- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 社会人に必要なコミュニケーション能力は?苦手な方の向上ポイントを解説!
社会人に必要なコミュニケーション能力は?苦手な方の向上ポイントを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 社会人にとってコミュニケーション能力は、多様なビジネスシーンで重要視されるスキル
- コミュニケーションが苦手な社会人も工夫次第でスキル向上は可能
- 社会人に必要なコミュニケーション能力を上げたいなら、積極的な挨拶を心がけよう
- コミュニケーション能力を挙げる方法として、参考本や研修を活用するのもおすすめ
社会人として職場の人とのコミュニケーションに、不安を抱いた経験がある人も多いのではないでしょうか?相手とスムーズに会話ができずぎこちなくなったり、職場に馴染めないように感じたりするなど、人によってさまざまだと思います。
そのようなときはコミュニケーションのとり方を少し工夫してみるのがおすすめです。このコラムでは、社会人としてのコミュニケーション力の必要性や向上ポイントをご紹介します。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
社会人におけるコミュニケーション能力の必要性
職場や面接などでは、社会人としてのコミュニケーション能力が求められる傾向にあります。まずは、コミュニケーション力の必要性を深掘りしていきましょう。
そもそもコミュニケーション能力とは?
コミュニケーション能力とは、気持ちや意見を、言葉などを通して相手に伝える能力のことです。相手と意思疎通をし良好な関係を築いたり、仕事や遊びをスムーズに行ったりするために不可欠な要素といえるでしょう。
学生と社会人のコミュ力の違い
学生と社会人とでは、自らを取り巻く環境が大きく違うため、自ずと周りの人との関係にも大きな違いが生じると考えられます。そのため、コミュニケーションにも大きな違いが発生するといえるでしょう。
学生にとってのコミュ力
基本的に学生は、仲の良い人とだけコミュニケーションをとっていたとしても、それほど困ることがないでしょう。学生生活においての目的は、勉学に励み豊かな教養を身に着けることであり、これと同じ目的を持った同年代の人が、必然的に集まる傾向にあるからです。
とはいえ、部活動やサークルなど、気の合う人と楽しい時間を過ごすためには、コミュニケーション能力だけではなく、いくつかの要素もつきものでしょう。たとえば、「フレンドリーさ」「明るさ」「話しの面白さ」などが挙げられます。これらは不可欠要素ではないものの、学生における「コミュニケーション能力が高い人」と認められる、重要な要素になり得るでしょう。
社会人にとってのコミュ力
企業の各組織には、年齢、性別、思考が違うさまざまな人がいると考えられます。また、組織の中で、社会人としての目的である「商品やサービスを販売し会社に利益を生むこと」「お客さまに価値を提供し喜んでいただくこと」などを達成しなければいけません。
この目的を達成するためには、仕事で関わるすべての人と良好な関係を築けていることが望ましいといえます。任された業務をスムーズに遂行するうえで、社会人としてのコミュニケーション能力が求められると考えられるでしょう。
企業にとってのコミュ力とは
企業が人材に求めるコミュニケーション能力は幅広いといえます。たとえば、「話を正しく理解し、答えることができる」といった基本的なことから、「相手が求めるものを聞き出せる」「考えの違う相手と話し合える」など高度といえるレベルまでさまざまだと考えられるでしょう。社会人におけるコミュニケーション能力の必要性をさらに知りたい方は「コミュ力が高いと有利?就職で求められるスキルとは」も参考にしてください。
日本人はコミュニケーションを苦手な人が多い
文化庁の「平成23年度「国語に関する世論調査」の結果の概要(8p)」によると、初めて会った人と話をすることについて、得意であると答えた人は42.9%、苦手であると答えた人は55.5%でした。そして、同資料(5p)によると、人とのコミュニケーションにおいて、難しいと感じることについて「相手との人間関係を作り上げながら伝え合うこと」と回答した人が4割強、「根拠や理由を明確にして論理的に伝え合うこと」と回答した人が3割台半ばという結果でした。
この調査結果から、日本人は初対面の人とのコミュニケーションや、人間関係の構築、ロジカルコミュニケーションに自信のない人が多いといえます。
参照元
文化庁
国語に関する世論調査
コミュニケーションが苦手と感じる原因
コミュニケーションがうまくとれないことで、苦手だと感じる原因につながっている可能性があります。主な原因について、自分に当てはまっている事柄がないか自己分析してみましょう。
1.相手のことを考えず話し出してしまう
自分のタイミングでいきなり話し出されても、相手は聞く準備をできていない可能性があります。場合によっては、相手から嫌がられることも考えられるでしょう。結果的に周囲と孤立してしまい、コミュニケーションが苦手だと感じてしまう可能性もあります。
2.一方的に話し続けてしまう
会話はお互いの言葉のキャッチボールで成り立つといえます。相手の話を遮ってしまったり、話が脱線してしまったり、一方的に自分の話をし続けると相手はただの聞き役となってしまうでしょう。良質なコミュニケーションがとれないため、会話が苦手だと感じる原因へとつながっていくことが考えられます。
3.余計な相槌をしてしまう
相槌が多過ぎたり、大袈裟過ぎたりすると、話し手は落ち着いて会話ができません。また、話を最後まで聞かずにかぶせて相槌してしまうと、「きちんと話を聞いてもらえていない」と不満が生まれてしまう場合もあるでしょう。そのような出来事が重なれば周囲の人とうまくいかなくなり、コミュニケーションが苦手だと感じてしまう傾向にあります。
4.つい感情的に話す傾向がある
感情的に話す人は、相手の事情や考えを聞こうとせずに、自分の考えだけで物事を決めつけてしまう傾向にあります。自分がどう感じたか、自分がどうしたいかなどといった自分の感情だけを一方的に主張してしまい、トラブルの原因となる場合もあるでしょう。周囲から受け入れられず、次第にコミュニケーションをとること自体が嫌いになってしまうと考えられます。
5.話を簡潔にまとめられない
話を簡潔にまとめられない人は、相手に伝えたいことが頭の中でまとまっていない可能性があります。前置きが長かったり、重要でない部分の内容が長かったりすると、聞き手を疲労させてしまい十分なコミュニケーションがとれない場合もあるでしょう。
「コミュニケーションが苦手」を克服するには
コミュニケーションが苦手な方は、「何を話したら良いのかわからない」「話が続かなかった場合の沈黙が怖い」という思いがあるかもしれません。それが原因でコミュニケーションをとることに対し、トラウマになってしまう人も少なくないでしょう。しかし、これは同時にチャンスともいえます。自分のマイナスな側面をしっかり受け止め、向き合い理解することで、トラウマを克服できるきっかけにつながる場合もあるからです。
さらにコミュニケーションが苦手だと感じる原因を探りたい方は「コミュニケーションが苦手…不得意に感じる原因や仕事での対処方法も解説!」このコラムを参考にしてみてはいかがでしょうか。
社会人としてのコミュニケーション力が高い人の共通点
社会人としてコミュニケーション能力が高い人の共通点を知ることで、自分のコミュニケーションスキルを見直すきっかけになる場合もあります。
1.相手の状況を確認して話し出す
コミュニケーション能力が高い人は、話を始めるときに「いまよろしいですか」などと確認をとる人が多い傾向にあるようです。相手の時間を割いてもらうという意識があるため、相手も話を聞く準備がしやすいと考えられます。
2.ボディーランゲージを加える
相槌の際にうなずきの動作があったり、身を乗り出して話を聞いたりするだけで、真剣に相手の話と向き合っていることが体の動きで伝わってくるでしょう。そのため、社会人としてのコミュニケーション能力が高い人は、話す際には言葉だけではなく、身振り手振りで相手に興味を持ってもらえるようなアクションを行っている傾向にあります。
3.聞き役に徹することができる
コミュニケーション能力が高い人は総じて、聴く力が高いといえます。相手の話を最後まで聞いて、相手の話に興味を持ち、相手を知ろうとする気持ちがあるでしょう。話し手は気持ちよく話せるため、深いコミュニケーションが生まれると考えられます。
4.質問の仕方がうまい
話しやすいような質問の仕方をして、相手が話す機会を作るよう心がけられる人は、話し手に「話を続けられる」という安心感を抱かせやすく、コミュニケーション力が高いといえるでしょう。また、質問のタイミングが良い人は、会話のテンポを妨げることなく、相手に心地よさを与えられる傾向にもあるからです。◯5.アイコンタクトや笑顔がある
アイコンタクトをとることで、安心や信頼などのポジティブな感情が生まれる傾向にあるようです。一方、目をそらされたり全く笑顔がない状態だったりすると、不安や寂しさなどの否定的な感情になってしまう場合もあります。
社会人としてのコミュニケーション力が高い人は、笑顔とアイコンタクトが信頼関係を築くための重要な要素であることを、十分理解しているといえるでしょう。
社会人としてコミュニケーション力を向上させるポイント
コミュニケーション能力を鍛えることで、仕事において生産性が向上したり人脈が広がったりするメリットが期待できるでしょう。苦手な人も気軽に試しやすい方法を以下でご紹介します。
自分から挨拶する
挨拶は、誰にとっても取り組みやすい声掛けといえるでしょう。最初は「おはようございます」「お疲れさまです」のやりとりのみでも、回数を重ねると自然と親近感が湧くものです。職場の方や仕事に関わる方には特に、積極的に挨拶を行っておくのが良いでしょう。
当たり障りのない会話も大切にする
挨拶に慣れたら、天気やニュースなど、当たり障りのない内容を少しずつ加えていくと良いでしょう。明るい話題を心がけ、相手の気持ちを暗くさせるようなネガティブな話題はできるだけ避けたほうが無難といえます。社会人としてのコミュニケーション力に自信がない場合、まずは、よく顔を合わせる近隣の席の方から話しかけてみるのがおすすめです。アイコンタクトやほほえみを添えるとより好印象を与えることが期待できるでしょう。
参考本を読む
自分のコミュニケーション能力に自信がない、向上させたいという方は、基本をしっかり身に付けましょう。気軽に始めやすいのは、参考本などの書籍を読むことです。コミュニケーションに関する書籍からは、良質な情報やスキルを学べる可能性があります。
また、書籍だけだと物足りない方は、コミュニケーション力向上のための研修に参加するのも良いでしょう。書籍で読んだことや研修で学んだことを、職場で実践できるので、効率よくスキルを身に着けられる方法の一つです。
有効な方法はコミュ力が高い人の真似をすること
コミュニケーション能力を向上させるために、周りの人との関係が良好な人の真似をするのがおすすめです。話し方や声のかけ方、気遣いの仕方などを参考にしてみましょう。自分のやり方ではなく、他者のやり方を徹底して真似することで、コミュ力の秘訣が何かを掴める可能性もあるでしょう。コミュニケーション能力を鍛えるポイントは「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
転職活動で社会人としてのコミュニケーションに不安があるなら
就職・転職活動をしたいと考えているものの、コミュニケーションが苦手で面接や応募先企業とのやりとりに不安がある方もいるでしょう。そのような場合は、就職・転職エージェントを使うのがおすすめです。エージェントが応募者と企業の間に立ち、スムーズに選考を進められるようサポートするので、コミュニケーションが苦手な方も安心して就活に取り組めます。就職・転職エージェントとは、就活中の方に求人を紹介するサービスのことです。
ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターといった若い人材の就職支援に特化したエージェントで、採用に向けてあなたにぴったりな求人をご紹介します!キャリアアドバイザーがマンツーマンで1社ずつ丁寧に面接対策や書類の添削などを行い、採用に向けてサポートいたします。社会人として求められるコミュニケーション能力を向上させて、新しいキャリアを築きたい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください!
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。