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Web説明会のマナーとは?参加時の服装や何分前に入室すべきかを解説
更新日
この記事のまとめ
- Web説明会とは、会場に直接出向くことなくWeb上で実施する会社説明会のこと
- Web説明会には、「録画配信型」と「ライブ配信型」の2種類がある
- Web説明会は気軽に参加できることや交通費が掛からないメリットがある
- Web説明会に参加する場合は、服装や背景にも気を配る必要がある
- Web説明会に参加するときは、明確な目的を持ちメモを取るのがおすすめ
Web説明会とは何か詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。Web説明会とは、zoomなどのサービスを使用してWeb上で実施する会社説明会のことを指します。通常の会社説明会とは異なり、Web上の画面を通じて参加できるのが特徴です。気軽に参加でき、交通費が掛からないといったメリットがあります。このコラムでは、Web説明会の概要について詳しくご紹介。参加を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Web説明会とは
Web説明会とは、会場に直接出向くことなく、オンライン上で実施する会社説明会のことを指します。対面の説明会と実施する内容は同じですが、オンライン上の画面を通じて参加できるという点が大きな違いです。
Web説明会には、個別の企業による説明会と複数企業による合同説明会があります。それぞれの特徴を詳細に解説していくので、チェックしてみましょう。
個別の企業説明会
個別の企業によるWeb説明会では、その企業についてより深く理解できます。自分の興味のある業界や企業をある程度絞った人は、個別の企業によるWeb説明会に参加しましょう。
オンライン上で行われるWeb説明会では、移動の時間がなく予約もとりやすいため、通常の説明会に比べて多く参加が可能です。そのため、自分が興味のある企業の説明会には進んで参加して、詳細な情報を確認することをおすすめします。
複数企業による合同説明会
合同でのWeb説明会は、複数の企業が参加して、それぞれの企業の説明が行われるイベントです。自分の興味のある業界や企業を探したい人は、合同説明会がおすすめ。合同説明会で興味を持った企業は、個別の企業説明会にも参加することでより詳細な情報を得られます。
Web説明会の種類
Web説明会には、オンライン上に動画が公開される「録画配信型」とリアルタイムでの説明会に参加できる「ライブ配信型」の2種類があります。以下でそれぞれの種類の特徴をご紹介するので、確認してみましょう。
録画配信型
録画配信型は、事前に収録を行った動画を配信するWeb説明会です。オンライン上に掲載された動画を視聴したり、事前に申し込んだ人へ動画を視聴するためのURLが送られてきたりします。何度も再生できることが多いようですが、配信期間が設けられている場合もあるので注意しましょう。
ライブ配信型
ライブ配信型の場合は、開催日時が決まっており、リアルタイムで実施されている会社説明会の様子を配信します。ライブ配信型のWeb説明会に参加するには、事前の申し込みが必須となり、参加人数に制限が設けられているケースもあるので注意しましょう。開催日程が複数設けられていることもありますが、先着順や抽選の体制を取っていることが多いようです。
また、ライブ配信型のWeb説明会の場合は、オンライン上のチャット機能を通して、企業側に直接質問ができることもあります。
入室時の挨拶のポイント
ライブ配信型のWeb説明会やWebインターンシップの場合、リアルタイムでほかの学生に顔を見られることになるので、入室時に挨拶をするべきかどうか迷う方も多いようです。企業の方やほかの学生が、すでにカメラをオンにしていたりミュートを解除していたりするときや、人数が少ないケースでは、一言挨拶をすると良いでしょう。入室できる時間になったらすぐに入室し、挨拶をして顔を覚えてもらうのも効果的です。Web説明会に参加するにあたり必要なもの
Web説明会はオンライン上で行われるため、パソコンとインターネットに接続できる環境が必要になります。また、詳細なメモを取る場面があった場合に備えて、メモ帳やボールペンなどの筆記用具も用意しておきましょう。
また、Web説明会やセミナーに参加する際、イヤホンを使用していいか迷うときは、「Web面接でイヤホンを使うとき断りは必要?面接を受ける際のマナーも解説」のコラムで詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ネット環境やパソコンの充電を確認しよう
Web説明会はオンライン上で行われるため、参加する前にネット環境とパソコンのバッテリーを確認しておくのがおすすめです。ネット環境が不安定だと、途中で接続が切れてしまう可能性があります。また、バッテリーが切れて途中で視聴ができなくなることを避けるためにも、パソコンは充電ケーブルにつないでおくと安心です。Web説明会に参加するメリット
Web説明会は「気軽に参加できる」「交通費が掛からない」といったメリットがあります。以下で詳細に解説していくので、チェックしてみましょう。
気軽に参加できる
Web説明会は、オンラインで気軽に参加できることがメリットの一つ。通常の会社説明会は、開催場所や自分のスケジュールを確認する必要があります。しかし、Web説明会であれば、開催時間に予定が入っていないか確認するだけでOK。忙しい就活生も気軽に参加できることは、大きなメリットといえるでしょう。
交通費が掛からない
Web説明会は、交通費が掛からないメリットがあります。参加したい会社説明会があっても、開催地域が遠い場合、金銭的な面で参加を悩んでしまう方もいるでしょう。しかし、Web説明会であれば、場所にとらわれず視聴が可能です。移動時間が掛からないうえに、遠方の企業の会社説明会にも参加できることは大きなメリットといえるでしょう。
Web説明会に参加するデメリット
メリットがある一方で、Web説明会に参加することには、企業への理解が浅くなることや、通信環境によっては視聴しにくいといったデメリットがあります。以下で詳細を解説するので、確認してみましょう。
企業への理解が浅くなる可能性がある
Web説明会は、企業の方とコミュニケーションが取りづらく、質問しづらいと感じる方もいるようです。通常の説明会であれば個別で質問が可能ですが、Web説明会の場合だと質問の場が設けられていないことも。質問ができず、企業への理解が浅くなってしまう可能性があります。
通信環境によっては視聴しにくい
通信環境によっては、動画が視聴しにくいことも考えられます。録画配信型のWeb説明会であれば、通信環境が悪くてもオンライン上にすでに動画が上がっているため、あまり影響はありません。しかし、ライブ配信型のWeb説明会の場合、電波の届きにくい場所にいると、動画が止まったり、途切れたりする可能性があります。
Wweb説明会に参加する際の注意点
Wweb説明会に参加する際の注意点は、カメラとマイクはオフにしないことや緊張感を持つことなどです。以下で注意点について詳しくご紹介していきます。
1.カメラとマイクはオフにしない
Wweb説明会では、カメラとマイクはオフにしないようにしましょう。大規模なWweb説明会では、カメラやマイクをオフにすることもありますが、参加者が限定されている説明会では、カメラやマイクをオンにするケースが多いようです。企業側から事前に詳細な案内がなければ、カメラとマイクをオンにした状態で参加するのがベターです。
背景が映る可能性もあるので気を付けよう
Wweb説明会でカメラをオンにしているケースでは、背景が移る可能性があるため注意しましょう。背景が散らかっていると、自己管理ができないなどのマイナスイメージにつながってしまう恐れがあります。参加ツールによっては、バーチャル背景が利用できることもあるようです。バーチャル背景を選ぶ際も、なるべくシンプルなものを意識しましょう。Wweb面接での背景については「Web面接ってどうやるの?守るべきマナーや準備のポイントを紹介!」をご参照ください。2.服装や身だしなみを整える
Wweb説明会に参加するにあたり、服装についての詳細な案内がないケースでは、通常の説明会と同様にスーツを着るのが無難です。基本的に説明会は面接と違い、参加者一人ひとりを選考することはありません。しかし、オンライン上だけとはいえカメラをオンにすることもあるため、企業側に見られても問題ない最低限の身だしなみを整えておきましょう。
オンライン面接での服装について詳細を知りたい方は「Web面接に適した服装とは?選考の流れやマナーもチェックしよう」もあわせてご覧ください。
服装が自由な場合は?
企業からの案内メールに「私服で構いません」などの記載がないケースがあります。このようなケースでは、オフィスカジュアルを意識した清潔感のある服装で参加するのが無難でしょう。白や黒、ベージュなどを基調とした落ち着いた服装を心掛けるのがポイント。ただし、アパレル業界などであれば、カメラを通して一人ひとりの個性を見ることを目的としていることが考えられるため、応募先企業に応じた服装を選ぶ必要があるでしょう。3.できるだけパソコンで参加する
できるだけパソコンでWweb説明会に参加することをおすすめします。スマートフォンで参加できる説明会もありますが、パソコンに比べ通信の安定性に欠けることも考えられるからです。基本的にWweb説明会やオンライン面接は、パソコンでの参加を推奨しているケースが多い傾向があります。
4.質問は最低限に押さえる
Wweb説明会では、質問は最低限に押さえましょう。参加者が多いWweb説明会は、質問できる時間に制限が設けられている可能性も。質問する内容は、面接に関することなど今後の選考に関係ある事柄に留めておきましょう。
Wweb説明会での質問内容に迷っている人は「会社説明会では質問をしたほうが良い?思いつかない場合の対策や質問例とは」のコラムも参考にしてみてください。
質問しないのはマナー違反?
Wweb説明会で質問があるか企業が問うときは、基本的に参加者全員に対して聞いています。そのため、質問をしなかったからといってマイナスな評価につながることはないでしょう。しかし、企業の方と直接話せる機会なので、事前に質問を準備しておくのがおすすめ。企業理解が深まるだけでなく、企業の方から顔を覚えてもらえる可能性も高まります。5.緊張感を持つ
Wweb説明会であっても、緊張感を持って参加することが大事です。基本的に会社説明会は、面接のように応募者を選考するためのものではありません。しかし、マナーに欠けた態度や非常識な行動を取ると選考に影響することも考えられます。そのため、オンライン上だからといって気を抜かず、緊張感を持って参加しましょう。
遅刻や無断欠席はバレる
Wweb説明会であっても、遅刻や無断欠席はNGです。遅刻での参加が認められる会社説明会もあるようですが、遅れてしまうことで詳細を聞き逃してしまう可能性もあります。企業によっては、別の日程で参加できることもあるため、遅刻しそうな場合や申し込んだWweb説明会に参加できなくなってしまった場合は、申し込みページを確認し、参加できる日程があれば応募しましょう。
また、欠席が分かった時点で企業に連絡を入れることも重要です。メールだとすぐに見てもらえるかどうか分からないため、電話で直接参加できなくなった理由や別の日程で受けられないか確認することをおすすめします。
ライブ配信型のWeb説明会に参加する際のポイント
ライブ配信型のWeb説明会に参加する際は、開始10分前には入室し、説明会に適したツールのIDやアイコンを設定しましょう。以下に詳細なポイントを解説していくので、ライブ配信型のWeb説明会に参加する際は、確認してみてください。
開始10分前には入室する
ライブ配信型のWweb説明会に参加する場合、開始10分前には入室しましょう。ライブ配信型の説明会はリアルタイムで進行するため、遅れて入室すれば遅刻とみなされることも。開始時間よりも早めに接続しておけば、余裕を持って説明会に参加できます。
カメラをオンにする場合がある
ライブ配信型のWeb説明会では、カメラをオンにして視聴するケースもあります。学生と企業側の社員が対話をする可能性があるからです。このような形式のWeb説明会は、相手に自分の姿が見えるため、画面に余計なものが映り込まないように注意しましょう。
ツールのIDやアイコンは適切なものを選ぶ
ライブ配信型のWeb説明会に参加する場合は、オンラインの会議ツールや動画配信サイトを使用します。そのため、使用するツールのIDやアイコンは説明会の場にふさわしいものに設定しましょう。使用するツールのIDに本名が入っていると、企業側が参加者を照合しやすくなります。また、アイコン画像が表示される場合は、就活に適した証明写真に変更したほうが好印象を与えられるでしょう。
企業からWeb説明会の案内メールが届いたら返信しよう
企業からWeb説明会の案内に関するメールが届いた際は、参加の可否に関わらず返信をし、お礼の言葉を伝えると良いでしょう。ここでは、参加するケースとしないケースそれぞれの返信方法についてご紹介します。
参加する場合
Web説明会に参加する場合は、まず案内に対するお礼を述べましょう。学生の場合は、名前と一緒に大学名も記載してください。その後、本文中で再度日程を確認し、「当日は何卒よろしくお願い申し上げます。」などの文で締めくくります。
不参加の場合
Web説明会に参加できない場合も、まずは案内をもらったことに対してお礼を述べるのがマナーです。本文で参加できない旨を伝えたあと、別日に開催の予定があるか尋ねると、別の日程で対応してもらえる可能性があります。参加を辞退したい場合は、「参加が難しい」などといった曖昧な表現は避け、参加できないことをしっかり伝えることが重要です。具体的な例文や言い回しについての詳細は、「企業メールへの返信マナーを解説!時間や日程調整を伝える際の例文も紹介」のコラムを参考にしてみてください。
一斉送信のメールには返信不要
Web説明会やオンラインセミナーの案内メールが一斉送信であり、事務連絡のみだった場合は、一般的に返信しなくても良いでしょう。キャンセルや遅刻の連絡をしたい場合は、メールで連絡をし、返信がなければ電話で直接伝えられると安心です。Web説明会によくある事例への対処法
ここでは、Web説明会に参加する場合、どのように対応すれば良いか迷う人が多いケースでの対処法をご紹介します。
途中で退出したいとき
Web説明会は、途中で退出できることが多いようです。しかし、少人数制のWeb説明会の場合は、必ず企業に連絡をしてから退出しましょう。事前に途中で退出すると分かっているなら、前日までに途中退出する旨を伝えておくのがおすすめです。
Web説明会への接続がうまくいかないとき
通信環境の影響で、Web説明会に参加できないといったこともよくある事例です。再接続などを試みてもうまくいかない場合は、企業に電話で連絡して冷静に状況を伝えてください。企業側の不具合の可能性があったとしても、自分の不手際が前提である姿勢で確認を取るのが無難でしょう。
アンケートの提出を求められたとき
Web説明会が終了したあとに、アンケートの提出を求められるケースもあるようです。アンケートだからといって手を抜かず、説明会で学んだことや今後の意気込みなどを詳細に記入すれば、好印象につながる可能性もあります。どの企業にもいえることではなく、説明会に参加したからこそ得られた理解をアピールするのがおすすめです。
Web説明会を就活に役立てるポイント
Web説明会は、明確な目的を持って参加し、メモをしっかりと取ることで就活に活かせるでしょう。この項目では、Web説明会を就活に役立てるポイントをご紹介します。
明確な目的を持って参加する
Web説明会へは、明確な目的を持って参加しましょう。Web説明会は、対面の説明会とは異なり、企業の雰囲気を掴みにくい可能性があります。そのため、Web説明会に参加しながら、自分が得たい情報を積極的に吸収していく姿勢が大切です。自分が働きたい企業を探すには、その企業が「取り組んでいること」「魅力を感じたところ」など、興味を持つきっかけとなったポイントを見つけましょう。
メモを取り企業研究に活かす
Web説明会に参加するときは、気になったことは進んでメモを取りましょう。録画配信型のケースでは、いつでも視聴できると思いがちですが、配信期間が設定されていることもあるため注意が必要です。
詳細にメモを取ることを意識すれば、企業への理解がより深まり、企業研究にも役立ちます。企業研究のやり方については「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」や「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」でご紹介しているので、あわせてご一読ください。
部署や職種への理解を深める
Web説明会を通して、興味がある部署や職種への理解を深めましょう。企業によっては、Web説明会で部署や職種の紹介動画を用意していることもあるようです。部門ごとにどのような働き方をしているか知ることで、企業研究にも役立ちます。Web説明会に参加することで、インターンシップなどの情報が得られ、効率よく就活が進められるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。