退勤と帰社の違いは?似ている言葉の正しい意味と使い方を解説!

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この記事のまとめ

  • 「退勤」は勤務状態から離れている、「帰社」は出先から自社に戻るという意味
  • 「退勤」と「帰社」の違いは、会社から帰っているかどうか
  • 「退社」には会社から帰る、会社を辞めるという2つの意味がある
  • 会社を辞めたことを伝える際は、「退職」を使うと良い
  • 「出社」は会社に到着したこと、「出勤」は業務を開始することを意味する
  • 研究所や専門事務所は「出所」と「退所」、官公庁は「登庁」と「退庁」を使う

「退勤」と「帰社」の違いをご存知でしょうか?ほかにも退社や退職、出勤、出社など似ている言葉が多く存在しているため、使い方に悩む方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、退勤をはじめとする似ている言葉の正しい意味や使い分け方について解説しています。間違った表現で相手に誤解を与えることがないよう、正しい知識を身につけましょう。

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「退勤」と「帰社」の違いは?

「退勤」は、「勤務状態から離れている」という意味です。会社員に限らず、フリーランスや自営業の人も仕事を終え、会社から帰るときに使います。一方「帰社」は、「出先から自社に戻る」という意味です。

退勤の使い方

「会社にいない状態」を「退勤」とするのは間違いです。外回りで会社にいなかったとしても、「◯◯は退勤しております」と言わないようにしましょう。

帰社の使い方

「◯◯は、16時に帰社の予定です」「本日、帰社の予定はございません」などが正しい表現です。ただし、帰社は社内のやりとりで使うのが一般的。社外の人に対しては、「◯◯は、16時頃オフィスに戻る予定です」のように「戻る」を使うことが多いようです。

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「退社」と「退職」の違いは?

「退社」には、「会社から帰る」ことと「会社を辞める」ことの2つの意味があります。それぞれ適切な使い方を見ていきましょう。

会社から帰ること

「本日、◯◯は退社致しました」「◯◯は18時に退社しました」などが正しい表現です。

会社を辞めること

「3月末に退社しました」という表現であれば、3月の終わりに会社を辞めたことが伝わります。

「退社」は2つの意味を持つため、電話応対で使う際は注意が必要です。単に「◯◯は退社しました」と言うだけでは、会社を辞めたのか、仕事を終えて帰ったのかがはっきり伝わりません。上記の例文にもあるように、「本日」「3月末に」など具体的な表現を加えることが大切です。会社を辞めたことを伝える際は、「退職」を使うと良いでしょう。「◯◯は3月末に退職いたしました」と言えば、離職したことが伝わります。

「出社」と「出勤」の違いは?

「出社」は、会社に到着したことを表す言葉。一方、「出勤」は業務を開始することを意味します。つまり、午前8時30分に会社に着き、仕事を9時から始めたのであれば、出社時間は8時半、出勤時間は9時です。在宅勤務の人は、「出社」の必要がありません。同様に、自宅から営業先に直接向かう人も、出社せず出勤することになります。

「出社」や「退社」といった表現は、どの職場でも使われるわけではありません。研究所や専門事務所は「出所」、「退所」という表現が適切。また、役所や税務署といった官公庁は「登庁」と「退庁」を使います。

ここまで退勤や帰社、退社など似ている言葉の違いを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。正しい表現を使って応対できれば好印象につながるため、これから社会人になる方は事前に身につけておきましょう。

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「退勤」や「退職」の使い方に関するFAQ

「退勤」や「帰社」、「退職」「退社」は似たような単語のため、使い分けが分からないという方は多いでしょう。ここでは、言葉の使い分けに関する質問をQ&A方式で解決していきます。

早退をした場合はどの表現を使いますか?

早退の場合は、「退社」または「退勤」を使います。前述の通り「退社」には本日の業務を終了したという意味のほかにも、会社を辞めるといった意味も含んでいるので「退社」を使用する際は、相手に誤解を与えないように注意しましょう。詳しくは「退社と退職の使い分けは?それぞれの違いと使用例を押さえよう」でも解説しているので、確認してみてください。

会社を辞めたことを伝える際は「退職」ですか?

会社を辞めたことを伝える場合は「退職」を使用しましょう。「退社」も会社を辞めることの意味として成り立ちますが、会社から自宅へ帰ることを指す場合もあるので、「退職」を使うことで相手にも分かりやすく伝えられます。また、「離職」も会社を辞めることを意味する言葉ですが、公的機関で使用される言葉と認識されているため、書類に記載する際は使わないようにしましょう。退社と退職の違いなどについて、詳しくは「「退社」とは?混同しやすい「退職」「帰社」「退勤」の意味や使い方も解説」に掲載しているので、参考にしてみてください。

履歴書に書く場合は「退社」「退職」どちらですか?

記載方法に関して厳密なルールはありませんが、履歴書には「退職」と書くのが一般的です。ただし、非正規雇用の場合は退社という表現を使うケースが多いため、アルバイト歴を記載する場合は「退社」と記載するようにしましょう。基本的に「退職」または「退社」の違いで採用に影響が出ることはありません。詳しくは「履歴書に書くのは退社と退職どっち?マナーや書き方を知っておこう!」で解説しているので、履歴書を書く際に疑問点がある場合は、一度目を通してみることをおすすめします。

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