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東京のニートの割合は?一人暮らしや就職はできる?受けられる支援も紹介
更新日
この記事のまとめ
- 東京は人口が多い分、ニートの人数も多い傾向にある
- 東京でニートが一人暮らしをする場合は、家賃などの生活費を事前に認識しておこう
- 2024年時点での東京都の有効求人倍率は全国と比較して低く、就職難易度はやや高い
- ニートの方は、東京しごとセンターや東京わかものハローワークなどの利用がおすすめ
「東京でニートから正社員へ就職したい」と考える人は少なくないでしょう。東京は求人数と同様に、仕事を求めている人も多いのが現状です。ニートから就職を目指す場合は、自己分析をしっかりと行った上で、対策を練りましょう。このコラムでは、東京のニートの割合や就職事情を紹介。東京で受けられる就活支援や一人暮らしをする際のポイントについてもまとめています。
東京のニートの割合
東京におけるニートの割合はどのくらいなのでしょうか。令和4年度に行われた「e-Stat 政府統計の総合窓口「就業構造基本調査・時系列統計表」」の調査結果をもとに、ニートの人口が多い上位5つの都道府県と15〜34歳の人口に占めるニートの割合を、以下の表にまとめました。
都道府県 | ニートの人口 | 15~34歳の人口に占める ニートの割合 | |
---|---|---|---|
1位 | 東京都 | 63,800人 | 1.9% |
2位 | 大阪府 | 46,900人 | 2.6% |
3位 | 神奈川県 | 45,300人 | 2.3% |
4位 | 埼玉県 | 39,900人 | 2.7% |
5位 | 愛知県 | 36,300人 | 2.3% |
全国総数 | 615,700人 | 2.5% |
引用:e-Stat 政府統計の総合窓口「就業構造基本調査・時系列統計表」
上記のとおり、東京のニートの人口は数だけで見ると全国1位です。一方、東京の15〜34歳の人口に占めるニートの割合は、1.9%であることが分かります。ニートの割合に関しては、高知県が最も高く4.7%です。東京は人口が多い分ニートの人口も多いですが、若年層の人口に対するニートの割合に関しては、それほど高くない数値となっています。
東京でニートから就職を目指すのは可能?
東京都は、求人数が多く選択肢の幅が広いのが特徴です。給与設定が高めであることも東京で就職するメリットでしょう。また、東京は就職支援サービスが充実していることも多く、ニートから正社員に就職しやすい環境といえます。ニートから正社員への就職を目指している方は「ニートから正社員を目指そう!受かるための方法やおすすめの仕事を紹介」のコラムも参考にしてみてください。
参照元
e-Stat 政府統計の総合窓口
就業構造基本調査
ニートは東京で一人暮らしできる?
貯金が十分にある方や親族からの仕送りがあるニートの方は、一人暮らしに挑戦しやすいといえます。ただし、都心は郊外に比べて家賃が高い傾向にあるので、一人暮らしのハードルが高いのも事実です。住む場所によって家賃相場は異なるため一概にはいえませんが、家賃として月7万円くらいは必要だと認識しておきましょう。東京の一人暮らしにかかる生活費について詳しく知りたい方は、「東京なら就職できる?ニートが上京するときの注意点とは」のコラムでご紹介しているので、参考にしてみてください。
ニートの生活スタイルのままお金を得る方法と注意点
自由な生活スタイルのまま東京で暮らしたいニートの方は「在宅で働ける仕事を探す」「アルバイトをする」「スキルを仕事にする」などの方法があります。ただし、ニートの生活を続けると「社会的信用を得られにくい」「年齢が上がると就職したいと思っても難しくなる」といったリスクもあります。ニートやフリーターの期間が長くなると就職へのハードルが上がりやすいので、就職を考えているのであれば早めに就職対策をはじめるのがおすすめです。
就職したいニートが知っておくべき東京の有効求人倍率
東京での就職を検討しているニートの方は、有効求人倍率を見て東京都の就職難易度をチェックしてみましょう。有効求人倍率とは、求職者一人あたりの求人数を示す数値のことです。有効求人倍率の数値が高いと、それだけ求職者一人あたりの求人数が多く、比較的就職がしやすい状態ということになります。厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年6月分)」によると、東京都の有効求人倍率は以下のとおりです。
都道府県 | 有効求人倍率 |
---|---|
東京都 | 1.11 |
福井県 | 1.85 |
大阪府 | 1.02 |
全国計 | 1.23 |
引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年6月分)」
上記のとおり、東京都の有効求人倍率は、全国と比較すると低い数値です。東京都は、求職者に対する仕事の数が比較的少なく、就職難易度がやや高いといえるでしょう。有効求人倍率は、2024年6月時点では福井県が1.85と最も高く、大阪府が1.02と最も低い数値となっています。東京都は、全国で下から6位です。上記は、都道府県別を比較しましたが、有効求人倍率は、職種によっても大きな違いが見られます。「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」のコラムでは、職業別の有効求人倍率についても詳しく解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
東京都は競争率が高くて就職が難しい?
東京都は人口が多い分、就職の競争率も激しい傾向にあります。しかし、人材を求める業界や職種の幅も広く、さまざまな企業が存在するため、就職のチャンスが多いのも事実です。そのため、自分に合った就職先とマッチできる可能性が高いといえるでしょう。ニートの方も、自己分析や履歴書・面接対策といった準備をきちんとすることで、就職成功に近づけるはずです。「ニートが就活を「怖い」と感じる理由とは?面接対策やよくある質問例も紹介」のコラムでは、ニートから就活を成功させるためのコツや何から準備すれば良いのかについて解説しているので、ぜひこちらもご参考ください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年6月分)について
ニートが東京で使える就職支援サービス
東京で受けられる就職支援サービスには、「東京しごとセンター」「東京わかものハローワーク」「就職エージェント」の3つが挙げられます。一人で求職活動をしようとすると、自分に合った情報が上手く収集できないこともあるので、支援機関を上手に活用しながら仕事を探すのがおすすめです。以下で3つのサービスをそれぞれ解説するので、ニートから就職を考えている方は参考にしてみてください。
東京しごとセンター
東京仕事センターは、東京都から委託を受けた就職サポート機関が運営しています。ヤングコーナー(29歳以下が対象)・ミドルコーナー(30歳から54歳が対象)・シニアコーナー(55歳以上が対象)・女性再就職支援の4つの区分を設け、年齢や状況に応じて適切なサービスを提供しています。就職に関するセミナーやイベントなどを頻繁に行っているのが特徴です。具体的には、以下のようなサービスがあります。
- ・専任のアドバイザーによるカウンセリング
・自己理解や模擬面接などの就職セミナー
・業界や職種の勉強会
・職業紹介
・企業の合同説明会
・企業見学
利用料は無料です。求人の対応地域は東京都に限定されていますが、東京都以外にお住まいの方も利用できます。
東京わかものハローワーク
国が管轄する公共職業安定所です。渋谷区にある東京わかものハローワークでは、正社員としての就労経験が少ない若者を対象にサポートを提供しています。主なサービスについては以下のとおりです。
- ・求人情報検索
・職業に関する相談
・求人紹介
・各種セミナーの開催
・ジョブクラブ(就活応援塾)
利用者一人ひとりの背景に応じたサービスを提供。仕事に関する不安や焦りを解消し、自信を持って正規雇用を目指せるようにサポートを行っています。
就職エージェント
転職エージェントは、就職情報をよく知っているアドバイザーが一人ひとりに合った求人を紹介してくれるサービスです。就職エージェントの特徴は以下のとおりです。
- ・希望条件のヒアリングと求人紹介
・就職に関する悩みの相談
・履歴書や職務経歴書など、応募書類の書き方のアドバイスや添削
・面接の日程調整
・面接対策
就職エージェントでは、スタッフが実際に企業に足を運んで情報収集しているため、企業のサイトでは得られないよりリアルな情報を得られる可能性があります。東京しごとセンターや東京わかものハローワークなどどあわせて、転職エージェントを併用するのもおすすめです。「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムでは、就職エージェントの特徴や利用方法を詳しく解説しています。また、就職エージェントを利用するときのコツも解説しているので、興味のある方はこちらもご参考ください。
東京で就職を検討しているニートの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにお任せください。ハタラクティブは、ニートやフリーター、既卒、第二新卒といった若年層の就職サポートをしています。未経験歓迎の求人が豊富で、社会人経験ゼロの人も安心してご利用いただくことが可能です。志望の職種が決まっている人はもちろん、「何の仕事が向いているのか分からない」「就職を目指したいけど何から始めれば良いのか分からない」という方など、方向性が明確でない方もお気軽にご相談いただけます。また、入社後も丁寧なフォローアップを実施。「入社前と入社後にギャップはないかどうか」「人間関係はどうか」「社風は合うか」「仕事内容はどうか」など細やかに現状のヒアリングを行っています。もちろん、相談やサービスはすべて無料です。ぜひお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。