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ニートから住み込みの仕事はできる?メリット・デメリットも解説
更新日
この記事のまとめ
- ニートから住み込みで仕事を始めるなら「工場」「ホテル」「レストラン」などがある
- 住み込みで働くメリットは、生活費を抑えられるためお金が貯まりやすい点
- 住み込みで働くデメリットは、規則が厳しかったり辞めにくさを感じたりすること
- ニートから住み込みの仕事を始める前に、アルバイトをして働き慣れるのも良い方法
「ニートから住み込みで仕事をするのは可能?」と疑問をお持ちの方はいるでしょう。ニートから住み込みで仕事を始めることは可能です。住まいを提供してくれる仕事を見つけることで、家賃を抑えて生活できる場合も。このコラムでは、ニートから住み込みで働く際のおすすめの仕事や、住み込みのメリット・デメリットについてまとめました。現在の住まいから離れて就職先をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ニートから住み込みの仕事はできる?
ニートから住み込みの仕事をすることは可能です。住み込みは社員向けに家電完備の寮や社宅などが準備されているため、自分で探して部屋を借りるよりも低コストで新生活を始められます。なかには賄いを支給していたり社員食堂を完備していたりする仕事も。これから一人暮らしをする方にも、おすすめの働き方といえるでしょう。
住み込みの仕事については、「住み込みの仕事はきつい?メリット・デメリットや求人選びのポイントを解説」のコラムもぜひご覧ください。
ニートから住み込みの仕事を始めるなら
先述したように、住み込みの仕事はこれから新生活を始めようと考えているニートや引きこもりの方におすすめの働き方です。「住み込みok」「入寮ok」「家具・家電完備」などのキーワードをインターネットで検索すると住み込みの求人を探せるでしょう。以下で、住み込みの求人が多い仕事を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
工場
住み込みの仕事には、自動車製造関連の工場が多い傾向にあります。企業によっては、家具家電・Wi-Fi完備の部屋を提供してくれたり、面接日の往復の交通費や引っ越し代を支給してくれたりするところも。入社が決まったときや、規定の期間の勤務を終えたときなどにお祝い金が支給される企業もあるようです。
工場の仕事内容は、部品の組み立てや加工、目視検査など軽作業の物も多く、特別な資格や経験がなくてもチャレンジしやすいものが多いようです。工場で住み込みを検討しているなら、期間工も候補に挙がるでしょう。「期間工とは?向いている人の特徴や働くメリット・デメリットを紹介」のコラムもご覧ください。
ホテル・旅館
ホテル・旅館での仕事も、住み込みの求人が多くあります。職種はフロントスタッフやレストランスタッフ、仲居さん、客室清掃など多岐にわたりますが、未経験者okの求人が多いため、職歴なしのニートや引きこもりからのチャレンジもしやすいはずです。
賄いが支給される職場を選べば、食費を抑えて生活できることも。また、山や海など自然に囲まれた環境の職場であれば、休日にマリンスポーツやウィンタースポーツなどを楽しめるでしょう。
レストラン
ゴルフ場やスキー場、リゾートホテルなどに併設されているレストランでの仕事も、住み込みや入寮okの求人が多い傾向にあります。主な募集は、キッチンまたはホールです。レストランスタッフの場合、賄いが支給されることが多いでしょう。
医療・福祉施設
住み込みの仕事には、薬剤師や看護師などのほか、介護スタッフの募集もあります。介護スタッフは、特別な資格がなくても始めやすいのが魅力。日本の高齢化にともない人員が不足しているなかで、将来性の高い職業です。雇用も安定している傾向があるため、職を失う心配もないでしょう。
さらに、働きながら資格取得が可能でキャリアアップも目指せます。詳しく介護職について知りたい方は、「未経験から介護職に転職したい!無資格でも大丈夫?志望動機の例文も紹介」こちらのコラムもご一読ください。
事務
工場やホテルに比べ数は少ない傾向にありますが、事務などのオフィスワークにも住み込み制度や入寮を設ける企業があります。生活を送る場所として、寮や社宅が用意されていることが多いようです。仕事内容は、事務やコールセンターの仕事などが挙げられるでしょう。
販売
住み込みありの求人の一つに、販売職も挙げられます。寮を用意している企業が多く、主に家電量販店やショッピングモールでのスマホやタブレットの販売のようです。教育制度を整え、未経験者okとする会社もあります。接客経験がないニートや引きこもりの方も安心して仕事をスタートしやすい環境でしょう。
ニートから住み込みで仕事をするメリット
住み込みの仕事には、以下のようなメリットがあります。
- ・家賃が格安、または無料なので貯金しやすい
・生活コストをカットできる
・生活用品や家具家電付きの部屋もある
・職場のほかに、寮での新しい出会いがある
・仕事と同時に生活拠点も変えられ、心機一転できる
・カップルや家族で入寮できるところもある
・ペット同伴できるところもある
・通勤時間を短縮できる
住み込みは居住費がかからなかったり、一人暮らしに比べて安く住んだりするため、お金を貯めやすい環境にあるのが大きな魅力でしょう。住み込みの仕事を始めれば居住にかかる費用を抑えられるため、自由に使えるお金は増えます。
また、職種も幅広くあるため、自分の得意・不得意に合った仕事を選ぶことでストレスなく働けるでしょう。就職後の貯金についてより詳しく知りたい方は、「貯蓄とは?貯金や預金との違いを理解しよう」のコラムもあわせてご覧ください。
ニートから住み込みで仕事をするデメリット
住み込みの仕事は、メリットばかりではありません。就職を目指すにあたって事前に認識しておきたいポイントもいくつかあります。入社後に「住み込み自体が合わなかった」とミスマッチを起こさないためにも、以下のデメリットの例をチェックしてみてください。
- ・フルタイム勤務でが多いので、短時間だけ働きたい場合は向かない可能性がある
・住み込み先によっては門限や規則が厳しい場合がある
・相部屋の場合はプライバシー面でストレスが生まれやすい
・契約期間が定められている場合、万が一仕事が合わない場合も辞めにくい
・リゾート施設で働く場合、近所にコンビニやスーパーがないこともある
・仕事とプライベートのオンオフが曖昧になる可能性がある
住み込みの仕事にはアルバイトやパートもありますが、基本的には労働時間が長めのようです。そのため、働くことに慣れていないと「きつい」と感じる可能性もあるでしょう。住み込みで仕事を始めるときは、メリットやデメリットを考慮して自分に合う職場環境を見つけることが大切です。自分に合った働き方について詳しく知りたい方は、「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」のコラムもチェックしてみてください。
ニートからの仕事は住み込み以外にアルバイトもおすすめ
「住み込みの求人応募になかなか踏み切れない…」という場合は、まず実家から通える範囲でアルバイトやパートなどからチャレンジするのも方法の一つ。アルバイトであれば、短時間・短期間から働き始めやすいため、働くことや周囲とのコミュニケーションに少しずつ慣れることが可能です。
また、アルバイトは時給制が多いため、「働いたぶんだけ稼げる」というモチベーションにつながることも。住み込みと違ってすべての環境を変えるわけではないので、精神的なストレスも軽減できるでしょう。以下では、ニート生活の脱却を目指す際におすすめのアルバイトをご紹介します。
在宅ワーク
データ入力やライター、書き起こしなど、在宅でできる仕事の場合、人の目を気にすることなく自分のペースで働くことが可能です。人間関係で悩む心配が少なく、在宅のため24時間いつでも好きな時間に仕事を進められます。
ニートや引きこもり経験からコミュニケーションや外で仕事することに不安がある場合は、在宅でまずは働くこと自体に慣れるのを目標にするのも良いでしょう。
警備員
警備員は業務開始前に法定研修を受けるため未経験から始められる仕事です。資格不問で活躍でき、ニートや引きこもりの方が比較的チャレンジしやすい仕事の一つといえるでしょう。
警備員と一口に言っても、施設警備や雑踏警備、輸送警備などさまざま。施設警備はマンションやショッピングセンター、工場などを対象に建物や人を守る仕事です。雑踏警備は、お祭りやイベント、工事現場などで、人や車が安全に行き来できるよう警備します。警備する対象や求められる業務は警備の種類によって異なるので、自身の性格に合うものを選ぶと良いでしょう。
警備員の仕事についてもっと詳しく知りたい方は、「警備員の正社員はきつい?主な就職先や向いている人の特徴を解説」もチェックしてください。
清掃員
マンションやショッピングモール、病院、オフィスといった場所の清掃を行うアルバイトもあります。事前に清掃が必要な箇所を指定され、用意された掃除器具を用いて作業を進めるのが主な仕事で、軽作業がある場合も。
別な資格は不要で未経験okな企業も多く、一度手順を覚えれば一人で作業できるのがポイントです。「清掃の仕事内容とは?魅力や向いているタイプを紹介」でも、清掃の仕事について解説しています。
ご紹介したとおり、ニートから仕事を始めるには、未経験者okの求人や業務内容が自分に合っている仕事を選ぶのがポイントです。また、最終的に正社員を目指すのであれば、単発や短期のバイトを検討してみましょう。就活の状況によって、臨機応変に働き方を変えやすい環境に身を置くのがおすすめです。
「住み込みの仕事を探している」「正社員を目指したいけど自分に合う仕事が分からない」という場合は、就職エージェントに頼るのが良いでしょう。就職エージェントのハタラクティブでは、20代の求職者に特化した就職支援を行っています。キャリアアドバイザーによるマンツーマンのカウンセリングをとおして、求人紹介や面接対策など、あなたの悩みに応じたサポートが可能です。就職に関する相談やサービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
ニートから始める住み込みの仕事に関するQ&A
ここでは、ニートから始める住み込みの仕事に関する疑問をまとめました。引越しや住み込みの仕事の厳しさについて解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
生活環境を変えて働きたいけど、ニートのため引越しの資金がなくて悩んでいます
引越しをして働きたいニートや引きこもりの方は、寮付きの会社や社宅を用意している企業を検討してみると良いでしょう。企業によっては、内定者にお祝い金として引越し代を支給してくれることもあります。自分が行きたい企業を見つける方法は「転職先の効率的な探し方5選!自分に合う仕事を見つけるコツを解説」のコラムで解説しているので、ぜひご一読ください。
誰でも住み込みで働けるの?
応募条件に合えば、基本的には誰でも住み込みで働けます。
しかし、ニートや引きこもり経験のある方にとって、環境の変化に不安を覚えることもあるでしょう。そんな時は、ニートや引きこもりの方をサポートする就労支援機関の利用がおすすめ。例えば、ハローワークや地域若者サポートステーション(サポステ)などがあり、これらの支援機関では職業相談や職業訓練、就職後のフォローアップなどを行っています。支援機関についてもっと詳しく知りたい方は、「中年ニートや引きこもりから就職するには?おすすめな仕事や支援機関を紹介」のコラムも併せてチェックしてみてください。
住み込みの仕事は厳しいものが多いイメージです
「厳しい」と感じる職場環境や基準は人によってさまざま。自分に合った職場に就職するには、自分の適性や性格を深く知る必要があります。若年層向け就職エージェントのハタラクティブでは、自己分析の深掘りや適性の見極めも行えます。プロの客観的視点を交えて就職を進めれば、前向きに働ける企業に出会える可能性が高まるでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。