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既卒は就職できない?原因と内定獲得のための6つのポイント
更新日
この記事のまとめ
- 既卒で「就職できない」と感じる場合は自己分析を徹底しよう
- 「就職できない」と悩んでいる既卒者は、バイトを優先し過ぎている可能性がある
- 「就職できない」と感じている既卒者は、「既卒歓迎の求人」に応募しよう
- 既卒から活躍しやすい職種には、事務や営業職などがある
- 既卒からの就職活動はプロの力を借りて進めると内定獲得までの距離が縮まる傾向にある
「既卒は就職できない?」「自分に合う仕事は見つかるのか」とお悩みの方もいるでしょう。既卒からの就職に必要なポイントを押さえることで、自分に合った仕事に就くことは可能です。このコラムでは、既卒からの就活で内定を勝ち取るためのコツや、職歴なしから就職を目指しやすい仕事について紹介します。就職できない場合に見られがちな傾向を理解し、就活を成功させましょう。
既卒は就職できない?
正社員経験がない既卒の方も、やる気やポテンシャル次第で内定を得られる可能性があります。人材を募集している企業のなかには、若手を積極採用するために「既卒歓迎求人」を出している会社もあるため、特に20代の既卒者はチャンスが多いでしょう。
ただし、既卒からの就職活動は、新卒者に比べて難しい側面もあります。既卒者は、面接官に「なぜ新卒で内定がもらえなかったのか」「仕事に真剣に取り組む姿勢がないのでは」といった懸念を抱かれる恐れがあるためです。選考によっては、即戦力となり得る求職者がライバルになることもあるため、職歴がない既卒の方にとっては就職が難しい場合もあるでしょう。
既卒の就職率は新卒よりも低い
「既卒が就職できない」と不安を感じる要因の一つとして、既卒者の就職率が新卒者のものよりも低いことが挙げられます。厚生労働省が発表している「令和5年 雇用動向調査結果の概要」によると、2024年に一般労働者として新たに入職した人数の内訳は、下記のとおりです。
区分 | 人数 |
---|---|
転職入職者数 | 317万8,400人 |
未就業入職者数(新規学卒者以外既卒含む) | 131万8,900人 |
未就業入職者数(新規学卒者数) | 95万4,200人 |
参照:厚生労働省 「令和5年 雇用動向調査結果の概要(p.11)」
パートタイムを除いた常用労働者で、2023年の転職入職者数317万8,400人のうち、未就業入職者数は131万8,900人でした。うち、新卒者は95万4,200人です。未就業入職者全体から新規学卒者の人数を引いて計算すると、既卒の入職者数は36万4,700人ということになります。新卒の未就業入職者数と比較すると、少ないことが分かるでしょう。
しかし、既卒者には社会人経験がない分、ポテンシャルを重視してもらえたり、自分のペースでじっくりと会社選びがしやすかったりするといったメリットも。既卒であることを不利に捉えず、自分の強みを最大限に活かして就活を成功させましょう。
参照元
厚生労働省
令和5年 雇用動向調査結果の概要
そもそも既卒の定義とは?
既卒とは、学校を卒業してから正社員で働いた経験がなく、高校・大学・短大・専門学校のいずれかを卒業したあと一度も正社員として働いたことがない人のことを指すのが一般的です。
また、似たようなワードに「第二新卒」があります。第二新卒とは、学校卒業後に新卒として就職したものの、1〜3年以内に離職し、現在求職中の人です。就職経験がない「既卒」と就職経験がある「第二新卒」は異なるので、混同しないよう注意しましょう。
既卒として就職できないのはいつから?
一般的に、企業が募集する求人の「既卒枠」で応募できるのは学校卒業後3年以内までといわれています。しかし、明確な定義はなく、どこまでを既卒者とするかは会社によって判断が異なるようです。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「企業の多様な採用に関する調査」によると、「新規大卒採用において何年前までの既卒者を対象とするか」という調査をした結果は、下記のようになっています(単位は%)。
引用:労働政策研究・研修機構(JILPT)「調査シリーズNo.179『企業の多様な採用に関する調査』(p.34)」
既卒者を対象としていない企業と無回答・非該当を除き、「3年程度」とする企業が17.2%と最も多いものの、3%ほどの企業は卒業後5年以上の既卒者も採用対象としているようです。「就職できるか不安」という場合は、既卒者採用実績のある会社を選んで応募するのも一つの手といえます。
参照元
労働政策研究・研修機構(JILPT)
調査シリーズNo.179 企業の多様な採用に関する調査
既卒が就職できないといわれている理由
「既卒の方が新卒者に比べて就職が難しい」といわれている理由の一つは、「社会人経験がないことにネガティブな印象をもたれやすいため」です。
以下2つの例は、必ず当てはまるわけではなく既卒の方に対するイメージの例なので、ぜひ自分と照らし合わせながら参考にしてみてください。
「すぐに辞めてしまう」と思われがち
既卒の方は、採用担当者から「採用してもすぐに辞めるのでは」と思われやすいようです。既卒になった理由は人によりますが、「新卒での就活を真面目にしなかった」「自分のやりたいことが見つからなかった」といった理由も挙げられます。そのため、既卒者は「自己分析ができていない」「採用してもすぐに辞めてしまう」と思われることがあるようです。
既卒の期間がマイナスイメージになる
学校卒業から今までの空白期間がマイナスイメージにつながり、就職しにくい場合も考えられます。空白期間が長くなると、企業からは「就職活動やバイトなど何もしていなかったのか」と思われかねません。特に、既卒期間が長いほど、就業意欲があるかどうかをしっかり伝えることが大切です。
面接時は、「既卒の期間にどのような実のある経験をして、どのように感じた結果就職活動に踏み切ることにしたのか」を、明確に説明できるようにしておきましょう。
既卒で就職できない場合の特徴
なかなか内定をもらえない状況が続くと、徐々に就職に対するモチベーションが下がることもあるでしょう。ここでは、「既卒からの就職が厳しい」と感じる場合に見られがちな傾向を紹介するので、自分が当てはまっていないか、チェックしてみてください。
就活の行動量が足りていない
既卒からの就活では、自己分析や企業研究といった選考対策が少ないと、内定獲得のハードルが高く感じられるでしょう。特に自己分析は必須の作業といえます。自分を理解していないと、自分に向いている働き方や会社に求める軸を具体化するのが難しくなるからです。
そのあとに、自己分析の結果と照らし合わせながら企業研究も行い、積極的に求人にエントリーしたり説明会参加に臨むのがおすすめ。既卒の場合の就活は、「早く・積極的に活動すること」が大切といえます。
既卒になった理由を説明できない
既卒になった理由を説明できないのも、採用担当者からのマイナスイメージにつながる可能性があります。
既卒の方が面接を受けると、「なぜ新卒で就職しなかったのか」「空白期間に何をしていたのか」といった内容を面接官に聞かれる場合があるでしょう。面接で既卒になった明確な理由を説明できないと、「採用したい」と思わせられず、内定につながらない可能性があります。
前述したように、「今まで何をしていたのか」を自己分析をして、スムーズに明るく答えられるように準備をしておくのが重要です。
大手企業や中途採用枠ばかり受けている
就活中の方のなかには、大手企業の求人に集中して応募している人もいるでしょう。そのような場合、既卒採用率の高い中小企業も視野に入れて積極的に受けるのもおすすめです。求人情報は網羅的に閲覧してみて、選択肢を広げることでより自分に合った会社を見つけやすくなるでしょう。
また、厚生労働省の「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~『青少年雇用機会確保指針』が改正されました~(p.5)」によって、「卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で採用すること」という指針が発表されました。そのため、既卒の方を新卒枠で受け入れている会社にも注目して就活を進めるのも有効な方法です。
参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!
バイトを優先して就活する時間を作れていない
既卒からの就職が難しい場合、そもそも就活をするための時間を作れていないことが考えられます。生活費を稼ぐためにはバイトが必要ですが、就活期間中もバイトを優先すると、「いつまで経っても就職に対して本腰を入れられないまま」といった状況になりかねません。就活とバイトの時間の割り合いや生活費などを見直してみましょう。
就活とバイトの両立方法は、「就活とバイトの両立ってできるの?その方法とは?」のコラムをぜひ参考にしてみてください。
面接に慣れておらずコミュニケーションが取れていない
不採用が続いている場合、就職できない理由は「慣れない面接の場に緊張して実力を発揮できていない」ことである可能性があります。面接官は、求職者の熱意や将来性を判断すると同時に、コミュニケーション能力も評価する傾向があるようです。コミュニケーション能力とは、下記のような力を指します。
- ・自分の意思を相手に正確に伝えられる力
- ・相手の伝えたいことを読み取る力
面接をとおして「コミュニケーション能力が低い」と思われると、内定をもらえる確率は下がりやすくなるようです。反対に、コミュニケーション能力があると認められれば、既卒から就職できる確率が上がるでしょう。限られた時間のなかでコミュニケーション能力を発揮し、自分の熱意や可能性を伝えきれていたかどうかをぜひ振り返ってみてください。
志望動機が曖昧
志望動機は企業に熱意や意欲をアピールする重要な貴重な機会です。しかし、なかなか就職できない場合は、志望動機が曖昧な可能性があります。志望動機が具体的でなければ企業側に熱意が伝わりにくいため、書類選考や面接通過率は低くなる傾向にあるでしょう。志望動機に重要なポイントは、下記の3つです。
- ・企業のどこに魅力を感じたのかを明確にする
- ・魅力を感じた根拠を具体的なエピソードとともに伝える
- ・入社後のキャリアプランを盛り込む
この3つの観点から面接官にしっかり伝えることを意識して、志望動機を考えましょう。
結論として「企業のどこに魅力を感じたのか」を端的に伝え、そのあとに、「自分が仕事選びの軸として大切にしている価値観」と「魅力に感じたポイント」を具体的なエピソードとともににつなげます。最後に、自分の強みやスキルを活かせる将来像や挑戦したいことを伝えられると、企業も今後一緒に働くことをイメージしやすいでしょう。
志望動機を練り直す際には、「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
就活を自分一人で頑張ろうとしている
就活を自分一人で頑張ろうとした結果、客観的なフィードバックが足りず、課題が不透明化する場合もあるようです。一人で何でもやろうとすると、内定獲得まで効率的に就活を進めることが難しい場合もあるでしょう。具体的には、以下のような状況になることが考えられます。
- ・効率的に求人検索ができていない
- ・既卒の履歴書の書き方や面接での受け答えが分からない
- ・自分1人で頑張っても情報不足になる
- ・自己分析、企業分析が不十分
就職できない状況に一人で悩んでいるのであれば、第三者の力を借りてこれらの問題を解決することが大切。既卒に詳しい就職支援機関や就職エージェントに登録して支援を受けるのも、就活を成功させるためおすすめの方法です。これらの就職支援サービスの力を借りれば、求人紹介のほかに書類の添削や面接対策のサポートを受けながら効果的な就職活動に取り組めます。
職歴なしから応募しやすいおすすめの職種
ここでは、「職歴なし」「未経験」の既卒の方が就職を目指しやすい職種をご紹介します。「どのような仕事に向いているか分からない」方は、ぜひ参考にしてみてください。
営業職
営業職は、サービスや商品を購入してもらうために、顧客(取引先も含む)と交渉する仕事です。人と話すのが好きで、コミュニケーション能力に自信がある方に向いているでしょう。
営業職は、学歴や職歴よりもやる気や人柄を重視して採用する傾向があり、未経験歓迎の求人案件も比較的豊富です。そのため、既卒の方で「就職できない」と悩んでいる場合は、チャレンジしてみるのもおすすめ。「既卒から営業職になるにはどうすれば良いの?」のコラムでも、既卒から営業職として就職するポイントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
事務職
事務職は、書類作成やデータ入力、電話応対、営業職のサポートなどを行います。事務職のなかにも、営業事務や一般事務、医療事務などさまざまな種類があるため、自分に合った仕事を選ぶのが得策です。
事務職の具体的な仕事内容を知りたい方は、「事務員は未経験から目指せる?業務内容と求められるスキルをチェック」のコラムもぜひ一読ください。
技術職(IT系)
IT系の技術職は、各種システムの設計や作成、保守運用などを行う仕事です。IT関連は需要の高まりにより人手不足の状況が続いているため、未経験から内定を獲得しやすい傾向にあります。教育体制が整っている場合もあるため、仕事をするうえで必要な技術を一から教えてもらいながら働けるでしょう。
「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムでも、未経験者がIT業界へ挑戦しやすい理由を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
販売職
販売職は、来店したお客さまと直接対面し、商品販売をする仕事です。業務内容は幅広く、品出しや在庫管理、店内レイアウトの考案・実施などが挙げられます。
1日中立ちっぱなしになることや力仕事もあるため、接客が好きで体力には自信がある方におすすめです。空白期間に販売や接客のアルバイトをしていた場合は、アピール材料になり得るでしょう。経歴を問われないこともあるため、既卒からの就職先としておすすめできます。
既卒者が就職できない状況を脱するための6つのポイント
既卒が内定を得るためには、以下6つのポイントが大切です。ポイントを押さえて就活をすることで、就職できない現状を脱却しやすくなるでしょう。
既卒者が就職できない状況を脱するためのポイント
- とにかく行動量を増やす
- 短期離職の不安を払拭する
- 既卒歓迎の求人に応募する
- 空白期間を前向きに説明する
- 面接の練習をする
- 就職エージェントを利用する
1.とにかく行動量を増やす
「既卒で就活中だけど、なかなか内定がもらえない」と悩んでいる場合は、行動力不足を解消するのがおすすめです。今までよりも多くのエントリーシートを書いたり、もう一度自己分析をしたうえで応募したり、とにかく行動してみましょう。
また、就活セミナーに参加したり就職エージェントに登録してみるのも手です。就職できないことを嘆くのではなく、行動を起こすことが大切といえます。
2.短期離職の不安を払拭する
採用担当者が抱きがちな「すぐに離職するのでは?」といった不安を払拭することも大切です。採用担当者のなかには、既卒者に対して「採用してもすぐに辞めるのではないか」「仕事に真面目に取り組めるだろうか」といった不安をもっている場合も考えられます。面接官側の不安を払拭するには、自己分析と業界分析をしっかりと行い、自己PRや志望動機に説得力をもたせる必要があります。
自己分析・業界分析不足だと、面接時にうまく話せなくなることも。自己分析のやり方については、「フリーターが自己分析するのは何のため?やり方が分からない方へのヒント集」を参考にしてみてください。
これまでの就職活動から問題点を明確にしよう
自己分析を行う際は、これまで内定を獲得できずにいた就活期間を振り返ることも大切です。書類選考で不採用になることが多い場合は、応募書類の見直しをしてみるのもおすすめ。面接がうまくいかない場合は、回答内容だけでなく、身だしなみや「受け答えの内容が適切だったか」などを確認する必要があります。これまでの就職活動がうまくいかなかった原因を追求し、自分の問題点を明らかにしましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
3.既卒歓迎の求人に応募する
「既卒歓迎」のワードに着目して仕事を探しましょう。既卒歓迎の求人であれば、スキルや実績よりも熱意を重視している会社が多く、空白期間があっても不利になりにくい傾向があるようです。そのため、既卒で就活をする場合は「既卒歓迎」の求人に注目してみましょう。
なお、転職者向けの求人サイトでの仕事探しは避けるのがおすすめです。選考で社会人経験者とライバルになるため、職歴のない既卒者にとっては不利な状況になることが考えられます。経験者のライバルが多い選考が続くと、未経験の既卒者は「就職できない...」と感じやすくなるため、自分に合った求人に応募するようにしましょう。
4.空白期間を前向きに説明する
既卒の空白期間をポジティブな印象に変えられるよう、面接では前向きな説明をしましょう。既卒の方が就活をする際、「なぜ新卒で就職しなかったのか」「卒業後のブランクをどう過ごしたか」という点について聞かれる可能性があるためです。
言い訳をしたり開き直ったりすると、企業からの評価は下がってしまうでしょう。大切なのは、理由を正直に話したうえで、フリーターの経験から学んだことを前向きに説明すること。資格取得や海外留学などをしていた場合は、「その経験を今後どのように応募先の会社で活かせるのか」まで具体的に伝えるのが有効です。
挫折経験をうまく使えるようにする
既卒になった理由が「新卒での就活が思うようにいかなかったから」という場合もあるでしょう。そういった挫折経験から立ち直り、再び就活に取り組んでいることは、失敗を次に活かせることのアピールにもなります。ほかにも、これまで挫折した経験がある場合は、それを逆手に取ってアピール材料にできないか考えてみましょう。
5.面接の練習をする
質問が予想される内容は自分の言葉でスムーズに答えられるよう、声に出して練習してみましょう。
スキルや経験だけでなく、面接での印象、受け答えの仕方によっても内定を獲得できる確率が変わる可能性があるからです。
「就職できない」と悩んでいる既卒者は、自信のなさが面接での声の小ささとして現れることも。面接当日は緊張することがあるので、少しでも心に余裕をもって臨めるよう、質疑応答だけでなく入室から退室までの動きもイメージしながら練習しておくと安心です。
6.就職エージェントを利用する
「自分に合う求人を知りたい」「客観的に適性を分析してほしい」という方は、就職エージェントの利用がおすすめ。就職エージェントであれば、専任のキャリアアドバイザーが求人選びから面接・採用までを一括サポートしてくれます。そのため、「一人で就活をするのが不安」「既卒は正社員になれないのでは」という場合も安心です。また、就職エージェントにしかない非公開求人もあり、自分の適性に合った求人を紹介してもらえます。既卒の方で「素早く就職したい」という場合は、ぜひ就職エージェントの利用を検討してみてください。
就職エージェントについては、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムで解説しています。
自己分析や面接対策などを一人で行うことに不安がある場合や、自分が取り組んでいることが間違っていないのか意見を聞いてみたい場合は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、既卒や第二新卒などの若年層を中心に支援を行っている就職エージェントです。自分にぴったりの求人紹介をはじめ、履歴書の書き方や面接の受け答え方など、プロのキャリアアドバイザーが丁寧にアドバイスしますので、初めて就活をする方も安心して始められます。「どのような仕事に就きたいのか分からない」という方も、カウンセリングを受けながら仕事探しを進められるので、お気軽にご利用ください。
既卒で就職できない人によくあるQ&A
最後に、既卒で就職できないとお悩みの方によくある疑問や質問をまとめました。既卒からの就活に関して疑問がある方は、参考にしてみてください。
既卒で職歴なしだと就職できない?
既卒の方で職歴がないとしても、就職は可能です。しかし、卒業から換算した空白期間が長ければ長いほど、就職するのは難しくなることも考えられます。そのため、「既卒・職歴なしでは就職できない?」と不安な場合は、一日でも早く内定獲得へ向けた行動を起こしましょう。
「職歴がなく就職できない」と悩んでいる方は「30代ニートにおすすめの就職支援サービス!職歴なしから正社員になるには」にて、就職に向けた方法やポイントを解説しているので、ぜひご覧ください。
既卒から正社員を目指せますか?
既卒から正社員は十分に目指せます。しかし、若さや柔軟性を評価してもらえるうちに行動を起こせば、正社員になれる可能性はより高まるでしょう。
また、既卒であることがマイナスに捉えられないよう、しっかりと自己アピールすることも大切です。詳しくは「既卒が正社員を目指すのは厳しいって本当?その理由や就活のコツを解説」のコラムも参考にしてみてください。
既卒が面接を受ける際のコツはありますか?
既卒の方が面接を受けるときは、採用担当者にネガティブなイメージを与えないよう注意しましょう。就職への意欲があることをうまく伝えられれば、より内定に近づきやすくなります。
「既卒の自己紹介では何を伝える?面接での回答例やポイントも解説」のコラムでは、具体的な回答例を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
既卒から公務員就職するか迷っています
既卒の方も公務員試験に合格すれば就職できます。ただし、既卒から公務員就職する場合は、自分の年齢が公務員試験の受験条件に引っかからないか注意しましょう。
公務員と民間企業のどちらに就職するか迷っている方は、ぜひ若年層向け就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーからの求人紹介だけでなく、1分程度の適職診断も行えます。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。