてはまりそうな要素を選んでみましょう。注意すべきなのは、強みの数を絞ること。アピールポイントを増やすよりも、一つの強みについて詳しく説明したほうが印象に残って効果的だからです。また、その強みを表すエピソードを加えると説得力が増します。できれば、数字など客観的に分かりやすい指標を用いると良いでしょう。

志望動機や自己PRの作り方は「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」や「面接の自己PRの答え方とは?例文や長所の効果的なアピール方法を紹介!」のコラムも参考にしてみてください。

応募書類を作成する

志望動機の作成や企業研究などができたら、履歴書・職務経歴書といった応募書類を作成しましょう。応募書類は丁寧な字で書くのはもちろん、誤字脱字や日本語の誤りにも注意する必要があります。

履歴書の書き方が不安な方は「フリーター必見!書類選考を通過する履歴書の書き方」のコラムで詳しく解説していますので、お役立てください。

面接対策をする

応募書類を送って面接の日時が決まったら、念入りに対策して選考への不安をなくしましょう。

フリーターが就職を目指すときの面接対策では、「フリーターになった理由」「正社員になろうと思ったきっかけ」「将来の目標」の3つを答えられるようにしておくのが重要です。「面接で就職のきっかけを聞かれたら?興味をもった理由の回答例も紹介」のコラムでは、フリーターになった理由を説明する際の例文やよく聞かれる質問の回答例をご紹介しているので、参考にしてみてください。

フリーターが就職するのに資格は必要?

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結論からいうと、フリーターが就職するのに必ずしも資格が必要なわけではありません。フリーターは資格の有無よりも、やる気やポテンシャルを重視される傾向があるからです。資格不要の仕事に就きたい場合は、無理に資格を取得するより就活を優先させたほうが良いといえます。

フリーターから就職するのに役立つ資格

先述のようにフリーターからの就職は資格がなくても可能ですが、面接時に取得しておくと採用担当者に好印象を与えるものはあります。もし時間や貯蓄に余裕があれば、就活と並行して勉強に取り組んでみても良いでしょう。正社員面接で採用担当者に好印象を与えやすい資格は以下のとおりです。

日商簿記

日商簿記は、会社の取引内容やお金の動きなど、財務状況を把握するための情報を記帳するのに役立つ資格です。日商簿記を取得しておけば、経理や経営に必要な知識が身につきます。また、経理の実務経験がなくても資格を取得していれば応募可能な求人もあるため、「経理の仕事に興味があるけれど、実務経験がないから不安」というフリーターの方におすすめです。

秘書検定

秘書検定は基本的なビジネスマナーを問う問題が多く、就活中の学生にも取る人の多い資格です。秘書検定3級を持っていると基本的なビジネスマナーを心得ている証明になるため、社会人未経験のフリーターの場合も採用担当者に良い印象を与えるでしょう。

TOEIC

TOEICは、主に観光業など海外からの観光客を相手にする仕事で評価されやすいといえます。業務で英会話をする可能性がある仕事を志望するなら、就活を進めるかたわら英語の勉強もしておくのがおすすめです。

宅建

宅建は正式名称を「宅地建物取引士」といい、顧客の不動産の売買や賃貸借の契約を結ぶときに必要な資格です。独学で取得できるうえ、不動産関係の企業の面接で高く評価されやすいのが特徴。不動産関係の仕事に就きたいフリーターの方はチャレンジしてみると良いでしょう。

フリーターにおすすめの資格を職種別に解説!取得時の注意点や勉強法も紹介」のコラムでは、上記以外にもフリーターにおすすめの資格を紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

正社員になれるか不安なフリーターが就職しやすい仕事

正社員になれるか不安なフリーターが就職しやすい仕事の画像

一般的にフリーターから就職しやすい仕事には、営業職や事務職、介護職などが挙げられます。フリーターから採用されるかどうか不安に感じている方は、以下を参考にしてみてください。

営業職

営業職はフリーターから就職しやすい仕事の一つといえます。営業職は実力主義であることが多く、営業成績が良ければ職歴や経験を気にしない傾向があるからです。しかし、コミュニケーション力や前向きさなど、ある程度の適性は必要とされます。人と話すのが苦にならない人に向いている仕事といえるでしょう。また、ひとくちに「営業職」といっても顧客や営業方法によって細かく分類されています。

営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムで、営業職について理解を深めましょう。

営業職に就きたい方向けの

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事務職

事務職はフリーター・正社員を問わず人気の職種なので、「職歴やスキルがないと難しいのでは?」と不安を感じる人もいるでしょう。しかし、未経験OKの求人も多く学歴も選考に影響しにくい場合が多いので、フリーターからチャレンジしやすい職種といえます。未経験OKの求人でも経験者の応募があるので狭き門ですが、若さや柔軟性といった部分をアピールすると良いでしょう。

事務の仕事内容は「事務員ってどんな仕事?事務職のメリット・デメリットを解説」でご確認ください。

正社員

事務職 (派遣スタッフの業務管理)

  • 年収 315万円 ~ 360万円

  • 残業少なめ,賞与あり,プライベート重視,昇給あり,産休/育休,諸手当あり

ITエンジニア

ITエンジニアは未経験から挑戦できてスキルも身に付けられるため、フリーターの就職におすすめの仕事です。IT業界は人手不足なので、未経験者を一から育てようとする企業が多い傾向があります。よって、経験がなくても若さややる気といったポテンシャルをもとに採用する場合が多いようです。コツコツと努力を重ねることが苦にならず、好奇心旺盛な人に適性があるでしょう。

ITエンジニアについては「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」を参考に、自分に合った仕事を見つけてみましょう。

ITエンジニアに興味のある方向けの

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介護職

介護職もIT業界と同様、ニーズの高まりに対して人手が足りず、フリーターや未経験者を多く採用しています。現場で働きながら経験を積み、資格を取得できるのがメリットです。働きながら勉強し、介護福祉士やケアマネージャーといった上位資格を目指すのも良いでしょう。また、経験豊富な介護職はどのような施設や介護事業所でも重宝されるので、転職に困りにくいのも良い点です。

高卒から介護職になれる?資格は?給料や年収面も詳しく解説」のコラムでは、介護職の仕事内容や資格、給与など包括的に紹介しています。

正社員

介護職

  • 年収 297万円 ~ 351万円

  • 大手企業,未経験OK,残業少なめ,賞与あり,安定的な仕事,昇給あり,諸手当あり

フリーターで不安を感じたら就職に向けて踏み出そう

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将来達成したい目標のために就職を決意したものの、どんな仕事を選べば良いか分からなかったり、フリーターから目指せるのか不安と感じたりする人もいるでしょう。就職を検討し始めた方は、以下を参考にしてください。

ハローワークで求人を探す

ハローワークは失業者が転職のために利用するだけの場所でなく、年齢や職業に関わらず就職支援を行っていることからフリーターも利用可能な施設です。ハローワークのメリットは管轄地域の求人を多く扱っていること。よって、就職したい地域が決まっている人に向いています。また、無料の就職セミナーや職員によるカウンセリングが受けられるのも良い点です。

職業訓練所を利用する

専門性の高いスキルを身につけてから仕事を探すのも一つの方法です。ハローワークでは、就職に役立つスキルや知識を習得できる「職業訓練」を実施しています。ある程度、興味のある分野を絞ってから職業訓練校へ入学する必要がありますが、ハローワークの職員に自分の適性を相談しながら選んでみるのも良いでしょう。

職業訓練については「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」で詳しく紹介しています。

紹介予定派遣で働く

派遣会社で紹介予定派遣の求人を紹介してもらうのもおすすめです。紹介予定派遣とは、派遣先企業に正社員として正式に雇用されるのを前提として働く形態。詳しくは「紹介予定派遣とは?デメリットはある?フリーターや派遣との違いを解説」でご確認ください。

紹介予定派遣であればゆくゆくは正社員になるのを見越して仕事を教えてもらえるので、職場に慣れながら業務を覚えていけるでしょう。

就職エージェントを使う

就職先を見つけられるか不安に感じるフリーターの方は、就職エージェントの利用を検討すると良いでしょう。就職エージェントとは、民間企業の運営する就職支援サービスのことです。どのような支援を行っているのかは企業によって違いますが、フリーターの就職支援をメインに行っているサービスもあります。

就職エージェントは、担当の就活アドバイザーにじっくり話を聞いてもらえたり、自分の希望する求人を紹介してもらいやすかったりするのがメリットです。また、就活を全面的にサポートしてくれるのも大きな特徴の一つ。求人紹介から選考対策を一貫して行うので、就活に不安を覚えるフリーターに心強いサービスといえます。

フリーター生活に不安を持っている方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代のフリーターの方に向けて、人柄やポテンシャルを重視する企業の求人をご紹介しております。
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フリーターの方に向けたQ&A

フリーターを続けることに不安や焦りを感じている方も多いでしょう。ここでは、フリーターに関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

フリーターのままでいるのは甘い考えですか?

病気やケガで就職できなかった、家族の介護でフルタイム勤務が難しかったなど、明確な理由があってフリーターを続けている場合は甘えとはいわないでしょう。「△月まではアルバイトを続けて、その後就活を開始する」と期限を決めて就活のスケジュールを組んでいる場合もその限りではありません。

ただし、将来のプランが何もなかったり、特別な理由がなくフリーターを続けていたりする場合、甘い考えと思われてしまう可能性があります。

そもそもフリーターとはどんな人を指しますか?

一般的にフリーターは、正社員以外の雇用形態で働く34歳までの若者を指しています。定職に就かずにアルバイトや契約社員、派遣社員として働いて生計を立てる若者を総称する言葉です。場合によっては、働く意思はあるものの一時的に無職になっているという人もフリーターに含まれることがあります。

フリーターの定義については、「フリーターとは?一人暮らしは実現できる?正社員就職のポイントも解説」のコラムも参考にしてみてください。

フリーターから就職しやすい仕事はある?

人手不足の業界、資格や経験を問わない仕事は比較的就職しやすい傾向にあります。具体的には介護業界やIT業界など、人手不足が続く業界が狙い目です。人手不足の業界については、「人手不足の業界とは?原因を考察するとともにメリット・デメリットも解説」でもまとめているので、企業選びのヒントにお役立てください。

ブラック企業の見分け方を教えてください

ブラック企業を見分けるには、求人に記載されている情報をよく確認しましょう。たとえば、給与が業界や職種の相場に比べて高過ぎる場合や、同じ求人が常に掲載されている場合は注意が必要です。また、選考で労働条件の話が明らかにされない、企業から連絡が来るのが深夜の遅い時間帯や休日といった場合も、よく考えたほうが良いでしょう。

ブラック企業の見分け方は「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」のコラムでも解説しているので、ご一読ください。

フリーターから正社員を目指すことはできますか?

フリーターから正社員への就職は十分可能です。特に20代のうちは経験やスキルがなくても、将来性を重視したポテンシャル採用が見込めるでしょう。

ハタラクティブでは、フリーターの就職を手厚くサポートしているので、正社員を目指したいと考えているフリーターの方は一度ご相談ください。

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