新しい社員への仕事の教え方

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わかりやすく説明する

会社員を続けていると、新入社員や転職者など新しく入ってきた社員に対して仕事を教える機会に遭遇することがあります。
新入社員の後輩に仕事を教える時は、それほど大きなプレッシャーを感じないでしょうが、年齢が自分より上の人や上司として新しく入った人に仕事の指導をする場合は、自分の教え方によってその人の将来が変わる可能性があることを考えると緊張するものです。そのため、教え方は重要です。

教えようとしている仕事の経験がまったくない人に対しては、3つのステップで進めていくといいでしょう。

1つ目は、口頭説明です。

マニュアルがあればそれを見ながら説明してもいいですし、作成すべき書類の書き方を教える場合は過去に作成した書類を実際に見せながら説明するのもいいでしょう。
大切なポイントは、仕事の目的と全体像がわかるように説明することです。
また、未経験者でもわかりやすいように、専門用語の使用は避け、理解しているかどうかを確認しながら教えることもポイントです。教えてもらう側は、メモを取るなど積極的に理解しようとする姿勢と工夫が求められます。

模範を見せる

仕事を教えるステップの1つ目である言葉での説明を終えたら、2つ目のステップに移ります。

2つ目は、模範を見せる、です。

百聞は一見にしかず、ということわざがありますが、口頭での説明だけで、仕事ができるようになるのは難しいケースも多いです。
簡単な仕事であれば、口頭説明だけでマニュアルを見返しながら自力でやってください、とするやり方でも通用しますが、複数の作業工程に分かれている仕事や、他部門や他の同僚との連携が必要な仕事、顧客との予想できないやりとりとその対処を含む仕事等の場合は、実際の仕事がどんなものかを口頭説明だけでイメージし理解するのは至難の技でしょう。
そのため、まず自分自身でやって見せるか、他の人が仕事をしている姿を観察させることが2つ目のステップになるのです。

このステップにおいては、教える方は、口頭で説明した内容と現実の仕事の場面とが結びつくように捕捉説明をすることが中心になります。
このステップの目標は、教えられる側が、具体的な仕事のイメージを作り上げることです。教えられる側のイメージづくりをサポートするつもりで指導すればいいでしょう。

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実際にやってもらってフォローする

新しい社員に仕事を教える3つ目のステップは、実際にやってもらってフォローすることです。

2つ目のステップで、仕事のイメージは出来上がっているはずですから、あとは実際にやってみることが仕事を覚える近道となります。
教える側は、いきなり仕事をしてもらうことによる問題点を事前にチェックし、トラブルに繋がらないような仕事のさせ方で行う必要があります。
例えば、失敗した場合に、本人もしくは周りの社員に物理的・心理的なダメージが残らない範囲のトライになるよう考慮することや、失敗してもやり直しがきく範囲でまずはやってもらうなどの配慮をした上で、やってもらう仕事内容を決めるのです。

大切なことは、教えてもらう本人が、これならできると感じ、やる気を持って仕事に臨めるようにもっていくことです。教える側としては大変ですが、教え方が上手くなれば、新しい社員が早く戦力化し、自分の職場のチーム力や自分の教え方に対する評価があがるなどのメリットがあります。
教える立場になった時は、3つのステップを意識してやってみることをお勧めします。

ハタラクティブは仕事を探している人の味方ですが、求人側である企業の味方でもあります。新入社員や転職者のレベルが高ければ、教える側の負担も減るため、企業は求める人材の要望をハタラクティブに伝えています。仕事を探す場合は、企業側がどんな人材を求めているかを知ることが重要ですが、ハタラクティブではそのような情報も提供しています。

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