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仕事で努力できないのはなぜ?主な原因や自分を変えるための方法を解説!
更新日

この記事のまとめ
- 「仕事で努力ができない=甘え」ではない
- 自分に合った目標がなかったり努力に消極的だったりすると、仕事で努力できない場合がある
- 「目標を書き出す」「5分努力してみる」などの行動で、努力できない状況が改善することも
- 仕事で努力できるようになると、困難に立ち向かう力や自己肯定感が得られる可能性がある
- 仕事で努力できない現状を変えるには、自分を責め過ぎずに少しずつ行動に移すことが大切
仕事で努力ができないと、「なぜできないのか」「甘えている」とつい自分自身を責めてしまいがちです。しかし、仕事で努力ができないのは甘えではなく、努力の仕方を知らないことが原因の場合もあります。
このコラムでは、仕事で努力ができないときの主な原因や、7つの解決策についてご紹介。また、無理なく自分を変えるために注意しておきたいポイントもまとめました。自分を責めるのではなく、どうしたら状況を改善できるかについて、このコラムを参考に考えてみましょう。
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「仕事で努力ができない…」と悩むのは甘え?
仕事で努力できないことが続き、「自分は甘えている」と悩んでしまう方もいるかもしれません。しかし、努力ができないことの裏には、「努力の方法を知らない」「今の環境が合っていない」など、さまざまな要因が考えられます。自分を追い込まず、まずは客観的に現状を確認してみましょう。
「仕事で努力ができない」と感じることは甘えではない
「仕事で努力ができない」と感じることは、甘えとはいい切れません。なぜなら、その人自身の適性や置かれている環境などによって、努力のしやすさは大きく異なるためです。
コツコツ努力することが苦手だったり今の環境が自分に合っていなかったりすると、「頑張ろう」と思っても努力できない可能性があります。
また、自分にとって適切な努力の仕方が分からないと、仕事で成長するのに時間が掛かってしまうことも。誰もが自分にとって最適な環境ややり方で仕事をできているとは限らないため、一概に「甘え」と判断してしまうのは危険といえます。
努力する力は今から身につけられる!
努力する力は、年齢に関わらず身につけられる可能性があります。「自分は努力できない」と感じているのは、努力ができないのではなく、努力の仕方を知らないことが理由のことも。その場合、正しい努力の仕方を身につけることで、徐々に努力することが苦ではなくなる可能性があります。
「仕事で努力できない」「努力できない自分は人生終わりなのでは…」と悲観せず、積極的に状況の改善に向け行動することがおすすめです。このコラムでは努力できない自分を変えるための解決策や、努力することのメリットを解説しています。ぜひ読み進めてみてください。
仕事で努力できない原因が不明なときに陥りがちなこと
この項目では、努力できない原因が不明なときに陥りやすい状態を紹介します。当てはまるものがないか、今の自分の状況と照らし合わせながら確認してみてください。
自己肯定感が低くなる
仕事で努力できない原因が分からないままだと、自己肯定感が低くなってしまうことが考えられます。なぜなら、努力できない状態が続くことで、「なぜ自分は努力できないのだろう」「努力できない自分が嫌い」とマイナス思考に陥りやすくなるためです。
また、物事がうまく進まないときに、「努力しなくてはいけないのにできない」と焦りを感じたり、「自分に責任があるのでは」と自分を責めてしまったりすることも。「どうせ努力が続かない」と感じ、結果的に新しいことへチャレンジする意欲がなくなってしまうリスクも予想されます。
自分の目標や夢が叶えられない
自分の目標や夢が叶えられない可能性があることも、仕事で努力できないときに陥りかねない状態の一つ。仕事上の目標や夢の例としては、「××の資格を取ってキャリアアップしたい」「プロジェクトリーダーになりたい」などが挙げられるでしょう。
しかし、努力が続かないと、資格取得に向けた勉強が進まなかったり、プロジェクトリーダーになるための実務経験が思うように積めなかったりすることも。努力できない原因が分からないため改善方法が見つからず、結果的に仕事上の目標や夢が遠のいてしまう恐れがあります。
チャンスを活かせず後悔してしまう
原因が分からないまま仕事で努力できない状態が続くと、仕事でのチャンスを活かせず後悔してしまうこともあるでしょう。たとえば、「社内公募に興味があったが経験やスキルが足りず挑戦できなかった」「仕事に役立つ資格を取っておらず希望の転職ができなかった」などが考えられます。
キャリアアップやスキルアップ、転職といったチャンスは、いつ訪れるか分かりません。「積極的に経験を積めばよかった」「あのとき資格を取っておけばよかった」と後悔するリスクをできるだけ減らすためには、今できることに精一杯取り組む努力も必要といえます。
仕事で努力できない原因を探ってみよう
仕事で努力できない原因を探ってみることが、現状を変えるための第一歩といえます。ここでは、仕事で努力ができないときの主な原因をご紹介。「なぜ努力できないのか」と悩んでいる方は、原因を探るための参考にしてみてください。
仕事で努力できない原因を探ってみよう
- 自分に合った目標を立てられていない
- 努力することに対して消極的になっている
- モチベーションが続かない
自分に合った目標を立てられていない
自分に合った目標を立てられていないことが、仕事で努力できない原因の可能性があります。自分に合った目標を立てられていない例として、以下が挙げられます。
- ・目標が明確ではない
- ・完璧主義で過剰に目標を高く設定している
明確な目標を立てられていないと、するべきことや今後の方向性が明確になりません。また、完璧主義で自分の現状に見合っていない高い目標を立てると、目標を達成するまでの道のりが長くなってしまうでしょう。難易度の高さから途中で挫折してしまい、努力が継続できない可能性があります。
努力することに対して消極的になっている
努力することそのものに対する消極的な姿勢が、努力が続かない原因になっていることも考えられます。
- ・努力する必要性を感じない
- ・自分に自信がなく「どうせ失敗する」と思ってしまう
- ・過去に努力が成果につながらなかったことがある
- ・努力を継続することを面倒に感じてしまう
- ・努力することを必要以上に難しくとらえている
「努力しても意味がない」「どうせ失敗する」といったネガティブな考えを抱いていると、前向きに努力する気持ちになれないことも。過去に努力が報われなかった経験があるために、臆病になってしまっている場合もあるでしょう。
また、努力に対して面倒くささやハードルの高さを感じていると、目標をもって行動を起こす気になれない可能性が考えられます。
モチベーションが続かない
努力を継続するには、モチベーションを保つことも大切です。しかし、以下の理由からモチベーションが保てず、結果として努力が続かない状態に陥っている場合もあります。
- ・今の仕事がやりたいことではない
- ・職場や労働環境が自分に合っていない
- ・物事にすぐ飽きたりほかに興味が湧いたりしてしまう
- ・コツコツ努力することに苦手意識がある
今の仕事がやりたいことではないと、努力すること自体の意欲が湧かなかったり、努力した先のキャリアや将来の姿に興味や関心を引かれなかったりすることも。また、「今の職場の雰囲気が自分に合っていない」「不規則なシフト制が体に合わない」など、職場や労働環境とのミスマッチがモチベーション低下につながる可能性もあります。
上記のような理由から仕事に前向きになれないと、努力することが難しく感じる恐れがあるでしょう。
また、好奇心旺盛でさまざまな物事に興味をもったり、コツコツと物事に取り組むことが苦手だったりと、努力を続けることが苦手という場合もあるでしょう。
努力が続かない理由は人それぞれです。まずは、自分自身の気持ちとしっかり向き合い、「△△が原因かもしれない」という可能性を考えてみましょう。原因を探ったあとは、次の項で自分に合った解決策を見い出します。
「努力をサボってしまうのはなぜ?」「サボり癖をなおしたい」という方は、「サボり癖の直し方は?原因や改善策を紹介」のコラムもご覧ください。
仕事で努力できない自分を変えるための解決策
仕事で努力ができないと感じている場合、努力が続かない原因を突き止めたうえで、自分に合った解決策を試すことが大切です。「簡単にできることをやってみる」「仲間と努力する環境をつくる」など、解決方法は複数あります。この項を参考に、自分が実践しやすい努力の方法を見つけてみましょう。
仕事で努力できない自分を変えるための解決策
1.自分の目標や夢を具体的に書き出す
自分の目標や夢を具体的に書き出すことで、努力の方向性が明確になる可能性があります。やりたいことがあるにも関わらず努力ができないのは、目標や夢のイメージが具体的に描けておらず、達成までの道のりが明確になっていないことが原因の場合もあるでしょう。
一口に「キャリアアップしたい」といっても、キャリアアップを目指す理由は一人ひとり異なります。たとえば、「仕事で自己実現するため」「収入をより増やして生活を安定させるため」などがあるでしょう。
また、「管理職としてマネジメントに携わりたい」「より難易度の高い資格をとって仕事の幅を広げたい」というように、どのようにキャリアアップを目指すのかも明確にする必要があります。「仕事で何を実現したいのか」「どう働きたいのか」を紙に書いたりパソコンで打ち出したりして、目標や夢を突き詰めて考えてみましょう。
努力を継続するための目標の立て方
努力を継続するために、以下を参考に自分なりの目標を立ててみましょう。
- 1.自分の将来について考え、目標を立てる
- 2.目標達成に向けやることを洗い出し、いくつかの段階に分ける
- 3.段階ごとに向けいつまでに何をするかを考える
- 4.小さなことから行動してみる
目標や夢を明確にすることで、達成までの道のりもイメージしやすくなるといえます。たとえば、「4年後までにエリアマネージャーになりたい」という目標を設定した場合、「1年後までに店舗経営の知識を身につける」「2年後までに店長になる」など、最終的な目標に至るまでの筋道を立てることが可能です。
大きな目標だけではどうしても難易度が高く感じてしまい、努力が継続できなかったり挫折してしまったりすることも。スモールステップで少しずつ目標に向け行動することで、無理なく努力できる可能性があります。
2.一旦5分だけ努力してみる
まずは5分だけ努力してみることも、努力を継続するために有効な方法の一つといえます。飽きっぽかったり興味がほかに移りやすかったりする性格の場合、いきなり30分や1時間など長時間(?)努力を続けようとしても、うまくいかないことも。「今だけ頑張る」「まずはこれだけ」とメリハリをつけて仕事に取り組むことで、徐々に努力することへの抵抗感を軽くできる可能性があります。
また、5分努力することに慣れてきたら、10分、15分と時間を延ばしてみるのもおすすめです。少しずつ時間を延ばすことで、時間は掛かっても結果的に長時間努力できるようになる可能性があります。
3.行動を連鎖させてみる
「△△をしたら□□をする」のように、行動を連鎖させてみましょう。たとえば「毎日筋トレを続けたい」という目標があるとしたら、「起きたらまず腹筋をする」「入浴後はストレッチと腕立て伏せをする」というように連鎖させる方法です。日々のルーティンに目標のための行動を組み込むことで、「目標に向け行動しなくては」という焦りを感じず、自然に習慣化できる可能性があるでしょう。
4.努力できたらご褒美を設定する
努力ができたら、自分にご褒美を設定してみましょう。対価が励みとなり、努力を続けられる可能性があります。
ご褒美の内容は、自分が嬉しいと感じるものなら何でも構いません。ご褒美を決めてモチベーションを保ちましょう。
5.集中できる環境を整える
努力するためには、集中できる環境を整えることも大切です。デスクの散らかりや周囲の話し声だけでも気が散ってしまい、集中できないことも考えられます。デスクを整理してみたり、仕事中の私語を抑えてもらうように対応してもらったりしましょう。
また、リモートワークの場合は普段の生活スペースと仕事のスペースを分けたり、身体への負担を軽減するためにパソコンスタンドや疲れにくい椅子などを用意したりするのも効果的といえます。
ただし、環境改善のためにできることは限られている場合も。まずはできることから試してみて、どうしても集中力が続かないと感じたら、転職を考えるのも手といえます。
体や心の状態を万全にすることも重要
体や心の状態が万全であることも、集中力を高めて努力するために大切な要素の一つ。たとえば、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド 2023」によると、睡眠不足による悪影響として、「日中の眠気や疲労」「頭痛等の心身愁訴の増加、情動不安定、注意力や判断力の低下に関連する作業効率の低下」などが挙げられています。
また、同じく厚生労働省の「こころの健康気づきのヒント集」によると、仕事のストレスも「意欲や集中力の低下」や「イライラ感」「不安感」「緊張感」といった症状につながるとされています。
忙しいからと睡眠を疎かにしたり、ストレスが溜まっている状況を放置したりすると、かえって仕事に集中できなくなる恐れも。「集中力がなく努力が続かない…」という方は、「規則正しい睡眠をとる」「定期的にリフレッシュする」などの対策をとり、体や心の状態を万全にすることも試してみてください。
参照元
厚生労働省
睡眠対策
こころの健康気づきのヒント集
6.一緒に努力できる仲間を見つける
一緒に努力できる職場の仲間を見つけることで、努力できない状況を変えられる可能性があります。一人だと気が緩んでしまったり途中で気持ちが折れてしまったりして、努力を継続できない場合もあるでしょう。
しかし、一緒に努力する仲間がいれば、お互いに支え合うことが可能です。刺激を与えあったり悩みを共有しあうなかで、「負けられない」「一緒に頑張りたい」という気持ちになり、努力できるようになる可能性があります。
努力の仕方を指導してくれる人の力を借りるのも手
努力の仕方を指導してくれるコーチやメンター(仕事や人生における指導者、助言者)に頼るのも、方法の一つでしょう。「やるべきことは分かっているのに努力が続かない」という場合、自分に合った努力の方法が分かっていない場合も。職場の上司や先輩にコーチやメンターをお願いすることで、客観的な視点から自分に合った努力の方法を教えてもらえる可能性があります。
メンターについて詳しく知りたい方は「メンターとは?制度や選ばれたときの対応ポイントを紹介!」を参考にしてみてください。
7.努力することを楽しむ
努力することを楽しんでみることも、解決策の一つです。「努力しなければ」と考え過ぎたり「努力は苦しいものだ」という先入観があったりすると、抵抗感が強まり努力できない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。
仕事で努力することを楽しむためには、努力を「できなかったことができるようになる」「自分のスキルを伸ばせる」とポジティブにとらえ、前向きに取り組むように意識してみてください。ゲーム感覚で「×時までに資料を作成して提出したらクリア」と目標を立てたり、「この仕事ができるようになればレベルアップできる」ととらえたりすることで、努力に対して前向きになれる可能性があります。
努力してもどうしても仕事が楽しくない場合の切り替え方については、「仕事が面白くないのは当たり前?辞めたいと感じる理由や対処法もご紹介!」もあわせてご覧ください。
自分に合った努力の方法を探ってみよう
努力できない状況を変えるには、自分に合った努力の方法を見つけることが重要です。この項では7つの解決策を紹介しているものの、努力が続かない理由や仕事に対する考え方、性格など、一人ひとりの特性によって「合う」「合わない」があるでしょう。
そのため、解決策は一つだけ試すのではなく、順番にさまざまな方法に取り組んでみるのがおすすめです。複数の方法を試したうえで、自分に一番合っていると感じた解決策を選んでみましょう。自分に合う方法を選ぶことで、効率的に努力する習慣が身についたり、途中で挫折せずに継続できたりする可能性があります。
「仕事に集中できない原因はストレス?集中力を高めるための対策法を紹介!」のコラムでは、仕事に集中できない場合の対処法をご紹介。努力が続かない場合の解決策のヒントになる可能性があるので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
仕事で努力できるようになるメリット
仕事で努力できるようになるメリットとして、「困難に立ち向かう力がつく」「自信につながる」ことが挙げられます。これらは、前向きに仕事を続けていくうえで大切な要素といえるでしょう。
この項ではそれぞれのメリットについて詳しく解説するので、「努力できるようになると何が良いの?」とお考えの方はぜひご覧ください。
仕事の困難に立ち向かう力がつく
仕事の困難に立ち向かう力がつくことが、努力できるようになるメリットの一つといえます。難易度の高い仕事や今までやったことのない業務に取り掛かるときなど、仕事で困難を感じる場面もあるでしょう。そのような場合も努力を継続できれば、対応力や忍耐力などが身につきます。
一方、困難な状況で努力できないと、諦め癖がついてしまったり、同じように難しい状況に直面した際にうまく対応できなかったりする場合も。難易度の高い仕事に携わる機会を逃してしまう可能性があるため、結果的にスキルアップやキャリアアップにも影響を及ぼしかねないでしょう。
自分自身の大きな自信や強みにつながる
努力できるようになることは、自分自身の大きな自信や強みにつながるメリットも考えられます。たとえ良い結果が得られなくても、「難しい仕事にも挑戦し続けた」「諦めなかった」という経験があることで、自己肯定感を高められる可能性があるでしょう。
また、継続して努力する姿勢やコツコツと物事に向き合う力は、キャリアアップや転職活動といった場面での強みになり得ます。仕事では経験や専門的なスキルだけでなく、継続力や忍耐力といった基礎的な力や人柄も評価対象になるためです。努力した経験があれば、「信頼して仕事を任せられる」と評価してもらえる可能性があるでしょう。
努力できる継続力や忍耐力など、業界や職種に関わらず求められる能力をポータブルスキルといいます。ポータブルスキルの重要性や種類については、「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」のコラムを参考にしてみてください。
仕事で努力できない自分を変えるために注意したいこと
努力できないからと無理をしたり、自分を責めたりすることは良くありません。前向きな気持ちで努力できるようになるためにも、自分を追い詰め過ぎずに取り組むことが重要です。
努力ができないことを責め過ぎない
「努力できない自分が嫌い」「人と比べて自分はなぜ努力できないのか」などと、自分を責めることは避けましょう。必要以上に自分を追い込んでしまうと、努力へのハードルが高くなり過ぎてしまったり、前向きに努力できなくなってしまったりすることも。結果として、ますます努力が続かない状況に陥ってしまう恐れがあります。
目標や夢を叶えたいにも関わらず理想の自分に近づけていないと、「自分は努力できていない」「努力が足りない」と感じることもあるでしょう。しかし、大切なことは、できたことや成長したことに目を向けることです。「今日はこれくらい頑張った」と自分を認めて、褒めてあげる姿勢を意識してみましょう。
他人と自分を比べないことが大切
他人と自分を比べるのは、努力できない状況を改善するうえで避けるべきといえます。努力するために必要なエネルギーや努力の方法は一人ひとり異なるため、他人と自分の努力は比較できるものではありません。目に見える部分を比較しようとすると、自分なりに努力したことを受け入れられず、マイナス思考に陥ってしまうこともあるでしょう。
努力できるようになるために必要なことは、自分のやり方やテンポ感で努力の習慣を身につけていくことです。周囲のことは気にしないように意識し、過去の自分と比べるようにしましょう。
同僚や上司の助けを借りる
必要に応じて職場の同僚や上司の力を借りることも、仕事で無理なく努力する習慣を身につけるために大切なことです。「努力する=すべて自分で背負う」ということではありません。ToDoリストを作成したり締め切りをカレンダーに書き込んだりして仕事の状況を整理し、「この仕事は難しい」「今はできないかもしれない」と感じたら、抱え込まずに頼ることが大切です。
無理はしない
努力ができない自分を変えたいからといって、過剰な無理をするのは逆効果です。場合によっては、努力を継続することで効果を発揮したり、達成できたりするものもあるでしょう。しかし、無理をすることでストレスが溜まってしまうと、心身の不調につながる恐れもあります。
努力が続かない理由として、すべての仕事に対して同じように努力しようとした結果、キャパオーバーになってしまっていることも考えられるでしょう。「今はこの仕事に集中する」というように努力の対象を決め、適度なバランスを保つことを意識してみてください。
努力がすぐに結果につながるとは限らない
努力をしたからといって、すぐに結果につながるとは限りません。たとえば、資格の取得を考えている場合、取得するにはまとまった勉強時間が必要です。すぐに勉強内容すべてを覚えられたり資格を取得できたりするわけではなく、根気よく勉強を続けなくてはいけません。
そのため、「努力ができない自分を変えたい」と行動を起こす場合、すぐに最終目標に近づこうと考えるのは避けましょう。上記の例なら、まずは「1日30分の勉強を継続する」「テキストの×ページまで覚える」など小さな目標をこなし、地道に努力を続けることが大切です。少しずつ行動を積み重ねることで、最終目標に近づけるでしょう。
「今の仕事で努力できない」と感じるなら転職するのも手
「解決策を試しても努力できない」「今の仕事は向いていない」と感じる場合、転職を考えるのも手です。仕事・職場への適性や興味関心がないことが努力できない理由だった場合、自分の努力だけでは解決が難しいもの。自分自身の適性を活かせる環境に飛び込むことで、前向きに仕事に取り組めるようになる可能性があります。
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仕事で努力できない悩みに関するQ&A
ここでは、努力できない原因に関するさまざまな疑問について、Q&A方式で解決していきます。努力できずに悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
仕事で努力できない自分が嫌いです…どうすれば良いですか?
まずは、身近な目標を立ててみましょう。「×時までに△△のタスクを終わらせる」「資料作りを×ページまで進める」など、どんな些細なことでも構いません。
それを達成することであなたの成功体験となり、自信にもつながる可能性があります。また、目標とする憧れの人を見つけてみるのもおすすめ。努力するモチベーションが生まれます。詳しくは、「向上心がないのは悪いこと?対処法や向いてる仕事を解説」もぜひチェックしてみてください。
努力できないのは甘えでしょうか?
努力できないのが甘えとは一概にはいえません。
努力できない理由は、人によってさまざま。たとえば、「明確な目標がない」「仕事内容が自分に合っていない」「モチベーションがない」などがあります。そのため、努力できない理由を探してみましょう。原因が分かれば具体的な対策が取りやすくなるはずです。「仕事を頑張れないのは甘え?職場でついていけないときの原因と対処法!」では、仕事が頑張れないときの対処法について解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
努力ができないことから仕事もうまくいきません
仕事がうまくいかないときは、努力できない原因に合った解決策を試してみましょう。たとえば、自分に合った目標が立てられない場合は、自分のやりたいことやそれを達成するまでに必要な道のりを可視化し、小さな目標を立ててみる方法が有効です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。