退職祝いのプレゼント選び&注意すべきマナー

退職祝いのプレゼント選び&注意すべきマナーの画像

この記事のまとめ

  • 退職祝いの予算は、同僚3,000~5,000円、上司4,000~6,000円と設定されることが多い
  • 目上の方への退職祝いには熨斗をつけるのがマナー
  • 熨斗の表書きは「退職祝」ではなく、「御礼」や「謹呈」を選ぶと良い
  • 退職祝いを渡すタイミングは、一般的に退職の発表から1~2週間くらいの間とされている
  • 個人的に退職祝いを渡す際は、用意していない人に配慮することが重要
  • 退職祝いにおすすめのプレゼントや避けた方がよいプレゼントは、退職理由や立場、性別によって異なる
会社勤めをしていると、上司や先輩、同僚など、退職者を見送ることがあります。
職場によっては、これまで共に頑張ってきた仲間へ感謝の気持ちを込めて贈り物をするところも多いのではないでしょうか。
当コラムでは、退職祝いとして喜ばれるプレゼントや避けた方がよいプレゼントをご紹介。
また、予算やマナーについても詳しく解説しますので「何を渡せばいいかわからない」という方は、是非参考にしてみてください。


こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

◆退職祝いの予算

退職祝いの予算といっても、退職者との関係性やお世話になった期間によって異なるため一概には言えませんが、一般的には同僚は3,000~5,000円、上司は4,000~6,000円が相場となっているようです。
社員一同で渡す場合は、部署やチームで予算をまとめ、自分ではなかなか買う機会がない高価なものをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。


未経験OK多数!求人を見てみる

◆退職祝いのマナー

お世話になった仲間が気持ち良く次のスタートを切るために、退職祝いを渡す際はマナーに気をつけたいもの。
退職祝いを渡すときのマナーをいくつか挙げてみました。

【上司や先輩など、目上の方への退職祝いには熨斗をつける】

退職をする目上の方にはプレゼントに熨斗をつけるのがマナーとされています。
熨斗をつける際の水引は紅白の蝶結び(花結び)が基本となっていますが、結婚退職の方へは結び切りの水引を使うのが一般的。
また、熨斗の表書きに『退職祝』と書く人をよく見かけます。しかし、“祝”となると相手が会社を離れることに対して喜んでいると捉えられかねません。
退職祝いのプレゼントはあくまで相手へ敬意と感謝の気持ちを表すもの。表書きは『御礼』や『謹呈』を選ぶようにしましょう。

【渡すタイミングに気をつける】

退職祝いのプレゼントを渡すタイミングは難しいもの。
退職の発表後すぐに渡すと退職を待っていたかのようですし、退職日間近若しくは当日だと、引き継ぎや挨拶回りで相手も忙しい。
基本的に渡すタイミングにルールはないとされていますが、一般的に退職の発表から1~2週間くらいの間といわれています。
送別会が行わる場合は、送別会当日に渡すのがベスト。タイミングとしては送別会の終盤、退職される方の言葉をもらった後が多いようです。
また、渡すタイミングで一番気をつけたいのが、個人的に退職祝いを渡す場合。
「お世話になった相手には個人的にプレゼントを渡したい」という人も多いのではないでしょうか。
その際は、プレゼントを用意していない人たちが気まずい思いをしないよう、目立たないところで渡すと良いでしょう。


◆おすすめの退職祝い

「何をプレゼントすればいいかわからない」
本来であれば、相手が好きなものや欲しいものを選ぶのがベストですが、相手の好みをしっかり把握している人は少ないのではないでしょうか?
退職祝いとして、以下のプレゼントが喜ばれているようです。

・退職の場合⇒入浴剤、タンブラー、高級お菓子など
・結婚の場合⇒台所用品、エプロン、ボディケア用品、トートバッグ、ペアグッズなど
・出産の場合⇒ノンカフェイン飲料、タオル、ブランケット、フォトフレームなど
・転勤の場合⇒名刺入れ、手帳カバー、ネクタイなど
・定年の場合⇒体験ギフト、お酒、名入れギフトなど

今や花束はプレゼントの定番アイテム。花束にプラスアルファで大切に使ってもらえるようなものを渡すと良いかもしれません。
感謝の気持ちを込めたプレゼント。せっかくなら相手に喜んでもらえるものを選びたいものです。
また、退職祝いのプレゼントを渡す際は、持ち帰りやすいよう袋をつけるなどの配慮をしましょう。


◆避けた方がよい退職祝い

ここまで、おすすめのプレゼントをご紹介しましたが、逆に退職祝いとしてふさわしくないプレゼントがあります。
中には「渡していけないものがあるの?」という人もいるのではないでしょうか?
おすすめのプレゼントはしっかりリサーチしても、避けた方がよいプレゼントまではなかなか気が回らないときもあります。
では、退職祝いにふさわしくないプレゼントとはどのようなものか見てみましょう。

【一般的に避けた方がよいプレゼント】

・ハンカチ
ハンカチを漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となるため、手巾⇒手切れ⇒縁切れと連想される

・くし
く⇒「苦」し⇒「死」という語呂合わせから、縁起の悪いプレゼントとされている

・下着や肌着
下に身につけるものは、見下していると捉えられる

・靴下や靴、スリッパ、敷物
履いたり敷いたりするものは、「踏み台にする」「踏みつける」という意味に繋がる

・日本茶
香典返しといった弔事に使われることが多い日本茶。お祝いのプレゼントとしてはイメージが悪いとされている

【結婚退職のお祝いとして避けた方がよいプレゼント】

・陶磁器
「割れる」「壊れる」を連想させる

【出産退職のお祝いとして避けた方がよいプレゼント】

・ベビー用品
出産は無事に生まれてくるまで何があるかわからないもの。無事に出産するという保証がないため、万が一のことを考えてベビー用品を渡すのであれば出産後が良い

・安産祈願のお守り
通常、お守りは1つしか持たないとされているため、既に退職者が持っている可能性がある
(2つ以上お守りを持つのは縁起が悪いといわれている)

・香りのある化粧品やボディケア用品
人によっては、妊娠すると嗅覚が変わったりつわりで匂いに敏感になることも。

【目上の方に避けた方がよいプレゼント】

・文房具やビジネスバッグ、時計
ビジネスアイテムとして使えるものは「これからも更に勤勉に働いてほしい」という意味が込められているため、目上の方へのプレゼントとしては適していない

・現金
「今後の生活の足しにしてほしい」という意味が込められるとともに、プレゼント選びを放棄したと捉えられる

こうして挙げてみると意外とたくさんあり、「えっ、これもプレゼントにはふさわしくないの?」というようなアイテムがあったのではないでしょうか?
しかしながら、プレゼントとしてふさわしくないとされているアイテムも、相手からすると“欲しいもの”かもしれません。
例えば刃物。一般的に「切れる」を連想させたり、そもそも職場に刃物を持ち込むのが危険ということで、避けたほうがよいプレゼントとされている一方、古くから「災いを断ち切る」「幸運・未来を切り拓く」縁起の良いアイテムともいわれています。
また、魔除けとしてプレゼントする人も多いことから、一概にふさわしくないプレゼントとはいえないようです。

以上、退職祝いのプレゼントについて、おすすめのプレゼントや避けた方がよいプレゼントについてお話ししました。
ぜひ、相手にピッタリの素敵なプレゼント選びにお役立てください。


ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数