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優良企業とはどんな会社のこと?
更新日
この記事のまとめ
- 優良企業とは「顧客」「株主」「社員」の3つの視点から見て優良とされている企業
- 社員の視点で働きやすく優良な会社は「ホワイト企業」と呼ばれる
- 「優良企業とは」を考えるときには中小企業やBtoB企業にも注目するとよい
「優良企業とは何か?」就職や転職活動を考えたとき、優良企業に就職したいと思う人は多いもの。では実際に、優良企業とは具体的にどのような会社のことなのでしょうか。また、自分自身の働きやすさを考える点で「ホワイト企業」についても知りたい人も多いでしょう。この記事では、優良企業及びホワイト企業の基準や見分け方など、就職・転職時に知っておきたい情報をご紹介します。
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優良企業とは?
優良企業という言葉に明確な定義はありませんが、一般的に「他の企業より優れている会社」を指します。具体的には「顧客から支持を集めている」「事業が安定している」「社員からの評価が高い」の3点が揃っていれば、優良企業といえるでしょう。
顧客目線からの「優良企業」とは、製品やサービスが良い、安価、利用しやすいといった部分が該当します。株主目線からの「優良企業」とは、売上が良い、投資の価値がある、事業に継続性・安定性があることでしょう。社員目線からの「優良企業」とは、離職率が低い、働きやすい環境、経営状況がクリア、社員への還元があるなどが挙げられます。
就職・転職活動の際に注目すべきは、特に3つ目の「社員にとって優良」な企業かどうかということ。社員にとって働きやすい会社は、「ホワイト企業」とも呼ばれています。逆に、社員にとって働きにくい企業は「ブラック企業」と呼ばれます。両者の違いについては、「ホワイト企業とブラック企業、転職前の見分け方とは?」でも解説していますので、合わせてご覧ください。
社員目線での優良企業「ホワイト企業」の見分け方4点
ホワイト企業を見分けるための4つのポイントをご紹介します。ぜひ参考になさってください。
1.離職率が低い/平均勤続年数が長い
離職率が低い会社というのは、言い換えると長く勤めている社員が多いということ。そのような会社は、働きやすい環境が整っている可能性が高い、ホワイト企業といえるでしょう。
2.財務内容がいい(借金がない)
財務内容がよい会社は、言い換えると経営状況がよい会社です。そのため給与支払いが安定しており、残業代もきちんと払われるでしょう。
残業代が支払われない、いわゆる「サービス残業」が定着している会社は、財務状況においても、労働環境においてもホワイト企業とは呼べないので注意が必要です。
3.法定外福利厚生が充実している
福利厚生には、法定福利厚生と法定外福利厚生があります。ホワイト企業を見分けるために注目したいのは、会社が独自に設けている法定外福利厚生です。法定外福利厚生は、従業員のモチベーションアップや離職率低下が目的。リフレッシュ休暇や独自の手当、お祝い金、企業独自の育児休業延長などが挙げられるので、求人案内や会社の公式ホームページなどで積極的にチェックしてみましょう。
4.有給休暇の取得率が高い
労働基準法改正で、2019年から年5日の有給休暇取得が義務付けられました。しかし、5日以上の休暇を取得しづらい雰囲気のある会社も存在します。そのような会社もホワイト企業とは言えないでしょう。
会社の有給取得率を調べる場合は、求人情報で調べる、大学の就職支援課に相談する、OB・OG訪問で生の声を聴くといった方法があります。インターネットで調べる方法もありますが、真偽の判断が難しい場合もありますので、慎重に行いましょう。
ホワイト企業に転職したい方は、「ホワイト企業に転職したい!未経験でも大丈夫?優良企業の見分け方とは」も合わせてお読みください。
大企業だけが優良企業ではない
優良企業とは大企業のことを指すものではありません。中小企業の中にも優良企業は存在します。中小企業の中には、専門的な分野に特化し、その会社にしかない技術や製品で業績を伸ばしているところもあります。
また、中小企業の中でも、BtoB企業は隠れた優良企業が多いのが特徴です。
BtoB企業とは「Business to Business」の略称で、企業(法人)との取引を行っている会社です。反対に、顧客との取引を行っている会社はBtoC企業と呼ばれます。
BtoB企業は、顧客との取引がメインではないため、メディア露出や広告も少なく、知名度はあまり高くないでしょう。
しかし、取引相手が法人なので、1つの取引で動く金額が高く、継続的な取引関係になることが多いとされています。そのため売上が安定しており、財務状況が良い企業が多いのが特徴です。
就職や転職を考える際は会社の知名度やイメージだけではなく、自分が働きやすい環境が整っているかを十分に調べ、検討することが大切です。
優良企業の判断基準をご紹介しましたが、本当に優良企業かどうかを見極めるのは難しいことです。
1人での就職・転職活動が不安な方はエージェントに相談するのがおすすめです。
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優良企業とはに関するFAQ
優良企業とひとくちに言っても、さまざまな企業があります。ここでは、優良企業に関して多く寄せられる質問にお答えします。
隠れ優良企業とはどのような企業でしょうか?
一般的にあまり知られていないけれど、実は優良企業であるという企業です。「大企業だけが優良企業ではない」で紹介した、中小企業やBtoB企業に多いとされています。「知名度で判断するのはNG?隠れ優良企業の見つけ方」でも、詳しく紹介しています。
ホワイト企業を見つける分かりやすい方法はありますか?
分かりやすい方法の1つが、厚生労働省が定める「ホワイトマーク」企業をチェックすることです。ホワイトマーク企業とは、労働者の安全や健康面に配慮した取り組みを行っていることや、労働安全衛生水準が高い、もしくは改善していることが認定された企業です。
参照元
厚生労働省
安全衛生優良企業公表制度について
中小の優良企業で働くメリットを教えてください
大企業より入社難易度が低い、職場内の風通しがよい、働く中で会社の成長を実感できるなどが挙げられるでしょう。幅広い仕事に関われるのもメリットの1つです。「優良中小企業に就職・転職するメリットとは?ホワイト企業の見分け方も解説」も合わせてご覧ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。