退職届の提出日は退職日と同じ?日付や書かない場合についても解説!

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この記事のまとめ

  • 退職届の提出日は遅くとも辞める14日前にしなければならない
  • 退職届は余裕をもって、辞める1ヶ月前に提出するのが望ましい
  • 退職届に記入する日付は会社と相談する
  • 退職届と退職願、辞表は別物で記載内容が異なるので注意する
  • 退職届を提出したら、引き継ぎや備品返却の準備を行う

「退職届の提出日はいつ?」「書類に記載する日付は?」と悩む方もいるのではないでしょうか。退職を決意したら、在職中の会社へ退職届を提出しなくてはなりません。このコラムでは、退職届の提出日や記入方法、退職が受理された後にやるべきことなどを解説します。適切な時期に退職届を提出して、会社に迷惑がかからないように退職しましょう。

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退職届の提出日はいつ?

退職届の提出日は、民法上では辞める日の14日前までとされています。退職するときは、引き継ぎや各種手続きなども済ませる必要があるため、1ヵ月前には退職届を提出するのが望ましいでしょう。

参照元
e-Gov法令検索
民法(明治二十九年法律第八十九号)

退職届の提出は退職日と同時でいい?

会社を辞める旨を退職日に報告したとしても、即日退職できる可能性は低いでしょう。就業規則で退職届の提出期限が定められている場合もあるからです。
退職日に提出した退職届は受理されない可能性があるため、まずは上司に退職を報告し、日程を話し合ってから退職届を作成・提出するなど、余裕をもって正しい順序で手続きを行いましょう。

退職届の提出は退職日よりも後でも問題ない?

病気やケガといったやむを得ない事情を除き、退職後に退職届を提出するのは避けてください。事情があり、退職届の提出が遅れる場合は、上司に理由を説明し了承を得るようにしましょう。
退職届の提出日に関する疑問は、「退職届はいつまでに出す?提出のスケジュールと必要な手続きをご紹介」でも詳しく解説しています。こちらもぜひご覧ください。

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退職届に記載する日付や理由の書き方

退職届に記載する日付の書き方は、会社によって異なるため、上司や担当者に一度確認するのがおすすめです。

書き出し

1行目に「退職届」と書いたら改行し、2行目の下段に「私儀(わたくしぎ)」と記入します。

退職理由

私儀の後に改行し、「このたび、一身上の都合により」と記載します。自己都合での退職理由は一身上の都合で構いませんが、会社都合の場合は詳細な理由を記載しましょう(業績不振のため、事業所縮小のためなど)。

退職日

「△年△月△日に退職いたします。」と、退職日を記入しましょう。記入する日付は、事前に上司と相談して決めた退職日です。

提出日付

退職日の後は、退職届の提出日を記入します。

所属部署と氏名

自分の所属部署と氏名を記載します。書く位置は私儀と同じく行の下段です。書き終えたら氏名の下に捺印を押しましょう。

宛名

末尾に、会社の名前と代表取締役(社長)の名前を記載します。

退職届の例文

退職届
私儀
このたび、一身上の都合により、勝手ながら、△年△月△日をもちまして、退職いたします。

年△月△日
△△部 △△△△
株式会社△△ 代表取締役社長 △△△△殿

退職届の提出前にチェックする点

一度退職届を提出したら、取り下げはできないため注意しましょう。ここでは、提出前にチェックすべきポイントを解説します。

退職届は撤回できない

退職届は、雇用主に労働契約の解除を申し出る書類であり、一度受理されたら撤回はできません。「やっぱりまだ働きたいから退職届を取り下げたい」という主張は通らないため、提出する際は十分に検討しましょう。

退職届は退職願や辞表とは異なる

混同しやすいですが、退職届、退職願、辞表は別物です。
退職届は会社に退職を報告する書類。退職願は退職希望の意思表示をする書類であり、提出したからといって会社を辞められる訳ではありません。辞表は社長や役員など、社内で地位のある人が役職から下りるときに提出する書類です。間違えてしまうと受理されず、退職スケジュールが変わる可能性もあるので注意しましょう。
退職届と退職願の違いについては、「退職願と退職届の違いとは?仕事を辞めたいときの流れをご紹介」のコラムも参考にしてみてください。

退職届を提出した後にやることは?

退職届を提出した後にやるべきことを紹介します。辞めるとはいえ、お世話になった会社に迷惑がかからないよう、気持ちよく退社できるようにしましょう。

引き継ぎや備品の返却などの準備をする

退職届が受理された後は、担当していた業務の引き継ぎや備品の整理・返却の準備を進めていきます。どちらも退職間際に始めて慌てることのないよう、余裕をもって行いましょう。引き継ぐべき後任者が決まっていてもいなくても、ノートや文書ファイルにまとめておくと安心です。引き継ぎについては「後任者も企業も安心!スマートな仕事の引き継ぎ方とは」のコラムでもまとめています。

有給休暇を消化する

退職届を提出したら、有給休暇を消化するのがおすすめです。入社から半年以上働いている、かつ労働日数のうち8割以上勤務している場合は、有給休暇が与えられます。有給休暇はその企業でしか有効でないため、退職してしまえば消滅します。また、「有給の買い取りは可能?退職までに消化できない場合はどうすればいいか解説」でも説明しているとおり、使用できなかったからといって買い取ることも禁止されています。退職前に有給休暇を利用して、転職活動の準備やリフレッシュをしましょう。

転職活動を開始する

退職届を提出した後は、転職活動を開始するとスムーズに次の仕事を見つけられます。退職後に空白期間を作らず、すぐに新しい職場で働き始められるのがベストです。職歴に空白期間ができてしまうと、転職活動で不利になることもあります。

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退職届の日付に関するFAQ

退職届の日付に関するよくある質問をご紹介します。退職届を提出する際は、日付や理由を正しく記載できているか十分にチェックしましょう。

退職届はいつの日付を記入すればよい?

退職届の日付は、会社と相談して決まった日にちを記載しましょう。多くの企業では、退職届に退職日を記入しますが、提出日を記載するよう指示がある場合もあります。誤った日付で提出しないように、提出前に十分に確認することが大切です。

退職届はいつ提出すればよい?

退職届は、余裕をもって、会社を辞める1ヵ月前までに提出しましょう。会社の就業規則で「辞める△日前までに退職届を提出してください」と決められている場合もあります。退職前に慌てて提出すると、業務の引き継ぎや各種手続きに支障がでることも。会社に迷惑がかからないように注意しましょう。

退職届に記載する内容は?

退職届に記載する内容は、日付や退職理由などです。記入する日付は、退職届を記載した日、提出日、退職日の3つがあるため、混同しないように注意して記載しましょう。退職届の書き方が分からない場合は、「退職願の書き方を解説!手書きで作成する?封筒は?」のコラムを参考にしてみてください。

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