大学中退から希望職種の正社員になるには?就職成功のポイントを紹介

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この記事のまとめ

  • 大学中退者には事務職や営業職、介護職などの職種がおすすめ
  • 大学中退者の就職率は、大卒者と比較しても大きな違いがない
  • 大学中退から希望職種に就職するなら、前向きな姿勢を示す
  • フリーターとして働いた時間は、空白期間と判断されるため注意する
  • 大学中退から希望職種に就くためには、エージェントを活用しよう

大学中退者はどのような職種に就けるのか知りたい方もいるでしょう。人手不足の業界や未経験者を歓迎している職種なら、大学中退者も正社員就職を実現しやすいといえます。このコラムでは、大学中退者におすすめの職種や実際の就職率、正社員になるためのポイントなどを紹介。大学中退者が活用できる就職・転職サービスを利用すれば、希望職種に就く道が効率的に開けるでしょう。

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大学中退者は希望職種に就ける?就職率の実態

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大学中退者の就職率は厳しいと思われがちですが、大卒者と比較しても大きな違いはありません。ここでは、具体的なデータを用いて大学中退者の割合や就職率を解説します。大学中退をしたその後が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

そもそも大学中退者の数は?

文部科学省の「学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査【令和3年度末時点】」によると、2021年4月から2022年3月の間に大学を中退した人数は、5万7,875人でした。学生数に占める中退者数の割合としては、1.95%と、前年とほぼ同じ数値です。また、中退の理由としては、転学等や修学意欲の低下、就職・企業などが挙げられています。

大学中退者の就職率

職種によってはある程度の実務経験を問われたり、資格取得者が優先されたりすることもありますが、大学中退者も希望職種の就職先を見つけることは可能です。
文部科学省の「令和5年3月高等学校卒業者の就職状況(令和5年3月末現在)に関する調査ついて」によると、2023年3月に高校を卒業した人の就職率は、98.0%でした。また、同省の「令和4年度大学等卒業予定者の就職状況調査(4月1日現在)」によると、大学全体の就職率は97.3%となっています。
大学中退者の最終学歴は「高卒」です。就職率の数値はあくまでも新卒の場合ですが、高卒と大卒では大きな違いがないとわかるでしょう。自身の特性と企業の求める人物像がマッチすれば、大学中退者も希望の就職先で正社員として活躍できるといえます。

新卒枠での就職が厳しい場合もある

大学中退者が求職活動で申し込めるのは、中途採用枠が基本です。企業が設けている新卒枠は、大学卒業者を対象としているのが一般的なため、大学中退者の応募を受けつけていない場合もあります。なお、中途採用の求人は社会人経験を積んだ人向けに展開されていることが多いので、注意しましょう。大学中退者と新卒の違いは、「大学中退からの就職事情と成功のコツ!おすすめの仕事や体験談もご紹介!」のコラムを参考にしてみてください。学歴・男女別の賃金差も紹介されています。

参照元
文部科学省
学校に関する状況調査、取組事例等
大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査-結果の概要

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大学中退から希望職種の正社員になるためのポイント

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大学中退から希望職種の正社員になるには、就職先に求める条件を明確にしたり書類や面接対策を行ったりすることが大切です。この項では、正社員就職を成功させるポイントを7つまとめました。

1.仕事探しの基準を明確にする

「残業の少ないところが良い」「人間関係が良好なところで働きたい」のように、就職先に求める条件を書き出し、優先順位を定めましょう。大学中退者に限らず、すべての希望条件を満たす企業を見つけるのは困難なもの。あらかじめ譲れない条件を決めておけば、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

2.大学中退の理由は前向きに伝える

就職活動の面接では、採用担当者から大学中退の理由を聞かれることがほとんど。大学中退の理由を伝えるときは、前向きな内容でまとめましょう。将来のビジョンと合わせて回答すれば、より好印象を与えられます。「大学中退の理由ランキング!面接や履歴書での伝え方・書き方も紹介」のコラムでは、大学中退の伝え方を紹介しているので、ご一読ください。

3.履歴書の内容を充実させる

自己PRや志望動機のように、履歴書には重要な項目があります。履歴書を作成するときは、企業の求める人物像に沿った内容でアピールしましょう。文章量が多ければ良いというわけではなく、必要な情報が丁寧に書かれているかがチェックされています。履歴書の書き方にお困りの大学中退者の方は、「大学中退を履歴書に書かないとバレる?好印象を与える理由や書き方を解説」のコラムを参考にしてみてください。

4.面接対策に取り組む

大学中退者が就職活動を成功させるには、事前の面接対策が必須です。面接でよくある質問を調べ、あらかじめ回答を考えておきましょう。フリーター期間がある場合は、空白期間についても聞かれることが多いため、対策が欠かせません。「面接で聞かれることって何?場面別想定質問集」のコラムでは、面接で聞かれる質問を場面別に紹介しているので、あわせてご覧ください。

5.人柄や熱意をアピールする

職歴がない大学中退者の場合は、選考において人柄や就職先に対する熱意を重視されます。20代ならポテンシャルを評価される傾向にあるため、面接では「自分の強みを活かして会社に貢献したい」という姿勢をアピールしましょう。また、「30歳までに△△のスキルを身につけ、リーダーとして人をまとめたい」のように入社後の目標を示せば、長期的に働きたい気持ちを伝えられます。

6.空白期間は長引かせない

大学を中退した後、フリーターとしてアルバイトをする人もいるでしょう。ただし、フリーターの勤務期間は、職歴に当てはまらないので注意が必要です。そのため、空白期間が長引いてしまうと、就職活動でマイナス印象を与える可能性があります。大学中退後にフリーターとして働く場合は、「△月までに就職する」という就職活動のプランをしっかりと立てて行動しましょう。

7.希望職種に活かせる資格を取得する

大学中退から正社員就職を目指すなら、希望職種で役立つ資格を取得するのがおすすめです。介護職なら介護職員初任者研修、建設に関する仕事なら宅地建物取引士のように、直接業務に活かせる資格を取得しましょう。専門的な資格があれば仕事に対する理解度が高くなり、活躍できる業務の幅も広がります。また、就職活動では資格取得に取り組んだ姿勢や努力が評価されることもあるでしょう。

大学中退して資格なしでも正社員就職は可能

専門的な資格を有していなくても、大学中退後に正社員として就職することは可能です。資格によっては取得に時間がかかるため、就職活動のプランに影響が出る場合もあります。資格の勉強時間と自身が設定した就職活動のスケジュールを照らし合わせ、無理なく行動することが重要です。資格なしの就職先探しが不安な方は、「資格なしで就職可能!高卒や大学中退の就活でも大丈夫?」のコラムもチェックしてください。

大学中退者におすすめの6つの職種

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ここでは、大学中退者におすすめの職種を6つ紹介します。どのような仕事を就職先にしたいかを考えながらチェックしてみましょう。

1.事務職

事務職は学歴が問われにくいため、大学中退者も応募が可能です。ただし、実務経験が必要になる場合もあるので注意しましょう。また、身体的負担が少なくオフィス内で働けるという点から、事務職の求人倍率は高い傾向にあります。年齢を問わず活躍できるため、企業における事務職の枠が空きにくいことも、倍率が高い原因と考えられるでしょう。

2.営業職

営業職は、学歴や経歴よりも実力を重視される傾向があります。努力次第で成果を上げられるので、未経験の大学中退者も顧客のニーズに沿った提案ができれば高収入を得られるでしょう。営業職の仕事内容は、商品やサービスを魅力的に伝え、新規顧客を獲得したり既存顧客の契約を継続させたりすることです。そのため、コミュニケーション能力の高い人に向いています。

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3.介護職

介護職は人手不足の傾向にあるため、大学中退者をはじめとした未経験者の応募を歓迎している職種です。専門資格を有していれば携われる範囲を広げられますが、無資格でも問題ありません。職場によっては働きながら資格取得ができるため、着実にスキルアップやキャリアアップを実現できます。介護業界は体力も必要な仕事も多く、大学中退の若年層は重宝されるでしょう。

4.建設職

建設に関する仕事は、学歴や経験を問われにくいため、大学中退者も正社員就職がしやすいといわれています。具体的な職種として挙げられるのは、建築・土木作業員やとび工、解体工など。立ったりかがんだりする作業が多く、ルーティンワークが基本となるため、体力に自信のある人に向いているでしょう。危険を未然に防ぐため、集中力や注意力をもって働くことが重要です。

5.エンジニア職

IT化が進む現代では、エンジニア職も人手不足となっています。資格や経験不問の求人が多く展開されているため、大学中退者もエンジニア職を目指しやすいといえるでしょう。職場によっては研修体制が充実しているため、未経験者もITに関する専門知識を身につけながら働くことが可能です。また、プログラミングスクールに通学してプログラミング言語を学習しておけば、仕事に対する熱意や姿勢が評価される可能性もあります。

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6.公務員

公務員も、大学中退から目指しやすい職種の一つです。基本的に公務員試験の受験に学歴は関係しないため、合格すれば公務員として就職ができます。公務員になれば、経済面や転勤の少なさといった観点から安定した働き方を実現できるでしょう。ただし、試験によっては年齢制限や大卒以上を条件としているものもあるので注意が必要です。

大学中退者が働くなら大手企業と中小企業どちらが良い?

大手企業と中小企業の、どちらにもメリットとデメリットがあります。就職先の安定性を求めるなら大手企業、さまざまな業務経験を積みたいと考えるなら中小企業がおすすめです。詳しくは、「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」のコラムをご一読ください。

大学中退者が希望職種に就くための3つの方法

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大学中退者が希望職種で正社員になるには、主に「就職・転職サイトを利用する」「ハローワークに相談する」「就職・転職エージェントを活用する」の3つの方法があります。以下でそれぞれの詳細を確認しましょう。

1.就職・転職サイトを利用する

就職・転職サイトには、全国各地の求人が多数掲載されています。非正規雇用の求人も含まれている場合があるため、希望条件とマッチした就職先を探すのが困難な場合も。大学中退者が仕事を探す際は、中途採用枠で「未経験歓迎」「未経験OK」といった記載がされているタグで求人を絞り込むことがおすすめです。

2.ハローワークに相談する

ハローワークでは、求人の閲覧や応募、就職・転職の相談などができます。「わかものハローワーク」や「わかもの支援コーナー」を利用すれば、若年層向けのサポートを受けられるでしょう。ハローワークの利用を検討している方は、「大学中退からの就職にハローワークは使える?正社員になるための活用法」のコラムもご覧ください。

3.就職・転職エージェントを活用する

就職・転職エージェントでは、プロのアドバイザーが大学中退者の求職活動を支援します。企業情報の詳細を教えてもらえたり、自己分析の取り組み方をサポートしてもらえたりするサービスです。登録したエージェントにしかない非公開求人を紹介してもらえる場合もあります。「大学中退者向けの正社員就職支援とは?おすすめのサービスをご紹介!」のコラムでは、就職・転職エージェントの活用ポイントをまとめているので、ぜひご一読ください。

「大学中退の学歴に自信がない」「フリーター期間のアピール方法が分からない」といった悩みをおもちの方は、若年層の就職支援に特化したハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブには経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、就職活動の取り組み方や応募書類の書き方、面接対策などをサポートします。あなたの希望や適性に合った求人をご提案するため、ミスマッチを防ぐことが可能です。性格から分かる適職診断も受けられます。企業とのやり取りはすべて専任のキャリアアドバイザーが代行するので、就職活動が初めての方もご安心ください。

大学中退者も働ける職種は?大学中退者の就活に関するQ&A

ここでは、大学中退者から働ける職種や就職活動に関する質問をまとめました。Q&A方式で回答しているので、ぜひ参考にしてください。

大学中退者におすすめの就職先はありますか?

学歴よりもポテンシャルや実力を重視する職種がおすすめです。具体的には、エンジニア職や介護職、営業職などが該当します。大学中退者の最終学歴は高卒となるため、未経験者を歓迎している業界が向いているでしょう。大学中退者におすすめの職種は、「大学中退の方におすすめの業界と求人をご紹介!体験談も」のコラムでもご紹介しています。

大学中退者も稼げる職種は何ですか?

実力重視の職種なら、学歴を問わず活躍できるため、収入を確保できるでしょう。たとえば、営業職は営業手当や歩合制によって高収入が期待できます。大学中退者が稼げる職種は、「大学中退後に高収入を得られる仕事とは?稼げる職種をご紹介」に掲載しているので、ご覧ください。

大学を中退した学年で何か違いはありますか?

大学中退者の扱いは企業によって異なります。企業の方針によっては「大学を2年以上通ったうえで中退した場合は短大卒と同等」とみなしてくれるところも。また、在学中の単位取得数を基準としている企業もあります。「大学中退の学年で就職時の評価は変わる?」では、大学の在籍期間によって変化する扱いをまとめているので、ご一読ください。

大学中退だと就職は難しいですか?

大学中退は不利な要素ではありますが、就職ができないわけではありません。やる気や人柄を重視する職種も存在するので、学歴不問・未経験者歓迎の求人を探すのがおすすめです。「大学中退者は新卒扱いになる?就活は厳しいといわれる理由と成功のポイント」では、大学中退者に向けて、仕事探しのコツや就職活動をするうえでの注意点を解説しているので、ぜひご覧ください。

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